2021年12月27日

DJナオミのニューヨークレター第94弾

こんにちは

2021年もあと数日となってしまいました。
あっという間ですね。
来年はもっとコロナが落ち着いているといいですね。
願わくば収束していることと思いたいです。
皆さま、よい年末年始をお過ごしください。

クリスマスの少し前に
ナオミさんからレターが届きました。
クリスマスの素敵な風景写真があって
心華やぎますよ。
最後までお読みくださいませ。

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皆さんこんにちは〜

 

いよいよクリスマスですね。

 

ニューヨークは色んな宗教の方がいますので「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリデー」と言うのが一般的、と言うのはこのレターで何度もお伝えしてきたかと思います。

 

昨年のニューヨークのクリスマスはパンデミック中で街に人が殆どいませんでした。

 

ところが今年は通常通りの人出で五番街は賑わっていますよ。

 

世界一有名なロックフェラーセンターのツリーの辺りは歩行困難なほどの混みようです。


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今年の木は85歳のノルウェースプルースで高さは24メートルあります。

50,000個のLEDライトが輝いています。

 

 

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ロックフェラーセンターからほど近い「カルティエ」は今年もビル全体をライティングでデコレーション。個人的には決して買い物に入ることは無い高級店ですが、光ってくれていて良かったと言う安堵感に包まれます。

 

更に進むと高級デパートのバーグドルフグッドマン。

 

世界一有名なホリデーウィンドウは健在。

 

しかしながら店内に飾られたクリスマスツリーにも注目です。

 

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ツリーのてっぺんには鹿がいるではありませんか。よく見ると楽器がたくさん施されています。

更に進むと、今度はプラザホテル。

 

映画「ホームアローン2」で、小学生のマコーレ・カルキンが一人で泊まったあのホテルです。

 

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観光客が多く宿泊しているので例年通りの賑わいでした。

 

そしてセントラル・パークの入口、コロンバスサークルには今年もホリデーマーケットが出店。

 

ホットチョコレートの甘い香りが漂います。

 

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まだまだコロナは収束していませんが、ニューヨークは全くビジネスに影響させないように、フル回転です。

 

更に数分歩くと今度はリンカーンスクエア。

 

今月10日からスピルバーグ監督による「ウェストサイドストーリー」が上演開始。

 

元々は1957年にブロードウェイで上演されたミュージカルで、1961年に映画化、あれから60年の時を経て再度映画化されました。

 

その舞台となっているのがリンカーンスクエア。

 

リンカーンスクエアの映画館のショーウィンドウには新しい映画で使用された衣装が飾ってありました。

 

私も早速観てきました。

 

もう息つくヒマものない2時間半!

 

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ダンスも音楽も素晴らしく、舞台は1957年ですが、色んなところがアップデートされており、スピルバーグ監督が後世に残したいとメガホンをとった訳が少しわかりました。

 

すでにゴールデングローブ賞にノミネートされています。

 

間違いなくアカデミー賞にもノミネートされるでしょう。

日本では2月に公開ですので絶対劇場で観てください。

 

これまで長いことナオミのニューヨークレターをお読みいただきありがとうございました。

 

今回が最後となります。

 

ぜひノースウェーブのアーバンハイプフロムNYCやベイエフエムのカウントダウンレディオを聴いてくださいね〜。

 

では皆さん、良いお年を!



2021年12月02日

DJナオミのニューヨークレター第93弾

こんにちは

いよいよ2021年もあとひと月。
・・・といっても何となく実感がわきません。
なにせ、ワンダードックでは
クリスマス・おせち商戦真っ盛り!
毎日スタッフ一同がんばっているから、ですね♪

さて、そんな師走のはじまり。
ナオミさんからレターが届きました。
クリスマスムードを交えた楽しい内容を
最後までお楽しみください。

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皆さんこんにちは。

今年もいよいよ残り1ヶ月となってしまいました。

収束したかな?と安心していたコロナも新しいオミクロン株の登場で、世界中からため息が聞こえてきそうです。

ところがニューヨークのビジネス再開の勢いは止まりません。
11月25日は2年ぶりに通常通りの「メイシーズ・サンクスギビング・デーパレード」が観客入りで開催されました。

今年も人気のピカチュウやスヌーピーらに混じり、ベイビーヨーダが初お目見え。

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数万人の観客が集まり大盛況のうちに終わりました。

この様子は全米にテレビ中継され、歌手のキャリー・アンダーウッドやブロードウェイのスターなどがクリスマスソングを披露しました。

昨年、多くの人がニューヨークを離れていましたが街に人が戻ってきたところ実感。
また、観客の多くは観光客で、テレビでしか見たことのないパレードを実際にみようと遠方や海外から訪れていた人が殆どでした。

サンクスギビングの前日にはすでに通りにはクリスマスツリーが売られ始めていました。

サンクスギビングの翌日といえばブラックフライデーのセール。
以前のように夜中からセールを始めるため大勢が外に並ぶ、という光景は少なくなりましたが、ブラックフライデーの週末と、オンラインのサイバーマンデーの4日間でアメリカのオンラインショッピングの売り上げは80億円に達したそう。実際に店に足を運んでの買い物を入れるとかなりの売り上げとなったと思います。

その中でも最も売れた商品のベスト3は

一位がイヤーポッド(ブルートゥースのイヤホン)、2位がレブロンのワンステップドライヤー(日本でいうクルクルドライヤー)、3位がお掃除ロボット、4位がテレビ、7位がオキュラスクエストでした。6位に歯のホワイトニングセットが入っていたのがアメリカっぽいですね。コロナで家にいることが多くなったせいか鍋のセットもランクインしていました。

ちょっと戻りますが、サンクスギビンの料理の定番といえば七面鳥、英語ではターキーです。
その付け合わせにはマッシュドポテトなど芋類、マカロニ&チーズなどです。
ここ数週間、ファーマーズマーケットである変化を見ました。

なんと、野菜のマイクロ化が進んでいるのです。

例えば今旬の芽キャベツ。

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右の緑色のが通常よく見られる3〜4センチの大きさのものですが、左上の紫色の集団をご覧ください。

これも芽キャベツで紫色、しかも大きさは1センチ前後の極小サイズ。

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ちょっと分かりづらいかもしれませんが、極小サイズも枝のまま売られていました。なんだか棍棒のようで面白い形ですよね。

そしてもう一つ、マイクロにんじん。

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人参なのに、形状が丸いんです。

その他ジャガイモもたくさんマイクロなサイズが売られていました。

これらはオーブンで七面鳥を焼くときに、オリーブオイルやハーブと和えて一緒にオーブンに入れて焼くだけで付け合わせになる優れもの。

ほとんどの農家のファーマーズマーケットはこの時期の最後となりました。
地元で採れた野菜や果物のため、貯蔵している農家以外はまた来年の出店となります。

ホリデーシーズン向けのアレンジもたくさん売られていました。

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セントラル・パークの紅葉の見頃は先週くらいまででした。

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これは11月半ばの写真です。この日は気温が20度まで上がり沢山の人で賑わっていました。

今年のニューヨークはホワイトクリスマスになるでしょうか?

何れにしても昨年よりはクリスマスらしいクリスマスを過ごせそうです。




2021年11月19日

愛犬撮影会のクリスマス&お正月背景決定!


皆さま、大変お待たせいたしました!!

11月26日(金)〜28日(日)の3日間開催される愛犬撮影会の
撮影セットが決定いたしました!!!!


クリスマス背景 

DSC_8825クリスマス

-Christmas Eve-

今年のクリスマスは思い切ってメルヘン× POPな世界へ。

お正月とは対照的にふんわりとした可愛らしいイメージにしました。

ピンクのツリーには虹色のソフトクリームのオーナメントを。

たっぷりのコットンガーラントや色とりどりのキャンディーで、いつもよりも軽やかに。クリスマスイブの華やかさやドキドキ感を詰め込んだ一枚になります。

来年はきっと世の中も落ち着いて、たくさんの思い出を作りに色々なところに行けますように、。

そんな願いをこめて作りました。

実際の撮影には、もう1つ素敵なアイテムを投入してみようと思っているのでぜひご期待ください♪



お正月背景 

DSC_9240お正月 new

-New Year 2022-

世界で最も高貴な色「大和貝紫」をイメージし気品のある凛としたセットを作りました。お正月で色のあるセットを作るのは非常に珍しいのですが、今年はこだわりの色合いとなりました。

上質でレアカラーのアーティフィシャルフラワーを使い、アンティークの着物のような雰囲気を。和モダンな階段箪笥の上にはちょこんと、白虎のお飾りを取り入れました。

ご希望があればお正月飾りを変更し和のセットにすることもできます。ひな祭り等にも飾っていただけるとても豪華な作りにしましたので、ぜひお楽しみください。




そして定番背景 「白背景」 をご用意いたします。


                
平岸店    11月26日(金)〜28日(日)

                


背景をご覧いただいてからご予約をお考えのお客様、
お待たせしてしまいまして申し訳ございませんでした

まだ空きがございます
ご予約お待ちしております





wonder_dog at 13:58|PermalinkComments(0)clip!愛犬撮影会 

2021年11月02日

DJナオミのニューヨークレター第92弾

こんにちは

あっという間に、2021年もあと2ヶ月ですね。
去年といい今年といい
時が過ぎるのがやけに早く感じますね。

コロナワクチン接種率も上がり
感染者数も格段に少なくなり
飲食店関係やイベント関係も
徐々に規制緩和されているものの

世間的に大きなイベントがあるように
感じられないというのは
日々淡々としすぎていて
あっという間に時が経つのでしょうか。

そろそろ、かつての日常が戻ってきてほしい
と願わずにいられません。

さて、そんな秋も終わりをみせそうな今日このごろ
ナオミさんからレターが届きました。
最後までたっぷりお楽しみください。

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皆さんこんにちは

ニューヨークも秋が深まってきました。
ブルックリンのプロスペクトパークの紅葉も進んできました。

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マンハッタンのブライアントパークでは「ウィンタービレッジ」がオープン。

ホリデーマーケットとスケートリンクが営業を開始しました。

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スケートを持参すると無料で滑ることが出来ます。予約はオンラインから。
もちろん貸しスケートもありますよ。



先日、ニューヨークの復活をより強く感じることのできるパーティにお招きいただきました。

ニューヨーク最大のチャリティーパーティ「ロビンフッド基金」のパーティです。
昨年はコロナで中止となりました。
「ロビンフッド基金」は30年前からスタートし、市内の240ものノンプロフィットの団体を束ねる基金です。

パーティ会場はジェイコブ・ジャビッツセンター。NYのトレードショーが行われる巨大な会場で、昨年はコロナの臨時医療センターとなりました。

パーティ会場の入り口には「NYCFOREVER(ニューヨークは不滅)」の文字が出迎えてくれました。

私も2年ぶりにドレスを着てヒールを履きました。

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カクテル会場とディナー会場が分かれていました。
ディナー会場は何と、3000人がテーブル席でフルコースディナーをいただきます。

ディナー会場の中央にはステージが設置され歌手のブルース・スプリングスティーンやアリシア・キーズがライブを披露。

そしてスペシャルゲストはポール・マッカートニー。

私の席の5メートル先を歩いていて興奮しました。

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ポール・マッカートニーはロビンフッドの基金に多大な貢献をしていてそれを讃える表彰式が行われました。

このパーティに参加するのは多額の寄付が必要です。
私の知り合いのご主人はこの日、10がけのテーブル席を確保するのにおそらく300万円以上を寄付したのではと。寄付の上限はないのですがテーブル席は最低300万円からです。

ディナーの後はカクテル会場に設置された特設ステージでジョナス・ブラザーズのライブが行われました。ものすごーい盛り上がりでしたよ。

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この日はたくさんのセレブが会場に来ていました。
ブルームバーグ元ニューヨーク市長から、ジャーナリストのダイアン・ソーヤー、そして何かと話題になるジェフ・ベゾス。そう、アマゾンの社長ですね。

この日の収益金はこの夜だけで日本円で78億円!

ニューヨークは本当にお金持ちが多いです。

ニューヨークの底力を見た気がしました。

そして、コロナからの完全復活の一つとして象徴できなイベントだったのはハロウィーン。

昨年はニューヨークから避難して街は閑散としていましたが、たくさんの人が街に戻って来ました。

今年は凝ったデコレーションをしている家もたくさんあり、目を楽しませてくれます。

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そして第48回ビレッジハロゥインパレードがマンハッタンで開催され数十万人が参加しました。

私は生中継のストリーミングで観戦。

昼間は近所の公園で犬のハロウィーンパーティがあり行って来ました。

顔見知りの人や犬がいっぱい。

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養蜂家コスチュームのチーム。

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私と一緒に暮らしているティーカッププードルのアップルはドラマ「イカゲーム」のティーシャツを着ました。

するとイカゲーム一家がいたので一緒に記念撮影。

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ニューヨーカーは子供も大人もハロゥインが大好き。
ノリも良く、本当に楽しいイベントだなと思います。

毎年「来年は凝ったコスチュームを着よう」と思いつつ、結局当日になると
ちょこちょこっとメイクして終わり(笑)

来年こそは日本からもニューヨークのハロウィン体験をしに来ていただきたいですね。


2021年10月28日

愛犬撮影会

こんにちは

愛犬家の皆さまが毎回多く参加してくださる
愛犬撮影会が開催されます

愛するワンちゃんの写真を
プロカメラマンに素敵に撮影していただきませんか?


             

平岸店  11月26日(金)〜28日(日)

             


※背景セットは「クリスマス」「お正月」「白背景」からお選びください。
※背景セットは1枠20分につき1セットお選びください。
 (例)クリスマス、お正月、白背景撮影希望の方は、3枠(1時間)必要。
※背景セットに入りきらない大型犬や超多頭の場合は、白背景での撮影となります。

DSC_7674
クリスマス背景イメージ

DSC_6273
お正月背景イメージ
DSC_6064
白背景イメージ

※ 背景はまだ決定していません ※
※ 決定次第、またこちらでお知らせします ※


【料金】
背景1セット(全データ) 14,300円(納品用USB込)※税込
白背景1セット(全データ) 11,000円(納品用USB込)※税込
データ1点につき 4,400円(納品用USB代別途1,100円)※税込

※ご予約は先着順とさせていただきます。
※撮影枚数は、ワンちゃんの状況次第で変わります。
※2頭目から1頭1背景につき2,200円(税込)追加となります。
※オーナー様とワンちゃんの家族撮影をご希望の場合はご予約の際にスタッフにお申し出いただき、撮影の際カメラマンにご相談ください。
※お支払は現金のみとなります。
※体重制限はございません。大型のワンちゃんお待ちしています!



撮影してくださるのはこの方

IMG_9307杉本プロフィール小
写真家 杉本奈々重さん


かわいいワンちゃんの魅力を
最大限に引き出してくれる
素敵なカメラマンさんです

皆さまのご予約を心よりお待ちしています



wonder_dog at 18:00|PermalinkComments(0)clip!愛犬撮影会 

2021年10月01日

DJナオミのニューヨークレター第91弾

こんにちは

皆さまお元気ですか?
空は高く、木々は赤や黄色と鮮やかに
北海道はすっかり秋ですね。

今月末はハロウィン
いままでイベントもいろいろ制限されていましたが
この秋ぐらいはハロウィンも楽しめそうですね。
もちろん大勢では騒げないですけど
友だちや家族と
ちょこっとだけでも楽しめるといいですね。

さて、今月もナオミさんからNYレターが届きました。
NYも少しずつイベントを楽しめるようになってきたようです。
最後までお楽しみください。


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皆さんこんにちは。

ニューヨークの9月はまだ夏の気温でしたが、後半になりグッと涼しくなりました。

これから一ヶ月はニューヨークの最も過ごしやすい季節となります。

9月の初旬、マンハッタンからフェリーで5分のところにあるガバナーズ島で「ピンクニック」というピクニックのイベントがあり行って来ました。

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これは「大人のピクニック」で、21歳以上、ワクチン接種or 陰性証明が必要になるイベントです。テーマカラーのピンクか白を身につけるのがドレスコード。

女性も男性もピンクか白でドレスアップしていました。

私は白いロングシャツを着て参戦。来年は全身ピンクにしたい!

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入り口でピンクの無料のピクニックブランケットを受け取り、あとは食べたり飲んだりライブを楽しんだりと、日が暮れるまでのんびり過ごせます。
大変人気のイベントで初日のチケット(100ドル)はソールドアウト。

人数制限されているため、蜜になることもなくのんびりとした1日を過ごせました。

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9月のニューヨークで忘れていけないのは9月11日の同時多発テロです。

2001年に起きた世界を変えた事件から今年は20周年。

私も9月10日、初めてワールドトレードセンター跡に作られたプールの側まで行って来ました。

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翌日の式典を前にご遺族らしき方々が多く訪れていました。
テレビでは追悼番組が放送され、当時の生々しい様子が映し出されていました。
そして何よりも、この時にニューヨーク市民の助け合ったエピソードが多く語られていました。とかく自己主張の激しい印象のニューヨーカーですが、助け合う精神はニューヨークを愛する市民の真の姿です。

さて、9月に入り、クローズしていたブロードウェイのミュージカルが再開しました。

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ブロードウェイのあるタイムズスクエアのディスカウントチケットオフィスも再オープンし、チケットを買った人々は記念撮影をしていました。

ミュージカルの劇場に入るためには観客もスタッフもワクチン接種、もしくは72時間以内のPCR陰性証明が必要です。

しかし先日「アラジン」のスタッフにブレイクスルー感染が発覚し、ミュージカルは一瞬おやすみとなりました。

ワクチンがいくら進んでも重症化しないというだけで感染はします。
基本的にはマスク着用とソーシャルディスタンスは今後数年間は実践しなくてはいけないでしょう。

9月の締めくくりと言えば、昨年は小規模開催だったイタリアのお祭り「サンジェナーロフェスティバル」が2年ぶりに大々的に開催されました。

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マンハッタンの南部にあるリトルイタリーで行われるサンジェナーロ祭。

全米のイタリア人が家族で訪れるお祭りです。

映画「ゴッドファーザー」シリーズにも出て来た由緒あるお祭りです。
しかも必ずこのお祭りで誰かが殺されるという設定。

ゴッドファーザーはニューヨークのイタリア人マフィアを描いた名作です。

ぜひ一度ご覧になってみてください。

どの屋台もパンデミックの中生き残ったんだな〜と思うと感慨深いものがありました。

映画「ゴッドファーザー3」で中央のマイク・ザザがサンジェナーロ祭を訪れたところ。

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2021年09月03日

DJナオミのニューヨークレター第90弾

こんにちは

皆さまお元気ですか?
あっという間に9月ですね。
2021年も2/3が終わってしまいましたね。

コロナワクチン接種も徐々に進んでいるようで
少しだけホッとしている今日このごろです。
とはいえ、摂取したからといって感染しないとは限らない
新型コロナウイルス・・・(厄介ですねぇ)
終息が待ち遠しいですね。

さて、今月もナオミさんからNYレターが届きました。
ナオミさんからレターが届くと
遠いNYでも元気に過ごしているんだなぁ、と安心しますね。
今月は楽しいこと、美味しいこと満載です。
最後までお楽しみください。


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皆さんこんにちは

あっという間に夏が終わりました。

コロナの2回目の夏。

ニューヨーク市は7月にビジネス再開を誓い、ワクチン接種を進めました。


7月から始まったワクチン接種で100ドルプレゼントのキャンペーンは大成功。
これまで10万人が受けることが出来、10億円が支払われました。

そして8月の第3週にはコロナからの復興を記念した「LOVENYCホームカミングコンサート」を全ての区で開催。

入場は無料ですがワクチン接種証明が必要です。

この様子はCNNで生中継されました。

最終日のセントラルパークでは6万人が集結。カルロス・サンタナやアース・ウィンド&ファイアなどがパフォーマンスし盛り上がりました。

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残念ながらハリケーンの影響で落雷があり、バリー・マニロウの途中で観客は帰されたためブルース・スプリーングスティーンのライブまでは至らず。


それでもニューヨーク市が主催したこのイベントは大成功し、ニューヨークの完全復活を宣言することになりました。

私は同じ週にブルックリンの公園で行われたNOTORIOUSBIGのトリビュート無料コンサートに行きました。ワクチン証明書が必要です。

ところが一緒に行った友達の二人は1回目のワクチンしか受けておらず入場できなかったので私も外からライブを覗き見しました(笑)

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ニューヨーク市では全米に先駆けて新しいコロナの決まりが施行されました。

それは「屋内施設の利用はワクチン接種証明書を見せなくてはいけない」というものです。

8月の半ばから移行期間として開始し、9月の半ばからは違反した施設には10万円の罰金、2回目以降の違反は20万円の罰金が課せられます。


先日、朝カフェに行くとワクチン証明書の提示を求められました。

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今後はスポーツジム、美術館、劇場などでもワクチン証明書の提示を求められます。

しかし8月31日に行った映画館では求められず。

また、最低一回のワクチン接種でもオーケーという野外イベントもあり、ややしばらくは混乱しそうですね。

最近地下鉄の駅構内にはパンデミックならではの新しい自動販売機が設置されています。

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マスクや手の消毒液、またはそれらのセットです。

マスクに関してはこれからも屋内の公共施設の中では着用しなくてはいけません。

何かとコロナの話題ばかりのこの一年半ですが、夏らしい話題も一つ。

毎週土曜日には私の住むブルックリンでもファーマーズマーケットが開かれます。
土曜日の朝は友人とマーケットで待ち合わせてプレイデート。
シーズーのペッピールーの飼い主さんはブルックリンの大学の心理学の先生です。

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新鮮な野菜や海鮮などを買い込み、一休みしながらピクニックです。

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実にたくさんの種類のトマトが売られています。
手前のゴツゴツしたのは古代種のエアルームトマト。
味が濃厚です。

漁師さんが開いている海鮮のブースでは獲れたての新鮮な魚介が。
イカやホタテ、マグロはお刺身でも食べられます。

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私はサバも購入し、2枚におろして冷凍しました。

殻付きのホタテは一個2ドル。
バター醤油の網焼きにします。
北海道に住んでいてもこれはなかなかやりませんでしたね(笑)

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牡蠣もサッと湯がくと開けられます。

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今は北海道になかなか帰れませんが、こうして毎週新鮮な魚介類を堪能して
思いを馳せています。

北海道はそろそろ秋刀魚の季節ですね。

私の分まで堪能してください。




2021年08月03日

DJナオミのニューヨークレター第89弾

こんにちは

皆さまお元気ですか?
いよいよ東京オリンピックが開催されましたね。
開催に際し賛否両論あったものの
選手たちの力いっぱいの競技・演技を見ていたら
やはりスポーツはいいなぁ、元気や勇気をもらえるなぁ、と
スタッフたちと感動をわかちあっています。

今週はいよいよ、札幌でも
マラソンや競歩が行われます。
沿道での応援は控え
テレビで思いっきり応援したいと思います。

さて、今月もナオミさんからNYレターが届きました。
ニューヨークの夏、今までどおりにとはいかないようですが
楽しむことができているようです。
ぜひ最後までお読みください。


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皆さんこんにちは。

夏本番となりました。

デブラシオニューヨーク市長は7月には街を全面的にオープンさせると予告した通り、7月4日の独立記念日には、昨年打ち上げられなかった花火を含む6万発がイーストリバーから打ち上げられ、コロナからの解放の宣言となりました。

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現在屋外や一定の室内ではワクチン接種者はマスクを着けないで良いことになっていますが、ここ数日の新規感染者の増加で、デルタ株が増えて来ているので多分夏の終わりにはまたマスク着用を求められそうです。

ワクチン接種が進んでいるニューヨーク州ですが、未接種の人もかなりおり、市長は今後ワクチンを新規接種した人には100ドル(約1万円900円)をプレゼントすると約束しました。

こうしてあの手この手でワクチン接種を進めようとしています。

また、市の職員にワクチン接種を義務付ける動きも。

医療関係者はワクチン接種の患者が重症化しにくいことを証言、現在の重症患者の殆どがワクチンを接種していないことを訴えています。

世界がまだコロナと戦う中、先日開幕した TOKYO2020。

私も連日日本の選手たちの頑張りを応援しています。

これまでで一番メダル数の多いオリンピックになることは決定。

生中継では夜明けに観戦することもしばしばですが、いつでもどこでもNBCのアプリで見逃した全競技を再生できるので便利です。

オリンピックの放映権を握るニューヨークのNBCは人気朝番組「TODAY」の主要キャスターを東京に派遣し、生中継しています。

東京の夜にこちらの朝。

日本の文化の紹介ではキャスターたちが酒蔵を尋ねたり、スカイツリーに登ったりと滞在を満喫している様子が映っていました。

通常は多くの観客に囲まれながら生放送をするTODAYも現在はコロナで限定された観客のみ受けつけています。

私も早速行ってきました。

この日はオリンピックスペシャルの第1回。

観客は全てワクチン接種者のみとなっています。

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お気づきでしょうか?セットに赤く光るのはちょうちんです。
日本のイメージを表現したセットにしているらしいですよ。

チームUSAを盛り上げようと色々工夫していました。

日本国内の感染率の上昇を無視してバブル方式で開催された東京五輪。

昨年の地獄絵図のような感染状況からすると、今は再開ムードに後押しされた雰囲気があります。

批判はありますが、アメリカ人は日本の感染がニューヨークの昨年と比べて深刻ではなかったという理解があります。

マスクにも慣れているし、死者が少ないことも要因かもしれません。

これまでのアメリカのコロナの死者は約62万人!

日本は1万5千人です。

ニューヨーク市内だけでも3万人以上の方が亡くなりました。

未だに遺体が冷凍車に安置されたままの方もいます。

ニューヨークもデルタ株が懸念されていますので、今の内に夏を楽しもうという市民が多いです。

先日、パンデミックが始まってから初めて本格的なライブに行って来ました。


サマーステージといってニューヨークの夏の風物詩でもあるこのイベントは市の公園局が主催する無料コンサートです。

コニーアイランドのビーチ沿いにある屋根のある野外劇場です。

この日はグロリア・ゲイナーのライブ。

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名曲「I WILL SURVIVE」でおなじみのグロリア・ゲイナー。

昔、布施明さんが「愛のサバイバル」という日本語のカバーを歌っていました。


昨年のパンデミックからこの「サバイバル」がテーマになっているこの曲があらゆる場面で使用され、年末のカウントダウン番組にもグロリア・ゲイナーが出演しI WILL SURVIVE を披露しました。

あまり宣伝をしていなかったのでおかげさまで空いていました。

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野外ですが人がいるところではマスクをして楽しみました。

久々の本格的な音響と生の歌声に感激しました。

北海道はニューヨークのようにいつでもどこでも無料でワクチンが受けられたり、PCR検査が受けられる状況ではありませんが、感染対策をしながら短い夏を楽しんでください。







2021年07月01日

DJナオミのニューヨークレター第88弾

こんにちは

皆さまお元気ですか?
いよいよ今月は東京オリンピック!・・・とはいいながら
いまいち盛り上がりきれないですね。

まだまだ沈静化されない新型コロナウイルスに
観戦チケットを購入できた人もそうでない人も
素直に観戦を楽しんでいいのか

それよりなによりアスリートの人たちが
のびのびとした気持ちで競技に参加できないことが
気の毒でなりません。

とにもかくにも無事に始まり、無事に終わり
たとえまた感染者が増えたとしても
コロナが収束に向かうことを祈るばかり、です。

さて、今月もナオミさんからNYレターが届きました。
コロナ禍で旅行や外出が制限されるなか
ナオミさんなりに生活を楽しまれているようです。
それでは最後までお読みください。


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皆さんこんにちは

ニューヨークも本格的な夏を迎えています。

6月最後の三日間はヒートウェーブ(熱波)に見舞われ、市内の気温が36度まで上昇しました。

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携帯電話の警報のアラームが鳴り「エアコンの使いすぎで電力の不足が懸念されるので電子レンジなど極力使わないように」とのことでした。

私は夕方からジムに赴き、ロビーのテーブルで涼みながら仕事。

普段の猛暑の時には図書館を利用していましたが、パンデミックになってから利用が制限されてしまいました。

この気温でエアコン無しは辛いですよね。

自宅にエアコンのない方などは、市内の至る所に設けられている「クーリングセンター」を利用できます。

その多くは学校の施設を利用したものでニューヨーク市のウェブサイトやテレビでも利用を促していました。

パンデミックになってから近所のプロスペクトパークをよく利用しています。

木に囲まれた小道は涼しいく、心身ともにヒーリングされます。

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先日散歩をしていたら何やら看板のついた木に遭遇しました。

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「私をハグしていいですよ」というサインは、ニューヨーク市の公園管理局が付けたもの。

これは 「木にハグをしよう」キャンペーンだそう。私も思わず木に抱きつきましたw

パンデミックとなり、旅行や外出が制限される中、市民の憩いの場となったのが市内にある公園の存在でした。

木のそばにいるだけでストレスの軽減や血圧の上昇が抑えられることも証明されているそう。また木々によって空気の清浄や雨水の吸収、生態系を支えるなど、私たちの想像以上に様々な働きをしてくれてます。

そんな木と触れ合い大切にしていこうというのがこのキャンペーンの趣旨。
セントラル・パークやプロスペクトパークなど、市内にはいくつもの大きな公園があり、パンデミックでは一層市民から愛される場所となりました。

以前もお伝えしていますが午前9時までは犬の放し飼いがオーケーなエリアが設けられているのも嬉しい配慮です。

さて、ニューヨークのコロナの感染者は少なくなって来まして、ワクチンを打っていればマスクをしなくても良い場所が増えました。

私が通うジムも6月半ばからワクチン接種者に限りマスクはいりません。

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ワクチン接種者に限りマスク入らないというお知らせ

しかしデルタ株がアメリカにも入って来ていることから、秋以降の感染拡大が懸念されるため、多分7月以降には室内はマスク着用に戻る可能性も。
もしかすると束の間のノーマスクの時期かもしれません。

今日ファーマーズマーケットに行く途中にコビットの無料検査の車両が停まっていました。

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今年の夏はバケーションに出かける人が多いので検査をする人も増えそうです。

マーケットには真っ赤なエアルームトマトがありました。

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古代種である「エアルーム」。

形や大きさは様々ですが、味が濃く、完熟のものはフルーツのようです。
ただし値段が高く、中くらいの物でも一個500円くらいしちゃいます。
今はイチゴのシーズンが終わりかけで、桃やプラムが出て来ました。

アプリコットとプラムを買って梅干しならぬプラム漬けを作っています。
海外では美味しい梅干しが手に入らないのと、添加物のないものを食べたいので作るようになりました。

梅じゃないのに出来上がったものは更にフルーティな梅干しのようで美味しいんですよ。
大事に食べています。

先日、一年半ぶりに2泊でプチ旅行に行きました。

郊外のスカースデイルという街に住む友人の家です。

メトロノースの発着場所であるグランドセントラル駅はまあまあ混んでいました。

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ここからの電車は「アップステート」と呼ばれる北に走っています。

ニューヨーク州は大きくて北はカナダとの国境のナイアガラの滝まで続いています。
ニューヨーク市はほんの米粒くらい。
それ以外は広大な大自然。

スカースデイルまではエクスプレスだと30分ちょっとで着いてしまいますが、旅気分を味わうことができました。

いつかニューヨーク州をドライブ旅行してみたいです。






2021年06月01日

DJナオミのニューヨークレター第87弾

こんにちは

皆さまお元気ですか?
東京オリンピックまで2ヶ月もない、というニュースを聞いて
本当に開催されるのかと思うと不安でなりません。

国によって感染者数もワクチン接種率もまちまちなのに
ただでさえ緊急事態宣言が各都道府県にて発令されている日本に
世界中の人が集まって・・・大丈夫でしょうか。

とはいえ日本でもワクチン接種が広まってきているので
早く沈静化されることを祈るばかりですね。

さて、今月もナオミさんからNYレターが届きました。
ワクチン接種についていろいろ書いてくださっているので
ワクチン接種を悩んでいる方にはいい判断材料になるかもしれません。
それでは最後までお読みください。


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みなさんこんにちは。

5月28日に、ついにニューヨーク市内のコロナで死亡した人が1名となりました。
新規感染者も5月31日現在300人台と東京よりも少なくなっています。

ニューヨークは暖かい日が多く、1年半ぶりにオープンしたブルックリンのコニーアイランドの遊園地も連日多くの家族づれで賑わっています。

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コニーアイランドと言えば老舗のホットドッグ屋のネイサンズ。

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昨年は中止された7月4日の独立記念日のホットドッグ早食いコンテストも今年は観客を入れて開催するということが決まりました。

そして先日、ついに2回目のファイザー製のワクチンの摂取を終えました。
前回と同じ、ブルックリンにある薬局です。
待ち時間も全くなく、すぐ打つことができました。
担当してくれたのはアジア系の女性の薬剤師さん。

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ワクチン接種証明書です。紙製で、かつカードよりも大きいので保管が面倒。
カードサイズにしてくれたらと思いました。

昼の12時頃に接種し、家に帰りました。前回のような頭痛もなく、腕の痛さ以外に副反応はないのかなとぬか喜びしたのもつかの間。

ちょうど接種から12時間が経過した深夜の1時頃から体がこわばり始め高熱が出ました。高熱の副反応は想定内でしたが、多分38度以上は出たかと思います。

翌日は熱も下がりましたが立ち上がってトイレに行くのがやっと。一日中ベッドで過ごしました。

2日目は立ち上がれるようになりました。しかしまだ外に出たりはできないほどだるかったです。

こんな感じでだるさが残り、回復したなと思え、外出したのは5日目からでした。

ところが私の友達は熱っぽかったものの、寝込むまでいかなかったという人がほとんど。副反応は人それぞれであるというのを実感しました。

ニューヨーク市ではワクチン接種に懐疑的な人、打ちたくない人のためにあの手、この手でワクチンキャンペーンを展開しています。

観光客向けにJFKなどのニューヨーク市内の空港でジョンソン&ジョンソンのワクチンを無料で受けられる接種会場を設けたりもしました。
日本からもワクチンを打ちにニューヨークにきている人が少なくないとか。

ニューヨーク知事は先日、若者の接種を促進するため、大学の奨学金が抽選で50名に当たる「ワクチン接種で未来を築く」キャンペーンを開始。
12歳から17歳まででファイザー製ワクチンを受けた学生が対象となります。

また、ワクチンを受けるとスクラッチくじが当たる「ワクチン&スクラッチ」を実施。
最高賞金額は5億円以上。

先日NBAのバスケットボールのプレイオフが始まりました。

ニューヨークニックスの本拠地であるマジソンスクエアガーデンではこれまで、陰性証明書、またはワクチン接種証明書の提示が必要でした。
しかし、もしワクチン接種者のみの入場ができる場合は、100%の収容人数で開催するそうです。

ラジオシティーミュージックホールはトライベッカ映画祭の入場者は全員ワクチン接種したもののみで行うとしました。

このように、アメリカではビジネス再開とワクチン接種がセットで進んで行きます。

知事は、もし勤務中にワクチンを受ける場合、そして副反応で休暇を取る場合も有給扱いにするという法案を出しました。

このようにワクチン接種の体制が整い、街には多くの観光客が国内外から訪れています。
これは有名な写真の撮影スポット、ダンボから見えるマンハッタンブリッジです。
野外のテーブル席の使用は自由ですが、同じグループ同士に限られ、社会的距離が保たれています。

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