a weblog of THE WATERMELON BOOTLEG

打ち込み(DTM)によるテクノ・エレクトロニカ系の音楽制作・ライブ活動を中心に、日々思うことについて語ります。

"The Sound of Technology Vol.1"各曲解説(その3)"Doppelganger"

"The Sound of Technology Vol.1"の各曲解説、今回は、"Doppelganger"です。



この曲は、主にiPad版「GarageBand」を使って作曲しました。「GarageBand」にはタッチを上手く使った入力方法がいくつか用意されているのですが、その中の「Smart Strings」という機能でメインとなる弦のフレーズを作成した後、同じくGarageBandのアルペジエーターなどでトラックを加え、最後に各トラックをメール(!)でエクスポートした後、Ableton Liveでミックスを行いました。タイトルの「ドッペルゲンガー」とは、「自己像幻視」とかいう意味らしいですが、パッと頭に浮かんだタイトルを付けています。この曲を聴いてくれた人から「ブラック・ドッグみたい」という感想を頂きましたが、まあ、ハッキリ言ってその通りです(笑)。デトロイト・テクノは、今でも僕の音楽作りに非常に大きな影響を与えています。ではまた次回。

THE WATERMELON BOOTLEG 1st EP "The Sound of Technology Vol.1" now available !
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"The Sound of Technology Vol.1"各曲解説(その2)"Sacrifice"

"The Sound of Technology Vol.1"の各曲解説、今回は、"Sacrifice"です。



この曲は、KORGが販売しているアプリ「iKaossilator」を使って、iPadで作った曲です。狙いというのは特になく、ただ何となく触っていて、良いフレーズが出来たな、と思ったものを、同じくiPadアプリの「GarageBand」に、フレーズをAudioCopyという仕組みを使ってコピー。「GarageBand」でシンセを重ねたあと、1トラックづつメールで(!)エクスポートして、それを更にAbleton Liveで編集したものです。「iKaossilator」にしろ、「GarageBand」にしろ、タッチ式のインターフェイスがとても良く出来ていて、多分キーボードでは絶対作れないだろうな、と思える曲になりました。ではまた次回。

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"The Sound of Technology Vol.1"各曲解説(その1)"Gate of The Capital"

さて今回からは、初アルバム"The Sound of Technology Vol.1"の解説を、トラック順に行っていこうと思います。まずは最初の曲、"Gate of The Capital"から。



この曲はズバリ、「トランス」を作りたいと思って、作曲しました。「テケテーテケテー」という、ユーロトランスではお馴染みのフレーズは、「monofury」というフリーのVSTiに、「mgTriggerGate」というVSTエフェクトをかけて作っています。他、「ビヨーン」といういかにもなシンセベースはArturia Moog Modular V、パッドはNative Instruments Pro-53、ピコピコした音はrgc audio Z3ta+とImage-Line Sytrusという、僕にとって「鉄板」の組み合わせで作られています。

そしてリードは、トランスをよく作る人ならお馴染みのベンダーであるreFXが、かつてフリーで配布していた「Claw」というVSTiに加え、イントロで聞こえる吠えるような音に、日本製の「Exciton」を使っています。ドラムはオーディオループと単音サンプルに加え、Waldolf Attackでフィルインを鳴らしています。「ゴーン」という音はシンセではなく、Fender Rhodesのフレーズループのピッチを極端に変えて使っているんですよ。

最後にタイトルですが、変なタイトルですよね(笑)。何となく城塞都市の門のようなイメージが頭に浮かんだのです。ではまた次回。

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'The Sound of Technology Vol.1' is available worldwide on Amazon MP3 for download !

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THE WATERMELON BOOTLEG 1st EP "The Sound of Technology Vol.1" iTunes、Amazonで発売 !

Jacket_Tunecore_250お知らせです。僕の一人ユニットである、「THE WATERMELON BOOTLEG」の6曲入りEP、"The Sound of Technology Vol.1" が、iTunesAmazon MP3で全世界発売となりました(海外ではSpotifyでも聴けます)。

これは、昨年秋のM3で頒布したCDに収録されたトラックをより抜き、更にリマスタリングを行い、大幅に音質・音圧を向上させたものです。テクノ、エレクトロニカ、アンビエントなど、様々な要素が詰まった各曲は、すべてのエレクトロニック・ミュージック愛好家の方に楽しんでいただけると思います。使用機材はソフトシンセ中心で、Ableton Live6をDAWに、Pro-53、Moog Modular V、SampleTank2などのVSTi、そしてGarageband for iOSも使用しました。ぜひお楽しみください!

ノートPCを自分で修理した

2008年から、ずっとライブ活動を共にしてきたノートPC、富士通MG70WNから何やら異音がするようになった。HDDのアクセスも遅くなり、これはもう寿命かとも思われたが、メーカーに出した場合の修理代金は高額で、HDDの容量が増えるわけでもない。何より愛着もあり、一念発起して自分で修理することにした。

修理内容は以下の通り。

・HDD交換(120GB→500GB)
・ファンの掃除

まずHDDの交換といっても、カラッポのものと交換しても意味がないので、「EaseUS Todo Backup Free」というフリーソフトを使って、まるごとクローンを作成する。HDDは2.5inch SATA仕様であれば何でも良いように思われたが、少々怖かったので、多少割高ではあったが、楽天で「MG70WN用」と書かれたものを購入。購入したHDDを、「オウルテック 外付けHDDケース ガチャポンパッ! mini3.0」にはめ込み、ノートPCとUSB接続してクローンを作成した。交換は、HDDに付属してきた作業説明書に沿って行い、無事完了。

次にファンの掃除だが、こちらについては「あさりのみそしる」というサイトを参考にさせていただいた。ただ、単に掃除するだけではダメで、最終的にはファンの回転軸に、ツマヨウジでミシン油とウレアグリースを塗ることで、異音も無くなった。

「M3 2012秋」に参加してきました

少し遅くなりましたが、去る10/28(日)に、同人音楽の即売会「M3 2012秋」に参加しましたので、そのご報告を。まず会場は、決してアクセスが便利とは言えない場所にあるにも関わらず、来場者の多さにビックリ。みんなこのイベントを楽しみにしているんだなあと実感。
M3-1
で、初めて作ったCD「The Sound of Technology」の売上は? ということになりますが、当然(?)赤字でした。でも何枚かはおかげさまで買って頂くことが出来ました。内容的には自信があるのですが、買って頂いた皆さん、CDは楽しんで頂けましたでしょうか。コメントなどで感想をお寄せ頂けると嬉しいです。

でも、実際に参加してみて判ったのですが、あそこでCDを売るのって難しいですね。マンガなら、見本誌をパッと見て好みかどうか判りますが、CDの場合試聴しないと全く判らない。つまりお客さんに対し試聴に必要な時間、30秒とか1分を割く価値があるかどうかを、一瞬で判断してもらわなければいけないわけです。そういう意味で、今回はまずディスプレイに割ける時間が全くなかったので、やや近寄りがたい雰囲気になってしまったかな、と思います。一生懸命声出しして客引きしたんだけど、そうやって聴いてもらうものでもないな、と(苦笑)。そんな中で勇気を出して試聴しに来てくれた方、買って頂いた方、本当にありがとうございました。音出しは出来ないにしても、シンセでも並べとけば良かったかなあ。実際にターンテーブルとか並べている人もいたしね。あとはパフォーマンスコーナーでミニライブでもやったら、もう少し「THE WATERMELON BOOTLEG」というアーティストの存在を知ってもらえたかな、と思いました。

M3-2

次回以降のM3参加は未定ですが、面白い体験でした。最後に村スタジオのよんまさん、今回の出展にあたり多大なご協力を頂き、本当にありがとうございました。

iPad「GarageBand」を中心にしたテクノ・ライブを行いました。

先月8月3日、OKIZOさん主催のお馴染みDTM系ライブ・イベント「LAPTOMIX」に参加させて頂きました。今回はiPad「GarageBand」を中心に、曲のイントロや間奏部分に、MFB SYNTH IIをマスターにDoepfer MSY-2で同期したRoland TR-606を鳴らすという、"人力シンクロライブ"という形を取りました。

iPadを中心にしたのは、最近作る曲がiPadで(布団の中で)作った曲が多いのと(笑)、機材の総重量を少しでも軽くしたかったからなのですが、甘かったですね(苦笑)。特にベリンガーのミキサー(XENYX1002B) が重い重い。ただライブにはこれ以上無いくらい大変便利なミキサーなので、これからも持ち歩くんだろうなあ。あと、Kaoss Pad 3もやっと少し使いこなせることができるようになったと思います。これはやはりセンドリターンでつなぐべきですね(マスターアウトに直で繋ぐと音がこもる場合があります。経験者語る)。

それでは当日の模様を動画でどうぞ。

"Undulation" "Doppelgänger"


"I Was A Stranger" "Hustle and Bustle"


"Sacrifice" "On The Shore"


NO NUKES 2012 YMO+KRAFTWERK

クラフトワークとYMO。かつての、そして現在のテクノ・ミュージック・ファンが夢見た、ゴッドファーザー・オブ・テクノ達の夢の共演。それがこのような形で実現するとは、誰が想像しただろうか。2012年7月7日、幕張メッセ。

YMO Set List;
Photo Report
Radioactivity (Kraftwerk cover)
Firecracker
Solid State Survivor
La Femme Chinoise
1000 Knives
Cosmic Surfin' - Absolute Ego Dance
Tong Poo
Rydeen

KRAFTWERK Set List;
Photo Report
Geiger Counter
Radioactivity(sung in Japanese)
Metropolis
The Robots
Numbers
Computer World
Trans-Europe Express
Computer Love
Home Computer
Dentaku
Musique Non Stop (Encore)

YMOは、最初だけはちょっとズっこけた(あのカバーはイマイチ。。。)が、その後は初期の曲だけをジジイとは思えぬ鬼気迫るパワーで演奏。「Solid State Survivor」には本当にシビれました。やはり御大を前にして力が入ったのでしょうか。YMO名義でのライブを観たのは実は初めてだったりしますが、素晴らしかったですね。一方クラフトワークは初めて観る人が多かったらしく、キーボードスタンドが出てきただけで「うぉ〜」(笑)。「Metropolis」ではシーケンスがずれてハラハラさせた(途中で無事直した)けど、お約束の「Dentaku」に加えて「We are the robots!」とか「Musique Non Stop!」と全員大合唱の大盛り上がり。

しかし、心に残るは、やはりラルフ・ヒュッターが日本語ヴォーカルで力強いメッセージを発した「Radioactivity」。公式サイト動画(要Quicktime)

フェスのテーマは「NO NUKES」。

核は要らない。原発も原爆も。
No Nuclear Plants, No Nuclear Weapons. No Nukes.

「今すぐ止めろ」

nonukes





Diamond Versionからのビデオ・メッセージ

M&Y第2弾!iOS DAW頂上対決「Beatmaker2」「Nanostudio」あなたはどちら派?



Masanori&Yoshiyukiの第2弾、「Sweet Eternity」を公開しました。敢えてジャンル付けするとすれば"アブストラクト・ヒップホップ"でしょうか。この曲は前回の「NanoStudio(以下NS)」」ではなく、同じくiOSのDAWである「Beatmaker2(以下BM2)」で共作しました。Beatmaker2で作った理由は特に無いのですが(笑)、何となく買ったBM2で変なモチーフが出来てしまったので、endoさんに投げちゃえ!というのが曲作りの経緯です。経緯というほどのものでも無いな(笑)。相変わらずendoさんのアレンジセンスはカッコいいです。

ところで「BM2」「NS」ですが、どちらもiOSのDAWとしては非常に優れていますが、前者がサンプラー+シーケンサー、後者がシンセ+シーケンサーという構成の違いがあります。「NS」にも一応サンプラーはありますが、機能的にはサンプルのタイムストレッチやピッチ・シフト、チョップが出来るBM2の方が圧倒的に優れています。一方、BM2はソフト・シンセを積んでおらず(キーボードサンプラーしかない)、しかもプリセットパッチがイマイチ(笑)という欠点があります。この点ではNSの方がダントツに良い音がしますね。あとBM2で優れているのはアプリからDropboxに直接接続出来る点です。共作にはこれが重宝しました。

というわけで、どちらも高い値段では無いので、可能なら両方買っちゃいましょう、というのが結論です(笑)。ちなみに操作性はどちらもソックリです。
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