2012年01月18日
あ、前提として、僕は、無類のカントリー好きで、マンドリン弾きでもある。
それを理解した上で、どうぞ。
Dixie Chicksという米国カントリーポップスの頂点を極めた3人組がいる。
コンテスト荒らしをしていた本格的なフィドル弾き&バンジョーとマンドリンのテクニシャンの姉妹。
そして、その2人に完璧な声をもってバンドに参加したボーカリストの3人組。
世界で最もCDを売った女性グループとして君臨している。
それもオリジナルアルバム4枚で。
日本では非常に分かりにくいアメリカのカントリーシーン。
カントリーと言う概念が日本では根づきにくく、どうしてもディズニーランド的なイメージになってしまうが、実はアメリカの音楽シーンで一番マーケットが大きいのは、このカントリー。
だから、グラミーでも主要部門にカントリーのアーティストがくいこむ事も多いが、日本ではなかなか上手く売れない。
これは、日本のメーカーの人間が、きっちりカントリーシーンを理解していないのと、そして、ちゃんとした系譜をしって、愛情を持っていない事が原因の気がする。
いつも、僕は、この手のアーティストの日本のメーカーの売りだし方に頭を抱える。
で、このDixie Chicks。
売れただけでなく、アメリカで、いや、世界中を巻き込んで大騒ぎになった。
2003年。
それこそ、彼女らが3枚目のアルバムを世界中で売りまくっていて、そのツアーの最中。
ロンドン公演で、「アメリカの大統領が、同じ故郷の出身だと言うことを大いに恥じている」という発言をした。
これが、カントリー市場をささえる保守派の猛烈な反感に合い、不買運動から、恫喝、そしてメディアからの締め出しに至るまでの徹底的な排除をされるところまで行ってしまった。
一人のアーティストがライブで自らの立場を主張する事によって、その存在自体をメディアが無きものにしようとしたこの動きは、有名なジョン・レノンの「自分達はキリストより偉大だ」との発言から巻き起こした不買・廃棄運動よりも執拗だった。
結局、発言したボーカルのナタリーは、簡単な謝罪をしたのだけれど、基本スタンスは貫き通し、結局そのツアーは、その年の興行収入の上位に食い込む盛況ぶりで幕を閉じるも、そう簡単には、アンチ・チックスの風潮はやまなかった。
その3年後。
2006年。
「Take The Long Way」というアルバムで、復帰。
リック・ルービン(この人をレッチリ等やHIP HOPの流れで観ている人が日本には多いが、ジェイコブ・ディラン等の渋め作品も本当に素晴らしい)をプロデューサーに迎え、ジョン・メイヤーや、ニール・フィン等の隠れた超一流の作家を共作者に招き入れ、最高のチックスサウンドを聴かせてくれる。
そのハイライトが、Not Ready to make niceだ。
ファーストシングルで、多くの保守派のラジオ局がオンエアを拒否したにも関わらず、大ヒットし、確かこのアルバムはグラミーを総なめした。
ナタリーは、この曲で、自分のとった行動は、間違っていないと改めて強調しながらも、一人の女性としての弱さを口にし、そして一人の母親としての怒りを爆発させた。
楽曲の良さと、アレンジの巧妙さも加わり、カントリーポップスの枠を超えた大名曲となった。
ちょうど、このアルバムが出た頃、僕は、病で完全に動けなくなり、数か月を棒に振っていた時期。
そのころに、この曲ばかりを聴いていた記憶がある。
ナタリーの力強い歌詞と、その歌声は、その時の僕を大いに奮い立たせえてくれた。
そして、先日発売されたアメリカのテレビ局VH1でのヒット番組「Story Teller」に出演した彼女たちのDVDが発売された。
このアルバムが発売されて、はじめて、公の場でこの曲の解説をし、演奏した。
その熱唱と、ぶれの無さに、僕は心底感動して、ちょっと無力感を味わった。
音楽って、ここまでできるんだと。
映像は、その時のモノ。
Cメロでのナタリーの熱唱は、特筆に値する。
歌詞は、冒頭から、名曲以外のなにものでもない。
あまりにも個人的な感情が入り過ぎるので、対訳はしない。
調べてもらえば、ごろごろしている。
まあ、たいした愛情も感じられない訳ばかりだけど。
あれ、このベース、Sebastian Steinbergだよね。
Soul Coughingの。
この人、本当に、良いプレイするなぁ。
と、いうマニアな視点も忘れずに。
Dixie Chicks Not Raedy To Make Nice (From VH1 Story Teller)
Not Ready To Make Nice (Dixie Chicks)
Forgive, sounds good. Forget, I'm not sure I could.
They say time heals everything, But I'm still waiting
I'm through, with doubt,
There's nothing left for me to figure out,
I've paid a price, and i'll keep paying
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
I know you said Why can't you just get over it,
It turned my whole world around and i kind of like it
I made by bed, and I sleep like a baby,
With no regrets and I don't mind saying,
It's a sad sad story That a mother will teach her daughter
that she ought to hate a perfect stranger.
And how in the world Can the words that I said
Send somebody so over the edge
That they'd write me a letter
Saying that I better shut up and sing Or my life will be over
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
Forgive, sounds good. Forget, I'm not sure I could
They say time heals everything, But I'm still waiting
チャオ
それを理解した上で、どうぞ。
Dixie Chicksという米国カントリーポップスの頂点を極めた3人組がいる。
コンテスト荒らしをしていた本格的なフィドル弾き&バンジョーとマンドリンのテクニシャンの姉妹。
そして、その2人に完璧な声をもってバンドに参加したボーカリストの3人組。
世界で最もCDを売った女性グループとして君臨している。
それもオリジナルアルバム4枚で。
日本では非常に分かりにくいアメリカのカントリーシーン。
カントリーと言う概念が日本では根づきにくく、どうしてもディズニーランド的なイメージになってしまうが、実はアメリカの音楽シーンで一番マーケットが大きいのは、このカントリー。
だから、グラミーでも主要部門にカントリーのアーティストがくいこむ事も多いが、日本ではなかなか上手く売れない。
これは、日本のメーカーの人間が、きっちりカントリーシーンを理解していないのと、そして、ちゃんとした系譜をしって、愛情を持っていない事が原因の気がする。
いつも、僕は、この手のアーティストの日本のメーカーの売りだし方に頭を抱える。
で、このDixie Chicks。
売れただけでなく、アメリカで、いや、世界中を巻き込んで大騒ぎになった。
2003年。
それこそ、彼女らが3枚目のアルバムを世界中で売りまくっていて、そのツアーの最中。
ロンドン公演で、「アメリカの大統領が、同じ故郷の出身だと言うことを大いに恥じている」という発言をした。
これが、カントリー市場をささえる保守派の猛烈な反感に合い、不買運動から、恫喝、そしてメディアからの締め出しに至るまでの徹底的な排除をされるところまで行ってしまった。
一人のアーティストがライブで自らの立場を主張する事によって、その存在自体をメディアが無きものにしようとしたこの動きは、有名なジョン・レノンの「自分達はキリストより偉大だ」との発言から巻き起こした不買・廃棄運動よりも執拗だった。
結局、発言したボーカルのナタリーは、簡単な謝罪をしたのだけれど、基本スタンスは貫き通し、結局そのツアーは、その年の興行収入の上位に食い込む盛況ぶりで幕を閉じるも、そう簡単には、アンチ・チックスの風潮はやまなかった。
その3年後。
2006年。
「Take The Long Way」というアルバムで、復帰。
リック・ルービン(この人をレッチリ等やHIP HOPの流れで観ている人が日本には多いが、ジェイコブ・ディラン等の渋め作品も本当に素晴らしい)をプロデューサーに迎え、ジョン・メイヤーや、ニール・フィン等の隠れた超一流の作家を共作者に招き入れ、最高のチックスサウンドを聴かせてくれる。
そのハイライトが、Not Ready to make niceだ。
ファーストシングルで、多くの保守派のラジオ局がオンエアを拒否したにも関わらず、大ヒットし、確かこのアルバムはグラミーを総なめした。
ナタリーは、この曲で、自分のとった行動は、間違っていないと改めて強調しながらも、一人の女性としての弱さを口にし、そして一人の母親としての怒りを爆発させた。
楽曲の良さと、アレンジの巧妙さも加わり、カントリーポップスの枠を超えた大名曲となった。
ちょうど、このアルバムが出た頃、僕は、病で完全に動けなくなり、数か月を棒に振っていた時期。
そのころに、この曲ばかりを聴いていた記憶がある。
ナタリーの力強い歌詞と、その歌声は、その時の僕を大いに奮い立たせえてくれた。
そして、先日発売されたアメリカのテレビ局VH1でのヒット番組「Story Teller」に出演した彼女たちのDVDが発売された。
このアルバムが発売されて、はじめて、公の場でこの曲の解説をし、演奏した。
その熱唱と、ぶれの無さに、僕は心底感動して、ちょっと無力感を味わった。
音楽って、ここまでできるんだと。
映像は、その時のモノ。
Cメロでのナタリーの熱唱は、特筆に値する。
歌詞は、冒頭から、名曲以外のなにものでもない。
あまりにも個人的な感情が入り過ぎるので、対訳はしない。
調べてもらえば、ごろごろしている。
まあ、たいした愛情も感じられない訳ばかりだけど。
あれ、このベース、Sebastian Steinbergだよね。
Soul Coughingの。
この人、本当に、良いプレイするなぁ。
と、いうマニアな視点も忘れずに。
Dixie Chicks Not Raedy To Make Nice (From VH1 Story Teller)
Not Ready To Make Nice (Dixie Chicks)
Forgive, sounds good. Forget, I'm not sure I could.
They say time heals everything, But I'm still waiting
I'm through, with doubt,
There's nothing left for me to figure out,
I've paid a price, and i'll keep paying
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
I know you said Why can't you just get over it,
It turned my whole world around and i kind of like it
I made by bed, and I sleep like a baby,
With no regrets and I don't mind saying,
It's a sad sad story That a mother will teach her daughter
that she ought to hate a perfect stranger.
And how in the world Can the words that I said
Send somebody so over the edge
That they'd write me a letter
Saying that I better shut up and sing Or my life will be over
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
I'm not ready to make nice, I'm not ready to back down,
I'm still mad as hell
And I don't have time To go round and round and round
It's too late to make it right I probably wouldn't if I could
Cause I'm mad as hell Can't bring myself to do what it is You think I should
Forgive, sounds good. Forget, I'm not sure I could
They say time heals everything, But I'm still waiting
チャオ