旅再現」、という記事が載っていました。(→ こちら をご覧下さい)
・最初の日本列島人はどうやって黒潮が流れる海を渡ったのかと
いう謎の解明を目指し、台湾から航行していた丸木舟が昨日午前、
約45時間かけて目的地の沖縄県・与那国島に到達したそうです。
与那国島に到着した丸木舟(昨日午前)

伴走船で一足先に与那国島に到着し、取材を受ける
海部陽介・プロジェクト代表=昨日

・国立科学博物館による「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」が
サイトで公表している軌跡等によると、海岸の数百㍍沖を暫らく航行。
目的の浜に午前11時48分に到着したそうです。
多くの人に迎えられながら到着した丸木舟=昨日午前11時48分

到着した丸木舟を迎える人達=昨日、与那国島

・男女計5人の漕ぎ手が乗った、スギ製の丸木舟(長さ約7.5㍍)は、
7日午後2時38分に台湾東海岸の烏石鼻(ウーシービー)を出発
したそうです。(台湾出発時のYouTubeのANNニュースは
→ こちら をご覧下さい)
5人の漕ぎ手を乗せて台湾を出発した時の丸木舟=7日

・3万年以上前の旧石器人を想定し、時計やコンパス、GPS機器等は
持たず、太陽、星等の位置を頼りに、交代しながら漕ぎ続けた。
安全の確保のため、丸木舟の航行に影響を与えない形で、
別の船が伴走したそうです。
・途中、雲で星が見えなかったり、太陽が真上だったりして、方向を
見定めることが難しい時間帯もあった。それでも、秒速1~2㍍で
流れる黒潮を横切り、与那国島の島影を海上でうまく見つける
ことができたそうです。航行距離は225㌔余りだったそうです。
出発地点の台湾東海岸・烏石鼻から到着した与那国島迄の地図

・プロジェクトは2016年に草で、17、18年に竹で作った舟を使い、
与那国島―西表島間や、台湾東海岸沖等で実験したが、何れも
うまくいかなかったそうです。
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・ANNニュース、「【報ステ】45時間の航海 丸木舟が与那国島に到着
(19/07/09)」、のYouTubeは→ こちら でご覧下さい。
・→ 先月26日のブログ で、「最初の日本列島人、どう来た
丸木舟で3万年前の旅再現」、というのを取り上げました。
そこで、過去に取り上げた3件にリンクを張ってあります。
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