BTO PCにオススメなCPUを用途&予算別で5種厳選


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メインストリーム向けのIntel第9世代Core-SやAMD第3世代Ryzenなど2019年最新4大プラットフォームの各種CPUから、PCゲーミングやクリエイティブタスクに使用するBTO PCに最適なオススメのCPUを用途&予算別で5種類厳選して紹介します。



目次


【CPUの基礎知識】
1.プラットフォーム(CPU&M/B)でBTO PCのモデルは異なる
2.3分でわかる各種用途に最適なプラットフォームの早見表


【予算&用途別のオススメCPU】
CPU予算1万円 : 一般BTO PCにオススメなCPU
CPU予算2万円 : ゲーミングBTO PCにオススメなCPU
CPU予算4万円 : ゲーム実況用BTO PCにオススメなCPU
CPU予算4~6万円 : ハイフレームレートPCゲーミングにオススメなCPU
CPU予算6万円~ : 動画編集などクリエイティブタスクにオススメなCPU


3.CPU・GPU別のオススメBTO PCまとめ記事一覧


プラットフォーム(CPU&M/B)でBTO PCのモデルは異なる

2019年現在、一般コンシューマー向けに販売されているデスクトップPC用CPUは、メインストリーム向けの「Intel第8/9世代CoffeeLake(Refresh)-S」シリーズと「AMD第2/3世代Ryzen」シリーズ、エンスージアスト向けの「Intel Core-X」シリーズと「AMD Ryzen Threadripper」シリーズの4種類です。
各CPUシリーズには対応CPUソケットおよび対応チップセットがあり、CPUとチップセットの組み合わせはプラットフォームと呼ばれますが、システムメモリやCPUクーラーなどの互換性の表記において、CPUシリーズ、CPUソケット、チップセットのどれがプラットフォームを代表して記載されるかは製品やメーカーによって異なるので、円滑に自作PCパーツを選ぶためにも下のテーブルを押さえておいてください。
2019年最新の主なプラットフォームとその表記
CPU CPUソケット チップセット OC
Intel第8/9世代
CoffeeLake(Refresh)-S

Core i9 9900K, i7 8700K,
Core i5 8500など
LGA1151
(CPUクーラーはLGA115Xと互換)
Intel 300シリーズ
Z390, Z370, H370
B365, B360, H310
K付きCPUとZ390, Z370
の組み合わせのみ
Intel 第9世代Core-X
Intel Skylake(Refresh)-X

Core i9 7900X, 9900X
Core i9 9980XEなど
LGA2066
(CPUクーラーはLGA2011と互換)
Intel X299
対応
AMD第2/3世代Ryzen
Ryzen 9 3900X, 7 3800X
Ryzen 7 2700X, 5 2600X,
Ryzen 5 3400Gなど
AM4 AMD 500/400シリーズ
X570, X470, X450
(X370など300系も互換)
詳細はこちら
AMD Ryzen Threadripper
Threadripper 2950Xなど
TR4 AMD X399

CPUの選択とプラットフォームの選択は表裏一体、つまりCPUを選んだ瞬間にマザーボードが大枠で決まってしまいます。エンスージアスト向けCPUについては対応チップセットが1種類しかないので特に問題ありませんが、メインストリーム向けCPUには対応チップセットが複数存在し、チップセットによってPCIE増設カード、ストレージ、USB機器の拡張性が変わります。
この記事を読み終わってからで構わないので、マザーボード(チップセット)について解説した下の記事も目を通してみてください。
おすすめの自作PCマザーボードを徹底解説
おすすめマザーボード


上の表を見ての通り、CPUが変わるとマザーボード(プラットフォーム)も連動して変わる可能性があります。そのため例えば『標準設定のCore i9 9900Kから、カスタマイズでRyzen 9 3900Xに変えることができる』というようなBTO PCは存在しません。プラットフォームが違う場合、BTO PCメーカーは基本的に異なるBTO PCモデルを用意します。
例えばサイコムのCPU&GPUの冷却に簡易水冷クーラーを採用するG-Master Hydroシリーズでは、Intel第9世代Core-Sプラットフォームの「G-Master Hydro Z390 II」、AMD第3世代Ryzenプラットフォームの「G-Master Hydro X570」のように完全に独立した別のBTO PCがラインナップされています。
G-Master Hydro

Core i5 9400FからCore i9 9900Kへ、Ryzen 7 3700XかRyzen 9 3900Xへのように、カスタマイズによるCPUのアップグレードやダウングレードは共通プラットフォーム内に限られるので、Intel第9世代Core-SプラットフォームとAMD第3世代Ryzenプラットフォームのどちらにするのか予め選んでおくのがオススメです。



3分でわかる各種用途に最適なプラットフォームの早見表

基本的にはメインストリーム向けCPUのIntel第9世代Core-SかAMD第3世代Ryzenから選ぶことになりますが、2019年下半期における4大プラットフォームについて各種用途に最適なものはどれなのか、ざっくりと早見表にまとめると下のようになります。
各種用途に最適なプラットフォームの早見表
用途 / CPU Intel AMD
Core-S Core-X Ryzen 3rd
Threadripper
最多コア数 8 18 16
16 , 32
メモリ チャンネル数 / 枚数
最大容量
2 / 4
128GB
4 / 8
256GB
2 / 4
128GB
4 / 8
256GB
マルチスレッド性能 基本的にコアスレッド数×コアクロックに比例
2019年下半期においてはAMD製CPUのほうがコスパが高い
PCゲーム FHD~4K/60FPS 〇(6コア6スレッド以上なら大差なし)
120~240FPS 〇〇
クリエイティブ 基本
マルチスレッド性能に比例
エンコード
(x265は苦手)
CPU直結PCIEレーン数
(増設機器の拡張性)
16 44 16 + 4
64

基本的にはメインストリーム向けCPUのIntel第9世代Core-SかAMD第3世代Ryzenから選ぶことになりますが、それぞれのメリットを簡単にまとめると次のようになります。
【Intel製CPUのメリット】
 ・PCゲーミングではハイフレームレートで若干高性能
 ・マイナーなアプリでも性能の最適化が期待できる
【AMD製CPUのメリット】
 ・マルチスレッド性能のコストパフォーマンスが高い
 ・メインストリーム向けで最大16コアまでラインナップされている

Intel第9世代Core-SとAMD第3世代Ryzenは同コアスレッド数のモデル同士で比較すると性能は僅差であり、また第3世代Ryzenでは第2世代以前で見られたハイフレームレートなPCゲーミングにおける明確なIntel製CPUとの壁もなくなっています。
メインストリーム向けCPU同士であえて差をつけるとすれば、Intel製CPUは長年主流だっただけあってなんだかんだでどのアプリケーションでも最適な性能を発揮できる安定感があるAMD製CPUは最多16コアまでラインナップされマルチスレッド性能のコストパフォーマンスが高い、と評価できますが最終的には予算と各自の好みで選ぶことになると思います。


この記事ではCPUの性能についてかなり省略して説明していますが、CPU性能を詳しく解説した上でCPUの選び方やオススメCPUを紹介した解説記事も公開中です。
【できる!自作PC】2019年最新CPUの選び方とオススメCPUを徹底解説
オススメCPUを徹底比較_2019



CPU予算1万円の一般BTO PCにオススメなCPU

ウェブブラウジング、オフィスアプリ、動画視聴、2Dイラストレーションなど『基本的なPC利用』においてはコアスレッド数が2コア4スレッドもあればCPU性能としては十分であり、2019年現在、1万円から購入できるCPUは4コア4スレッド以上、2万円から購入できるCPUは6コア6スレッド以上なので、デスクトップ向けCPUが『基本的なPC利用』において性能が不足するということはありません。

ウェブブラウジング、オフィスアプリ、動画視聴、2Dイラストレーションがメインの用途であれば、Intel Core i3 9100(F)やAMD Ryzen 3 3200Gのような1万円前後で購入できる4コア4スレッドのCPUで十分です。BTO PCの場合はCore i3でグラフィックボードと組み合わせるなら、上位CPUのCore i5を選ぶほうが選択肢の幅が広がるので、このランクのCPUとしては「AMD Ryzen 3 3200G」に狙いを絞るのがオススメです。
CPU_main


AMD Ryzen 3 3200GやAMD Ryzen 5 3400GでホームユースのPCを組むのであれば、STXベアボーン「ASRock DeskMini A300」が非常にオススメです。
「ASRock DeskMini A300」をレビュー
ASRock DeskMini A300

STXベアボーン「ASRock DeskMini A300」を使用したBTO PCは各社から発売されています。Ryzen APUを搭載した「ASRock DeskMini A300」は気になるけど、「自作PCを組むのが心配……」という人には、PCショップアークやサイコムからリリースされているASRock DeskMini A300をベースにしたBTO PCがオススメです。

「サイコム Radiant SPX2700A300A」の販売ページへ


ASRock Deskmini A300採用BTO PCの販売ページへ




CPU予算2万円のゲーミングBTO PCにオススメなCPU

CPUの予算が2万円程度であれば、一般的なPC利用からミドルクラスGPUと組み合わせたフルHD/60FPSのPCゲーミングに対応できる6コア6スレッドCPUの「Intel Core i5 9400F」がオススメです。2019年下半期現在のおおよその販売価格が1.8万円程度と2万円を切っており、基本的にこれを買っておけば間違いありません。
「Intel Core i5 9400F」をレビュー
Intel Core i5 9400F

2019年下半期現在のおおよその販売価格が2.6万円程となっており、Core i5 9400Fよりは割高になってしまうのですが、6コア12スレッドでクリエイティブタスクにおいて50%程度高い性能が発揮できる「AMD Ryzen 5 3600」も検討してみる価値があります。動画エンコードやゲーム配信などマルチスレッド性能が重要になる用途でも使用するのであれば「AMD Ryzen 5 3600」は非常にコストパフォーマンスの優れたCPUです。
「AMD Ryzen 5 3600」をレビュー
AMD Ryzen 5 3600



CPU予算4万円のゲーム実況用BTO PCにオススメなCPU

ゲーム実況やライブタイム配信を行いたいということであれば、PCゲームをプレイしながらx264 Mediumでリアルタイムエンコードが可能なマルチスレッド性能があり、かつ4万円で購入できてコストパフォーマンスに優れる、8コア16スレッドCPUの「AMD Ryzen 7 3700X」がオススメです。
「AMD Ryzen 7 3700X」をレビュー
AMD Ryzen 7 3700X

同価格帯で競合製品となる8コア8スレッドCPUのCore i7 9700(K/F)や、6コア12スレッドCPUのCore i7 8700(K)でもフレーム落ちが頻発してカクついているのに対し、同じく4万円で購入できる「AMD Ryzen 7 3700X」は60FPS前後で終始安定しています。




ハイフレームレートPCゲーミング用BTO PCにオススメなCPU

GeForce RTX 2080 SUPERやRadeon VIIのようなハイエンドGPUと組み合わせ、144FPS~240FPSのハイフレームレートで最新PCゲームや近年流行りのバトルロイヤル系PCゲームをプレイするのであれば、「Core i7 9700K」や「Core i7 9700F」などIntel第9世代Core-Sの8コア8スレッドモデルがオススメです。
「Intel Core i7 9700K」をレビュー
Intel Core i7 9700K

バトルロイヤル系PCゲームなどハイフレームレートが有利になるオンライン対戦PCゲームにおいて、現状最速のCPUが欲しい、ということであれば「Core i9 9900K」や「Core i9 9900KF」を検討してみてください。2019年下半期の最新CPUの中でも、この分野においては頭一つ飛びぬけた最速のCPUになっています。
「Intel Core i9 9900K」をレビュー
Intel Core i9 9900K




動画編集・3DレンダリングなどクリエイティブタスクにオススメなCPU

動画編集や3DレンダリングなどCPUのマルチスレッド性能が物を言う用途がメインになる人には、メインストリーム向けCPUながら世界初となる12コア24スレッド「Ryzen 9 3900X」や16コア32スレッド「Ryzen 9 3950X」がオススメです。「Ryzen 9 3900X」はクリエイティブタスクにおいて同価格帯のCore i9 9900Kを40~50%も上回る性能を発揮します。
また同コアスレッド数のIntel第9世代Core-Xをワットパフォーマンスで大きく上回るので、自作PCにあまり詳しくない人でもCPUの冷却面で簡単に運用できるところも魅力です。
「AMD Ryzen 9 3900X」をレビュー。9900Kや9920Xと徹底比較
AMD Ryzen 9 3900X

12コア24スレッドのRyzen 9 3900XなどAMD第3世代Ryzenの同コアスレッド数モデルと比較して価格が非常に高いため、”予算が許すのであれば”という条件付きになりますが、クリエイティブタスク向いたCPUにはIntelのエンスー向け製品である第9世代Core-Xシリーズもあります。
Intel Core-X
ワットパフォーマンスが悪く定格電力制限下では第3世代Ryzenに及ばないため、Intel第9世代Core-Xで十分な性能を発揮するにはユーザーによる手動OCが必要になり(設定自体はそれほど難しくはない)、運用面においても若干ハードルが高いすが、CPU直結PCIEレーンの多さやメモリ帯域の高速さなど替えの効かない要素もあります。この分野ではコスパ度外視なユーザーも多いと思うので検討してみる価値はあると思います。
AMD Ryzne 9 3900X_vs_Intel Core i9 9920X-OC

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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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