2008年07月30日
亡き母を偲ぶ・最期の言葉
泣けてくる。
ベッドの上で、もう寝ているしかない、お袋がまだ母親として、息子に何かをしてやりたい愛惜の念が伝わってくる。
十分、愛情を注いでくれた。
してくれた何分の一も、お返しができなくて、こちらこそ「ごめんね」だった。
5月最後の日曜日、大型ショッピングセンターにあるアイスクリームショップで、チョコアイスクリームをご馳走した。
べたつくから、嫌がっていたお袋も、食べてみると、「おいしい」というから、次はストロベリーを食べようと約束した。
だが、それも叶わぬ夢幻と消えた。
8月第1日曜日の夜、お袋からプレゼントされた新品のパジャマを着て、一緒に寝る約束をした。
「そこまで命があればね」と冗談交じりに言う、お袋の声は、「死に対して恐れるものはない。もう十分生かしてもらった。心優しい2人の息子と兄嫁に囲まれ、幸せな一生を全うした」という充実感に満ちたものだった。
だがチョコと一緒に寝る2つの約束は果たせなかった。
お通夜の日、お袋の棺の前で、お袋からプレゼントされたパジャマを着て、朝までほとんど寝ることなく、一緒にすごした。
ここまで、お袋にいいところを見せられなくて、自らの不甲斐なさに、涙が止まらなかった。
ベッドの上で、もう寝ているしかない、お袋がまだ母親として、息子に何かをしてやりたい愛惜の念が伝わってくる。
十分、愛情を注いでくれた。
してくれた何分の一も、お返しができなくて、こちらこそ「ごめんね」だった。
5月最後の日曜日、大型ショッピングセンターにあるアイスクリームショップで、チョコアイスクリームをご馳走した。
べたつくから、嫌がっていたお袋も、食べてみると、「おいしい」というから、次はストロベリーを食べようと約束した。
だが、それも叶わぬ夢幻と消えた。
8月第1日曜日の夜、お袋からプレゼントされた新品のパジャマを着て、一緒に寝る約束をした。
「そこまで命があればね」と冗談交じりに言う、お袋の声は、「死に対して恐れるものはない。もう十分生かしてもらった。心優しい2人の息子と兄嫁に囲まれ、幸せな一生を全うした」という充実感に満ちたものだった。
だがチョコと一緒に寝る2つの約束は果たせなかった。
お通夜の日、お袋の棺の前で、お袋からプレゼントされたパジャマを着て、朝までほとんど寝ることなく、一緒にすごした。
ここまで、お袋にいいところを見せられなくて、自らの不甲斐なさに、涙が止まらなかった。