Ryzen 5 1600をフラゲできたので早速OCしてみた。



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AMD Ryzen 5 1600の並行輸入品が国内発売予定日の4月11日に先駆けてフライング?で販売されていたので1つポチってみたところ届きました。6コア12スレッドのRyzen 5 1600がどの程度まで手動でオーバークロックできるのか早速、簡単にレビューしていきます。AM4マザーボードの供給も今週から非常に安定してきていますし、Ryzen 5はコスパ重視のメインストリーム向けに人気爆発必至なCPUになる予感。
Ryzen 5

AMD Ryzen 5シリーズの製品スペックと価格
Ryzen 5 1600X Ryzen 5 1600 Ryzen 5 1500X Ryzen 5 1400
コア/スレッド数 6/12 6/12 4/8 4/8
ベースクロック 3.6GHz 3.2GHz 3.5GHz 3.2GHz
ブーストクロック 4.0GHz 3.6GHz 3.7GHz 3.4GHz
XFR TBD 3.7GHz TBD TBD
TDP 95W 65W 65W 65W
北米価格 249ドル 219ドル 189ドル 169ドル
国内価格(税込) 3.3万円 3.0万円 2.6万円 2.3万円



AMD Ryzen 5 1600を開封する

OCレビューの前にサクッとRyzen 5 1600の開封して外観やら付属品やらをチェックしておきます。
パッケージ外観は添え字が違う以外はRyzen 7 1700と全く同じデザインです。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05941
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05942
パッケージは上蓋を開く構造になっており、CPUと付属クーラーが小分けの箱に収められています。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05943
CPUにはしっかりとRyzen 5 1600と刻印されていました。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05949
付属のCPUクーラーについては基本的にRyzen 7 1700に付属する「Wraith Spire」と同じものです。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05946
ただしコストカットのマイナーチェンジ?なのか今回管理人が入手したRyzen 5 1600に付属する「Wraith Spire」はLEDイルミネーションに非対応でした。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05947
CPUクーラーの収められた小分けのパッケージをチェックしてみたところ、品番が若干違います。4月11日に発売予定の国内正規品で付属のCPUクーラーがどうなっているのか気になるところ。余談ですがレビュー用サンプルに「Wraith Max」が欲しい。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05948


AMD Ryzen 5 1600を検証機材にセットアップ

Ryzen 5 1600の外観のチェックが済んだところで早速、マザーボードに組み込んでいきます。今回は検証機材としてAM4マザーボードにはASUS ROG CROSSHAIR VI HEROを使用しました。後程書きますが理由があります。その他の検証機材は次のようになっています。
テストベンチ機の構成
CPU AMD Ryzen 5 1600
マザーボード
ASUS ROG CROSSHAIR VI HERO
レビュー
CPUクーラー Noctua NH-D15
(レビュー予定)
メインメモリ Corsair Dominator Platinum
Special Edition
DDR4 8GB*2=16GB (レビュー
CPUベンチ用
ビデオカード
ASUS GeForce GT730
ファンレス GT730-SL-2GD3-BRK
システムストレージ
CFD SATA SSD 120GB
OS Windows10 64bit Home
電源ユニット Corsair RM650i (レビュー

Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05951

またCPUとCPUクーラー間の熱伝導グリスには当サイト推奨で管理人も愛用しているお馴染みのクマさんグリス(Thermal Grizzly Kryonaut)を塗りました。熱伝導効率も高く、柔らかいグリスで塗布しやすいのでおすすめです。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05950

グリスを塗る量はてきとうでOKです。管理人はヘラとかも使わず中央山盛りで対角線だけ若干伸ばして塗っています。特にThermal Grizzly Kryonautは柔らかいグリスでCPUクーラー固定時の圧着で伸びるので塗り方を気にする必要もありません。




AMD Ryzen 5 1600をオーバークロック検証

前置きが少し長くなりましたが、本題のRyzen 5 1600のOC検証を行っていきます。
マザーボードのBIOSにRyzen 5 1600が登録されていない場合、起動すらできないんじゃないかと少し不安だったのですが、サクッと起動して杞憂に終わりました。
Ryzen 5 OC (1)

AMD Ryzen 5 1600は仕様値ではベース3.2GHz、ブースト3.6GHzとなっていましたが、実際に負荷をかけてみたところ、全コア同時で3.4GHz動作となり、XFRによって単コア最大3.7GHzで動作しました。
Ryzen 5 OC (2)

定格でCinebenchを回してみましたが流石に6コア12スレッドのCPUだけあって、スコアは1100を軽く上回りました。4コア8スレッドのi7 7700kではコアクロックを5.0GHz、メモリもOCしてやっと1100に届くくらいとなっており、4万越えのi7 7700K、3万のRyzen 5 1600と価格を考えるとコスパが圧倒的です。
Ryzen 5 OC (3)

あとついでにここからはASUS ROG CROSSHAIR VI HEROでメモリのOCも行っています。検証機材で使用しているCorsair Dominator Platinum Special Editionは同マザーボードと相性が良いようで、BIOSからメモリ周波数とDRAM電圧を弄るだけで簡単に3200MHzで回ってくれました。AM4マザボにおけるメモリのOC耐性は本当におみくじです。Samsung BダイとかいうのがOC耐性が高いようですがよくわからぬ。ただ起動してCinebenchクリアできれば、ストレステストでもほぼ安定する模様。
Ryzen 5 OC (4)

ということでメモリを3200MHzにOCした状態で、ここからはRyzen 5 1600のコアクロックをOCしていきます。
コアクロックと電圧の匙加減もよくわからないのでとりあえずE-Digi関連を最大に設定して(詳しくはレビューみてください)、コアクロックを3.8GHz、コア電圧を1.28Vに設定しました。この設定で特に問題なく起動してCinebenchと当サイトにおけるCPU OCにストレステストの動画エンコード(簡単のため20分ほど)をクリアできました
Ryzen 5 1600を3.8GHz(メモリ3200MHz)にOCするとCinebenchスコアは1276になりました。
Ryzen 5 OC (5)

続いて上位モデルRyzen 5 1600Xに並ぶ4.0GHzにOCします。とはいえRyzen 5 1600の動作を考えると1600Xは全コア3.8GHz動作のような気もしますが。
設定は今回も簡単にコア倍率を40倍にしてコア電圧を1.35Vに盛りました。ここでもCinebenchとストレステストをクリアできました。Ryzen 5はRyzen 7よりもコア数が少ないので?コアクロックは上げやすいようですね。
Ryzen 5 1600を4.0GHz(メモリ3200MHz)にOCするとCinebenchスコアは1333になりました。もはや3万円で購入できるCPUとは思えぬ性能ですね。
Ryzen 5 OC (6)
6950Xのレビューの時に撮ってたスクショですが5930Kを4.4GHzにOCした時のCinebenchのスコアが1284でした。エンコードとかCPUレンダリング周りはRyzenさんが強すぎる。
71ec4712

ただここでHWInfo読みのCPU温度が70度前後になってきました。NH-D15でこれなので発熱的には結構厳しくなってきている気がします。C6Hはたまにモニタリングを見失うのでスクショでは最小値がおかしいですが、アイドルで20~30度なのでTctlの読みはオフセットなしだと思います。とはいえある程度の冷却環境が揃っていれば6コア12スレッドのRyzen 5は4.0GHz常用は余裕だと思います。
Ryzen 5 OC (7)

簡単な設定ですがRyzen 5 1600を4.0GHzにOCした時のBIOS設定も載せておきます。
0GHz OC設定 (1)
0GHz OC設定 (2)
0GHz OC設定 (3)

消費電力についても簡単に比較してみました。4.0GHz OCについては設定もてきとうなのであまり参考にならないかもしれませんが、定格については綺麗に数字が出ていると思います。
Ryzen 5 1600_power


お手軽OC設定で4.0GHzにオーバークロックできて3万円ぽっきりな6コア12スレッドの「Ryzen 5 1600」はマルチスレッド性能のコスパが圧倒的なので、Ryzen 7 1700に続いて人気爆発必至なCPUになると思います。4月11日の国内正式解禁が待ち遠しいですね。
Ryzen 5 1600をフラゲったのでOCしてみた05944


追記:AMD Ryzen 5 1600の4.0GHz OCの電圧下限

上に載せたOC設定でコア電圧の設定のみ変化させたところ、1.28Vでエンコードのストレステスト中にエラーが発生しました。1.30Vで1時間ほど負荷をかけ続けてクリアできたのでRyzen 5の6コア12スレッドモデルを4.0GHzで動作させる場合、1.30V前後が下限になってくると思います。ただRyzen 7のOC経験から水冷とかでもっと冷やせば電圧を下げられるかも。
Ryzen 5 OC (8)
Ryzen 5 OC (9)
Ryzen 5 1600_temp








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