アメリカの住宅バブルは2007年の状況と似ているようです。ただ今回バブルが崩壊すると影響は当時よりも深刻のようです。アメリカは再びサブプライムローン的危機が起こるのでしょうか。
住宅バブルは他の先進国にも発生しているようです。世界同時にバブルが崩壊したなら。。。
日本の都市ではマンションが次々に建設されていますが、人口が減少しているのに完売できるとは思えないのですが。。。外国人(特に中国人)にでも売ろうと考えているのでしょうか。しかも今建設中の大量のマンションは数十年後に同時多発老朽化問題が発生します。どうするのでしょうね。

http://investmentwatchblog.com/housing-bubbles-ready-to-burst-throughout-the-us-markets-are-overheating/
(概要)
11月11日付け

アメリカ全土で住宅バブルが崩壊寸前です。

(インタビュアの)ジョシュ・シガードソンと経済アナリストのジョン・スネイソン氏によると:
FRB、銀行、米政府の政策のせいで、アメリカ全土(ラスベガスからワシントンDCまで)で住宅バブルが超巨大化しています。
桁外れの規模の不正操作が横行しており、その行きつく先は複数バブルの同時崩壊です。
CoreLogicによると、上位50の住宅市場が割高に設定されています。今年9月のCoreLogicの住宅価格指標は1年前よりも7%上昇しています。
ラスベガスの住宅価格指標は前年比で9.7%も上昇しています。
デンバーは前年比で8.4%の上昇、ロサンゼルスは前年比で7.1%の上昇です。
アメリカで上位100の住宅市場のうちの36%が割高に設定されています。
銀行は2007年の時と全く同じことを行っています。つまりCDO債務担保証券、クレジット・デフォルト・スワップ、不動産担保証券の取引が増加しているということです。また、政府、銀行、FRBの中央集権化が危険的レベルに達しています。
株式市場から急いで離れていく人々がいる一方で株価が高騰していることを喜んでいる無知な人々もいます。

米ドルはいつ崩壊してもおかしくない状況です。それなのにファンダメンタルズが一切提案されていません。米ドルは必ず崩壊します。それでも彼らはバブルを膨らませ続けています。
しかし住宅市場を全く理解していない人々は、中古住宅を購入しリフォームした後に購入価格よりも高い価格で販売している人たちについて報道しているテレビ番組を観ながら、割高になった住宅を知らずに買ってしまい全てを危険にさらしているのです。

しかし割高市場はアメリカに限ったことではありません。トロント、ロンドン、オスロ、シドニー、パースも同様に住宅市場が割高になっています。特にシドニーやサンフランシスコでは制御不能なまでに高騰しています。アイスランドでも危機が増大しています。
今こそ、人々は市場のファンダメンタルズについて自分自身を教育すべきなのです。もはや住宅を資産をして考えるべき時代ではないのです。住宅が売れたときにそれは資産になります。あまりにも多くの人々が2007年の失敗を繰り返そうとしています。しかし今回は2007年の時よりもさらに深刻な結果となるでしょう。