現状、カレッジ・ベースボールを主題としている当ブログにとって、今年はブリッジイヤーになりそうです。開幕前からある程度情報を集めておかないと、巻き返すのは難しい。下書き段階の記事は溜まりに溜まっていますが…。

また、ブログとしてのスタイル変更を考えています。よりNC Stateの応援に特化する形を模索中。実現するかは不明。 [2016年2月]

2017年MLBドラフト ―初日雑感―


 今年も自分にとってドラフト初日は前座に過ぎず、よりワクワクするのは2日目以降。初日のドキドキは2014年が最後。Brad Deboの2年後に期待したいところです。

 BAによると今年のノースカロライナ州は過去最高レベルの当たり年だそうですが、 NC State関連で初日に消える選手は皆無。……って油断してたらJoe Dunandきたーー!地元のMiami Marlinsから2巡目全体51位で指名されました。



Celebrating tonight... Lil' Joe is a Marlin! @joedunand #ProudUncle #DNA #familia #305

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 A-Rodの反応速度(笑)

 Dunandの評価は開幕時から上がらずじまい。ランキングは130位(BA)、126位(MLB.com)。悪くないシーズンでしたが、評価を上げたUNCLogan Warmoth(1巡目全体22位でBlue Jays)に完全に置いていかれました。DunandWarmothも、進学当初は3Bのレギュラー。Warmothは2015年シーズン序盤にWood Myersの骨折を機にSSに移り、DunandLogan Ratledgeの後釜として2016年からSSへ。余談ですが、Myersは当初、2017年はNC Stateでプレーする予定でした。禁断のトランスファー!とワクワクしていたら、結局Coastal Carolinaへ行きました。

 フレッシュマンは3B、ソフモア~ジュニアはSSと、Trea Turnerと同じ歩みをたどったDunand。俊敏性に欠けるため高校時代から3B向きだと評されていました。SSとして指名されたものの、3Bに移るでしょう。平均以上のパワーと強肩を持つ3Bらしい選手ですが、粗いアプローチや引っ張り傾向が強いなど打撃技術に課題があり、それらを克服できるかどうかに将来がかかっています。昨夏のCape Codで好成績(.326/.372/.511)を残したことはポジティブな印象を与えます。

 ちなみに、A-Rodの別の甥=Dunandの従兄弟であるNick SilvaMaineのソフモアです。


 ACC関連では、UVAの2人。CWS制覇を成し遂げた2015年、UVAは相当苦しい状況に陥りました。故障者続出でメンバーが不足し、大学のクラブチームから選手を引っ張ってきたりもしました。終盤に立て直して頂点まで駆け上がったものの、6年ぶりにリージョナルのホストを逃しています。中心打者として活躍したPavin Smith(1巡目全体7位でDiamondbacks)、二刀流のAdam Hseley(1巡目全体8位でPhillies)。当時フレッシュマンながら全試合に出場したこの2人がいなければ、リージョナル進出も危なかったんじゃないでしょうか。

 Brandon McKay(1巡目全体4位でRays)は、昨夏の日米大学野球で打者としての彼を見てきました。打撃練習で一番良い印象を受けました。

 お気に入りではStuart Fairchild(2巡目全体38位でReds)ですね。フレッシュマン時からWill CraigNate MondouWake Forestの強力打線を形成していて凄いなと思っていました。


 その他の選手では、2015年の18Uで見たカナダ出身のAdam Hall(2巡目全体60位でOrioles)がお気に入り。やはり生で見たことのある選手には愛着が湧きます。見た試合ではHunter Greene(1巡目全体2位でReds)は3Bで出てました。Hagen Danner(2巡目全体61位でBlue Jays)も捕手での出場でした。当時はもっとランクが上の選手になるのではと期待されていた記憶がある。



 日本時間で深夜2時から2日目が始まります。最も注目しているのは、Justin Bullockがどこで指名されるかということ。3日目になるかな? NC Stateコミットを結んだ2年半前から大注目している選手ですが、思ったほど伸びていませんね。BAで203位。

 あとはNC Stateで一番好きなBrock Deatherage。開幕直後こそBAに取り上げられるなど期待を抱かせましたが、その後は打撃不振で大誤算。BAランクは441位。現状ではスピードだけの1ツールプレイヤーですかね。Trea Turnerと入れ違いで入ってきて、彼のような選手にと期待していたのですが。アスリート性に賭けるチームがあるでしょうか。個人的にはもう1年プレーしてシニアで評価を上げてもらいたいです。Deatherageは80、BAランク245位のJosh McLainも70-80のスピードを持っているのだから、もっとこの2人でコンビネーションを発揮してもらいたかった。





中之島春の文化祭2016



 昨日(4月30日)、中之島春の文化祭(@ABCホール)へ行ってきました。18時からのCブロックです。出演は
ビーフケーキ匿名劇壇劇団ガバメンツ劇団壱劇屋ステージタイガーの5団体(出番順)。


 まず、司会の上田剛彦アナウンサーを生で見られたことに感激しました。「ミューパラ」リスナーでしたから。あのうっさんが目の前にっっ!「ミューパラ」にはたまにメールを送っていて、採用率も結構高かったんですよ。今でもグッズを持っています。正直に言うと、浦川泰幸アナ(ウラウラ)と珠久美穂子さん(しゅくちゃん)のコンビが一番好きだったんですけどね。


 複数団体の作品をまとめて楽しめる、このようなイベントは有意義ですね。知らない劇団と“偶然の出会い”を果たすチャンス!今回のステージでは匿名劇壇が最も気に入りました。タイトルは『ライトノベルが止まらない』。1回限りなのがもったいないですね。次回公演は必ず行きますよ。
もともと気になっていた劇団ですが、これはファンになる予感。


 上田アナ匿名劇壇を堪能しつつ、本命の壱劇屋。いやー、エンターテイメントしてるなぁ。
こうしていくつかの団体と一緒に見ると、際立ってエンターテイナーだと感じましたよ。(←上手く表現できないので、エンターテイメントという使い勝手の良い単語を連発しました)

 『スクエリ』の系譜を感じさせる『パワースポット』という作品。20分間の制約がある中で、笑いとシュッとしたパフォーマンスを凝縮させています。マリオネットのオープニングが見事だったし、なんといっても大熊さんの江頭がレベル高すぎた。全団体が舞台に揃うエンディングでも、ABCホール館長による最後の
挨拶が終わってはける瞬間まで江頭をやり続けるあたり、流石ですね。

 少し残念だったのは、
ゴム紐パフォーマンスがめちゃくちゃ複雑で、引っ掛かってしまう場面がチラホラありましたね。それを見ると「あ、引っ掛かった」とどうしても思ってしまうし、ちょっと心配もしてしまう。率直に言うと、今回は「凄い!」という感動よりも、「難しそうやな」という印象が先行してしまいました。

 ノーミスなら、「こんなに複雑な動きでホントに大丈夫なの?」という心配が良い意味のハラハラドキドキに繋がりますね。しかし、少しでも引っ掛かったところを見ちゃうと、「だ、大丈夫かな……。成功させて壱劇屋の凄さをみなさんに知らしめて!」と、
2か月半前に知ったばかりやのに何目線か分からん感情が芽生えたり(笑)。『スクエリ』の東京公演初日ではゴム紐が絡まってしまったそうですが、そういうリスクが伴うパフォーマンスをする上でのプレッシャーとは、いったいどれほどのものなんだ。

 静岡ではもっとクオリティが上がっていることでしょう。ただ、地面がまさかの玉砂利だそうで。




 扇町公園でも練習やるんですね。毎日のように通るから、いつか目撃できるかな?



三年後の壱劇屋へ ‐第29回公演「SQUARE AREA」総括‐



 早いもので、もう1週間経ちましたね。当日とか翌日に感想を書けるといいのに、大変な遅筆で。少なくとも1週間は欲しい!……ということで、壱劇屋の第29回公演『SQUARE AREA』。東名阪ツアーのラストを飾る東京公演千秋楽を観に行ってきました
(14時と18時の回)。その感想というか、2月に壱劇屋を知ってからの総括的なものをここに記します。

 大阪公演の投稿ではくだけた文章にしましたが、今回はあえて少し硬めを意識して書くことにします。なぜなら本気感を出したいから(格好をつけたいから)。我ながら偉そうな文章やなと思いますが、どうかご容赦を。硬めといっても、評論するつもりはありません。想いの丈をキーボードにぶつけ、僭越ながらお手元の液晶画面に表示させていただきます。(長文だぞ~)


 ↓↓↓ここから本文


■0泊3日の確認作業

 壱劇屋(というか小劇場)の“存在”を知ってから、ちょうど2か月。考えてみれば、大阪の劇団の公演を観るために、大阪出身&在住の私が、未知の東京・王子まで足を運ぶという、なんだかよく分からない状態だ。この公演は東名阪ツアー。東京でしかやっていないわけではないし、すでに同じ公演を大阪で4回も観ている。

 例えば、大好きな映画があるとしよう。大阪の映画館で同じ作品を4回観ることは、(実際はないが可能性としては)なくはないだろう。では、大阪の上映期間が終了したと。東京の映画館ならまだやっている。だからといって、その映画を観るためだけに深夜バスに飛び乗るほどの無茶はしない。おとなしくDVD化を待つだろう。その差が演劇の最大の魅力だと感じている。

 何かのイベントのためだけに東京へ行った経験は、実は2回ある。2013年の日米大学野球と、ミュージカルの『アメリカン・イディオット』だ。ただし、その2つはかなり早い段階から計画していたもの(後者はアメリカで舞台化の話題が出た頃から観たいと思っていた)。そこに行かなければ見ることができず、ましてや日本では二度とお目にかかれない可能性が高い、イレギュラーなイベントだった。今回は明らかに性質の違う行動なのだ。衝動にかられた。壱劇屋に魂を握られてしまった。

 一方で、今回の東京遠征は、自分の中で“確認”の意味合いもあった。なんせ、金も時間も体力も投資する行為だ。腰痛持ちに深夜バス×2はキツイ。行って、観て、帰ってくるだけ。「東京の空の星は 見えないと聞かされていたけど 見えないこともないんだな(©フジファブリック)」なんて思っている余裕もない。月曜の早朝に帰阪すれば、仕事が待っている。……前々から友達と遊ぶ約束をしていたけれど、いざ当日を迎えると億劫になってしまうこと、ないだろうか?私はよくある。行ってしまえば楽しいのだけれど。ところが、今回はずっと前向きな気持ちでいられた。そして今、確信している。壱劇屋のファンであると。


■壱劇屋の元気の源は“白い粉”

 東京行きの準備をしているときに何気なくTwitterをチェックすると、いつの間にか追加公演が決まっていてビックリした。千秋楽は14時と18時の2ステージだったところ、好評につき急遽10時半に捻じ込んでの3ステージ。この内容の公演を3ステージとは、恐れ入る。


 仕事が休みだと判明してから、すぐに予約したわけではなかった。実は、ちょっと悩んでいた。東京公演は東京の人に観てもらうのが理想。大阪で4回も観ている自分が席を埋めてもいいのかと。残席情報をチラチラ見ながら数日間の葛藤があり、そろそろ深夜バスの予約が難しくなりそうなところで残席が余裕/超余裕となっていたので、予約した。そしたらなんかビックリするほど残席が減っていき、追加公演すらあっという間に完売してしまった……。


 観たかったのに完売で諦めた、という関東の方がおられるのではないかと、申し訳ない気持ちがある。観劇中はそんなことちっとも思わず、全力で楽しんだけど。

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 公演の内容については大阪公演時の投稿に書いたので、ここでは割愛する(長いから)。

 ↓舞台はこんな感じ。

 ステージゲストは14時がおねだり豊さん(松竹芸能)、18時が中川晴樹さん(ヨーロッパ企画)だった。おねだり豊さんについては、俊足芸人だけど武井壮さんに負けたことと、書類送検されたことくらいしか知らなかった。壱劇屋竹村さん安達さんとは、元バイト仲間という縁があるそう。ヨーロッパ企画は、演劇に疎い私でもその名を知っていた。だから楽しみにしていたのだけど、なかなかの暴れっぷりだった(笑)。

 それで感じたのが、壱劇屋のこの作品に対する自信。クライマックスに向かうあの局面で、日替わりゲストに丸投げというか自由にさせる時間を取るなんて、かなり勇気がいるのではないか。大した打ち合わせもしないようだし。ゲストパートがどんなに荒れたとしても、その後にちゃんと観客を作品の世界観に戻せるという自信の表れなのかな、と感心してしまった。なんせさえも呼んじゃうんだから。それとも
関西の劇団はこうなのだろうか?私だったら怖くてできない。中川さんのときなんか、あれ?もうアフタートークかな?と思うくらいだったけど、最後には泣いてる人がいたもんね。シュッとした作風なのにガチャガチャできる、そのギャップと柔軟性に惚れる。

 私はいつも、竹田(竹村さん)の「南へ挑もうじゃないか!」に続いて全員揃ってセリフを言う場面で心を激しく揺さぶられ、危うく落涙しそうになる。
特に「それでも生活が続くだなんて」あたりが危険。想起しながらキーボードを叩いている、この瞬間でさえも。

 不思議なことに、回を重ねるほど上映時間が短く感じるようになった。誰のどんな動きも見逃すまいと、集中力を研ぎ澄ませるからだろうか。あるいは、あと~回しか観ることができないという寂しさからか。はたまた、同じ演目でも生で体感する舞台に同じものは1つとしてない、ということか。とにかく、6回観ても興奮し、感動でき、良い刺激を頂いた。こんなことはなかなかないです。ありがとう。


 ↑数え直したら2085人だったらしい。おめでとうございます。お疲れさまです。

 なんと3ステージの千秋楽終演後、撤収作業をしてそのまま深夜バスで帰阪したそう。しかも帰阪早々、壱TVの収録パフォーミングクリニックも。なんという気力、体力。アフタートークでその秘訣を明かしてくれた。大熊さんによると、薬を使っているとのこと。なんでも、海外から“白い粉”を取り寄せているそうだ。

 ……もちろんただのジョークで、“白い粉”とはアミノ酸のこと。クリーンな劇団。



■考動する劇団

 2月10日に壱劇屋と出会い、衝撃を受けた。次に私が何をするかというと、もちろん情報収集である。知らなかった凄いモノに出会ったときほど楽しいことはないかもしれない。検索しまくり、過去公演の概要をチェックし、大量にあるYouTubeの動画を漁り、止めど流るツイートを遡り……。そうして2か月。どんどん壱劇屋を好きになっていく。その最大の理由は、抽象的だけど、この劇団が放つ雰囲気かもしれない。そのポジティブさに好感を抱く。

 失礼を承知で書かせてもらうと、いわゆるメインストリーム(この場合はテレビや映画など)から外れたところで活動している人たちというのは、変なプライドというか、どこか捻くれた部分があるんじゃないかと恐れていた。まったくの偏見なのだけれど。例えば音楽雑誌を読むと、「売れたらダサイ」みたいな風潮について言及されていたりするから。演劇界でもそういうものなのかと勝手に思っていた。こんなに好きになった劇団が、ネガティブな雰囲気を出していたら嫌だなと。

 そんなものは杞憂だった。現在の関西小劇場界は、決して恵まれた環境ではないと聞く。それでも
壱劇屋はポジティブだ。不遇を嘆いたりせず、自分たちの作品をより多くの人に知ってもらおうと試行錯誤し、前を向いて行動している。テレビや映画が上で、小劇場が下なんてことは決してないんだ。

 さっきの音楽の例じゃないけれど、「多くの人に知ってもらいたい≒売れたい」一方で、いわゆる「売れ線を狙う」ことへの嫌悪は理解できる。表現者としての信念を貫きながら有名になるのって、すごく難しいことなんだろうなと。これって、受け手にとっても似たようなところがある。ロックが好きでOasisアジカンのファンだというと、「王道かよ」って馬鹿にする人もいると思うから。でも、やっぱり売れるのは悪いことじゃないし、売れてる人を好きになるのもそうだ。そこで大切なのは、良いモノを作っている人が売れるべきだということ。そして、売れてるから好きになるんじゃなくて、良いモノを作っているからファンになる、ということだと思う。

 話が逸れたけど、壱劇屋は、良いモノを作り、もっと多くの人に自分たちを知ってもらいたいと
必死に考え、行動している(と強く感じる)。それは外から見れば当然のことのようにも思えるけど、きっとそうではないのだろう。それを当然のようにやれる劇団だからこそ、関西で最も勢いがあると言われるのも納得だし、東京公演の成功があるのだろう。私は壱劇屋良いモノを作っているからファンになったし、もっと知られるべきだと考えている。

 『SQUARE AREA』を初めて観て、猛烈に心が震えた。でも帰りの電車に乗る頃には、フツフツと怒りが込み上げてきた。どうして今まで壱劇屋を知らなかったのか。どうして誰も壱劇屋の存在を知らせてくれなかったのか。前述のとおり情報収集は好きでネットサーフィンもよくするし、書店で物理的なメディアに触れる時間も多い。だけど、同じような雑誌ばかりが並ぶ光景に嫌気がさすことはあっても、壱劇屋を教えてくれることはなかった。その憤りは日に日に増している。
『UNKNOWN HOSPITAL』と『Windows5000』を見逃したこと、生涯を通じて後悔するだろう。 

 知り合いに演劇人と近しい人がいる。話を聞くと、関西の小劇場は客が身内(友達や関係者)ばかりらしいと言う。そういえば、YouTubeの動画日記でも大熊さんが同じことを言っていた気がする。小劇場の客は身内が多いけど、自分たちは友達がいないから一般のお客さんが多い、みたいな。だとしたら、関西小劇場全体の閉鎖性を打ち破らなければならない。小劇場観劇という選択肢を、ディズニーランドやUSJ、映画鑑賞やスポーツ観戦などと同じカテゴリーに入れなければならない。壱劇屋にはその可能性を感じる。

 小劇場を知らなかった私が短期間でここまで壱劇屋にハマったのだから、他の人がそうなる可能性は十分にあるはずだ。実際、今回の公演で壱劇屋を知り、ファンになった人は少なくないようだ。壱劇屋に関しては、どこかで何かが引っ掛かって劇場に足を運ばせさえすれば、それでもう勝ちだと思う。少なくとも『SQUARE AREA』はそういう作品だったと感じている。


 またまた話が逸れるけど、演劇における客演というシステムに、私はイマイチしっくりこない。社会人野球の都市対抗における補強選手に似たような違和感。客に身内が多いという現状も含めると、もっとバチバチ感があっても良いのかなと。仲良く助け合いながら小さく共存するのも悪くないけれど、各々の劇団がお金を取ってエンターテイメントを届けているのなら、それなりの競争があって然るべき。そうじゃないと発展しないのでは?私が演劇について無知だから言えることだろうし、色んな形態の劇団や公演があるだろうから一概に言えないけど(事実、ビクビクしながら書いていて、投稿ボタンを押す前にこの部分を消そうとした)。確かに言えるのは、『SQUARE AREA』は(ステージゲストがいるとはいえ)劇団員のみでやっているということで、最初に出会った作品がそういうもので良かったということ。


 壱劇屋の広報戦略の1つに爆速RTがある。劇団名等が含まれるツイートをすると、ほぼ確実に公式アカウントからリツイートされる。自分のツイートを本人が読んでくれていると思うと、やはり嬉しいものだ。ただ、あまりにも褒めツイートばかり(それが事実だとしても、あまり知らない人が見れば引いちゃうかも)だったり、特定の人のRTばかりだったり(広くアピールするはずが、逆に狭い輪の中で回っているような印象を与えるかも)すると、人によっては逆効果になる可能性もあると思う。もっと有名になれば、その代償として批判的な声も増えるだろうし。

 もう1つの懸念として、公式アカウントにRTされると分かっていると、こちら側の心理として壱劇屋に対して批判的な内容をツイートしにくくなる。「批判」は必ずしも悪いことではない。ネット上ではマイナスなコメントに対して「批判するなら見るな」とか「わざわざ批判的なコメントするなよ」みたいな書き込みがよくあるけど、それは違うはずだ。きちんとした「批判」(という言葉の定義も難しいのだけど)と、「悪口・誹謗・中傷」は別物。

 私としては「批評」や「評論」をしたいのではなく、あくまで「感想」を書きたいと思っている(勘違いして評論家っぽくならないよう自戒するためだが、ちょっとズルイ「逃げ」でもあるかも)。もし壱劇屋の公演で面白くないと感じることがあれば、その通りに書くつもりだ。それが誠実なファンだと信じるので。

 なんて偉そうな宣言をしてみたけれど、匿名で書いているのはちょっと卑怯だよなと自覚している。今、ゼロから実名でブログやTwitterをやる分には抵抗がない。ただ、今まで匿名で続けていたものを実名で引き継ぐ勇気は、恥ずかしながらまだない。


 私が心配するまでもなくリスクは承知の上だろうし、爆速RTをもはや壱劇屋の代名詞として確立できているのはさすが。他の人の感想をまとめてチェック出来て有意義だし、見知らぬファン同士の繋がりも生まれるかもしれない。でもやっぱり、(色んな意味で)いつまで続けられるだろうかと心配してしまう。このRT戦術には賛成ながら、個人的な考えとして自分はあまり頻繁にツイートしないように意識している(その分ブログに詰め込もうと。過疎ブログで効果なんてないだろうけど、どこかで引っ掛かってくれるかもしれない)。同時に、壱劇屋がこれからどんな新しい広報戦略を見せてくれるのか、とても楽しみでもある。

 もどかしいことに、今の私には口コミしかできない。あんまり強めに宣伝したり褒めまくったりすると、押しつけがましくなったり胡散臭く感じられたりするかもしれないので、あくまで自然にと心掛けながら。やっぱり「偶然の出会い」に勝るものはないからね。
と言いつつ、とある面接を受けたときに壱劇屋の話題をブッ込むという、大胆な行為にも手を染めた。重役の面々を前にして。公演名を尋ねられたので答えると、メモしてくれている人もいたけれど、関心をもってくれたかどうかは分からない。ちなみに面接は上手くいったのでご心配なく。


■三年後の壱劇屋へ

 帰阪後、仕事前に『SQUARE AREA』の初演DVDを観た。大阪公演初日後にもUstream配信で観ているが、作業しながらだったのでちゃんと観るのは初めて。……驚いた。再演のクオリティの高さに。3年でこんなに違うのかと、自分の3年間と比較して虚しくなるほどセリフ、パフォーマンス、演出、全てが洗練されていた。衣装も、山下(山本さん)のキャラクターも。音楽なんか、正直言って邪魔だなと感じてしまった。再演Ver.の方が遥かに良い。

 細かいところでは、オープニングパフォーマンスで小町(小刀さん)が舞台上に現れ、他の8人が舞台周りに並ぶ場面。初演ではスローモーションの直前に普通に歩いていたのが、再演では前で手を組んで歩いていたはず。上手く言えないけど、手を組んで歩く方が絶対に良い。音が変わったのもあるかもしれないけど。

 上の方でゲストパートの自由さに触れたけど、DVDを観ると初演時はわりとキッチリ決まっていたみたいだ。その辺も含めて、3年間でどんどん魅力的な劇団に進化しているんだなと想像できた。その初演から再演の間を私は知らないので、あくまで想像しかできないのが悔しい。もっと早くから壱劇屋を知っていたかった。そんな悔しい思いをする人が、これからもどんどん増えていくに違いない。

 もちろん、目の前で「体感」した再演と、パソコンの小さい画面越しに「視聴」した初演とでは、条件が全然違っている。初演当時に生で体感していれば、やはり感銘を受けたはず。それを差し引いても再演の質の高さをハッキリと感じた。もっと早くから知っていたかったというのは本音だが、“この壱劇屋”と出会えて良かったとも思う。これから3年後、壱劇屋はどこまで到達しているのだろう。期待しかない。


 ファンの声に耳を傾けるのはほどほどに、自分たちがやりたいこと、面白いと思うことを貫いていただきたい。本当に身体だけは大切に。



 ↑↑↑本文ここまで



 東京遠征に金も時間も体力も投資して壱劇屋のファンであると確信できた、と書きました。実は、この投稿にも結構な時間と体力を費やしています。コーヒー飲み過ぎて、途中で吐きそうになったりしながら。だから偉そうな文章でも許してね(はーと)。今までで一番正直に書いた投稿だと思います。

 それにしても……長文ですね。7,000字超えている。自分で読み返して恥ずかしくなるやつだこれは。熱き想いが溢れ出たと捉えてもらえると嬉しいですね。こんなに冗長になるなんて、単純に文才がないだけですが。果たしてここまで読んでくれる方がいるのかどうか。あと、タイトルは『進撃の巨人』からパクりましたインスピレーションを得ました。

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