日銀は金融緩和を継続するそうですが、FRBや他の中央銀行は利上げを始めています。
利上げが続けば、株価が暴落し、経済が悪化し、金融が崩壊するということでしょう。
いよいよ欧米の中央銀行は金融を崩壊させても構わないと考えているのでしょうか。
今年中に金融崩壊が起きるのでしょうか。

http://beforeitsnews.com/economy/2018/02/central-banks-will-let-the-next-crash-happen-2934656.html
(概要)
2月15日付け


世界中の中央銀行はこの2、3ヵ月で発表内容をがらりと変えています。

例えば、欧州中央銀行は今年9月までに金融緩和を縮小すると言っています。また、ヨーロッパのエコノミストらは今年12月までに利上げが行われると見込んでいます。
イングランド銀行は既に利上げを開始しており、今後もさらなる利上げを行うと発表しています。
カナダ銀行も利上げを行っており、年内にさらなる利上げを行うと言っています。 
日銀は債券購入の割合を減らしています。さらに黒田総裁は長い間継続してきた金融緩和(バランスシート総額約5兆ドル)を徐々に減らしていくことを示唆しています(私:今日のニュースでは金融緩和を行っていくと伝えていますが。。)。

世界中が同時に金融引締めへと向かっているということは、各国の中央銀行が単独で動いているのではなく、世界の中央銀行が同じ指令の下に同じ歩調で動いているのが分かります。
一方、FRBは、以下の通り、他の中央銀行とは比べ物にならないほど大きな方針転換をしたのです。

1、金融緩和を徐々に縮小する(専門家の多くが予想していなかったこと)。
2、利上げを行う。
3、バランスシートを約4兆ドルまで大幅縮小。

主流派エコノミストらは、「投資家らはFRBが実際に金融引締めを行うとは考えていない。ただしFRBが銀行や企業に対してあぶく銭の供給量を減らし続けた結果、市場に悪い影響が出たなら、必ず市場に介入するだろう。」と考えています。
しかし、FRBが市場を救うために市場に介入するとする考えは妄想的であり危険です。主流派エコノミストらは、FRBは日銀のように何十年間も低金利と金融緩和策を実施するのではないかと期待していますが、FRBは日銀の2倍以上のスピードで日銀と同等レベルの巨大金融バブルを発生させたのです。


私はFRBが金融緩和を縮小し利上げを行うと予測していましたしが、FRBが市場に介入し金融危機を阻止するとは思えません。


中略

FRBは、昨年の中頃から、「株価は高すぎる。株式市場は脆弱である。」と警告しています。
ダラスFRBは、ダウ株価が666ポイントも急落したときに、「年内に3度の利上げが予想されるが、利上げが金融市場に悪影響を与えることはない。」と述べました。

ニューヨークFRBは最近の株価の乱高下が経済に影響することはないと言い切りました。

FRBパウェル議長は現行のFRBの方針(利上げとバランスシートの縮小)を変えることはないと述べました。
つまり、誰がFRBのトップに就任しようとも、FRBの現行の方針は変えずにFRBのマスコットとしての役割を果たすだけということです。
FRBは 3月に再び利上げを行うことになっています。

1月にFRBがバランスシートを180億ドルも縮小したということは、FRBはもはや株式市場も証券市場もどうなってもかまわないと考えているということです。

一方、インフレ上昇率が予想以上に大きいことが明らかになり、10年長期米国債の利回りが危険レベルの3%まで急上昇しています。
同時に、ドル指数が急落しており、スタグフレーション危機の最初の兆候なのかもしれません。
結局、利回りが3%を超え、ドルが急落し、利上げの速度が速まると、金融市場はやがて崩壊します。
利上げが進めばローン返済が難しくなります。
FRBは株の買い戻しを促すために安い不換紙幣を銀行や企業に大量に供給しないのでしょうか。FRBが株を購入しないなら誰が購入するのでしょうか。



中略


これらのことからも、FRBは予想以上の利上げとバランスシートの縮小を続けながら年内に金融市場を崩壊させるつもりだということが分かります。
彼等は株式市場が危機的状況になっても介入しません。バブルが崩壊しても中央銀行はその責任を逃れ、トランプにその責任を押し付けることになります。


8年間続いたFRBの大規模金融緩和策の後は、インフレが悪化するのは言うまでもありません。個人退職年金または401Kが脅威にさらされることになりますから、今のうちに行動する必要があります。既に多くの米国民が年金の投資先を401Kからゴールドに変えています。