オーサーコーチ

2020年03月16日

彼にはスケートの本質的な美しさがある




今日発売のAERAに掲載のオーサーコーチのインタビューを読みました。





記事のタイトルは
『結弦は答えがもうわかっている』


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インタビューは世界選手権を戦うことを前提に話していますが、
とても安心させてくれる嬉しい内容でした。


一部引用させていただきました。

2年ぶりに「バラード第1番」と「SEIMEI」を見た感想は?

一言でいうと、「これぞ正真正銘の結弦だ」という気持ちでした。
もちろん昨季から使ってきたプログラムを嫌いだったわけではありませんが、あくまで「オマージュ」ものです。
誰かへの敬意というのは、自己主張を押し込めることになりかねない。
結弦が、彼自身について語り、彼の心の中をそのまま表現できるプログラムは、やはり見ていてワクワクしました。

曲を戻した直後に楽しそうに滑っている様子を見て安心し、1週間もしたら威厳がにじみ出てくるようになり、感銘を受けました。


4回転アクセルは?

結弦はGPファイナルの練習で、みなさんの前で初披露しましたね。しかもコーチが不在という隙を狙って(笑)。
そのニュースを聞いて、私はちっとも驚きませんでした。結弦の性格ならあり得ることです。

でもその時はあまりいいジャンプではなく、転倒でした。
トロントでの練習の方が、もっと悔しい4回転アクセルだという印象です。

(もっと成功に近い4回転アクセル、という意味ですね。)


チームを組んで8シーズン目。羽生が遂げた進化は?

私にとって結弦は、8年前にトロントにやってきた17歳の少年のまま変わりません。
(中略)
結弦は25歳になり、誰からも尊敬されるスケーターになりました。

ジャンプだけでないスケートの本質的な美しさがある。

結弦には「僕のスケートは美しいんだ」というのを伝え続けてほしいです。


どうやら羽生選手は世界選手権に向けて順調に練習を重ねてきたようです。
COVID-19が現れるまでは。

4回転アクセルについても、羽生選手は「答えがこのあたりにある」というのはわかっていて、「もう彼の身体の中に答えはある」という状態まで進んでいるということです。

特に嬉しく思ったのは、オーサーコーチから見て、羽生選手が「8年前の少年のまま変わらず」にいてくれるということ。

トロントに渡った時の、スケートに向かう純粋な気持ちを持った少年は、
フィギュアスケートの代名詞のような偉大な存在になった今も、彼のなかに変わらずに存在するのですね。

それに、羽生選手には「スケートの本質的な美しさがある」と言ってくれたことも、とても嬉しかったです。

どんな分野についても言えると思いますが、しばしば究極の技術は芸術的に美しいものでもあります。





ところで、AERAは本屋さんの週刊誌の棚にあるので、AERAを買おうと手に取ったとき、フッと目の端に「羽生結弦」という文字が飛び込んできました。

アレッと思って、AERAのすぐ上の棚を見ると、これでした。

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「羽生結弦’19-’20全衣装」

それは『女性自身』でした。

滅多に手にすることがない週刊誌ですが、羽生選手の今シーズンに使用した全9種類の衣装が、6ページ分のカラーグラビアになっていました。

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なぜか、こんなタイトルのページも。

ぬいぐるみ

「ユヅはぬいぐるみ使いも世界一!!」って。

結局AERAを買いに行って女性自身もついで買いしてしまいました。
予期せぬところで出会うと、つい嬉しくなって、衝動買いしてしまいます。

ちなみに表紙のイケメン俳優さんよりも、羽生選手の方が美しいと思ってしまいました。
(ごめんなさい。)




そして帰宅すると、Amazonから『フィギュアスケーターズ』が届きました。




やはり大きいです。

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写真も綺麗で紙質もよく、雑誌と言うよりも写真集な感じです。

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全体の内、羽生選手のページはおよそ3分の2ほどで、今号は特に練習シーンの写真が充実しています。

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理想のボディ

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理想のフェイス


やはり毎号コレクションとして欠かせない雑誌です。




しかし、こんな風にたくさんの出版物を楽しんでいる一方で、クリケットクラブも一時閉鎖になってしまいました。


羽生選手はどうしているのでしょうか。

リンクでの練習は当面できなくなっても、過去に怪我をした時のように、イメージトレーニングや研究に打ち込むことで、来シーズンに向かって準備を進めているのでしょうか。

しかし、その来シーズンさえ、実際今はどうなるのか分かりません。

不安な事ばかりですが、こんな時こそ、これまでの数々の試練を乗り越えてきた羽生選手の経験が、彼を助けてくれるよう願っています。


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2018年10月11日

コーチの誇りとなる


文芸春秋11月号の記事『羽生結弦は私の誇りです』を読みました。


2012年春に羽生選手がオーサーコーチの元に来てから2度のオリンピック金メダルを取り、そして現在に至るまでのエピソードを、コーチ自身の過去の経験を交えながら語っているという内容でした。


2012年のニースでの世界選手権の後にカナダに拠点を移したころ、「あともう少しでコントロールを失うギリギリのところで滑っているよう」な17歳の血気盛んな少年だった羽生選手の溢れる才能とエネルギーを見て、「その野性味を自分でコントロールできるように基礎をもっと強化していこうと」いう方針をトレーシーコーチと共に立てたそうです。


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この記事の中で圧倒的に強い印象を受けたのはユヅとハビのピョンチャンオリンピックでの練習光景でした。

少しだけ引用させていただきます。

「確かフリーの日の公式練習のことでした。ハビとユヅが並んでエッジワークを見せたのです。
いつもこのクリケットクラブでグループでやっていることを、二人並んで揃ってやったんです。
あれは人に見せるためではなく、自分たちのためだったと思う。
私たちのところに戻ってきたとき、二人の間に、はっきりした結束の意識を感じました。厳しいプレッシャーに直面するときは、一人でも多くの仲間が必要なんです」
(中略)
「ジャッジたち全員が、ハビとユヅの美しいエッジワークを見ていたんです。だから私は、
『きみたちは素晴らしかった。おかげで、我々まで鼻高々だよ』
と言ったら、二人は相手の顔を見てハイファイブ(ハイタッチ)をしました。これまで多くの素晴らしい瞬間にコーチとして立ち会ってきたけれど、あの時ほど自分の生徒たちを誇りに思ったことはありませんでした」


読んでいて、その光景が目に浮かび、ジーンとしてしまいました。

「人に見せるためではなく、自分たちのため」、この日まで共に過ごした6年間のクリケットクラブでの練習と同じことをした。

ショートプログラムで1位と2位になっていた二人が、フリーの前日の練習で、翌日には最大のライバルとして戦う相手と一緒に揃ってエッジワークの練習をすることは、これまでも、これからも無いと思います。



二人の間にはこの時、同志としての強い共感と連帯感があったのでしょう。

完治していない怪我を抱えたユヅと、ソチオリンピックで惜しくも表彰台を逃してしまい、最後のオリンピックに夢を賭けたハビ。

順位はどうであれ、一緒にオリンピックの表彰台に立とうという、互いの意思確認でもあったと思います。

これを見て泣かないコーチがどこにいるのでしょうか。
きっとオーサーコーチの目にも涙が宿っていたに違いないと私は信じています。



画像はずっと前にたまたま動画で見かけた練習風景が素敵で、キャプチャーしてあったものです。

この時はまだクリケットクラブに移籍して間もない頃だと思いますが、オリンピック会場での二人揃ってのエッジワーク練習のイメージはこんな風だったのかなと。




練習風景 4


練習風景 5


練習風景 6


練習風景 7


練習風景 8


練習風景 9


練習風景 3


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(ボケボケ画像ですが想像力を駆使してご覧くださいね)
初めてのGIFです。スマホでは見れない場合はこちらから試してみて下さい。




18-2-17 FS後 3_Fotor



18-2-17 グリーンルーム -1



これからは違う道を歩んで行く二人の未来が栄光と幸福に満ちたものでありますように。


18-2-17  メダルセレモニー 9-1





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