魔女の電子便 

週末のきもの・ガーデニング

映画

バラと共にある人生 イタリア老夫婦のドキュメンタリー

BS世界のドキュメンタリー シリーズ 土と生きる 「ヴァレンティノの贈り物〜オールド・ローズにこめた愛」
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きっかけは結婚記念日。バラをひと鉢買って欲しいと頼んだ妻に、夫はともに暮らした年の数、30種類のバラの苗を贈った。今、二人で育ててきた庭は2000株ものバラが咲く見事な花園に。次に植える苗に夢を膨らませたり、思い出を語ったり。美しい花だけではなく、やっかいなトゲや枯れ葉ともつきあいながら時を重ねる老夫婦の1年を見つめたヒューマンドキュメンタリー。〜2012年 イタリア Videomante制作 NHK bs 番組解説より
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老夫婦が地道な作業をしている冬から始まり、オープンガーデンの日を迎える春でストーリーを閉じます。美しいバラを咲かせるためだけに時間を費やす人生。このお二人の姿を見ると、こんな年齢の重ね方も素敵だなあと感じる人は多いかもしれません。オンデマンド見逃し番組で視聴できます。
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うちには人にお見せできるようなバラはありませんが、このお二人のように純粋に情熱を持って植物を慈しむ人生は、何て幸せだろうと感じました。
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レイチェルの結婚

レイチェルの結婚

「羊たちの沈黙」のオスカー監督ジョナサン・デミと「アメリカの恋人」アン・ハサウェイという組合せにそそられ、映画館に足を運んでみました。

ある家族を描いたシリアスなドラマを求めてスクリーンの前に座るとそれだけではありませんでした。

まずアン・ハサウェイ演ずるキムにどんどん惹きこまれました。いや、”キムを演じるアン・ハサウェイ”に惹かれたというべきでしょうか。演技と感じさせない憂いを帯びた表情にやられてしまいました。彼女こんな女優だったっけ?※「プラダを着た悪魔」では単なるかわいい女優さんだったのに。(※「プラダ・・・」この映画はいけませんでした。シガニー・ウィーバーまで出てましたけど、少女マンガの世界でしたもの。)

面白かったのはカメラワーク。ムービーで撮ったような映像に臨場感がありました。ドキュメンタリーのようにも感じられます。DVDが出たら自宅で観るとホームビデオの雰囲気が味わえるかも。

ふだん、家族のことって考えるのを避けがちではあります。というより考えることから逃げてしまうことがあります。考えても答えが出ないからでしょうか?

「レイチェルの結婚」の家族には取り返しのつかない悲しい過去があり、それゆえ家族が傷つけ合う。家族の誰もが愛に満ちた人たちなのに。その姿が痛々しい。

秀作です。今年4月からBunkamuraル・シネマを皮切りにスタートしたこの映画。地方ではこういう映画受けないんでしょうか。平日とあって客席には5〜6人しかいませんでした。

愛は求めるものでなく、与えるものと言いますが、相変わらず私は。。。

ご近所に着物 映画編「博士の愛した数式」

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「博士の愛した数式」9時30分からの上映に合わせて休日ながらやや早起き。長時間椅子ということを考慮し,半幅帯にカジュアルな染紬をワンピース感覚で着てお出かけ。(帰宅後撮ったので着崩れているがご勘弁)これに羽織と道行きを羽織って出かけたが,比較的暖かiい日であった。

さて,「博士の愛した数式」である。寺尾聰,深津絵里とくれば自ずと期待度も高まる。映画と原作とは別物という見方もあろうが,小説のできがよかっただけに,あの小説をどの程度再現しているのか,どのように映像化されるのか注目しながら観た。家政婦役深津絵里が初めて博士(寺尾)の元を訪ねるシーン,深津の息子の頭をなで,ルートと名づける場面は,原作通りのイメージが甦り,観ていてうれしくなった。寺尾の,演技を超えた存在感。彼が画面の中にいるときは切ない空気が流れ,たいしたエピソードのない場面でも私はずっとにじんでくる涙をぬぐいっ放しだった。加古隆の音楽もこれ以上なく役者の演技を盛り立てていた。

寺尾の義姉役の浅岡ルリ子もこの人以外にないだろうと思うほど役にぴったりだった。最初から最後まで無地の紬らしき着物。確か,樋口可南子の「きものまわり」で浅丘本人が語っていたが,「自分には白い半衿は似合わない」とのことで,映画でも白は一つもなかった。ちなみに衣装コーディネーターは黒澤和子。

有頂天ホテル これから観る人読むことを禁ず

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<注>これから映画を観ようという方は読まない方がよろしいかと思います。先入観をもたないでご覧になる方がいいので。筋は明かしませんが。

豪華キャストに三谷幸喜。多忙な日常にはエンターテイメントに徹した映画がもってこいだろうと,期待を大いに膨らませ映画館に向かった。

私のお気に入りの俳優も多数出演。唐沢寿明,佐藤浩市,津川雅彦,松たか子。贅沢なキャスティングはやはり魅力だ。濃いキャラの俳優ばかり起用し,どの人物も輪郭がはっきりした描き方がされている。それをよくまあ混乱なく描ききっているなあと感心した。

客室係りの松たか子の熱演がよかった。おつむの軽いコールガール役の篠原涼子もいい。意外に良かったのがオダギリジョーの筆耕係り。YOUの歌声も素晴らしかった。彼女そういえばもともとはボーカリストだった。

(ここからは辛口になるがあしからず。)私には物足りなかった。笑い転げるというほどの笑いもなかった。笑えるところもたくさんあったが私のツボにははまらなかった。というか,私と三谷幸喜の笑いのベクトルが違うのかもしれない。まあまあ楽しませてもらったが,後に残るものがない。味わいという点でも希薄。そういうことを求めるタイプの映画ではないのだろう。私の後ろで高校生の女の子が4人観ていたが,観終わってから聞きたかった。あなたたちは面白かったの?って。物足りなかったのは私だけなんだろうか?私がおかしいのか?ぜひ確認したかったけれど。メディアでも絶賛されてるが本当のところはみんなどうなのって。

ご覧になった方,ぜひともご感想をお聞かせいただきたい。

 

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