メディアはトルコ危機について、トランプの関税引き上げを大きな要因として伝えていますが、実際は、トランプが関税引き上げする前からトルコリラの下落が続いていたようですし、根本的な原因は、エルドアンが自分の無能さを棚に上げて権力を振りかざし誤った経済政策を強行したせいのようです。
崩壊したベネズエラも社会主義の独裁政権が続いています。
どの国も独裁体制になれば経済は崩壊するようです。
第二のオスマン帝国を目指している独裁者のエルドアンはどちらにせよ、トルコ国民にとっても迷惑な存在でしょうから、早く退陣すべきですね。

http://www.investmentwatchblog.com/the-turkey-crisis-cannot-be-resolved-without-regime-change/
(概要)
8月17日付け


トルコの今の状況を理解するのは簡単です。
エルドアン大統領が国民と世界からの信用を失ったということです。
何年間も継続してきた巨額のドル借り入れ、巨額の経常勘定赤字(軍装備品の輸入と国内で石油が生産できないため)、第二のオスマン帝国を目指すエルドアンの独裁統治、そしてエルドアンの中央銀行統制強化で低金利政策を強行し、結果的に経済を悪化させたことが信用を失った原因です。

エルドアンは不正選挙を行うほどの独裁者ですが、金利まで操作するべきではないのです。
エルドアンは義理の息子を財務相に就任させ低金利政策を強行させました。また彼は金利とインフレに関連性はないと信じていました。彼は金利とインフレの関連性を理解できなくなるほど自分が握った権力に酔ってしまったのです。
彼は低金利にすれば経済危機から脱出できると考えています。しかしエルドアンの独裁体制が確立してからはトルコリラは暴落し続けています。
トルコが崩壊している理由は、政権に対する世界や国民の信用が崩壊したからです。

ベネズエラを見てください。ベネズエラは大量の石油備蓄がありますが、それでもベネズエラの通貨は暴落しました。どの国の政府も世界や国民から信用を失うと、いくら通貨を支える天然資源が豊富にあるとしても、通貨は暴落してしまいます。
その国の通貨を支えるのは国民であり、その国の経済的能力なのです。カタールは、エルドアン政権を終わらせない限りトルコを救う道がないとして、150憶ドルの支援を止めるべきなのです。

しかしエルドアンはこうなったことに対して決して責任を取らず、自分以外の全ての者たちに責任を転嫁します。
トルコリラの暴落により、エルドアンは、反エルドアン勢力を一掃すると宣言しました。彼は自分に批判的な人々を追跡して捕まえ反逆者として訴追しようとしています。
これは正気を失った独裁者の通常のリアクションであり、次に何が起きるかというと、スターリンが行ったような粛清がトルコで始まるのではないでしょうか。