2017年10月28日

フレー フレー あ・お・ぞ・ら! フレー フレー アッキー!!フレーフレー 自分  フレーフレー あなた! 〜旅ダッチ〜

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 2012年から、この”わんだぁえっぐ”の専属水先案内人を務めてくれたアッキーが、この度、石川県に引っ越すことになった。「これまで御世話になりました。これが終わりじゃないですから、これからもよろしくお願いします」と、メッセージを残して旅立った。

 この頑固男とともに熱い夏を五年も過ごし、このささやかな営みを支えてくれた蛍光イエローヘルメットの心やさしく頑強な男である。

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いつも必ず川に出るときにはリサーチを忘れず、ボートの準備はもちろん、装備の点検からおやつや飲み物の準備まで、万全を期して参加の方々を迎え、どんなときも笑顔を忘れなかった男。おやつと飲み物を用意しながら、肝心のカップをバックに入れ忘れるおっちょこちょいのボクの行動を先読みしてカップを用意してくれた男。トイレの流し水を必ずバケツに汲んで、みなが困らないようにしてくれていた男。いつだって目立たぬ心遣いを忘れず、謙虚ながらも自分を曲げない九州男である。
 本当に感謝である。さびしいけれど、わんだぁえっぐ能登営業所ができると思って、冷たい雨の降りしきる中、ささやかにダッチオーブン料理で「旅ダッチ」と熱いエールを贈って送りだした。




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思えば、こうして何人の素晴らしい人材を見送ったことだろう・・・。どれほど多くの見えない力に支えられてきたことだろ。みなのおかげで、ボクの「いま・ここ」がある。それぞれに今さらながら心から感謝である。この場を借りて改めて心から感謝を送りたい。
「ありがとう!」


 以前にあるスタッフが去る時に「わんだぁえっぐを卒業します!」と言ってくれたのを思い出した。いつもそこに残るボクには、それは嬉しい贐の言葉であった。アッキーもまた、卒業なのであろうか。それは、何からの卒業なのだろうか?

 
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ここが学び舎だとしたら、お天道様が理事長先生。川が校長先生だろうか。そしてこの安曇野の地水火風空月星虹、山河、魚鳥虫花草木・・・様々なこの地の自然が何よりもの先生であろう。また、ここに来て下さる旅人のみなさま、同じ場で働くスタッフやときどきふらりと訪れてくれる仲間たち、通行人のみなさま、わんこたち・・・。出逢うすべての生きとし生けるものが各各の生きざまを通して生きた教科書となってくれているのではなかろうか。こちらにも重ねがさね感謝しなければならない。
「ありがとうございます」




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ところで、この学び舎の「日々の科目や課題」は、なんであろう?
自然・家族・想い出・思いやり・やさしさ・ピンチからの回避(倒木や、ボートの不具合、突然の雨などの予期せぬ出来事に対応する対応力)・生命・愛・信頼・家族・友情・幸せ・健康・旅・ことば・祈り・宗教・商売・プライド・時間・お金・政治・芸術・観光と感光・心・魂・・・・・・。
 聴こえない、見えない様々な問いかけに、あるときは無意識に、あるときは意識してボクらは答えをさぐる。自然の中で、人間社会の中で、生かされ生きる術を学ぶ。自然からの目線、こどもの目線、親の目線、おとなの目線、おじいちゃん、おばあちゃんたちの目線、障害者の目線、おびえる人の目線、さびしい人の目線、お金持ちの目線、貧しきときの目線、旅人の目線・・・・、時にはわんこたちの目線や虫の目、魚の目線を借り、この宇宙が、神様、ご先祖様が、天が与えてくれた壮大なな宿題と向き合う。それは地図のない旅をしながら自らの手で、自らの地図描くことに似ている。



ここを卒業していった者たちは、アッキーは、、いったいこの学び舎でどれほどの地図を描くことができたのだろうか?



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卒業証書はない。なんの資格も貸与されない。生きる資格以外は・・・。
けれど、代わりに、ここでの経験のすべてが彼に「勇気」と「自信」と「希望」をもたらした!
彼の笑顔なら大丈夫!!だから、めでたく卒業なのだろう。
「すべてはうまくいっている!」のだ。


君に逢えて本当によかった!
あなたも、そう思ってくれたなら幸せ。
そうでなければ、いつかボクも、そういう者になりたいと思う。

ひとまずアッキー、卒業おめでとう!おつかれさま。ありがおとう!!



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フレーフレー あおぞら! 
フレーフレー アッキー! 
フレーフレー あなた! 
そして、
フレーフレー じぶん!

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追記 

この日は、アッキーの誕生日であった。ケーキもないロウソクもなかったので、手持ちのオレンジ色の100円ライターに点火。アッキーに願い事をしてから吹き消してもらった。普段なら「照れくさくて、こんなこと嫌ですよ」と、いうタイプの男だけれ、この時ばかりはしっかり目を閉じて、何かを心に描いたようだ。どんな願い事をしたのでしょう。どうか、その願いがかないますように!!










さびしくなります・・・・。

いつのに日にか、我が卒業の日を夢見て・・・・。









*この素敵なフォトブック作成にあたり、カメラのキタムラ穂高店さんに、
 多大なご協力と、ご理解をいただいたことに、心より感謝申し上げます。


*11月、安曇野スタイルまで開店中! お気軽に、お茶でも飲みにお立ち寄りくださいませ





  

Posted by wonder_egg at 20:32Comments(1)

2017年10月24日

時のパレット

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嵐の前に


海を越え
白鳥がななわ
旅の終着点


嵐の後の
虹のカーテン


舞台変われば
山々に神きたり


里の木々
急ぎて秋の彩りに衣替え


まだ冬支度ままらぬ我がこころ青ざめる


灰色の中に薄れゆく
光もとめ


みつけたまふ
彼のひとの黒髪


まだ残っていた
時のパレットの上の我が赤色




(詠み人知らず)
  
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2017年10月16日

本日は雨曜日  〜ふたりと一匹の42.195キロ〜




北海道の友のブログから察すると、あちらでは、もうそろそろ零下、あるいはそれに近い朝なのでしょうか。
寒さの中、どうしてるかなぁ・・・・・?




ここ安曇野は連日の雨のせいで冷え込み、現在10℃ほどでしょうか。とにかく、だいぶ気温が下がってきました。が、天気がよければ空気が澄んで気持ちがいいので、まだまだ安曇野リバークルーズのお店はオープンしています。安曇野スタイル開催期間まで営業を続けます。

さて、さて本日も雨曜日。
今日のリバークルーズの運航は、中止。せっかくなので、ご予約いただいていたおふたりと1匹に、雨のベースキャンプにお越しいただきカフェタイムを楽しんでいただきました。


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更にドッグカフェWITHさんに伺い、もろもろのお話をうかがいました。


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 ここのところ毎秋の大町マラソンに参加した後日、このわんだあえっぐに足を運んでくださるおふたりとクララちゃん。今回はハーフマラソンへの参加だけれど、時にはフルマラソンにも参加しているのだというご主人。それも、本格的に走り始めたのは60歳を過ぎてからだという。70歳を過ぎても日本各地の大会に参加して、来季は石垣島マラソンに臨みたいというから頭が下がります。何分にもボクは短距離走者で、長いのは走ったことがないのですから。
「週に2、3回、4,5キロを走っていればハーフマラソンくらいは走れるようになりますよ」と、ご主人。
 大会参加にあたって、行く先々、奥様が同行して、荷物の管理やら、応援やら、様々な手配やらのサポーター役を担ってくれているのだという。まさに二人三脚のおふたりなのです。なんとも仲むつまじいではありませんか。
 今回の大町マラソンはあいにくの雨。ゴミぶくろを切って雨具にして走り出したということです。ランナーにとって、身体が濡れることよりも、シューズがずぶぬれになるのが、結構なストレスなのだという。また、年齢を重ねてくると距離を走り続けるストレスよりも、数時間を走り続けること(気力の持続)が難しくなってくるのだというをうかがいました。近頃、自己闘争心が減退気味のボクには、おふたりとの時間はとても刺激的な時間でした。もちろん、相棒わんこのジュリアンにも・・・・。

 
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 ふたりと一匹の42,195キロ


ゴールで待つひとがいるから
男は走りとおすことができるんだ
例え雨でずぶぬれになっても
向かう先に光が指している
つまづいて転んでへこんでつぶれても
見えない手が男の身体を引き起こし
また立ち上がって歩きだし 走りだせるんだ


よれよれになってたどり着いたその先に
待っている冷えたビールよりも
冷えたそのひとの手のぬくもりが
何よりものご褒美で
どんなメダルよりも重く輝く完走の証し
これまでも これからも乗り越えていくのだろう
例え雨でも 猛暑でも
ふたりと一匹の42,195キロ






Nさんご夫妻、ご来場ありがとうございます。
そして、本当にお疲れ様でした。
また来年お逢いしましょうね!







  
Posted by wonder_egg at 15:20Comments(1)

2017年10月12日

文通   〜第1章 旅のはじまり〜

大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い〜


              歌:爆風スランプ
              作詞:サンプラザ中野
              作曲:嶋田陽一

ペンフレンドの二人の恋はつのるほどに
悲しくなるのが宿命
また青いインクが涙でにじむせつなく
若すぎるから 遠すぎるから
会えないから会いたくなるのは必然
貯金箱こわして
君に送ったチケット
定期入れの中のフォトグラフ
笑顔は動かないけど
あの大きな玉ねぎの下で初めて君と会える

九段下の絵駅を降りて
人の流れ追い越して行けば
黄昏時 雲は赤く焼けおちて
屋根の上に光る玉ねぎ

ペンフレンドの二人の恋は言葉だけが
たのみの綱だね 何度も
ロビーに出てみたよ 君の姿をさがして
アナウンスの声にはじかれて
興奮が波のように広がるから
君がいないからぼ僕だけ淋しくて
君の返事読み返して席を立つ
そんなことをただ繰り返して
時計だけが何も言わず回るのさ
君のための席がつめたい

アンコールの拍手の中 飛び出した
僕はひとり 涙を浮かべて
千鳥が淵 月の水面 振り向けば
澄んだ空に光るたまねぎ

九段下の駅へ向かう 人の波
僕はひとり 涙を浮かべて
千鳥が淵 月の水面 振り向けば
澄んだ空に光るたまねぎ














 本物の玉ねぎは嫌いだ。、でも、この歌が好きで学生の頃によく唄ったものだ。
情景が目の前に広がるように胸に響く歌詞。せつなくてせつなくて今でも目がしらが熱くなる。




 ある日、純のもとに友人が訪ねてきて唐突に話題を提供してきた。
「文通してぇなぁ!」
 その一言で、純はまだ中学生だった頃のことを思い出した。ずっと、心の何処か奥底にしまったままになっていたはるかなる想い出の人。それが文通の相手だった。

 きっかけは、あの頃定期購読していた「中1時代」という一冊の情報月刊誌。当時流行りのアイドルの情報から、学習記事、お堅い時事の話題まで、幅広い話題を盛り込んだ硬派な雑誌だった。もちろん自ら手にするというより、親に与えられてのことだ。読むどころか、めくることすら、そうめったになかった。ただ、雑誌の最後に小さく連載されていた”読者のページ”だけを時々気にかけていた。”文通希望”そんなストレートなコーナーもあった。でも、その人との出逢いは、雑誌の片隅に掲載されていた”譲ってください”のコーナーだった。

 ” 宝塚が大好きです。宝塚に関する記事や写真などありましたら譲ってください  ○○県○○市×× ○○○○ ”
 たしか、そんな記事だった。個人情報保護で、今ではなかなかありえないことだろうけれど、あの頃は、本人の名前はもちろん、個人情報である住所も電話番号もすべて掲載されていたのだった。
 まだ自分の居住地の長野と、親戚を訪ねて行った東京と、海水浴で行った新潟くらいしか行ったことのない中学1年生の純には、その人の住んでいるところは、地図でしか知らないとても遠い所だった。
 妹が元プチ宝塚ファンだったので、家には宝塚の切り抜きやら、当時大流行した『ベルばら』のポスターなんかが山と散らかっていた。純は、ふっ、とその人に、手紙を書いてみたくなって、妹の了解を得て、それらを梱包すると、慣れない手紙と一緒に小包に託した。
 
 話したこともない、会ったこともない、住んでいるところの想像もつかない人、それも女の子に手紙を書くのは初めてのことだった。文化祭のフォークダンスで、女子と手をつなぐことすら照れくさくてうつむいていたあの頃。下心も恋心も知らなかったあの頃。今思うと、それは無性に知らない誰かとつながりたいいう、旅ごころの芽生えだったのかも知れない。最初の手紙に何を書いたのかは覚えていない。ただ、ある日、想いがけづ手紙の返事は届いたのだった。

 めずらしく家に居た父親がポストから、それを取り出して純に手渡しながら「誰だい?」と尋ねてきた。「ベルばら」のイラストがプリントされたピンクの封筒。みたこともない丸みを帯びた女の子らしい美しい字だった。便箋の裏側に書かれた差出人をみて、純は急に照れくさくなって父親の手から手紙をひったくると自分の部屋に走り出した。便箋にも”ベルばら” が描かれていたのを、今もうっすらと覚えている。でも、中身は覚えてはいない。でも、手紙とはいえ、知らない女の子を自分の部屋にこっそり招き入れたくらいに純の胸に緊張と興奮が走った。

 それからというもの、純と彼女の何気ない手紙のやりとりは始まった。
彼女の手紙を読み返しては、今でいうメールの返事を返すように、返事を書いていく。
「どんな音楽が好きなのかしら?」なんて聞かれると、それに応えて返事を書きながら、こちらもまた「どんな部活に入っているの?」なんて、また質問を添えて封筒をしたためる。
純は当時流行していたロックグループ「KISS」と「谷山浩子」が好きで、彼女は「QUEEN」が好きだった。
ボクは体操部で、彼女は・・・・・・
思い出せない。たしか吹奏楽だったような気がするが、今となっては思い出せないことばかりだ。

 
 現代のメールとの大きな違いは、肉筆であるということ。封筒に書かれた文字も便箋の中身もすべてが本人のものだということ。そして封筒一つとっても、そこに張る切手ひとつとってもその人が選んで携えたもの。どんなペンを使っているのか?どんな色のペンなのか?ひとつひとつに、センスやらそのひとの趣味趣向やら、相手への心遣いがみえてくる。
 純はふと、思い出した。
 ふたりが高校生くらいになったときだっただろうか。彼女がとてもおしゃれで個性的な便箋の折り方をして封入してくるようになった。そのことを思い出したのだ。今でもその折り方は忘れてはいない。便箋の右上辺を持って一度三角に折る。その折り目の先端をもって、折った紙線に合わせて更に三角折りにする。その小さな三角折りに合わせて、扉を閉じるように左辺をたたむと調度長封筒に入る長方形の形が出来上がる。三つ折りしか知らなかった純にはとても新鮮だった。いつも、その折り目がきちんとそろっていた。彼女の書き記した文字は、いつもペンだった。それも青い色のときが多かったような記憶がある。
 確かなことは、小学校までは、えんぴつでしかまともに文字を書いたことがなかった純も、こうして文通を通してペン書きを意識するようになったということ。修正液も修正テープもない時代だから、書き損じた時は砂消しを使うか、便箋をまるごと一枚ボツにするしかなかったから純の机の引き出しの中には何種類もの便箋が何冊も入っていた。純のセンスはどうだっただろう?それにしたって、勉強嫌いの中学生の典型的なへたくそな文字に、よくも長い間付き合ってくれたものだ。

 そう、後半はぽつりぽつりのやり取りながらも、なんと純と彼女の文通は、あの一通から純が大学を卒業するころまで続いてきた。それも、お互いに写真を交わすことも逢うこともないまま、ペンフレンドで始まって、ずっとペンフレンドのまま10年近くもの歳月が流れていたのだった。
 
 ふたりの間に「写真を交わそう」というやり取りはただの一度もなかった。なぜだろう。写真を送ったことで、相手をがっかりさせてしまうんじゃないか?そんな配慮だったのだろうか。あの頃の純は、それほど自分の容姿にも、思考の持ち方にも自信がなかった。特に中学三年間は劣等感の塊だったから。自分の顔も明かさずに、彼女に写真をねだることもできなかった。それにしても、これほどまでに長い文通の中で彼女もまた、なぜ「写真を交わそう」と書きださなかったのだろう?
 ここに、ひとつの物語性を感じずにはいられない。彼女もまた、何か深い理由があったのかも知れないからだ。今となっては知る由もない。でも、できることなら、逢って話してみたいものだと、純は想った。同じ時代を生き、もうすっかり薄れてしまっているだろう同じ想い出をもっている遠い昔のベスト・ペンフレンドとして・・・。


 『大きな玉ねぎの下で』 のタイトルの後に ”〜はるかな想い〜”というサブタイトルがついていることに純は今回初めて気がついた。学生時代にあんなに唄ってきたのに知らずにいたのだ。知らなかったというより、目に入ってこなかったのだろう。こうして時を重ね、時を越えても、それでもなおも縮まることもなく遠ざかることもなく、その人と文通をしていた確かな記憶が残っている。
どちらが先に返事を書くことを止めてしまったのだろう。それは、なぜ書けなかったのか、書かなくなったのか。
純は、ふいに思い出したその人の名前をパソコンのキーボードに入力して、フェイスブックで探してみた。
それはまさに、はるかなる想いへの旅の始まりだった。



 。
.


   * いつか、またこの続きを書きたいと想う。




















  
Posted by wonder_egg at 18:47Comments(0)

2017年10月08日

センチメンタル スカイ   〜稜線の安曇野〜


   
センチメンタル スカイ








こんな日は川べりにギターを持ち出して
君はよく唄っていたね

旅する雲の行方を自らに映しては
澄んだ空気をその小さな胸いっぱいに吸い込んで
想いのすべてを吐き出すように唄に換えていたね



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暮れゆくほどに君の輪郭ははっきりとして
美し過ぎる君の稜線にみとれたものさ
だけど
やがて君は夜に溶けていってしまったね



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夜が明けて
いつものように川も流れている
山もそこにいてこちらを見ている
耳を澄ませば君の歌声だって聴こえてくる
そう、なにも変わってはいない





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君がいないこと以外は・・・


あの日の雲をさがしもとめて
今日もボクは旅に出る








      * 詠み人知らずの詩 より  
  
Posted by wonder_egg at 20:04Comments(0)

2017年10月04日

まだまだ漕げます! 〜日中は地上の川を、夜は・・・〜

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こんなにかわいらしいテルテル坊主をつくって
その日を待ちわびてくれるなんて・・・
どんなに不機嫌なお天道様でも、
ついにっこり笑ってしまうでしょ。
だから、この日は快晴!








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秋の空はどこまでも高くあおく澄んでいる。
宇宙が透けて見えそう。







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あわただしい日常の時空を抜け出して
あなたと過ごす、
忘れかけていた地球時間・・・・。
遠いあの日が甦る。
それは、まさに地上の織姫と彦星。








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もうすぐ否が応でもインドアでの生活が始まる。
わんこたち、子供たちは
少しづつ出番の少なくなってきたお天道様の下で
まるでアイスキャンディーの棒切れをなめつくすように
すっかり薄れていく夏の気配を最後まで遊びつくす。

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いつも手にしているゲームマシンのことなんかすっかり忘れて、この日ばかりはあひるになる。
あひるになって、魚を捕まえるんだ。
ほら・・・・。
これは、カワモロコ? これはブラウントラウト? これはカジカね。(観察の後は逃がしています)


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地上の川でたくさん遊んだら、
今度は
少しづつ姿をあらわにし始めた天の川を漕ぎ下りながら
ぐっすり眠ろう。






只今「天の川下り」絶賛予約受付中です!
(笑)




  
Posted by wonder_egg at 19:52Comments(0)