メキシコには安い労働コストを求めて多くの日系自動車メーカーが進出しました。メキシコで生産した車をアメリカに輸出して大儲けをしていたわけです。
日系企業はメキシコに進出した際、土人のような単純労働者たちを辛抱強く一からきちんと教育し、ちゃんとモノづくりができるように育て上げました。
しかし自由貿易協定に反対するトランプはNAFTAから離脱し、国境の壁の建設費に充てるためにメキシコからの輸入品に20%の関税をかける可能性があります。
そうなると、メキシコに進出した日系企業は壊滅的ダメージを受けます。メキシコで生産した車はメキシコではあまり売れないでしょうから。
日系企業は巨額の投資をして途上国に工場を造り現地の単純労働者を教育してきました。
そしてなんとか工場を順調に稼働できるようになって数年後には、大して儲からなくなってしまうことに気づくのです。中国からは多くの日系企業が撤退しています。今後、東南アジアでも同じことが起きるのではないでしょうか。
安い労働力を求めて途上国に進出した日系企業は最後に痛い目にあうことになります。その繰り返しです。東南アジアがダメなら今度はアフリカや中東に進出でしょうか。

中産階級を破壊し一部のお金持ちと他の庶民の格差を広げるだけのグローバリズムに逆行する流れが起きている今、企業の利益のためだけに自由貿易協定に沿った経営戦略を続ける企業はこれからは痛い目に合うと思います。

これからは内需拡大の時代だと思います。輸出重視ではなく、まずは日本の内需を活性化するべきです。日本経済は元々内需に支えられてきました。それなのに今では輸出に頼る不安定経営をしている企業ばかり。。。

内需を拡大するには、日本人の生活を安定させなければなりません。安定的な雇用(正規雇用)と徹底的な少子化対策と輸入食品の規制が最も望まれます。
安定的な雇用のためには、派遣労働や期間雇用を違法とし、ピンハネするだけの派遣会社は必要ありませんから消滅させ、全ての労働者が昔のように直接雇用されれば生活は安定します。もちろん労働者の勤務態度が悪ければ企業は解雇できますが。。。
また日本人の健康を守ると同時に少子化の原因の一つの不妊を解決するには、遺伝子組み換えや農薬まみれの輸入食品を規制しモンサント社の穀物や種を輸入禁止にし、日本の農業の発展のための支援を行い、日本人は安全な日本の農作物を食べ、若者の食生活を改善させ元気に毎日を送ることができれば子供も増え日本は繁栄します。また子供手当を増額し、2人産めば毎月10万円の手当が受けられるよう大盤振る舞いをすべきです。また、女性は若いうちに子供を作り、30歳過ぎてから母親が働ける環境を作るべきです。国民が第一です。移民受け入れは日本を衰退させます。
今こそ、途上国に進出し日本の空洞化の原因を作った日系企業は日本に戻り日本を活性化すべきだと思います。
少子高齢化の日本では内需が伸び悩み利益がでないと考えている株主重視の企業経営者は根本的に考え方を変えるべきではないでしょうか。グローバリズムは自国や自国民を軽視し他国や移民を重視する政策ばかりです。それでは最終的には国が滅びます。自国を重視し、次に他国の事を考えるべきです。
新自由主義グローバリズムに襲われる前の日本では、それなりに安定した生活を維持できていました。
これからは、日本の内需拡大のために大胆な(様々な分野での)政策を実施すべきです。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/20-24.php
 

 1月26日、トランプ米大統領は、メキシコとの国境沿いに建設する壁の費用を捻出するためにメキシコからの輸入品すべてに新たに20%の関税をかける意向。米カリフォルニア州のメキシコ国境で25日撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)

 トランプ米大統領は、メキシコとの国境沿いに建設する壁の費用を捻出するためメキシコからの輸入品に新たに20%の関税をかける案を検討している。スパイサー大統領報道官が26日、明らかにした。

 現時点ではこうした関税がどのように導入されるのか詳細は分かっていないが、スパイサー報道官は、トランプ大統領は議会で検討されている税制改革案の一環として導入する意向だとしている。

 報道官の説明は、下院で検討されている国境調整税に類似する部分がある。報道官は記者団に対し「輸入品に新たに20%の税を課す。これは160カ国で現在行われていることだ」とし、「米国の(現行)政策では輸出に課税し輸入に課税しておらず、不合理だが、この新たな枠組みを導入すれば壁の建設費を簡単に捻出できる」と述べた。

 ただ、ホワイトハウスはその後、国境調整税を支持しているわけではないと表明した。


http://thutmose.blog.jp/archives/67568017.html

メキシコに工場ができると、その分アメリカの工場が減った
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引用:http://diamond.jp/mwimgs/f/a/-/img_fa1530b4090cdf8ccd52245842ee3ef3112454.gif

メキシコ日本企業大爆死の可能性

トランプ大統領は選挙中にTPP交渉離脱とNAFTA(北米自由貿易協定)離脱を政策に掲げていました。
TPPについては既に離脱する方針を表明したが、NAFTAでは関係国間で熱い戦いが展開されている。
加盟国はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国だが米と加はもともと一つの国みたいなものなので、あまり影響は無かった。
最大の恩恵を受けたのはメキシコで、元々NAFTAはブラジルなど南米勢力と北米勢力がメキシコの取り合いをして誕生した。
南米南部共同市場(Mercado)はアルゼンチン,ブラジル,パラグアイ,ウルグアイの4カ国で1991年に創設されました。
のちにベネズエラ、チリ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアも加わり10カ国になり、人口では既に北米を上回っている。
1990年代に発足したEUの成功に刺激されて南米Mercadoが創設され、アメリカが孤立すると大騒ぎになってNAFTAを作った。
メキシコは南米のほうに加わる選択肢もあったが、メキシコ抜きのNAFTAはただの米加貿易に過ぎなくなる。
そこでアメリカは大盤振る舞いしてカナダからアメリカには無制限に関税なしで輸出できることにして、メキシコへの工場大移動が始まった。
米自動車メーカーのビッグ3は下請け業者も引き連れてメキシコに移動し、日本メーカーも次々とメキシコに工場進出した。
その中で全ての工場をメキシコに移転して一発勝負を狙ったのがエアバッグの『タカタ』で欠陥製品を大量に生み出した。
メキシコなんてのはマフィアが隅々まで支配している国で、資本主義や民主主義すらなく、選挙でクリーンな政治なんか訴えたら投票日まで生きていられません。

EUとNAFTAの違い

工場労働者のレベルも世界最低水準で、ゴミ箱に捨てるのが面倒だから、エアバッグの中に捨てるとかそんなレベルです。
だが何しろ人件費やコストがアメリカより安いので、企業はダメ労働者を教育したり監視カメラを山ほど設置して、工場を建てまくりました。
アメリカがNAFTAから抜けると全部用済みになってしまい、デトロイトなんてものじゃなく、国ごとゴーストタウンならぬゴースト国家になるでしょう。
ここまで反感を買った理由として、メキシコは明らかに特権を行使して、やり過ぎていたといえ、国境越えの密入国を「正当な権利」だといっていました。
例えば日本に年10万人の中国人が(観光客ではなく)密入国して低賃金労働者として住みつき、日本人より安い賃金で働いて仕事を奪っているような状況です。
加えて「日中自由貿易協定」ができて中国からどんな商品でも非課税で輸入できるようになり、残り少ない日本の工場は全部中国に移動しようとしているというのに近い。
日本の左翼政治家や言論人は『日中韓自由貿易協定』を盛んに提唱しますが、末路は必ずこうなります。
でもEUではドイツが大儲けしているが、その仕組みはドイツだけが自由貿易で他の国々は自由ではないのです。
ドイツ人やドイツ企業はEU内で自由に投資や貿易が出来るが、ギリシャやイタリアやルーマニアなんかは自由ではありません。
経済規模に応じて欧州議会や委員会での発言力が決まるので、何でもドイツに有利になるように法律を作り変えているからです。
NAFTAもこういう仕組みにすればアメリカだけが儲かるが、現状ではメキシコだけが儲かるようになっています。
そこでアメリカは離脱しようと言っているが、離脱したらメキシコは南米Mercadoに行ってしまうので、トランプは大幅改定を狙っていると言われています。

メキシコに進出した日本企業はどうなる

具体的な計画はまだ発表されていないものの、何でもメキシコ有利の「不自由貿易協定」を改めて、両国にバランスが取れる制度に改めると見られる。
つまりもアメリカからメキシコに工場を移転しても赤字になる程度に引き締め、密入国もやめさせるという事になる。
アメリカにとって重要な品目では保護貿易や関税が認められるようになり、タカタのエアバッグ工場は閉鎖されるでしょう。
トヨタは年間20万台の工場をメキシコに建設しているが、もしかしたらトランプを激怒させたのは日本の自動車メーカーかもしれない。
トヨタ、ホンダ、日産などの日本メーカーは80年代からカリフォルニアを中心に米国工場で生産してきたが、続々とメキシコに引っ越している。
コストが安いメキシコには製造業が集まり「南米の工場」になろうとしていて700社もの日本企業が進出している。
トランプはメキシコ製品をはねつけると同時に米国内の法人税を引き下げると言っていて、工場の国内回帰を促進しようとしている。