ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition


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10月25日に発売となったNVIDIAの最新GPU GTX 1050 Tiから、GPUクーラーの品質が高そうだったので「ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition (型番:ZT-P10510B-10L)」をレビュー用に購入しました。GTX 1050 Tiのグラフィック性能だけでなく、同製品の公式ページでアピールされていた銅製ベース&ヒートパイプ採用の高品質GPUクーラーの冷却性能にも期待しつつ、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionをレビューしていきます。
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製品公式ページ:https://www.zotac.com/jp/product/graphics_card/zotac-geforce-gtx-1050-ti-oc-edition
ZOTAC GeForce GTX 1050Ti 4GB OC_p





【16年10月:初稿】
【17年5月17日:追記】画像の差し替えと性能比較のグラフを最新にしました。


ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition レビュー目次


1.ZOTAC GTX 1050 Ti OCの外観
2.ZOTAC GTX 1050 Ti OCの分解
3.ZOTAC GTX 1050 Ti OCのセットアップ
4.ZOTAC GTX 1050 Ti OCのゲーム性能
5.ZOTAC GTX 1050 Ti OCの温度・消費電力

6.ZOTAC GTX 1050 Ti OCのレビューまとめ


ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの外観

早速、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionを開封していきます。
グラボ本体はエアクッションで衝撃保護された静電防止ビニール袋に入れられて段ボールの内箱に固定されていました。付属品は簡易マニュアル、保証書、パンフレットのみでした。ドライバは別途DLする必要があります。
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ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの俯瞰写真は次のようになっています。
TDP75Wの低消費電力なGTX 1050 TiグラフィックボードでありながらZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは70mmのデュアルファンを搭載しています。長さ140mmのシングルファンモデルは全て簡素なアルミヒートシンク採用ですが、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは長さ170mmと大差ないため同モデルを選びました。
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バックプレートは非搭載のモデルとなっています。基板からクーラーが15mmほどはみ出ています。
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公式ページではボード長174mmと紹介されていますが、実際に測ってみたところPCIブラケットからボート後方までは160mmちょっとしかありません。基板自体の長さは同社&他社のGTX 1050 Tiと同じでクーラーがはみ出た分が+αになっている感じです。
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ファンの径は70mmです。またファン端子はGNDと12Vの2端子のみでタコメーターの端子がないためモニターソフトでファン回転数を確認できません(AfterBunerなどからファンコントロールは可能)。低消費電力GPUなのでファン回転数も低く、通常利用では見る必要がないもののレビューの際はちょっと不便でした。加えてPWM端子もないので速度調整幅が狭いという欠点もありました。
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PCI-E端子側から覗く太めのヒートパイプやGPUクーラー後方の放熱フィンも厚めで見た目はかなりいい感じのGPUクーラーになっています。
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グラフィックボードの厚さはちょうど2スロット分です。基板には6PIN補助電源を設置可能なスペースがありますがZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは補助電源不要なモデルになっています。
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ZOTAC製のGTX 1050 Tiの特色としてGPUクーラーは2スロットを占有ですが、PCIブラケット自体は1スロットです。クーラースペースはあるがPCIスロットが1つしかないようなメーカー製のPCにも換装が可能です。ビデオ出力はGTX 1050 Tiとしては標準的なDipslayPort、HDMI、DVI-Dの3系統になっています。
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ボート長についてはZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionと同じく補助電源不要かつデュアルファン搭載のGIGABYTE製RX 460よりも20mmほど短くなっています。前世代の50番であるGTX 950(補助電源不要)モデルと比較してもZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのほうが10mmほど短くなっており、基板自体を比較すると20~30mは小さくなっています。このあたりからもPascalアーキのワッパの向上が伺えますね。

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グラフィックボードの重量についてはZOTAC GTX 950 Low Powerが447gに対して、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは322gとなっており25%程度軽量です。
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ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの分解

続いてZOTAC GTX 1050 Ti OC EditionのGPUクーラーを分解してみました。
GPUクーラーは基板裏面のコア周辺のネジ4つで固定されていました。
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ネジを外すと簡単に開けます。
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基板の俯瞰写真がこちら。
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GTX 1050 TiのGPUコアはGP107-400-A1コアです。VRAMチップはSamsung製でした。VRM電源フェーズ数はGTX 1050 Tiで一般的な3フェーズから4フェーズへと増量されています。
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GPUクーラーの俯瞰写真はこちら。高品質なクーラーは見てて気分がいいですね。
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GPUコアとヒートシンクの接触は銅製ベースが採用されており、2本のヒートパイプでクーラー外装内いっぱいに詰め込まれた放熱フィンへ効率的に熱拡散できます。
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GPUクーラーの分解後はいつも通りに管理人愛用のクマさんグリス(Thermal Grizzly Kryonaut)を塗りなおしました。熱伝導効率も高く、柔らかいグリスで塗布しやすいのでおすすめです。
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ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのセットアップ

外観やハードのチェックはこのあたりにして早速、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionを検証用の機材に組み込みました。テストベンチ機の構成は次のようになっています。
テストベンチ機の構成

ベンチ機1
SAPPHIRE PULSE RX 560 4G レビュー_05001
ベンチ機2
SAPPHIRE PULSE RX 560 4G レビュー_04619
OS Windows10 64bit Home

CPU

i7 7700K
Core/Cache:5.0/4.8GHz, 1.300V
殻割り&クマメタル化(レビュー
i7 7700K
Core/Cache:5.0/4.8GHz, 1.300V
殻割り&クマメタル化(レビュー
M/B ASRock Z270 SuperCarrier
レビュー)(BIOS:1, 2
ASUS ROG
MAXIMUS IX FORMULA
レビュー
メインメモリ Corsair Dominator Platinum
Special Edition
DDR4 8GB*4=32GB (レビュー
G.Skill TridentZ
DDR4 8GB*4=32GB
システムストレージ
Crucial MX300 SATA M.2 SSD 1TBCT1050MX300SSD4 Intel SSD 540シリーズ
SATA M.2 SSD 240GB
電源ユニット
Corsair RM650i
レビュー
Corsair HX1200i
レビュー
PCケース/
ベンチ板
STREACOM BC1 (レビュー
Cooler Master
MASTERCASE MAKER 5t
レビュー

比較サンプル_GTX 1050 Ti ZOTAC OC


ZOTAC GTX 1050 Ti OC EditionのGPU-Z情報はこちらになっています。
ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionはリファレンス同様に補助電源不要モデルながら、コアクロックはリファレンス定格の1392MHzから100MHz以上OCされてブーストクロックは1506MHzになっています。地味にGTX 1050 Tiのオリファンモデルの中でも屈指のOCチューニングになっています。GTX 1050 TiなのでVRAM容量は4GBとなっており、7000MHzのVRAMチップが採用されていました。
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外観の紹介で説明した通りZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのファン端子にはタコメーターとPWM用の端子が存在しないのでファン回転数のモニタリングができず、ファン回転数の調整幅も45~100%とPWMに対応したファンよりも狭くなっています。
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ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのゲーム性能

ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの性能を測るべく各種ベンチマークを実行しました。性能比較には「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G」、「GIGABYTE RX 460 WINDFORCE OC 4GB」、「ZOTAC GTX 950 LowPower」、「ELSA GeForce GTX 750 Ti SP 2GB」を使用しました。
比較サンプル_RX 560 4GB SAPPHIRE比較サンプル_RX 460比較サンプル_GTX 950比較サンプル_GTX 750 Ti


まずFFXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマークのフルHD・高品質でZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのスコアは9000を超えて非常に快適の水準を上回っています。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_ff14
フレームレートの推移を見ても60FPSを中心に比較的安定しているので、フルHDの高品質設定であればZOTAC GTX 1050 Ti OC EditionでもFFXIV 紅蓮のリベレーターがそこそこ快適にプレイできそうです。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_GTX1050Ti
なおFF14ベンチではスコアが1万を超えたあたりからFPSが上がりすぎてCPUベンチの傾向が強くなりグラフィックボードの性能比較ベンチとしてはあまり使えなくなってくるので注意してください。FFXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマークについては個別記事で詳しく紹介しています。


FireStrikeとFireStrike Extremeのベンチマーク比較になります。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_bench_fs

FireStrike Extreme
ZOTAC GTX 1050 Ti
 OC Edition
7966 3744
SAPPHIRE PULSE
RX 560 4G
5633 2462
RX 460 4GB 5647 2468
GTX 950 LP 5764 2685
GTX 750 Ti 4459 2072

3DMarkの最新DirectX12ベンチマーク「TimeSpy」の性能比較になります。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_bench_ts

TimeSpy Asyncなし 性能伸び率
ZOTAC GTX 1050 Ti
 OC Edition
2395 2282 105%
SAPPHIRE PULSE
RX 560 4G
1756 1690 104%
RX 460 4GB 1702 1634 104%
GTX 950 LP 1685 1693 100%
GTX 750 Ti 1235 1240 100%


続いて実ゲームを用いたベンチマークになります。解像度はフルHDについて行っており、同一のグラフィック設定で同一のシーンについて平均FPSを比較しました。 

ベンチマーク測定を行ったタイトルは、Assassin's Creed Syndicate(低設定プリセット)、Battlefield 1(高設定プリセット)、DARK SOULS III(高設定プリセット)、The Division(中設定プリセット)、For Honor(高設定プリセット)、Ghost Recon Wildlands(中設定プリセット)、Mirrors Edge Catalyst(中設定プリセット)、NieR: Automata(解像度1600×900、中設定プリセット)、Rise of the Tomb Raider(DX12、中設定、AAなし)、Titanfall 2グラフィック設定)、WatchDogs_2(中設定プリセット)、The Witcher3グラフィック設定)、Gears of War 4(中設定プリセット)、OverWatch(ウルトラ設定プリセット)以上の14タイトルです。


Assassin's Creed Syndicate(低設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_acs

Battlefield 1(高設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_bf1

DARK SOULS III(高設定プリセット、60FPS上限)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_das3

The Division(中設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_div

For Honor(高設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_fh

Ghost Recon Wildlands(中設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_gr

Mirrors Edge Catalyst(中設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_mec

NieR: Automata(解像度1600×900、中設定プリセット、60FPS上限)のベンチマーク結果です。
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Rise of the Tomb Raider(DX12、中設定、AAなし)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_rottr

Titanfall 2グラフィック設定)のベンチマーク結果です。
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WatchDogs_2(中設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_wd2

The Witcher3グラフィック設定)のベンチマーク結果です。
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Gears of War 4(中設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_wgw4

OverWatch(ウルトラ設定プリセット)のベンチマーク結果です。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_game_wow


ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition、SAPPHIRE PULSE RX 560 4G、GIGABYTE RX 460 WINDFORCE OC 4GB 、ZOTAC GTX 950 LowPower、ELSA GeForce GTX 750 Ti SP 2GBの5種類について実ゲーム性能の比率の平均を出したところ、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは補助電源なしエントリーGPUの中でも高いシェアを誇ったGTX 750 Tiよりも70%近く高速という結果がになりました。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_pefsum




ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition の温度・消費電力

ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの負荷時のGPU温度とファンノイズを検証しました
温度とファンノイズの検証負荷としてはFF14ベンチを使用しており、その結果は次のようになっています。ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのブーストクロック仕様値は1506MHzでしたが、実働ブーストクロックの平均値は1744MHzでした。コアクロックが小刻みに変動しているのでパワーリミットでコアクロックに制限はかかっているようです。ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionは負荷時でもGPUコアの最大温度45度と非常に良好な冷却性能を発揮しています。
GTX1050Ti_ZOTAC_OC_temp
ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionには最近流行ののセミファンレス機能を採用されていません。また冷却ファンのタコメーター端子が基板にないのでファン回転数のモニターができません。ただファン回転数の比率はモニターできて最小の45%で始動してから負荷がかかっても47%となっており、GPUコアも良く冷えているので変動幅は小さいようです。

ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionを含めていくつかのグラフィックボードについてサウンドレベルメーターを利用してゲーム負荷時のノイズレベルを測定・比較しました。ノイズレベルの測定には「サンワダイレクト 400-TST901A」を使用しています。
ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition review_01375
電源OFF時の騒音値は33~35dBです。目安として40dBを超えたあたりからファンノイズがはっきりと聞こえるようになり、45dB前後で煩く感じます。50dBを超えてくるとヘッドホンをしていても煩く感じます。同じ騒音値でも不快に感じたり感じなかったりと音の性質にもよるので注意してください。

ノイズレベルの測定結果は次のようになっています。
ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのファンノイズは42.5dBで、EVGA GTX 1060 SCの冷却ファンが1500RPMで回っている時よりも静かという結果になりました。ベンチテーブルに置いて真横で聞いていればファンノイズも聞こえますが、ZOTAC GTX 1050 Ti OC EditionはPCケースに入れてしまえばほぼ聞こえないレベルのファンノイズだと思います。ただGPU温度が負荷時でも45度とかなり低い数字が出ているので、もう少し回転数を絞って静音性に振ってもいいかなとも思います。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_noise


ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの消費電力と瞬間的な最大電源負荷を測定しました。
測定には電源ユニット「Corsair RM650i」のCorsair Linkによる電力ログ機能を用いてコンセントからの出力ではなく変換ロスを差し引いた純粋な検証システム全体への入力電力をチェックしています。また測定負荷にFireStrike Extreme ストレステストを使用して、”平均値を消費電力”、”最大値を瞬間的な最大電源負荷”としました。測定結果は次のようになっています。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_power
ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionの消費電力は132W、瞬間的な最大電源負荷も153Wとなっています。TDP120WのEVGA GTX 1060 SCの消費電力と比較すると消費電力は50W以上小さいのでPCI-Eスロットから供給可能な75Wの範囲内で動作していると見ていいと思います。




ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition レビューまとめ

最後に「ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition(ZT-P10510B-10L)」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • FF14のフルHD・最高画質設定や軽量なe-スポーツ系PCゲームを快適にプレイ可能
  • 最新の高画質PCゲームも標準設定であれば60FPSでプレイ可能
  • 銅製ベース&ヒートパイプ採用の高性能クーラーで冷却性が高い
  • 長さ162mm(実測)、背の高さもPCIブラケットと同じで非常にコンパクト
  • 補助電源なしで動作可能
  • 2万円というエントリー向け価格帯(10月27日以降の値下がりにも期待できる)
悪いところor注意点
  • 負荷時のGPU温度を考えるとファン回転数はもう少し絞ってもいいと思う
  • セミファンレス非対応
  • ファン回転数をモニタリングできない

NVIDIAの次世代GPUにおいてローエンド上位モデルに当たるGTX 1050 Tiは、9XX番台では950の補助電源なしがあるものの半ばスキップされており、GTX 750 Tiからのアップグレードを検討するユーザーの多いGPUですが、GTX 1050 Tiの実ゲームにおける性能はGTX 750 Ti比で70%近く高速になっています。
ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti OC Edition_pefsum
GTX 1050 TiはOverWatchのようなe-Sports系の軽量なオンライン対戦PCゲームやFF14のようなMMO RPGであれば余裕で対応可能なGPU性能があり、加えて最新の高画質PCゲームでも標準設定であれば快適にプレイ可能です。2万円以下のエントリー向け低価格GPUと考えれば十分過ぎるグラフィック性能だと思います。

非常に負荷の軽いNVIDIA独自のプレイ動画録画機能「ShadowPlay」も利用できるので、ゲームプレイへの影響を気にせずにe-Sportsのカッコいいプレイを高画質で録画して、対戦後にはその動画を編集してYoutubeなどにアップすることも可能になっています。

ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionについては、リファレンス同様のTDP75Wで補助電源レスなままに、ブーストクロックはリファレンスから100MHz以上という大胆なOCチューニングが行われていますが、安定して動作しました。また銅製ベースとヒートパイプ採用の高品質GPUクーラーは160mmのショート基板と考えれば十分過ぎる冷却性能を発揮しています。
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ZOTAC自身も含めてGTX 1050 Tiでは簡素なアルミヒートシンクを採用した長さ140mm程度のシングルファンモデルがリリースされていますが、ショート基板縛りならクーラーの品質で頭1つ抜けており
、ショート基板GTX 1050 Tiの鉄板モデルと言っても過言ではない「ZOTAC GTX 1050 Ti OC Edition」が断然おすすめです。

以上、ZOTAC GTX 1050 Ti OC Editionのレビューでした。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)


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