おすすめSSDまとめ


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そもそもSSDとHDDは何が違うのかといった基礎知識、MLC/TLC/QLCのマルチビットセルやNVMe/SATA3.0など2019年最新のSSD事情について徹底解説し、当サイトで実機レビューした中から今一番オススメな自作PC用の最新SSDを用途や価格別に比較して紹介します。

SSDの概要やお勧め製品の特長については当記事でも簡単に紹介しますが、基礎的なベンチマーク結果やファイルコピーやゲームロード等の実性能比較やサーモグラフィカメラを使用した温度測定など各SSD製品の詳細情報についても気になる場合は、個別のレビュー記事を参考にしてください。
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おすすめSSDまとめ 目次


1.SSDとHDDの違いについて - 用途に合わせて適切に
  ・SATA SSD vs NVMe SSD vs HDD ゲームロード時間を比較

2.SSDの大容量化と微細化の限界について
3.SLC/MLC/TLC/QLCとは?
4.3D NANDとは?


5.SSDの接続規格はSATAとNVMeの2種類
6.SSDは2.5インチSATA、M.2、PCIE AICカード、2.5インチU.2の4種類
7.2.5インチSATA SSDについて
8.M.2 SSDについて
9.M.2 SSDにはNVMe接続とSATA接続の2種類がある
10.PCIE AICカードと2.5インチU.2について


【オススメなSSD製品を紹介】
11.システムストレージにお勧めな2.5インチSATA SSD
12.データストレージにお勧めな容量1TB以上の大容量2.5インチSATA SSD
13.PCゲーム100GB超時代でも容量不足の心配無用な超大容量4TBのSSD
14.SATA SSDと同じ容量単価で3倍高速なQLC NAND採用NVMe M.2 SSD
15.最新TLC型64~96層3D NAND採用NVMe M.2 SSD
16.2019年最速のMLC型3D NAND採用NVMe M.2 SSD




SSDとHDDの違いについて - 用途に合わせて適切に

SSD(Solid State Drive)とHDD(Hard Disk Drive)はそもそも物理的な構造が異なります。
HDDは回転する磁気ディスク上で磁気ヘッドを動かして(シーク動作)、データの読み出し・書き込みを行うので、磁気ディスクと磁気ヘッドという物理的に動く部位が存在します。一方でSSDはメモリコントローラーとメモリチップ+αのみで構成されており、データの読み出し・書き込みにおいて物理的に動作する部位はなく、全てが電気信号のみで行われます。
SSDHDD
下はSATA3.0規格のSSDとHDDについてCrystalDiskMarkを実行した結果ですが、連続アクセス性能に数倍の差があるのに加えて、ランダム性の高いデータへのアクセスでは100倍以上の性能差があります。
この差がゲームロード時間に比例してそのまま直結するわけではありませんが、磁気ディスク上の物理的なアドレスに磁気ヘッドを都度移動させるという制約があるHDDの構造上、SSDと比較してランダムなアクセス性能が低いというのは事実です。
SSD_CDMHDD_CDM
アクセススピードではHDDを大きく上回るSSDですが、2019年現在、SATA SSDが最大容量4TB、NVMe M.2 SSDが最大容量2TBに対して、3.5インチSATA HDDは最大容量が16TBに達しており、1つのストレージ当たりの単純な容量を比較するとHDDに軍配が上がります。
また容量単価が安価であるところもHDDの魅力です。下は2019年7月現在の最安値クラスの価格から算出したおおよそのストレージ別単価容量です。SATA SSDが1000円あたり600~800MB程度の単価容量に留まるのに対し、HDDでは最近発売されたばかりの16TB容量モデルですら2倍以上も上回る単価容量を実現しており、一般的に普及する4TB~8TBのHDDでは6,7倍もの単価容量となります。
SSD-HDD_Price

このようにSSDとHDDにはアクセススピードと単価容量において大きな隔たりがあるので、用途に合わせて適切に選択する必要があります。

【SATA SSD vs NVMe SSD vs HDD】 ゲームロード時間を比較
SSD vs HDD ゲームロード時間比較



SSDの大容量化と微細化の限界について

まず大前提として現在のSSDは基本的にメモリコントローラー、メモリチップ、DRAMキャッシュの3つから構成されています。(廉価SSDではDRAMキャッシュは省略されるものもある)
下はNVMe M.2 SSDのSamsung SSD 970 PROのレイアウトですが左から順にメモリコントローラーとDRAMキャッシュがあり、右半分に2枚のメモリチップが実装されており、このメモリチップがストレージとしての記憶領域になっています。
Samsung SSD 970 PRO (4)
2.5インチSATA SSDなども分解すると、実装素子の多寡に差こそあれ同様にメモリコントローラー、メモリチップ、DRAMキャッシュの3つから構成されています。
DSC04524

データは”セル”と呼ばれる記憶素子に0と1の2進数デジタルデータとして記憶されます。セル1つ1つは非常に小さいですが当然物理的な大きさがあり、容量がGB単位になればセルの数も数千から数億に達し、メモリチップの物理的な寸法はおおよそ決まっているので、メモリチップあたりに実装できるセルの数(容量)は半導体の微細化に依存します。SSDの登場当初はこの微細化を進めることでメモリチップ1枚あたりの容量を増やしていました。
セルの平面微細化
しかしながら半導体の微細化にも限界が見えてきたので、
「1つのセルに2bit以上のデータを保存できるようにする」 → マルチビットセルの開発
「3次元(垂直)にセルを積んでいって容量を拡大する」 → 3D NANDの開発
へとSSD開発は舵が切られるようになりました。 
QLC 3D NAND


マルチビットセル:SLC/MLC/TLC/QLCとは?

SSDの開発初期においてはデータ記憶単位のセルは、「電位が高い状態=1」と「電位が低い状態=0」の2値のみで判別される1bit単位、「SLC(Single Level Cell)」でした。
しかしセルの微細化だけではメモリチップ1枚当たりの容量を増やすのが難しくなったため、これまで1bit(2値)しか記録できなかったセルに、2bit以上の記録をさせるように改良され、これが「MLC(Multi Level Cell)」と呼ばれました。

MLC開発当時は1bit(2値)から2bit(4値)へのマルチビットセル化だったため、DLC(Double level Cell)ではなくMLCと呼ばれた経緯があり、現在でもMLCと呼ぶ場合は2bitのマルチビットセルのことを指すことが多いです。
その後、順調にマルチビットセル化は進み、15年頃から3bit(8値)のTLC(Triple Level Cell)、そして2018年後半では4bit(16値)のQLC(Quadruple Level Cell)が一般向けSSDとして製品化されています。
MLC_TLC_QLC
MLCではこれまで「0 / 1」の1bit(2値)だったセルの記録を「00 / 01 / 10 / 11」の2bit(4値)に増やしているので、例えばSLCではセルの電位が0.4Vなら記録データは0、電位1.6Vなら記録データは1と判別していたところを、0.4V/0.8V/1.2V/1.6Vに刻んで判別することになり、3bit(8値)のTLCでは0.2V刻み、4bit(16値)のQLCでは0.1V刻みと、マルチビットセル化に伴いデータを判別するための電位の刻み幅は細かくなります。
QLC
マルチビットセル化には容量単価が下がるというメリットはあるのですが、一方で書き込み耐性の低下やデータの長期保存における信頼性の低下も伴い、加えてベンチマーク測定でもわかりやすい傾向としてデータ書き込み速度の低下も発生します。

SLC型SSDは一般には流通していないので、一般コンシューマーはMLC型SSD、TLC型SSD、QLC型SSDの3種類から選択することになりますが、各SSDの性能の傾向は次のようになっています。
マルチビットセル化の傾向

MLC(2bit) TLC(3bit) QLC(4bit)
容量単価 高い 標準
(2019年現在主流)
安い
書き込み耐性
(容量1TB当たり)
1200TBW程度
400~600TBW程度 200TBW程度
MTBF
(平均故障時間)
一般に150~200万時間前後
連続大容量
書き込み
書き込み速度の低下は発生しない
64層3D NANDかつ容量1TB以上なら、SATAでは発生せず、NVMeなら1GB/s以上を維持できる
メモリチップ2枚の1TBモデルでもSLCキャッシュ超過後は100MB/sに低下
(Intel 660p参考)


余談ですが4bit(16値)のQLC(Quadruple Level Cell)の次は、5bit(32値)のQuintuple Level Cellなので、頭文字が被ってしまいます。ただマルチビットセルによる大容量化は単位面積当たりの増え幅が反比例的に小さくなってしまうので、書き込み速度や書き込み耐性の低下を考えると5bit MLCは登場しない可能性が高そうです。


3D NANDとは?

半導体微細化が難しくなってきたのでメモリチップ1枚当たりの記憶容量を増やす方法として、これまで平面的に増やしていたセルを垂直に積み上げる「3D NAND」が開発されました。一般に第1世代と呼ばれる32層3D NANDに始まって、現在ではIntel&Micron、東芝&WD、Samsungなどが64層3D NANDの製品化を実現し、2019年中頃からは96層3D NANDを採用した製品も徐々に発売されてきています。2020年頃には128層3D NANDの量産を始めるメーカーもあるようです。
3D NAND

SSD大容量化のもう一方のソリューションであるマルチビットセル化は書き込み速度の低下が伴うため、TLC型32層3D NANDを採用した初期のTLC型SSDでは連続した大容量データの書き込みにおいて、SLCキャッシュ超過後に書き込み速度が階段的に低下することが問題視されていました。
PNY SSD 960GB_HDTP
しかしながら、「Samsung SSD 860 EVO(レビュー)」「WD Blue 3D NAND SATA SSD(レビュー)」「SanDisk SSD Ultra 3D(レビュー)」「Crucial MX500(レビュー)」など、最新のTLC型64層3D NANDを採用かつの容量1TB以上のSATA SSDでは、SATA接続の理想的な連続書き込み速度である500MB/sを維持できるようになって、書き込み速度の低下は解消されています。
Samsung 860 EVO 2TB_HDT
またSATA接続よりも高速なNVMe接続のSSDについても、64層以上のTLC型3D NANDを採用している「Samsung 970 EVO Plus(レビュー)」、「WD Black SN750 NVMe SSD(レビュー)」、「Kingston KC2000(レビュー)」等のように、書き込み速度の低下こそ発生するものの、SATA SSDを2~3倍も上回る1GB/s以上の書き込み速度を維持できる製品が存在します。
Samsung 970 EVO Plus 1TB_HDT



SSDの接続規格はSATAとNVMeの2種類

2019年最新SSDの電気的な接続規格は大別してSATA(SATA3.0)とNVMeの2種類です。
SATAは現在ver3.0ですが、ver1.0やver2.0の製品はすでにほぼ完全に終売となっており、SATAケーブルはバージョンによらず共通なので、2019年現在は『SATA = SATA3.0』と考えてOKです。この記事や当サイトの他の記事でもSATAと単純に書いている場合は基本的にSATA3.0のことになっています。
SATA接続規格はもともとHDDや初期のSSDを想定して策定された規格となっており、高速化を続けている最新SSDに対して接続帯域の拡張が難しい(後継の予定もない)ため、新たに策定された接続規格がNVMe(NVM Express)です。
NVMeはグラフィックボードなどの接続でも使用されているPCI-Eが接続帯域として使用されており、最も主流なのはPCIE3.0x4ですが、PCIE3.0x4よりも帯域が半減するPCIE3.0x2やPCIE2.0x4の場合もあります。SATAの接続帯域が理論値で6Gbpsに対して、NVMe(PCIE3.0x4)の接続帯域は理論値32Gbpsとなっており、NVMe接続のSSDは最大で5倍以上高速なストレージとなります。
SATA_NVMe
SATA接続SSDは最新のものでもシーケンシャル(連続)読み出し・書き込み速度が560MB/s前後で頭打ちになりますが、Samsung SSD 970 PROなど2019年最新のNVMe接続SSDであれば最大で3500MB/s前後のシーケンシャルアクセスが可能になります。
Samsung 860 PRO 2TB_CDMSamsung 970 PRO 1TB_CDM


SSDの物理的規格は2.5インチSATA、M.2、PCIE AICカード、2.5インチU.2の4種類

自作PCで使用するSSDの物理的な規格は大別して2.5インチSATA、M.2、PCIE AICカード、2.5インチU.2の4種類です。
名前を挙げた順に自作PC界隈で普及度が高いものになっています。それぞれストレージ自体の物理的な形状に加えて、PCに接続するためのインターフェースの物理的な形状も異なります。

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2.5インチSATA SSDについて

2.5インチSATA SSDは自作PC界隈においてもっとも普及しており標準的なSSDストレージです。名前の通りSATA接続のストレージになっています。2.5インチストレージの寸法は規格で縦70mm x 横100mmと決まっており、厚さは基本的に7mmのものが多いです。自作PC用ストレージとしては最も標準的な規格なのであまり言及すべきポイントもありません。
Samsung SSD 860 PRO 256GB review_04789_DxOWD Blue 3D NAND SATA SSD 500GB review_03710
2.5インチSATA SSDを使用するには、マザーボードと繋ぐためのSATAケーブル(通信用)に加えて、電源ユニットから伸びるSATA電源ケーブルの計2本を接続する必要があります。接続インターフェースは3.5インチHDDと同じです。
HDDならともかく消費電力の小さいSSDにもかかわらず、1つのストレージに対して通信用と電源用で2本ずつケーブルを接続する必要があるという煩雑さは、省スペースかつケーブルレスなM.2 SSDの登場によって、最近では若干ネックになりつつあります。
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ちなみにコンソールゲーム機のPlayStation 4やPlayStation 4 Proの内蔵ストレージの交換に使用するのも、2.5インチSATA SSDです。
PS4 ProをHDDからSSDに換装して速度比較。換装の手順も紹介
Elgato Game Capture 4K60 Pro review_01630



M.2 SSDについて

続いて15年発売のSamsung 950 PROの登場以降、順調に普及率を伸ばしている最新規格M.2 SSDが自作PC界隈で2番目に普及しているSSDです。
M.2 SSDは幅22mmと長さ別に2242(42mm)、2260(60mm)、2280(80mm)、22110(110mm)の4つのフォームファクタが存在しますが、自作PCで用いるM.2 SSDは基本的に長さ80mmの2280フォームファクタです。
M.2 SSD
M.2スロットはM.2 SSDだけでなくWiFi無線カードなど多目的に使用するコンパクトなインターフェースとして策定された規格です。とはいえ、Key(カード側端子の切込みとM.2スロット側の出っ張り)でM.2スロットに装着できるM.2カードは限定されており、ストレージ用M.2カード(M.2 SSD)やマザーボードのストレージ用M.2スロットはM-Keyで基本的に統一されているのであまり気にする必要はありません。
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ちなみにPCIE3.0x4対応のNVMe M.2 SSDは、帯域幅に応じてシーケンシャルアクセスで速度制限がかかるもののPCIE3.0x2やPCIE2.0x4のM.2スロットでも使用できます。またPCIE3.0x2やPCIE2.0x4のNVMe M.2 SSDもPCIE3.0x4のM.2スロットで使用できます。



M.2 SSDにはNVMe接続とSATA接続の2種類がある

Key配置に若干の違いこそあれ物理的な形状はほぼ全てが2280フォームファクタで共通しているM.2 SSDですが、電気的な接続規格としてNVMe接続のものとSATA接続のものの2種類が存在します。外形からどちらのSSDか判断することは難しいのでM.2 SSDを購入する際は間違えないように注意してください。
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一応外形の違いとしてSATA接続M.2 SSDは接続端子に、M-KeyだけでなくB-Keyの切り込みがあります。
Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB review_04499_DxO

加えてマザーボードのM.2スロットではNVMe接続M.2 SSDのみ使用可能、もしくはSATA接続M.2 SSDのみが使用可能、さらにNVMeは大丈夫だけどSATA接続のM.2 SSDを使用するとSATA端子の一部が排他利用になる、等の制限があることも少なくないので注意が必要です。
M.2 SSDの使用・増設を検討している場合は、必ず事前にマザーボードのマニュアルからM.2スロットの対応接続規格や排他利用の有無を確認してください。

M.2 SSDを使用する方法としてはマザーボードのM.2スロットに装着する以外に、M.2-PCIE変換拡張ボードを使用する方法もありますが、M.2-PCIE変換拡張ボードはNVMe接続のM.2 SSDのみに対応しており、SATA接続のM.2 SSDには非対応なので注意してください。
M.2-PCIE変換拡張ボードはスペース的に大型ヒートシンクを装着できるので、3GB/sを超える高速なアクセススピードの反面、発熱の大きいNVMe M.2 SSDの使用方法として自作PC界隈で好まれています。
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NVMe M.2 SSDは3GB/sを超える高速なアクセススピードの反面、発熱の大きいので可能であれば、M.2 SSDヒートシンクやヒートシンク付きPCIE拡張ボードの利用を管理人はおすすめしています。
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PCIE AICカードと2.5インチU.2について

最後にまとめて紹介しますが、比較的普及率の低いSSDフォームファクタとしてPCIE AICカード型と2.5インチU.2接続型の2種類があり、いずれもNVMe接続のSSDになっています。

PCIE AICカード型は上で紹介したM.2-PCIE変換拡張ボードと使い方は同じで、マザーボードのPCIEスロットに直接装着します。M.2スロットに比べるとスペースが広いので大型ヒートシンクを装着できるため、エンスーユーザー向けの高級SSDで採用されるケースがあります。
「Intel Optane SSD 905P/900P」シリーズのように専用基板にメモリチップやメモリコントローラーを実装している製品もあれば、「Plextor M9PeYシリーズ」のようにオリジナルのヒートシンク付きM.2-PCIE変換拡張ボードにNVMe接続のM.2 SSDを装着しただけの製品も存在します。
おすすめSSDまとめ_06012_DxOM9Pe(Y) (5)

2.5インチU.2接続SSDは自作PC向け製品としてはごくごく少数出回っているだけなので、一般的にはあまり気にする必要のない製品です。マザーボードに直接実装された、もしくはU.2-PCIE変換拡張ボードのU.2端子に専用のケーブルを繋いでPCと2.5インチU.2 SSDを接続し、電源はSATA電源ケーブルから取得します。
PCIE AICカード型よりもヒートシンクを大型化できるので、ワークステーションユーザーの一部で好まれるフォームファクタですが、かなりニッチな製品です。メリットもあるにはあって管理人も使用していますが、対応製品の少なさなど導入のハードルも高いので基本的に無視してOKなやつだと思います。
おすすめSSDまとめ_02792_DxOおすすめSSDまとめ_02793_DxO



システムストレージにお勧めな2.5インチSATA SSD

SATA接続のSSDについては2016~2019年に発売されている製品であれば基本的にSATA規格の上限に性能がほぼ達しており製品による差はほとんどないというのが正直なところですが、250GB~500GBあれば十分なシステムインストール用のストレージについてはSamsung製MLCタイプ64層V-NANDのメモリチップを採用する2019年最速のプロフェッショナル向け2.5インチSATA SSD「Samsung SSD 860 PRO」シリーズをお勧めしています。Samsung SSD 860 PROシリーズは容量単価が高価ではあるものの、システムストレージに最適な256GBや512GBは製品価格としては手を伸ばしやすい範囲に収まっており、MLC NANDの高い信頼性から予算に問題なければ一押しのSSDです。
「Samsung SSD 860 PRO 256GB」をレビュー
Samsung SSD 860 PRO 256GB




データストレージにお勧めな容量1TB以上の大容量2.5インチSATA SSD

大容量な動画・写真データやPCゲームのインストール先に使用するデータストレージに最適な容量1TB以上の2.5インチSATA SSDについては2019年最新のTLC型64層3D NANDを採用しているSSDがおすすめです。安価なTLC型ながら連続した大容量データの書き込みであっても書き込み速度の低下が発生しないので「Samsung SSD 860 EVO」「WD Blue 3D NAND SATA SSD(SanDisk SSD Ultra 3Dとはブランド違いで中身は同じ)」「Crucial MX500」の3大製品からお好みで選べばOKだと思います。
これらの3製品についてはほぼ横並びな性能ですが、「WD Blue 3D NAND SATA SSD(SanDisk SSD Ultra 3D)」は書き込み耐性と価格のバランスが良く、「Crucial MX500」は比較的安価で、「Samsung SSD 860 EVO」は若干容量単価が高いですが書き込み耐性が優秀かつSLCキャッシュが大容量です。
「Samsung SSD 860 EVO 2TB」をレビュー
「SanDisk SSD Ultra 3D 2TB」をレビュー
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Samsung 860 EVO 2TBSanDisk SSD Ultra 3D 2TBCrucial MX500 2TB








PCゲーム100GB超時代でも容量不足の心配無用な超大容量4TBのSSD

一般向け製品としては世界初のQLC NANDメモリを採用した2.5インチSATA SSD「Samsung SSD 860 QVO」の最大容量4TBモデルは、PCゲーム100GB超時代でも容量不足の心配無用なゲームデータストレージとしてオススメのSSDです。
「Samsung SSD 860 QVO」シリーズは、現行最新かつ主流なTLC型NAND採用のSATA3.0 SSDと同等のアクセススピードを実現しています。マルチビットセルゆえの書き込み耐性の低さは少々気になるものの、PCゲームのインストール先であれば読み出しアクセスメインになるのでそのデメリットは無視できます。
Samsung SSD 860 QVOの1TBモデルと2TBモデルは現在主流なTLC型NANDを採用した同社・他社製品と価格差が小さく(一方で書き込み耐性が低く、書き込み速度の低下も大きいので)、正直言って魅力に欠けますが、最大容量となる4TBモデル「Samsung SSD 860 QVO 4TB」は、そもそも容量4TBのSATA SSDをコンシューマー向けでリリースしているのがSamsungの1社のみという状況もあり、かつTLC型の860 EVO 4TBよりも2万円近く安価なので、コストパフォーマンスにおいて非常に魅力的です。
「Samsung SSD 860 QVO 4TB」をレビュー
Samsung SSD 860 QVO 4TB




SATA SSDと同じ容量単価で3倍高速なQLC NAND採用NVMe M.2 SSD

QLC NAND採用NVMe M.2 SSDと「Intel SSD 660p」シリーズと「Crucial P1」シリーズは、現行最新のSATA3.0 SSDに近い容量単価で3倍高速なアクセススピードを実現しており、マルチビットセルゆえの書き込み耐性の低さやSLCキャッシュ超過時の書き込み速度の急落は少々気になるものの、低容量単価かつ高アクセススピードを活かせるPCゲームのインストール用ストレージとして非常に魅力的なSSDです。
QLC型SSDはTLC型SSDと比較してもSLCキャッシュ超過後の書き込み速度の低下がかなり大きいですが、Intel SSD 660pシリーズやCrucial P1シリーズでは総容量の10%、1TBでは100G程度という非常に大きなSLCキャッシュ容量が確保されています。QLC型SSDでは一般ユースで超過することがないであろうSLCキャッシュを備えた1TBモデル以上のモデルが管理人的にはおすすめです。
Intel SSD 660pシリーズとCrucial P1シリーズは、基本的な性能はほぼ同じですが、使用済み容量に対するSLCキャッシュの容量の変化に違いがあります。Intel SSD 660pシリーズのほうが安価ですが、Crucial P1シリーズのほうが使用済み容量に対するSLCキャッシュが常に大量に確保されるので、使い勝手はこちらの方がいいと思います。
Crucial P1 1TB_SLC cache

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最新TLC型64~96層3D NAND採用NVMe M.2 SSD

2019年最新のTLC型64~96層3D NANDを採用した製品は各社からリリースされていますが、管理人の一押しモデルは6月末に発売したばかりの「Kingston KC2000」シリーズです。東芝製96層3D NAND「BiCS4」を採用した世界初のNVMe M.2 SSDとなっており、100GB超のSLCキャッシュを搭載することからMLC型の高級SSDのような使用感で使うことができます。
「Kingston KC2000 NVMe M.2 SSD 1TB」をレビュー
Kingston KC2000 1TB


水冷パーツメーカーで有名なEKWBとコラボしたオリジナルヒートシンク標準搭載モデルもラインナップされる「WD Black SN750 NVMe SSD」シリーズは温度面での扱いやすさからオススメです。NVMe M.2 SSDというと熱くてサーマルスロットリングが発生するというイメージが強いですが、「WD Black SN750 NVMe SSD」はWestern Digitalが独自開発した「Data Path engines」を搭載する新型メモリコントローラーによって低発熱を実現しており動作温度が低く、アクセススピードも現行製品中最速クラスな新定番NVMe M.2 SSDとなっています。
「WD Black SN750 NVMe SSD 1TB ヒートシンク搭載版」をレビュー
WD Black SN750 NVMe SSD 1TB HS



また2019年最新の90層+な3D NANDを採用している「Samsung SSD 970 EVO Plus」はTLC型NVMe M.2 SSDとしては文句なしに最速クラスであり、競合製品と比較して数倍大きいSLCキャッシュが確保されているので書き込みタスクが頻発しても快適に運用でき、パフォーマンス重視な人にオススメです。
「Samsung SSD 970 EVO Plus 1TB」をレビュー
Samsung SSD 970 EVO Plus 1TB





2019年最速のMLC型3D NAND採用NVMe M.2 SSD

Samsung製2bit MLC型64層V-NANDメモリチップとSamsung製メモリコントローラーSamsung Phoenix Controllerを採用するNVMe M.2 SSDのプロフェッショナル向けハイエンドモデル「Samsung SSD 970 PRO」シリーズは、発売から2年の長期にわたって最速の座に君臨し続けたSamsung 960 PROより高速化を果たし、1.5倍高耐久かつ2割安価になった2年越しのNVMe M.2 SSD新王者となっており、最高のパフォーマンスを追求するのであればお勧めなNVMe M.2 SSDです。
「Samsung SSD 970 PRO 1TB」をレビュー
Samsung SSD 970 PRO 1TB




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