a weblog of THE WATERMELON BOOTLEG

打ち込み(DTM)によるテクノ・エレクトロニカ系の音楽制作・ライブ活動を中心に、日々思うことについて語ります。

MIDIシーケンスデータをSMF経由でD2→RM1xに移す

昨年Roland D2を中心に使って作ったトラックを、本格的に仕上げようと思ったが、シーケンスデータをD2に置いたままでは使いづらいので、D2は音源として使い、シーケンスデータはより編集機能の高いYAMAHA RM1xに移した。が、それがすっげー手間だったので、誰かの役に立つことを願って、その方法を備忘録として記載するw。

まずRM1xは複数チャンネルの記録を一度に行うことが出来ないので、直結は早々に諦めてスタンダードMIDIファイル(SMF)を介することとする。手順としてはこうだ。

・D2のMIDI出力をAbleton Liveで記録し、1トラックごとにMIDIファイルでエクスポート
・Cubasis VST(SoundBlasterのオマケでついてきたが使う機会がなく放置してたw)で、MIDIファイルをまとめてFormat「1」のSMFとして再びエクスポートしてFDに記録
・FDD経由でSMFをRM1xにロード

と、ここまで書くと順調そうだが、誰かが手順を書いてくれている訳ではないので、全部手探り。かつ、実はSMFにはループ情報が含まれていない。よって、RM1xでSMFを単に読み込んだだけではD2のシーケンスデータをループ再生してくれないことが判明。こりゃ困った。ところがRM1xには、SMFから小節を区切ってループデータとして抜き出す「スプリット」という機能が付いていることも判明。これを使って、ようやくデータ移設が完了。

まあ普通の人なら、Liveに記録した時点で早々にPCベースに移行するところでしょうけど、敢えて別のハードに移したのは、やはり直感的に操作出来るのが魅力だから。ハードは結線やMIDI設定など面倒なことも多いが、それもまた楽し。しかしRM1xのマニュアルは難解だw。

11/19 ライブ終了しました!

自分にとっては2011年唯一、かつ3年半ぶりに自分で主催したライブイベントとなります、「Pure Electron Vol.2 - The Sound of Technology」ですが、無事終了いたしました。あいにくの雨となってしまいましたが、ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。

さて当日ですが、まずは今回のスペシャルゲスト、OKIZOさんからスタート。Ableton Liveを、ALLEN&HEATHのXONE:1D(DJ用MIDIコントローラー)を4台(!)使い、オリジナルのハードテクノサウンドを披露。彼が主催するイベント「LAPTOMIX」には私もよくお邪魔させて頂いているのですが、平日開催のため、私が会社帰りに会場に行くと大抵彼の出番が終わっている(涙)状態がずっと続いていたので、久しぶりにじっくりOKIZO氏のサウンドを堪能することが出来ました。okita_s

続いてCaknobsさん。この方は私と同じく、ソフトシンセ派からハードウェアに突然回帰された方で、いろいろと珍しい電子楽器を集めてはYouTubeで演奏の様子を丁寧な解説付きで公開されていらっしゃいます。今回はRoland TR-707をマスターに、FutureRetro Revolution、Doepfer MS-404、Novation BassStation等を駆使した、ファンキーかつアシッドなテクノ・サウンドで存分に楽しませて頂きました。なんとこの後、機材を背負って渋谷まで出向き、別のイベントに参加されたという、非常にパワフルな方であります。caknobs_s

で、最後が私。どういう曲を演奏したのかは動画をご覧ください(他の方の動画を撮っていてビデオカメラの電池が切れたので、絵は静止画ですが・・・)。最近はこういうトランスというかエレクトロというか、そっち系(?)に傾倒しております。今回はMFB SYNTH llの内蔵シーケンサーをマスターに、Roland D2、TR-606、KORG Monotribe、BOSS HC-2(ハンドクラッパー)を使用。SYNTH llとTR-606はDoepfer MSY2で同期させております。




しかしまあ、今回はマジ機材が重い重い。昨年末の渋谷ライブの記事でも同じこと書いてますが、それを上回る重さ。ひとつひとつの機材はコンパクトなものを選んだつもりなのですが、ACアダプターやコード類が半端なく重いんですね。かつKaossPad3は、マスターアウトに通すと音が籠ってしまった(会場のPAにも拠ると思いますが、今回はハッキリ音が悪くなった)ので、当日泣く泣くセットから外したという・・・現場では何が起こるか判りませんね、ホント。

さて2011年の記事エントリーはこれで最後になるかと思います。かなり早いですが(笑)、皆様良いお年をお迎えください。それではまた。

2011/11/19(土) ライブ「Pure-Electron Vol.2」を開催します

突然ですが、約3年半ぶりに、池袋BEMSTARにて自分主催のライブ「The Sound of Technology - Pure Electron Vol.2」を行うことになりました。各種ハードウェアを持ち込んでガチャガチャやる予定です(笑)。入場無料ですので、ぜひお越しください。

会場:池袋BEMSTAR
東京都豊島区池袋4-26-11(池袋駅北口から徒歩10分 「へいわ通り」奥)

日時:2011年11月19日(土) Start/17:45、End/21:00
Ticket:Free! (飲食物の持込はご遠慮下さい)

Special Guest:OKIZO(from LAPTOMIX)
http://www.myspace.com/okizo


Caknobs
http://www.youtube.com/user/Caknobs


THE WATERMELON BOOTLEG
http://www.youtube.com/user/thewatermelonbootleg


and Special Hardware Session by these members...

「MIDI to DIN SYNC コンバータ」のお話

僕はシンセ関係の機材についてネットで調べる時、個人のサイトやブログを参考にさせて頂くことがとても良くあります。という訳で、誰かの役に立つよう、僕も時々自分が知った事をここに書こうと思います。今回は「MIDI→SYNC コンバータ」についてです。

何を思ったのか昨年、突然ソフトシンセからハード志向に回帰し、オークション等で機材をいくつか購入しました。その中にはローランドTR-606、MC-303という、MIDI端子の付いていないものがあります。これらは自動演奏機能を内蔵しており、「DIN SYNC」というスタート・ストップのタイミングやテンポを合わせるための接続端子が付いています。端子の形はMIDIと同じですが、規格が違うので、MIDIケーブルで繋いでも同期が取れません。そこで必要になるのが「MIDI→SYNC コンバータ」という奴です。

このコンバータ、MIDI規格登場期には国内各メーカーからも発売されていましたが、今ではDoepfer(ドイツ)、KENTON(イギリス)といったヨーロッパのメーカーでのみ作られています。さすが古いものを大事にする国ですね。で、僕はDoepferの「MSY2」と、KENTONの「PRO-SOLO MkII」という、2つを持っています。

ところが、ちょっと困ったことが起きました。最初MSY2をコンバータとして使おうとし、最近すっかりお気に入り(笑)のローランドD2とTR-606を繋いでみたのですが、同期がズレる。正確には、普通にスタート・ストップする分には問題ないのですが、D2の各パートのミュートON/OFFを何度か行うと途端にズレてしまう。どうもD2のミュートは単純なオーディオ出力のON/OFFではなく演奏開始・終了の制御信号のようで(推測ですが)、かつMSY2はマスター側(D2)を常に「ドあたま」から演奏開始しないとズレてしまうみたいです。

これは弱った、ということで、代替手段として、本来別の用途(MIDI→CV・ゲートコンバータ)として購入したPRO-SOLO MkIIを使ってみると、これがバッチリ上手く行く。何度D2のパートミュートをON/OFFしても全くズレない。凄いぞKENTON。というわけでKENTONオススメ、なのですが、MSY2も用途によっては十分使える(多分)と思います。

ちなみに最近KORGのMONOTRIBEを衝動買いしてしまったのですが、これはTR-606のトリガーを使うことで同期できます。MONOTRIBEは現在のTB-303という感じのアシッド・マシンとして面白いですね。8ステップしかないのが残念ですが。

昨年末のライブで演奏したアシッド・トラックを公開しました

昨年末に渋谷で行った、ハード機材のみで演奏したアシッド・トラックを再録音。SoundCloudにアップしました。使っている機材はライブの時と同じです。聴いてね。

Order by THE WATERMELON BOOTLEG

Cell by THE WATERMELON BOOTLEG

Skyscraper by THE WATERMELON BOOTLEG

SoundCloudやってます

あ、もう一つお知らせ。ブログではすっかり告知するのを忘れてましたが、「SoundCloud」というドイツのサイトに自作曲をいくつかアップしてます。ここにしかアップされてない曲がほとんどです。良かったら聴いて下さいね。また既にアカウントをお持ちの方はリンク歓迎ですー。よろしく!
http://soundcloud.com/the-watermelon-bootleg

12/23渋谷ライブ終了!(動画あり)

無事終わりました、12/23ライブ。今回は、これまでのイベントでご一緒させて頂いたDJの皆さんが出すサウンドに刺激を受け、PCを使わないでハード機材のみでミニマル・サウンド(全部新曲)を奏でるという、初の試みをやってみました。いやー終わって良かった、機材重かった(苦笑)。今回はビデオを撮る位置があまり良くなかったので、いまいち音が聴きづらくてすみません。会場でも「音源は無いのか」と皆さんから聞かれたので、そのうちちゃんと作ります。。。



今回使ったのは以下の機材です。

Roland MC-202 :ベース
MFB SYNTH ll :上モノ(リード系)
MFB STEP 64 :シーケンス
KORG ELECTRIBE R ER-1 :リズム
KORG KAOSSILATOR :上モノ(SE、コード系)

当日までベースにはSH-09を持っていくつもりだったのですが、機材置き場が狭いことが判り、急遽MC-202に差し替えました。MC-202は元々今回のライブに関係なくヤフオクで買ったもの。SH-09ほどではないにせよ、こちらもなかなか太い音。何より軽くて電池で動くのが良いです。SH-09を持って行ったらマジ死んでました。。。ハードって、機材本体だけじゃなくて接続コードやACアダプターも持って行かなくちゃいけないんで、一つ一つは軽くても数が増えると相当な重さになる、ということが良く実感出来ました(苦笑)。

というわけで、2010年のブログ更新は今回が最後になります。皆様良いお年を!

12/23(祝)渋谷Moduleにライブ出演します!

さて今年最後のライブ出演のお知らせです。今回はアナログシンセを持ち込んでのアシッド三昧の予定。出演は19時くらいです。ご来場を希望される方はディスカウントしますのでご連絡ください!

「INNOCENCE」  

12/23(THU) 祝日 16:00-23:00
2500yen(w/1Drink)

会場:渋谷Module
東京都渋谷区宇田川町34-6 M&IビルB1F/B2F
TEL:03-3464-8432
URL:http://www.module-tokyo.com

※20歳未満の方の御入店はできません、写真付き身分証明書を御持参下さい。

ジャンル:ディープミニマル、テックハウス、テクノ

◆GUEST DJ◆

Kihira Naoki (Social Infection)

音をジャンルで分類することの無力さに気づかせてくれるDJ。パンクのカオス感やレゲエの精神性さえもエレクトリックダンスミュージックとして表現できる、日本では希少なDJである。その独自性はパーティーに対するストイックな姿勢から生まれる。「DJという前に、その場の一員でありたい」と語る彼は、常にフロアとブースの接点を探す。そこにオトを打ち込んで“壁”を壊し、どこにも中心のないネットワークをつくる。そして空間全体が自律的に動き出すのを感じたら、最後に“発火装置”に点火して、自身も流れに身を任せる。彼が発するグルーブとは、実は新たに生まれつつあるコミュニティーが、自ら歓びに震えて発する叫びなのである。
http://www.myspace.com/kihiranaoki
http://www.socialinfection.org

LIVE

an artisan of the electronic machine music laboratory
DTM (Devun & Minimal)
kanda sohtaro
THE WATERMELON BOOTLEG

DJ

CRAZYNEO
TAKUZO KATASE
SiN-ZiN
ChemicaL
DAVE
Coota
Sho Yamaguchi
Akira
BGM (Tomo & Spider Lay)
ist
funkakilla
KP
hirattchi
0nishi
Chiyo

Roland SH-09を手に入れた

SH-09とある方から古いアナログ・シンセであるRoland SH-09を譲ってもらった。ところどころボディに傷はあるものの、ガリやツマミのガタつきもなく、30年以上前の機種とは思えないほど良い状態。

このSH-09、構成としては1VCO-1VCF-1VCAというごくオーソドックスなものだが、サブ・オシレーターの出音が結構太いので、音色にチープさは感じられない。かといってMoogほど下品でもなく、80'sのブリティッシュ・エレポップに良く使われていたような、僕にとってはちょうど良い感じの音である。またレゾナンスの発振音はCVに追随する(チューニングが難しいが)ので、VCOと合わせての音作りも可能だ。使わなくなった機材を整理して買った、MFBのステップシーケンサー(STEP64)で鳴らすと楽しい。カット・オフやディケイをギリギリまで絞った時の独特の出音は、バーチャル・アナログやソフトシンセではやはり出せないと思う。

なおSH-09における音の作り方としては、サブ・オシレーターを中心に考えた方が良いようだ。ミキサーでサブ・オシレーターのレベルを最大にした上で、VCOで2オクターブ上にセットした矩形波を薄く混ぜると、OMD(実際にSH-09を使っていたらしい)「Souvenir」のメロディーのような、アナログ・シンセなのにキラキラした感じの音になる。もちろんディレイは必須。エフェクターの"かかり具合"がとても良いのも、この時代のアナログ・シンセの特徴だろうか。

7/25渋谷ライブ終了!(動画あり)

「Numeric Beats」「Appearance」


先週日曜のライブ、無事終了しました。今回は4つ打ちに拘らなくて良い、という主催者CRAZYNEOさんのお墨付きを頂戴したので、途中からトロピカルな「The Origin of Elements」、どテクノ・ポップ「Born Technological」、最後は鳴きのギターソロ(!)が入ったフュージョンチックな「Sacred Eyes」で締めるという、やりたい放題のステージをやってしまいました。でも今までで一番ウケた気がするなあ。。。やっぱりこれが一番良いんだろうか? とにかく、主催者のCRAZYNEO様、Moduleの皆様、色々刺激を与えて頂いた共演者の皆様、そして来場者の皆様、今回も大変お世話になりました。本当にありがとうございました!

「The Origin of Elements」


「Born Technological」「Sacred Eyes」
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