おすすめグラボまとめ


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グラフィックボードの買い替えや初めてのグラボ購入を検討しているユーザー向けに、2019年最新のグラフィックボード事情、グラボ選びの基本、GPU性能比較などについて説明しながら、おすすめのグラフィックボード(グラボ・ビデオカード)を紹介していこうと思います。

2019年現在、現行最新GPUであるNVIDIAのGeForce RTX 20XXシリーズ(2080Ti、2080、2070、2060)やGeForce GTX 16XXシリーズ(1660 Ti、1660、1650)、そしてAMD Radeon VII、RX Vega/5XXシリーズ(580、570、560)を搭載したグラフィックボードの選び方をご紹介します。

グラボの換装方法についてはこちらの記事を参考にしてください。当記事では割愛しているグラフィックボードの寸法に関する注意事項や補助電源などについても説明しています。
【できる!グラボ交換】 グラフィックボード・ビデオカードの増設・換装の方法
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News - 2019年4月25日

フルHD解像度/標準画質設定のPCゲーミングに最適なNVIDIA Turing世代エントリークラスGPUである「GeForce GTX 1650」の詳細レビューを公開しました。
「GeForce GTX 1650」をレビュー。GTX1050Tiより25%以上高速に!
MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC



目次


0-a.GPUの型番とかリファレンス・オリファンって何?
0-b.2019年のおすすめグラボ(GPU)の早見表
0-c.オリファン(AIB)モデルの選び方
0-d.当サイトで公開中のグラフィックボードのレビュー
0-d.グラボの米尼個人輸入でお得に高性能!?

1.補助電源不要も含む、エントリークラスで2万円以下のおすすめグラボ
2.フルHDゲーミング向け2~3万円のおすすめグラボ

3.19年最新フルHDゲーミングに最適 GTX 1660 Ti / GTX 1660
4.レイトレーシング&DLSSの普及機 RTX 2060
5.旧世代からの買い替えに最適なグラボ RTX 2070
6.次世代ハイエンドグラボ RTX 2080とRadeon VII
7.史上最速の次世代グラボ RTX 2080 Ti
8.ハイエンドグラボなら抜群に冷える簡易水冷もおすすめ

おまけ.静音性に優れてよく冷えるクーラーはどれ?




GPUの型番とかリファレンス・オリファンって何?

まず最初にグラフィックボードを作っている会社とGPUコアを作っている会社は厳密には違います。
デスクトップPC向けのGPUコアを作っている会社はNVIDIAとAMDの2社のみで、この2社からGPUコアの提供を受けてASUS、MSI、GIGABYTE、ZOTACなど国内でも有名な各社(ベンダー、AIBパートナー)がオリジナルの基板を作成し、基板にGPUコアを載せるとグラフィックボードになります。
左下画像のGPUコアを乗せると右下画像のグラフィックボード基板になり、ここへさらにGPUクーラーを装着すれば、よく見るグラフィックボードの完成です。
GPUコアd4a76b77
ただしAMDやNVIDIAもAIBパートナー各社にGPUコアを卸すだけでなく、各GPUについて一般にリファレンスモデルと呼ばれるグラフィックボードを最初に供給します。このリファレンスは各GPUごとにGPUクロックやメモリクロックの値が決められており、各ベンダーが最初に投入するリファレンスはパッケージや付属品が異なるだけでグラボ本体は同じものになっています。
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このリファレンスモデルを基準にして、あるGPUを搭載したグラフィックボードについて各ベンダーがオリジナルGPUクーラーを搭載したり、オリジナルグラフィックボード基板を採用したAIBモデル(オリファンモデル)を製作します。
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リファレンスモデルとAIB(オリファン)モデルの違いは大きく3つです。
1.GPUクーラーが違う → 冷却性能に影響、グラボの寸法が変わる
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2.基板が違う → OC耐性に影響、グラボの寸法や補助電源の数が変わる
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3.GPUのBIOSが違う → デフォルトでオーバークロックされ、リファレンスより性能が上がる
GTX 1080 Ti aibGTX 1080 Ti ref

リファレンスモデルは各GPUの発売当初のみ大きく流通して、その後はAIBモデル主流へと移行していきます。またGPUクーラーの性能は基本的にAIBモデルのほうが高いので、購入するならオリジナルクーラー搭載のグラフィックボードがおすすめです。

ただしリファレンスやAIBモデルの違い(ファクトリーOCの有無)によって、そもそものGPU別の性能から上下関係が逆転するほどの影響が出るということは基本的にありません。なのでまず最初にGPUの型番(GeForce RTX 2070やRadeon RX 580など)を選んでから、各ベンダーのどのモデル(ASUS STRIX、MSI GAMING X、ZOTAC AMPなど)にするかを選べばOKです。



2019年のおすすめグラボ(GPU)の早見表

2019年に購入するグラフィックボードについては、NVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズ(RTX 2080やRTX 2070など)とGTX 16XXシリーズ(GTX 1660 TiやGTX 1650)、AMD Radeon RX Vega/5XXシリーズ(RX Vega 64やRX 580など)がリリースされているので、基本的に旧世代を購入するよりも新型(現行最新)GPUを搭載したグラフィックボードを購入するのがオススメです。
現行最新GPUの命名規則はNVIDIAならRTX 20XXシリーズとGTX 16XXシリーズ、AMDならRX 4XX/5XXシリーズとなっています。各社でXXの部分の数字が大きいほど高性能です。
現行最新(次世代)GPUのほうが各社ともにドライバの最適化や不具合の解消にも当然力を入れてくるので、発売から1,2ヶ月も経てばソフト面でも次世代GPUのほうが有利になってきます。


下の表は2019年の最新GPUに関する簡単な性能比較や予算別のGPU早見表になっています。上に行くほど性能と価格が高いです。
「グラフィック」の項目は最新の高画質PCゲームがこの解像度でこのグラフィック設定なら快適に(60FPS程度で安定して)遊べるという大体の指標になっています。例えばRTX 2060であれば2019年の最新高画質PCゲームがフルHD解像度、最高設定で快適にプレイ可能な60FPSをキープできる性能があります、VR HMDについては見ての通り、補助電源については各GPUを搭載したグラボの補助電源の最小数、価格は若干前後しますが概ね最安値を記載しています。
NVIDIA
AMD グラフィック 補助電源
電源容量
価格
RTX 2080 Ti
4K/60FPS+
Pimax 8K/5K+対応
8PIN*2~
700W以上
13.0万円~
RTX 2080 Radeon VII
UWQHD・高
4K
8+6PIN~
600W以上
8.0万円~
RTX 2070 RX Vega64
WQHD・最高
VIVE Pro / Rift S
8PIN*1~
500W以上
5.4万円~
RTX 2060
RX Vega56
フルHD・最高
WQHD・高
8PIN*1~
500W以上
3.8万円~
GTX 1660 Ti
RX 580
4/8GB
フルHD・高
VR HMD対応
8PIN*1~
400W以上
3.2万円~
GTX 1660
RX 570
4/8GB
フルHD・高 8PIN*1~
400W以上
2.6万円~
GTX 1650 RX 560
2/4GB
フルHD・標準 補助電源なし
300W以上
1.4万円~

ゲーム公式の推奨動作環境やGPU別・CPU別ベンチマークを参考にした解像度・グラフィック設定別のおすすめのグラフィックボードやCPUについては個別にまとめ記事を公開中です。
ゲーム別おすすめGPU&CPUまとめ記事の一覧へ
ゲーム別おすすめGPU&CPUまとめ記事

NVIDIAかAMDのどちらのGPUを選べばいいかについて上の表でいくと競合製品の比較では、
NVIDIAのほうが既存のPCゲームの多くでは若干性能が高い場合が多いのと、プレイ動画録画機能の「ShadowPlay」の動作が非常に軽くて優秀です。省電力性能にも優れているので、比較的小さいGPUクーラーであっても静音性が高いグラフィックボードが多いところも魅力です。
AMDはまだ採用タイトルは少ないですが最新APIのDX12ゲームではNVIDIAよりも性能が高く、NVIDIAの競合GPU比で価格もやや安くなっています。またNVIDIA Shadow Playと遜色ない軽量さのプレイ動画録画機能「AMD ReLive」や動画の倍速補完機能「AMD Fluid Motion」(紹介記事)があり機能面では充実しているので、マルチメディアに楽しむユーザーにはおすすめかもしれません。



また同じGPUコアを搭載したグラボを複数枚使用するマルチGPU(NVIDIAならSLI、AMDならCrossFireX)については特有の不具合がある(場合がある、そこまで多くはありませんが全くないわけではない)のと、非対応タイトルも存在するので、RTX 2080 TiやRadeon VIIなど各社の最上位GPUでも性能が不足する場合のみ底上げのために採用するのが無難です。ミドルでマルチGPUを構成するよりは、下取りに出すなりしてハイエンドに買い替えるほうが幸せになれると思います。

上の表から購入するGPUを1つか2つか絞り込んだら続いて各社ベンダーのどのAIBモデルを購入するかを選択していきます。


オリファン(AIB)モデルの選び方

GPU性能についてはコアクロックやメモリクロックなどベンダー各社が公式ホームページで公開しているカタログスペックの通りでGPUコアが同じであれば動作クロックが高いものほど高性能になります。(GTX 10XXシリーズについてはコアクロックによる性能差も小さいのであまり気にする必要はないかも)
また補助電源についても各GPUコアで最低限必要な数は決まっていますが、AIBモデルではベンダー毎のOC設定を安定させるため、リファレンスの補助電源数よりも多くの補助電源が必要な場合があります。カタログスペックと比較して自分の電源ユニットのコネクタが足りるか確認してください。
DSC00608DSC00608s
ハイエンドGPUに大幅なファクトリーOCが施された上位AIBモデルでは8PIN*2や8PIN*3を要求するようなものも存在します。
DSC00191DSC03216

もしも電源ユニットの補助電源コネクタが足りない場合は、電源ユニットを買い替える、もしくは応急措置的にAmazonとかでも売られている補助電源変換ケーブルを購入すれば対応可能です。
個人的には補助電源ケーブルが不足するなら電源容量も怪しい気がするので電源ユニットの買い替えをお勧めします。電源ユニットについては下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
自作PC電源ユニット(PSU)の徹底解説とおすすめ電源の選び方
自作PC電源ユニット(PSU)の徹底解説とおすすめ電源の選び方

グラフィックボードの寸法についてですが、オリファンモデルはPCIスロットよりも背の高い基板やGPUクーラーを採用しているものが多いので若干注意が必要です。補助電源ケーブルやグラボの側面と干渉してPCケースのサイドパネルが閉まらない可能性もあります。
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「AIBモデルのグラフィック性能、補助電源、寸法はカタログスペックを見ろ」の一言なのですが、ことベンダーオリジナルGPUクーラーの冷却性能や静音性についてはそういったカタログから推し量るのが難しく、個人や情報サイトのレビュー結果を漁るしかありません。また散発的に「よく冷えました」とか「静かです」とか言われても参考にし難いので、GPUクーラーの性能については一定時間(少なくとも5分以上)フル負荷をかけた時の「GPU温度」と「ファン回転数」の2つをチェックするのをおすすめします。(理由はおまけ扱いで最後に載せます。)
Zotac GTX 1080 Ti AMP Extreme_temp_1

GPUクーラーの冷却性能の評価の目安としてはRTX 2080 TiやRTX 2080のようなハイエンドグラボなら70~75度前後(60度台ならかなり良い)、GTX 1060やRX 480のようなミドルクラスのグラボなら60~70度のGPU温度で、ファン回転数は1200~1500RPM前後で安定動作するならGPU温度とファン回転数の釣り合いが良好で、1000RPM以下で動作するなら非常に高性能なクーラーと考えて良いと思います。GPUクーラーは上記の片方ではなく両方の数字のバランスが重要になってきます。

また製品公式ページで記載があったり、画像検索でレビュー記事等のGPUクーラー分解写真が見つかるなら、GPUコアとヒートシンクとの接触部分は銅製ベースプレート(左)のほうがヒートパイプダイレクトタッチ(右)よりも冷却性能が安定して高いものが多いです。ヒートパイプダイレクトタッチでも良く冷えるものもありますが銅製ベース採用GPUクーラーのほうが安心感はあります。
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最近ではRTX 2080やRTX 2080 TiのようなハイエンドGPUには簡易水冷GPUクーラーを搭載するものが増えてきました。ハイエンドGPUの空冷クーラーでは負荷時のGPU温度は70度前半が目安で、3スロットを占有するような大型クーラー採用モデルでもせいぜい65度程度が限界になっていますが、簡易水冷クーラーであればラジエーターの設置スペースを確保する必要があるもののコア温度は50度前後で運用が可能になります。
グラフィックボードの場合は空冷と比較して冷却性能が抜群なのでハイエンドGPUで簡易水冷の導入を検討する価値は十分にあります。
グラフィックボードの簡易水冷比較DSC00345

「MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK」をレビュー
MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK



当サイトで公開中のグラフィックボードのレビュー

当サイトではGPUクーラーの性能評価において上で紹介したようなストレステスト中のソフトウェアモニタリングだけでなく、サウンドレベルメーター(騒音計)を使用した最大負荷時のファンノイズ測定や、サーモグラフィーを使用してVRM電源やVRAMチップなどGPUコア以外の発熱の検証も行っています。
おすすめグラボ_FLIR_noiseおすすめグラボ_FLIR
GPUクーラーの冷却性能だけでなくGPUのグラフィック性能についても、個別のゲームタイトルに関するベンチマーク比較やそれらの平均から算出したGPU/グラフィックボードの性能比較を掲載しています。
ASUS ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING_game_ff15ASUS ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING_pefsum

2019年最新GPUであるNVIDIAのRTX 20XXシリーズとGTX 16XXシリーズ、AMDのRadeon VIIについても詳細なレビュー記事を公開しています。
GeForce RTX 20XX/GTX 16XXシリーズのレビュー記事一覧へ
GeForce RTX 2080 Ti レビュー記事一覧へ

AMD Radeon VIIシリーズのレビュー記事一覧へ
AMD RADEON VII

当サイトのGPU別レビュー記事一覧については下記リンクを利用してください。
NVIDIA
GeForce RTX 2080 Ti】【GeForce RTX 2080】【GeForce RTX 2070
GeForce RTX 2060】【GeForce GTX 1660 Ti / GTX 1660
GeForce GTX 1650
NVIDIA TITAN RTX
GeForce GTX 1080 Ti】【GeForce GTX 1080】【GeForce GTX 1070 Ti
GeForce GTX 1070】 【GeForce GTX 1060】 【GeForce GTX 1050 Ti

AMD
Radeon VII
Radeon RX Vega】 【Radeon RX 480】 【Radeon RX 560




グラボの米尼個人輸入でお得に高性能!?

まず最初に米尼とは本家北米のAmazon.comの通称でAmazon.comから個人輸入することを米尼個人輸入と呼びます。詳しくは後ほど紹介する別の記事で説明していますが、米尼個人輸入はクレジットカードさえあれば国内Amazon同様に注文して3~4日で到着する素敵な通販です。

個人輸入の価格メリットについては為替レートや国内相場によりますが、それを抜きにしても、グローバル3年保証があり高品質・高性能GPUクーラーを積んだEVGA製グラフィックボードは総合的に見るとかなりコストパフォーマンスに優れた製品が多いです。グラボの購入を検討しているなら選択肢に加えても損は全くありません。

米尼からの個人輸入の方法や国内ではあまり出回らないものの高品質&高性能なEVGA製のグラフィックボードについては、こちらの記事で詳しくまとめているので気になる方は参考にしてください。
【できる!個人輸入】米尼でおすすめなEVGA製グラボのまとめ
EVGA製RTX 20XXシリーズグラボのまとめ

またEVGAが世界最大手ネットオークションサイトebayのストアサービス上に公式通販を開設しました。これまでEVGA製品を日本国内から購入するには北米Amazonで国内直送に対応した製品を探す必要がありましたが、ebayのEVGA公式ストアは標準でグローバルシッピングに対応しているのでストア上の製品のほぼ全てを国内直送で購入できます。支払いもPaypalが利用できるので安心です。
EVGA公式ebayストアトップ:http://www.ebaystores.com/evgaofficial
evga official  eBay Stores_top



補助電源不要も含む、エントリークラスで2万円以下のおすすめグラボ

補助電源が不要なグラフィックボードの中からゲーム性能を重視して選ぶのであれば、フルHD解像度の標準的な設定なら2019年最新PCゲームでも快適にプレイ可能なGeForce GTX 1650がおすすめです。2万円以下で購入できるエントリークラスGPUのフルHDゲーミングにおけるパフォーマンス比率は概ね次のグラフのようになっています。
GPU-Performance_Entry-Class

「GeForce GTX 1650」をレビュー。GTX1050Tiより25%以上高速に!
MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC


・GTX 1650 販売ページ:   
  <Amazon><PCショップアーク><パソコン工房
  <TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ



2万円以下で購入できるAMD製GPUとしてRadeon RX 570 4GBは、PCIE補助電源が必要になりますが上で紹介しているGTX 1650よりも10%程度高速なので、コストパフォーマンスが優秀です。補助電源ありでもOKなら検討してみてもいいと思います。

・RX 570販売ページ:   
  <Amazon><TSUKUMO><PCショップアーク
  <ドスパラ><PCワンズ><パソコン工房> 



Radeon RX 570と違って補助電源不要ではあるものの、ゲーム性能ではGTX 1650と差がかなり開いてしまいますが、動画メインの用途であれば動画の倍速補完機能Fluid Motionが利用できるRX 560 2/4GBを検討しても良いと思います。高画質なPCゲームは難しくなりますが、RX 560 2/4GBでもオーバーウォッチのようなE-Sports系の軽いPCゲームをフルHDでプレイできます。


・RX 560販売ページ:   
  <Amazon><TSUKUMO><PCショップアーク
  <ドスパラ><PCワンズ><パソコン工房> 



フルHDゲーミング向け2~3万円のおすすめグラボ

フルHD・高画質設定で比較的新しい高画質PCゲームを遊びたいユーザーにはGeForce GTX 1060やRadeon RX 580など2~3万円程度で購入可能なミドルクラスのグラフィックボードがおすすめです。
VRAM容量別(GPUの仕様にも若干の違いがある)で、GeForce GTX 1060には3GB版と6GB版やRadeon RX 580には4GB版と8GB版でそれぞれ2種類が存在します。管理人的にはVRAM容量が大きいほうが下手にボトルネックになることがないのでオススメですが、VRAMが足りる分には性能差は小さいので予算に合わせるのも間違いではありません。
NVIDIAとAMDとの違いについては、既存のDX11ゲームで競合よりも高い性能を発揮し消費電力が低いGeForce GTX 1060、倍速補完機能「AMD Fuluid Motion」で動画も快適になるRadeon RX 580のように傾向に若干の違いがありますが、最終的には好みで選べばいいと思います。

特にオススメなモデルがあるのかというと、GeForce GTX 1060もRadeon RX 580もそれほど消費電力の大きいGPUではないのでGPUクーラーに差も出にくく、各自でこだわりがなければAmazonといくつかのPCパーツショップを見て回って、価格の安いものを選択していけばOKだと思います。

・GTX 1060販売ページ:   
  <Amazon><TSUKUMO><PCショップアーク> 
  <ドスパラ><PCワンズ><パソコン工房> 
・RX 580販売ページ:   
  <Amazon><TSUKUMO><PCショップアーク
  <ドスパラ><PCワンズ><パソコン工房> 

GTX 1060やRX 580を搭載したグラフィックボードとしては若干割高ですが、冷却性能と静音性に優れたMSI GreForce GTX 1060 6GB GamingXやMSI Radeon RX 580 8GB GsmingXも定評のあるモデルです。





2019年最新フルHDゲーミングに最適なグラボ GTX 1660 Ti / GTX 1660

2019年2月22日より販売が解禁されたNVIDIAの次世代GPU TuringことRTX 20XX/GTX 16XXシリーズの中でミドルクラスに位置する「GeForce GTX 1660 Ti」は、前世代同クラスのGTX 1060を平均的に30%上回り、また古いゲームよりも18年や19年に登場する最新ゲームでより高速化の恩恵が受けられるので、ベストケースでは50%以上のパフォーマンスを発揮します。GTX 1660 Tiと下位モデルGTX 1660との性能差は15%程度、一方で価格差は市販の自作PCパーツ単品で比較して5000~6000円程度と小さいので当サイトとしては基本的にGTX 1660 Tiがおすすめです。
GTX 16XXシリーズはレイトレーシングなど次世代の高画質機能には非対応ですが、GTX 1660 Tiは前世代上位モデルのGTX 1070とほぼ同性能、GTX 1660は前世代同クラスのGTX 1060 3GBよりも25%以上高速かつVRAM容量2倍の6GBなので、2019年以降に発売される最新高画質PCゲームをフルHD/高画質設定で快適にプレイするのに最適なグラフィックボードです。
GeForce GTX 1660 TI-GTX 1660_pefsum
またGeForce GTX 960よりも性能の低い2世代以上前のGPUから、GeForce GTX 1660 Tiに更新すれば、最新のPCゲームにおいて2倍以上のパフォーマンスが期待できるとも、NVIDIA公式から発表されています。
GeForce GTX 1660 Ti_vs-GTX960-Before

GeForce GTX 1660 Ti/GTX 1660のレビュー記事一覧へ
GeForce GTX 1660 Ti 6GBのレビュー記事一覧へ


・GTX 1660 Ti / GTX 1660 販売ページ:   
  <Amazon><PCショップアーク><パソコン工房
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レイトレーシング&DLSSの普及機 RTX 2060

2019年1月15日よりに販売が解禁されたNVIDIAの次世代GPU TuringことRTX 20XXシリーズの中でミドルクラスに位置するGeForce RTX 2060は、前世代同クラスのGTX 1060を平均的に40~60%上回り、また古いゲームよりも18年や19年に登場する最新ゲームでより高速化の恩恵が受けられるので、ベストケースでは80%以上のパフォーマンスを発揮します。
前世代上位モデルのGTX 1070を10%程度上回り、次世代GPUの繋ぎとしてリプレースされたGTX 1070 Tiとほぼ同性能でありながら、100ドルも安価になってコストパフォーマンスも磨きが掛かって、19年最新のフルHD解像度PCゲーミング用グラフィックボードとしておすすめの製品です。

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「GeForce RTX 2060 Founders Edition」をレビュー
GeForce RTX 2060 Founders Edition



・RTX 2060 販売ページ:   
  <Amazon><PCショップアーク><パソコン工房
  <TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ






旧世代からの買い替えに最適なグラボ RTX 2070

18年10月17日から解禁されたNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリングモデルで上から3番目の「RTX 2070」は、前世代同クラスのGTX 1070を平均で30%以上、ベストケースでは最大50%近く上回り、さらに前世代上位クラスのGTX 1080に対しても10~20%程度上回るグラフィック性能を実現しつつ、販売価格は7万円前後からなのでGTX 10XXシリーズ以前の旧世代からの買い替えに最適なグラフィックボードです。
先行して発売された上位モデルのRTX 2080やRTX 2080 Tiと同様に、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できます。
GeForce RTX 2070 Founders Edition_pefsum

GeForce RTX 2070のレビュー記事一覧へ
GeForce RTX 2070 レビュー記事一覧へ


・RTX 2070 販売ページ:   
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次世代ハイエンドグラボ RTX 2080とRadeon VII

18年9月20日に解禁となるNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリングモデルで上から2番目の「RTX 2080」は前世代最上位GTX 1080 Tiよりも高速かつ、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」に対応しています。
登場当時のコストパフォーマンス的には前世代GTX10シリーズが処分特化でお得でしたが、2019年2月に入ってからはGTX 1080 Tiが終売となり、RTX 2080自体も9万円台から購入できるモデルが出てきたので、性能相応な価格でおすすめしやすくなってきました。
今後のソフトウェア最適化は最新世代がメーカーから優先されますし、「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できるので、RTX 2080はオススメなハイエンドグラフィックボードです。上位モデルRTX 2080 Tiに比べるとコスパが高く、入手性も高いので次世代GPUの最新機能をいち早く体験したいのであれば狙い目なグラフィックボードです。
RTX 2080_Radeon VII_Pefsum

GeForce RTX 2080のレビュー記事一覧へ
GeForce RTX 2080のレビュー記事一覧へ


・RTX 2080 販売ページ:   
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RTX 2080グラフィックボードの米尼など個人輸入については、国内価格が9万円台まで下がってきているので、ドル円レート次第では国内価格より安上がりになる可能性はなくはないものの、価格面でのうま味は減ってきています。しかしながら品質に定評のありグローバル3年保証なEVGA製グラフィックボードが購入できるメリットは依然として大きいと思います。



また2019年2月にはGeForce RTX 2080とほぼ同性能の競合製品として、AMDから7nmプロセスを採用した世界初のGPU「Radeon VII」が発売されています。AMD製GPUは国内におけるシェアは低めですが、Radeon VIIは動画の倍速補完l機能「AMD Fluid Motion」など付加価値的機能が多数利用できるハイエンドGPUであり、価格も9万円台なのでRTX 2080と並べて購入候補にできると思います。

「Radeon VII」をレビュー。RTX 2080と徹底比較
AMD RADEON VII


・Radeon VII 販売ページ:   
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  <TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ




史上最速の次世代グラボ RTX 2080 Ti

18年9月20日に解禁となるNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリング最上位モデル「RTX 2080 Ti」は前世代最上位GTX 1080 Tiよりも35%以上も高速な18年現在最も高速なグラフィックボードで、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」に対応しています。
2019年2月以降は16万円台から購入できるものも僅かながら出てきていますが、基本的には国内価格が19万円前後と非常に高価でコストパフォーマンスに難があり、供給状態も品薄で入手性も悪いですが、予算に糸目を付けず、2019年以降に発売される最新PCゲームを4Kなどの超高解像度かつ最高画質設定でプレイしたい人にはおすすめです。「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できます。
RTX 2080 Ti vs RTX 2080 vs GTX 1080 Ti_pefsum

GeForce RTX 2080 Tiのレビュー記事一覧へ
GeForce RTX 2080 Ti レビュー記事一覧へ

・RTX 2080 Ti 販売ページ:   
  <Amazon><PCショップアーク><パソコン工房
  <TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ





GPUクーラーが高性能で個人輸入でも3年間のメーカー保証が付くEVGA製品の個人輸入もおすすめです。




ハイエンドグラボなら抜群に冷える簡易水冷もおすすめ

序盤でも説明したようにRTX 2080 TiやRTX 2080のようなハイエンドグラボを購入するならラジエーターの設置スペースを別途確保する必要がありますが空冷よりも抜群に冷える簡易水冷クーラー搭載モデルもおすすめです。
グラフィックボードの簡易水冷比較DSC00345
なおRTX 2080 Tiのように消費電力の大きいハイエンドグラフィックボードのマルチGPUは適切に冷やすのが難しいのですが、簡易水冷を採用することでかなり改善されます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
RTX 2080 Ti SLIのプライマリGPUには簡易水冷グラボがおすすめ
RTX 2080 Ti SLIのプライマリGPUには簡易水冷グラボがおすすめ

簡易水冷ビデオカードではVRAMやVRM電源をブロアーファンで冷やすハイブリッド構成にしているものが多い中、GIGABYTE WaterForceシリーズはそれらモジュールもGPUコアと一括で水冷ブロックで冷やす構造になっているので静音性に非常に優れる製品になっています。
「AORUS RTX 2080 Ti XTREME WATERFORCE」をレビュー
GIGABYTE AORUS GeForce RTX 2080 Ti XTREME WATERFORCE 11G


北米Amazonやebay公式通販からの個人輸入ではEVGA製簡易水冷グラフィックボードが購入できます。



国内のBTO PCメーカー「サイコム」からはGTX 2080 TiやRTX 2080を独自に簡易水冷化したグラフィックボードを搭載したBTO PC「サイコム G-Master Hydro」シリーズが発売されています。旧モデルになりますが、Ryzen CPUと簡易水冷GTX 1080 Tiを組み合わせた「G-Master Hydro X370A」のレビュー記事を当サイトでも公開中です。
Ryzen CPU&簡易水冷GTX 1080 Ti搭載「G-Master Hydro X370A」をレビュー
G-Master Hydro X370A レビュー

Core i9 9900K&簡易水冷グラボ搭載「G-Master Hydro-Z390 II」


またPCショップアークからはグラフィックボードベンダー純正の簡易水冷RTX 2080 Tiグラフィックボードである「MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK X」を標準搭載したBTO PCがリリースされています。
CROYDON_MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK X

「MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK X」搭載BTO PCの販売ページへ






おまけ:静音性に優れてよく冷えるクーラーはどれ?

上でGPUクーラーの性能については一定時間(少なくとも5分以上)フル負荷をかけた時の「GPU温度」と「ファン回転数」の2つをチェックするのをおすすめします、と書きましたがその理由を大雑把ですが説明していきます。

最初にGPUを選んだと思いますが、グラフィックボードの消費電力はGPU別で大体決まっています。実際はデフォルトのOC具合で若干前後するのですが、リファレンス基板の消費電力(TDP)を参考にすれば基本的に問題ありません。
例えばGTX 1070はGPU負荷が100%のとき150Wの電力を消費します。ものすごく簡単化すると「この消費電力=GPUコアの発熱」となります。
また同じクーラーでもGPUコアの温度が高いほどクーラーの冷却性能(放熱性能)は高くなります。例えば100度のお湯と50度のお湯があったとして室温25℃でそれぞれのお湯が20度冷える(100→80、50→30)までの時間は100度のお湯のほうが速いというのは経験的になんとなくわかると思います。
さらにGPUファンの回転数(GPU温度依存)が高い程、クーラーの冷却性能(放熱性能)は高くなり、同時にファンノイズも高くなります

GTX 1070がフル負荷の150Wで動作している時、GPU温度が50度、ファン回転数が1000RPMでクーラーの放熱性能が120Wの場合、放熱性能が30W足りないのでGPU温度が徐々に上がっていきます。
この時、GPU温度による放熱性能の上昇とGPU温度依存のファン回転数の上昇によって、放熱性能は
「55度:1200RPM:130W」→「60度:1400RPM:140W」→「65度:1600RPM:150W」
という具合に上がっていきます。最終的にクーラーの放熱性能が150Wに達したら発熱と放熱が釣り合うので、この例のグラフィックボードはGPU温度が65度、ファン回転数が1600RPMで動作することになります。

また上では5度毎に200RPMずつ回転数が増えていきましたが、3度で300RPM増えるとすると、
「53度:1300RPM:130W」→「56度:1600RPM:140W」→「59度:1900RPM:150W」
今度はGPU温度が59度、ファン回転数が1900RPMで動作することになります。GPU温度は下がりますがファン回転数が大きくなる、つまりファンノイズが大きくなっていますね。
つまりGPUクーラーを選ぶ時のポイントは100%負荷時に、GPU温度とファン回転数がどれくらいでGPUコアの発熱とクーラーの放熱が釣り合うのかが重要になってきます。

また上の例では「5度&200RPM」や「3度&300RPM」で放熱性能が10Wずつ増えていますが、EVGAのACX3.0クーラーのようにフィンが大型で銅製ベースの高品質なヒートシンクが採用されていれば、より低いGPU温度差やファン回転数で同程度の放熱性能の向上が得られ、結果として静音性・冷却性能の高いクーラーになります。
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GPUクーラーの冷却性能についてはグラボメーカーの製品ページから推し量ることは難しく、個人や情報サイトのレビューを調べるしかありません。GPUクーラーの性能について調べる時に見るべき情報は「フル負荷時のGPU温度」と「フル負荷時のファン回転数」の2つです。
ファンノイズについては騒音計(dBメーター)よりもファン回転数のほうがわかりやすいと思います。ファンの径や羽の形状でもファンノイズは若干違いますが、基本的にファン回転数を見るのが手っ取り早いです。管理人もレビューで一応動画をアップしていますが、ぶっちゃけいまいちあれは当てになりません。

簡単な目安としては、GTX 1080やGTX 1070のようなハイエンドグラボなら70~75度前後、GTX 1060やRX 480のようなミドルクラスのグラボなら60~70度のGPU温度で、ファン回転数は1200~1500RPM前後で安定動作するならGPU温度とファン回転数の釣り合いが良好で、1000RPM以下で動作するなら非常に高性能なクーラーと考えていいと思います。


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