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本記事をCoffeeLake-S CPU(8XXX番台)対応に更新しましたが、18年1月現在、旧型となるKabyLake-S CPU搭載BTO PCもまだ販売されており、処分価格で安い場合もあるので更新前のおすすめBTO PCリストをバックアップしています。

GTX 1070搭載のBTO PCの簡易紹介

1.PCショップアーク

PCショップアークからはCPUにSkylake世代のi5を採用したミドルスペックの「CROYDON CY-IKL4B25M-C17」と、Skylake世代のi7を採用したハイスペックな「CROYDON CY-IKL4H27A-N17」の2種のGTX1070搭載BTO PCがリリースされています。デフォルト設定の価格はそれぞれ15万円と18万円です。いずれも自作er界隈で評価の高いPCケースが採用されており電源マザーボードなども高品質ですし、CPUもi5とi7のどちらも選べるので予算に合わせた構成が組みやすくなっていると思います。GTX 1070のベンダーやモデルのカスタマイズが可能です。



2.TSUKUMO(ツクモ) eX.computer

ツクモeX.computerからはスタンダードタワーの「G-GEAR GA7J-C91/T」(i5 CPU)と「G-GEAR GA7J-H91/T」(i7 CPU)、コンパクトPCの「G-GEAR mini GI7J-E91/T」、高級フルタワーの「G-GEAR neo GX7J-A91/ZT」以上おおまかに3機種がラインナップされています。スタンダードモデルの「G-Gear」についてはCPUに最新のKabylake世代のi5 7500とi7 7700の両方を選択可能でマザーボードはASUS H270-PROとなっています。「G-Gear neo」は高耐久マザーボード「ASUS TUF Z270 MARK 2」が採用されているのが魅力的です。当記事では最もリーズナブルな「G-Gear」をチェックしていきます。GTX1070搭載グラボのベンダーやモデルは指定なしかMSI GamingXを選択できます。

なお各シリーズには旧型H110チップセット搭載マザーボードを採用した廉価モデルがラインナップされているものもありますがKabyLakeネイティブ対応の200シリーズマザボと組み合わせたBTO PCが当サイトとしてはおすすめです。


3.パソコン工房

パソコン工房ではミドルタワーケースで拡張性の高い「LEVEL∞ R-Class LEVEL-R027-i7-TNR」を見ていきます。CPUにKabyLake世代のi7 7700を採用している他社のBTO PCに比べると、マザボや電源に型番不明の廉価なパーツを使ってコストを抑えているので価格は若干安くなっています。カスタマイズの幅もさほど広くないこともありやや安いという点以外では現時点ですでにあまりおすすめする要素が見当たらないかなあと。
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注:廉価な他モデルもありますがDDR3という旧規格のメモリとSkylake世代のCPUとの混合構成のため管理人的には非推奨です。


4.サイコム

サイコムでは「G-Master Mace H270」など複数のシリーズでカスタマイズ項目からGTX 1070を選択可能になっています。他社と違ってGTX1070搭載のデフォルト構成がリストアップされていないのが特徴です。カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。GTX 1070のベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。またOSがデフォルトでカスタマイズに入っていないので追加を忘れないように注意してください。
拡張性やメンテナンス性に優れたPCケースを採用しつつ廉価な「G-Master Mace H270」に的を絞って紹介します。このBTO PCではFractal designというメーカーの自作er界隈で非常に評価の高いPCケースを採用しているのがポイントです。<参考記事

あとサイコムのGTX 1070搭載BTO PCでは当サイトでもレビューしたEVGA GTX 1070 SC ACX3.0がカスタマイズで選択可能です。価格もリーズナブルで静音・冷却ともに優れたモデルなのでおすすめです。
銅製ベース最強伝説! EVGA GTX 1070 SC ACX 3.0をレビュー
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5.ドスパラ

ドスパラからは、ミドルタワーケース採用でi7 7700とH270マザーボード(型番不明)を搭載する「GALLERIA XF」、ミニタワーケース採用で7700とH270マザーボード(型番不明)を搭載する「GALLERIA MF」、TVラックにも収納可能なスリムPC「GALLERIA SF(SkyLake CPU搭載)」の3機種がリリースされています。ドスパラのGTX 1070搭載BTO PCではコスパに優れるKabyLake i5 CPUを選択可能なモデルはラインナップされていません。GTX 1070のベンダーやモデルをカスタマイズ(選択)できません。他社に比べるとカスタマイズのパーツ選択の自由度は低いようです。ただカスタマイズを絞っているためドスパラのBTO PCは”最速2日で出荷”という驚愕の納期速度を誇っています。


GALLERIA XF」については当サイトでもレビュー記事を公開中です。
3スロ占有で冷える GTX 1070搭載「ドスパラ GALLERIA XF」BTO PCレビュー
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GTX 1070を搭載するスリムPC「GALLERIA SF」についてもレビュー記事公開中です。
TVラックにも収納可能なGTX 1070搭載スリムPC「GALLERIA SF」をレビュー
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6.マウスコンピューター

マウスコンピューターのゲーミングBTO PCのブランドは大まかに、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」(PCケース詳細)、中堅モデルでミドルタワーケース採用の「NEXTGEAR」(PCケース詳細)、高級品の「MASTERPIECE」(PCケース詳細)と松竹梅の3段構成になっています。
カスタマイズの幅は広くありませんが、その分だけ他社と比べて安価になっています。オプション料金+2000円がかかりますが対象製品は翌営業日出荷と納期も速いのが特徴です。
GTX 1070のベンダーやモデルをカスタマイズ(選択)できません。
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17年1月6日現在、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」とコンパクトキューブケース採用のBTO PC「LITTLEGEAR」(PCケース詳細)もKabyLakeに対応していますが旧型チップセットH110を搭載したマザーボードが採用されています。
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1月6日現在、マウスコンピューターのGTX 1070搭載BTO PCではKabyLakeのi5 CPUは選択できません。




パーツを揃えてGTX 1070搭載BTO PCを価格比較

一口にBTO PCと言っても上で述べたようにCPUやストレージに各社違いがあり、それによって価格が上下するので可能な限り公平な比較を行うため次のパーツ構成に可能な限り合わせる形で価格比較を行います。

ついでにGTX 1080搭載BTO PCのカスタマイズについて簡単に解説しておきます。「CPU」「メモリ」「電源容量」「ストレージ」「マザーボード」のBTO PCの主要な5パーツに注目します。これら5つの適切な選び方さえ知っていれば記事の更新や閲覧のタイミングでは下の価格比較通りにならないかもしれませんが、そのときは解説に合わせてカスタマイズすれば各自で簡単にリアルタイムな価格比較もできて最適なBTO PCを選択可能です。
  • CPUについては4コア4スレッドのi5(7600や7600K)は4コア8スレッドのi7(7700や7700K)と比べてもPCゲームが目的であれば大きな性能差はありません。コスパを優先するならi5、CPUボトルネックを確実に避けたいとか高画質のプレイ動画を録画・配信もするならi7を選べばいいと思います。CPU型番の添え字については基本的に”K”なしのCPUで問題ありません。
  • システムメモリゲーム用途なら16GBあれば十分です。8GBでは足りない場合もあるので16GB以上を推奨します。メモリ枚数は合計容量が同じなら4枚でなくて2枚で大丈夫。
  • 電源容量は600~700Wもあれば問題ありません。変換効率もSilver以上なら問題なし。
  • システムストレージ(WindowsOSをインストールするストレージ)は必ずHDDではなくSSDを選んでください。HDDよりもGB単価は上がりますが実際に体感できるレベルでSSDのほうがキビキビ動きます。Windows10をインストールするシステムドライブのサイズは240GB以上であればOKです。PCゲーム用ストレージはシステムとは別に用意するほうが後々便利、加えてHDDではなくSSD推奨です。ゲーム用は可能なら960GB、少なくても480GBが望ましいです。
  • マザーボードは「Z270」とか「H270」とかチップセット名だけでなく「ASUS H270-PRO」のように市販のマザーボード名が記載されているor市販マザボを選択できるBTOが推奨です。市販のマザボであれば専用のマニュアルも存在しますし、何かトラブルがあってもググって解決法を見つけるのが容易になります。マザボメーカーは日本語マニュアルが一番しっかりしていてユーザー数の多いASUSを選ぶのが鉄板です。
以上の5項目さえ守ればそうそうハズレを引くことはないはずです。


比較を行う上で下の表の基本パーツ構成に可能な限り準拠した状態の価格を比較します。

価格比較用のパーツ構成
OS Windows10 Home
CPU i7 7700 (or i5 7500)
メモリ 16GB (8GB*2)
グラボ GTX1070
システムストレージ SSD 240GB
データストレージ なし(実際の購入に際しては480GB以上のSSDが推奨)
電源 600~700W、Gold
その他付属品 なし

比較を行う上での注意点
・ゲーム用のデータストレージは480GB以上のSSDがおすすめですが、個別に購入しても問題ないので簡単のためになしの設定で比較します。ちなみに480~512GBのSSDの価格相場は1.2万円程です。
・各社カスタマイズできない設定で1TB HDD(2千円程度)やオリジナルCPUクーラー(2~3千円程度)の有無があり最終価格には数千円誤差がある場合があります。


BTOメーカー 型番 電源 マザーボード 価格
PCショップアーク

()内の価格はCPUがi5 7500の場合
CROYDON CY-IKL4B25M-C17
Cyonic AU-650X
GOLD電源
ASRock
B250M Pro4
Micro-ATX
17.4万円
(16.1万円)
CROYDON CY-IKL4H27A-N17

Cyonic AU-650X
GOLD電源
ASUS PRIME H270-PRO
ATX
18.6万円
(17.5万円)
TSUKUMO

()内の価格はCPUがi5 7500の場合
G-GEAR
GA7J-H91/T

(GA7J-C91/T)

SSR-650RMS
GOLD電源

ASUS PRIME H270-PLUS 16.5万円
(15.1万円)
パソコン工房 LEVEL-R027-i7-TNR
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700W
Gold電源
Z270、ATX
(型番不明)
17.7万円
サイコム

()内の価格はCPUがi5 7500の場合
G-Master Mace H270

SSR-650RMS ASUS PRIME H270-PLUS 20.1万円
(18.5万円)
ドスパラ

CPUが7700K
SSDが500GB
GALLERIA XF

700W、Gold電源
AS-700
H270、ATX
(型番不明)
20.0万円
マウス
コンピューター

CPUが7700K
SSDが480GB

NEXTGEAR
i660GA1-DNBYCM

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700W、
Gold電源
Z270、ATX
(型番不明)
19.6万円


CPUについては1月6日に発売したKabyLakeに対応した価格比較を上で行っていますが、一部のBTO PCショップではSkyLake CPUを搭載した旧モデルが併売されており処分価格で若干お安くなっています。管理人的にはKabyLake搭載BTO PCがお勧めですが、旧製品が気になる場合は旧おすすめBTO PCリストのバックアップをこちらで公開しています。





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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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