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「ASUS ROG STRIX GeForce GTX 1080 (ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING)」が国内でも7月2日から発売開始になるとASUSの公式ツイッターで報告されています。取り寄せのみですがヨドバシに商品ページがありポイント値引き込で10.5万円ほどなのでこのあたりの価格で販売開始になると思います。







ASUS ROG STRIX GTX 1080の海外レビュー


公称ブーストクロック1,936MHzで実働最大ブーストクロックが2.0GHz越えも余裕で期待できる「ASUS ROG STRIX GeForce GTX 1080 (ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING)」の先行海外レビューが公開されました。GTX980tiでは悪評の目立ったDirectCUクーラー採用とはなっていますが、GTX1080は比較的発熱(消費電力)の小さいグラボなので冷却性能も気にしつつレビュー内容をチェックしていきます。

商品公式ページ:https://www.asus.com/Graphics-Cards/ROG-STRIX-GTX1080-O8G-GAMING/

モデルROG Strix GeForce GTX 1080 OC EditionROG Strix GeForce GTX 1080
型番STRIX-GTX1080-O8G-GAMINGSTRIX-GTX1080-8G-GAMING
ベースクロック1784 MHz1607 MHz
ブーストクロック1936 MHz1733 MHz
VRAM8GB GDDR5X8GB GDDR5X

ソース:http://www.kitguru.net/components/graphic-cards/zardon/asus-republic-of-gamers-strix-gtx-1080-aura-rgb-oc/

ちなみに価格のほうはNeweggの予約情報を参考にすると679ドルとなっており、699ドルのFoundersEditionよりも若干安いようです。

ASUS ROG STRIX GTX 1080の外観

まずはASUS ROG STRIX GeForce GTX 1080の外観やハード部分をチェックしていきます。
約90㎜径の3連ファン搭載クーラーで、ボード長は29.8㎝となっています。
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VRMやGPUコアの冷却を助け、PCB基板の反れを防止する専用バックプレート搭載です。あと基板の背が高いのでPCケースによっては干渉するかもしれない点に注意
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ところでSTRIXブランドですが、箱、バックプレート、ファンとどこを見ても梟要素が排除されてROGマークしか残っていないのが気になる……。もともと廉価ゲーミングブランドという位置づけのSTRIXでしたが、X99マザボ同様にブランドの独自性すら失って完璧に廉価ROGの位置づけになってしまいましたね。

補助電源は8PIN+6PINとなっています。ASUSのオリジナル基板は背が高いのですが、補助電源部分のみ少し奥に引っ込んでいるため補助電源ケーブルとPCケースの干渉を避けられるのがいいですね。
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クーラーを外した3枚おろし画像はこちら。
VRM電源は8+2フェーズとなっており、5+1フェーズのリファレンス基板から+4フェーズと他社のGTX1080オリジナル基板がリファレンスの倍以上盛ってきているのと比較してちょっと少ないですね。
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クーラー側はこのようになっています。上の画像と見比べたときにVRAMの冷却用に金属性のプレートが付いているのですがこのプレートがクーラーのヒートシンクと接触していないのが気になります。あとVRAMの一部に付いているサーマルパッドも同様にヒートシンクと非接触? VRM部分はサーマルパッド経由でしっかりヒートシンクと接触しているのでこちらの冷却性には問題ないと思います。肝心のDirectCUによるGPUとの接触についてですが、GTX980tiの時のような見当違いな場所で接触するような事態は回避しているもののヒートパイプ5本中、直に接触できているのは3本(2.5本)のみとなっており、やはり銅製ベース採用のクーラーに比べると冷却性には不安が残ります。
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冷却性関連で要チェックポイントが一つありまして、ASUS ROG STRIX GTX 1080には自作PC用の汎用PWM 4PINケースファン端子が2個搭載されており、グラボ用のユーティリティソフトで制御可能になっているようです。  
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PCIスロットにケースファンを搭載してグラボの冷却を助けるブラケットは以前から販売されていましたが、STRIX GTX 1080にファンコネクタが直に搭載されたことでGPU負荷に比例したファンコントロールが可能になります。マザボ搭載ファンコンには一日の長のあるASUSならでは新機能だと感心しました。
PCIスロットを遊ばせているユーザーにとっては狙い目な新機能です。

入出力端子についても要チェックでした
リファレンス含め他社のオリジナル基板がビデオ出力に「HDMI(2.0)*1、DP*3 、DVI*1」を採用する傍ら、ASUS ROG STRIX GTX 1080はなんと「HDMI(2.0)*2、DP*2 、DVI*1」というビデオ出力構成を採用しています。4K液晶テレビとHDMI2.0で接続しつつ、VR HMDにも接続したいというユーザー等への配慮だと思われます。
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今回から採用されたLEDイルミネーションについては専用アプリで発光色&発光パターンを自由にカスタマイズ可能になっているようです。
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付属品は簡易マニュアル、ドライバ&ソフトウェアディスク、あと補助電源用の変換ケーブルです。
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ASUS ROG STRIX GTX 1080の性能

まず最初にレビューのスクショには残念ならが実働最大クロックを確認できるスクショがありませんでした。ただGPU-Z見でブーストクロック1936MHzとなっているのでこの時、ASUS ROG STRIX GTX 1080の実働最大クロックは2.0GHzを超えているとみて間違いないと思います。
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まずはASUS ROG STRIX GTX 1080の定格における実ゲームのベンチマーク比較です。ベンチマークにはShadow of Mordor とGTA5のWQHD解像度を用いています。いずれの結果においてもOC版GTX980tiから2割程度のパフォーマンス向上が確認できます。
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DirectX12の参考用ベンチマークとしてRise of the Tomb Raiderの比較が次のようになっています。こちらでもやはりOC版同士をGTX1080とGTX980tiで比較すると2割程度の性能向上になっています。
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続いてファンノイズの比較になります。ユーティリティソフトによる操作のない定格の状態であれば、負荷時のファンノイズの大きさにはさほど目立った違いはないようです。
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こちらはシステム全体の消費電力比較です。リファレンスのGTX1080と比べて電源フェーズが盛られ、8PIN+6PINに増量されたOC版のGTX1080はやはり60Wほど消費電力が高く負荷時で330Wとなっています。(こちらのレビューでは消費電力も優秀な数字になっています。)
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続いてGPU温度の比較になります。
GTX1080のリファレンスでは負荷時に80度を超えていますが、ASUS ROG STRIX GTX 1080ではベンチマークの高負荷時でも70度をキープしており、実ゲームであれば60度台で安定動作するようです。この温度であれば温度依存のリミットでコアクロックに制限がかかる心配もないでしょう。リファレンス基板に比べ60W消費電力が高いことも考えるとASUS ROG STRIX GTX 1080のオリジナルクーラーの冷却性能の高さがうかがえます。DirectCUで冷却性に問題があるのでは?という心配は杞憂に終わったようでなによりです。
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最後にOC耐性について、すでに実働2.0GHzを達成するほどデフォルトでOCされている「ASUS ROG STRIX GTX 1080」ですが、まだ伸びしろがあるようでレビューではさらに100MHz以上コアクロックをOCしています。OCソフトで見て2050MHzとなっているので、実働クロックは2.1GHzを超えているものと思われます。
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ASUS ROG STRIX GTX 1080をOCした時のFireStrikeUltraのグラフィックスコア比較は次のようになっています。定格からOC後の伸び幅は5%ほどとなっています。
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レビュー内容の管理人所感まとめ

ASUS ROG STRIX GTX 1080の海外先行レビュー結果(とその他情報)について管理人の所感や魅力に感じた項目を箇条書きで簡単にまとめておきます。

  • DirectCU採用なので冷却性に不安はあったものの980tiの時と違って意外と冷えている
  • 背が高いオリジナル基板ですが、補助電源のレイアウトに工夫がありPCケースとの干渉を避けられそう
  • グラボ搭載の4PINファンコネクタとファンコン機能は冷却&静音面で優秀
  • 4KテレビとVR HMDの併用が考慮され、HDMI(2.0)を2基搭載したビデオ出力
  • 現時点では唯一、デフォルトで2.0GHzを超えそうなAIBである点はかなり魅力
  • 個体差はあるだろうけど、2.1GHzも狙えそう
  • ただし980tiに比べてOCによる定格からの性能向上は控えめ?
  • 他社がFEと同額以下で高級AIBを出しているため、FEよりも高額になる(見込み)なのはやや残念かも
  • EKWBが水枕をリリース予定

コアクロックの高さやDirectCUへの不安が目立つ製品という印象だったのですが、細かい部分に魅力の多い製品でした。冷却性の不安も払拭されましたし、おすすめできるオリファンGTX1080だと思います。


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)


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