ジッとジジッとジジジジ〜の大きな違い

昨日、早めに退社して行ってきたのは、 Dermatloog (デルマトローホ。皮膚の専門医)。純毛毛糸の編み物で出たアレルギーとは関係ない、顔のシミの除去に行ってきました。前回、そこにいったときの話はコチラ。(ブログって、こういう時便利やわあ〜。いつ行ったかすぐに調べが付くんですもん。)

「野ざらし美容法」と皮肉的に名付け、手作りせっけん、自家製の化粧水+ホホバオイル+眉墨&口紅だけで、1年364,52日ぐらいを過ごしている、美の追求には無縁に近い、自然というより野生派ワタイ。なので、この顔のシミの除去も、より美しくなりたいというよりも、カサブタとかを放っておけないタチで、膨らんだシミを無意識にかきむしらない予防的措置かつ、ワタイが急に黒人にでもならん限り気が付かんのではないか(!)と思われるぐらいそんなことに無頓着なオッサンが何も言わずとも、あんまりにも顔がダンダラになるのはまずいのではないか?と自省し、カマカマしくも頼りになるこの皮膚科の先生のところに通っているのであります。(オランダではそばかすもチャーミングポイントと見られるので、元から美不精なワタイがずるずると、どーでもえーかーになるのを防いでくれるありがたい先生でもあります。)


治療の方法はいたって簡単。診療台のようなベッドの上に横になり、お医者さんが白衣を着た繊細な溶接工みたいな感じで、色素が沈着した部分にレーザー光線をジッ、ジジッと当てていきます。前にも書きましたが、これは、はっきり言って痛いです。例えるなら、顔を針で刺されるような痛みです。自他共に認める痛みにめちゃ強いワタイでも鎮痛剤を事前に服用していきますし、治療中には体中の筋肉が収縮し、時おりウッと声が出てしまいます。

なぜ、そんな痛い目に遭うために、1年に一度のペースで通うかというと、これはもっと痛い目に遭わないためのプリヴェンティブ(予防的)な措置だからなのでした。1mm 程度の小さいシミは、ジッと一瞬焼いて終わりです。これは痛いとはいえちょっとチクッとする程度で、我慢できないほどではありません。これがシミが大きくなってくると、ジジッ、ジジジジーッとレーザーでシミ全体を焼くことになるので、集中して当てられる時間が長くなります。こうなると痛い。脂汗が出る前には終わるのですが、つま先から全身にキューっと力が入り、もっと痛みが増してしまいます。なので、シミが大きくないうちに早めに行く方が、絶対楽なのでありました。


オランダでは加入している健康保険の種類によってはほとんどカバーされるし、オランダ以外でもシミの除去を考えてらっしゃる方へ、ワタイがそのセンセに聞いた&経験したことのアドバイスを以下に。。。

前述したように、シミは小さいうちに取った方が、痛みが少ないです。

言えば一種の火傷なので、レーザーを当てた2−4日後に、焦げたようなカサブタが皮膚の内側から出現します。一気にホクロ人間になるので、人前に出る日の直前は避けましょう。(まあ、他の人は、そこまで気にしてないですけど)

焦げたカサブタも、小さいければ小さい方がその回復も早いです。

火傷だけでなく傷跡全般は、色素が沈着しやすいので、治療後しばらくは日に当たるのを避けましょう。そして、日射量の関係で、夏よりも冬場にする方が良いです。(特にオランダ人は、太陽が出たら浴びたがりますしね)

レーザーを当てた後に痛むことはないですが、痒くなることがあります。ワタイはラベンダーの精油を入れたホホバオイルで対応していますが、カサブタは自然に剥がれるのを待ってください。乾燥すると余計に痒くなるので、お手持ちのオイルやクリームを塗って、掻き毟るのを防いでくださいね〜。


そこまで大きくなってはないけれど、口の横のホクロがまた成長してきたので、今回それも一緒にお願いしますと言ったら、一瞥しただけで「それぐらいの状態でレーザーを当てたら、今度はえぐれたようになってみっともない。次回の方が良いよ」という、これまた的確な指示を出すセンセー。さっすが美と皮膚のプロフェッショナル〜と感動しました。スキンヘッドも含めた首から上が、ツルンとしてるだけのことはあるっ!

ワタイが痛みに身悶えしてると、同じくちょっと悶え気味に 「Sorrysorrysorrysorry! (ゴメンネゴメンネゴメンネゴメンネ!)」と、早口で謝りながらレーザーを当てるやさしさと、ホンモノのプロの知と技が混合した、素晴らしい皮膚医さんに巡りあえて本当によかったです。


それでは、今週末は、ホクロ星人になる予定ですので、できるだけ家にこもって、先週末遊びに行ったために飛ばした週末の掃除等に勤しみたいと思います。みなさん、良い週末を。し〜ゆ〜げっちょーび!


ほなまた!

天然イノチ?

ここ数日、通勤時にアムステルダム市内の運河でスケートしている人たちを見ながら歩いています。いつもの景色なのに、人が水平移動し、水鳥がヨタヨタ歩き、ゴミ袋や自転車がいつもなら水面ってところに横たわってるというのは不思議なものです。自転車もゴミ袋も、普段は見えないだけの話ですけど。体が寒さに慣れたせいだけでなく、やはり先週末からの寒さは和らいでいるようで、今朝も寒さが「痛くなかった」です。これから気温も上がりそうなので、Natuurijs (ナチュールアイス。天然氷)の上でのスケートマラソンの極み、Elfstedentocht (エルフステーデントッホト)が行われる可能性はほとんどなくなりました。

なぜ、実施の可能性がまったくではなく、ほとんどと書いたかというと、気象予報では「あかんやろ〜」という感じですが、それでも「まだいつ気温がぐっと下がるかわからんやないか〜!」と、言い張り、期待する多くのスケート愛好者がいるからです。しようと思えば屋内でも年中スケートができるオランダですが、好きな人は、やっぱり屋外の方がよろしいようです。

ずっとスベスベになるように管理されてるわけでもないので、川や湖や運河でのスケートでスッコロンでも自己責任。そのリスクも楽しみのうちかも知れませんが、オッサンもワタイも怖いのでパスです。。。って、屋内でもスケートはしませんが。


さて今日は木曜日で、本来なら21時まで営業のアドミニ日和でありますが、17時過ぎにはオフィスを出る予定ですので、アドミニに集中するため、今日はこの辺でブログをお終いにしますです。みなさん、良い木曜日を!


ほなまた!

先天性?加齢のせい?

今日もまた、バイクの鍵がないと焦っていたオッサン@オフィス。。。ええ加減にせえ!

あっちこっちにポンッと置いてそのまま。しかも、最後に鍵を手にしてから、どういうルートで動き回って何をしたかにも確信が持てずに、真っ白な顔でいろんなものをひっくり返しておりました。時間もないので、鍵の保管庫から Reserve (レゼルヴェ。予備の分)を出して、「これまで失くしたら、もう後はないで!」と、冷ややかに言って渡しました。

鍵だけでなく、メガネ、冬場のお気に入りの半纏などなど、ヤツがキョロキョロする前に「あれ、メガネはどこやったかいな?」という波動だけで、一緒に暮らし始めて5年もしないうちに「メガネはxxの上」とか発せられるようになりました。これは、ワタイがサイキックだからです〜というわけではなく、ワタイにその手の観察と学習機能がついてるだけの話でおますけんど。


1回自分で運転して行った場所へのルートは何年経っても覚えてるのに、なんでさっきまで手にしてた鍵が見当たらんのかなあ〜?と、不思議&不機嫌になりながら、オッサンも出て行ったことだし、ワタイは今日のブログを早めに切り上げて、もしかしたら鍵がありそうな、怪しげなところを探すことにします。

やつの持ってるのは先天性なのか、はたまた老人性なのか、先天的一部健忘症に加齢で拍車がかかっているのか、なんとも判別しがたいファジーな健忘症なのでありました。


ほなまた!

しもやけ?乾燥?アレルギー?

ただの老人だからか、バイクに乗ってる老人だからか、うちのオッサンは乾燥肌で痒がっておりました。オランダではまず Huisarts (ハウスアルツ。ホームドクター、主治医)に行き、症状を説明して診断され、必要であれば専門医を紹介されます。んで、近所の同じホームドクターにかかっているオッサンが、ワタイが巨大化したホクロとかシミとかをレーザー光線でシュワッチではなくジジジジィ〜としてもらった Dermatloog (デルマトローホ。皮膚科の先生)に行くことになったのが、約1週間前。パラフィニウムなんたらとか書いてあったので蝋(ろう)の一種と思われるダラリと微妙にたれる液体の処方箋をもらい、無香料のフェイスクリームのサンプルをもらってきました。そして、ここんところ、痒くもなくて調子が良いとご機嫌なオッサンです。痛いのは、鎮痛剤を使ったり何とかしようもあるけど、ずーーーーっと痒いのはつらいですもんね。

もちろん、背中に手の届かない体の硬いオッサンですので、シャワーを浴びた後でダラリ液を塗りたくるのはワタイの役目。今朝も、塗り終わった後に「これ、ホンマに落ちひんわ〜」と3回ぐらいせっけんで手を洗ってるワタイの横で、わき腹にくっつかないように両腕を浮かしたオッサンが、洗面台の鏡の中でニヤリとたたずんでいました。


ワ タ イ  「アンタ、ボディビルダー?やたら全身がテカッってるしぃ。。。」

オッサン  「うん、なんか微妙に変やなあって思っとってん!」


と、いうわけで、1リットル入りのダラリ液を使い切るまで、真っ白で布袋腹以外には逞しさのかけらもないために、やる気と効果のないボディビルダーのような状態を繰り返すオッサンと違い、もともと若く潤っている(!?)ために、あんまり乾燥肌の苦労を知らないワタイが、なんか痛痒いいなあと昨夜自分の手の甲を見てみたら、赤くガサガサに腫れ上がっているではありませんか!

痒いのはガサガサに乾燥して月の砂漠状態のためと思われますが、チリチリと痛かったのはところどころ細かく裂けて血が滲んでるからでした。


「ええ〜〜〜〜〜!この年になって、初あかぎれ〜〜〜〜〜?」と、びつくりぎゃおてんし、パポピのプレゼントの椿油をたっぷり塗り塗りしてベッドに入りました。我慢は出来るけど不快なチリチリとした痛みを感じながら、それにしても、なんでこんなことになったんやろ、どうやったら改善するのかなあと考えてみました。


先週末からの寒波と雪に加え、週末に過ごしたバンガローでは、セントラルヒーティング+ホンマもんの薪をくべた暖炉を使ったので、濡れタオルとかをかけて予防をしたけど、普段よりも乾燥してたからかなあ〜?

バタバタしてたのと小旅行という環境の変化で、ちょっと詰まり気味だったので、腸が汚れてるってことなんだろうか?

考えたくもない更年期障害?(で、でも、アカギレってオバハン特有でもないし。。。)


そこまで部屋が乾燥していたら、喉もやられるはずだし、どうして両手の甲なんだろう、何に触ったかなあワタイ。。。


などと、寝もせずに考えていて、ようやく曲者を見つけました。95%ぐらいの確信を持って言えます。これはウールマーク付き純毛毛糸の仕業に違いあるまい!ちょっと接触した瞬間に窒息しそうになるようなことはなくても、もともと花粉症気味で、ハウスダスト、ペットの毛、羽毛布団といったものに軽いアレルギー症状が出ます。2日間、ほぼずーっと編み針を抱え込み、舞い上がる細い毛を吸い込んでいたために、立派なアレルゲンとなってしまった模様。

そういえば、最近は毛糸のセーターとかもあまり着ないし、ニットといえば綿と化繊の混紡のものばかり。アレルギーは平気だったものがダメになるといいますが、どうしてくれよう、せっかく編んだ後ろ身頃。しかも、久しぶりの編み物が面白くなって来たとこなのに〜(涙)。


ピークは昨夜で収まったようで、今日は痛くも痒くもないので、みなさまご心配なく。アレルギーは原因を見つけるのが難しいけど、それがわかれば後は遠ざけるだけのおハナシでございます。

ここでキッパリこのセーターを編むのを諦めるか、症状が治まったころに薄い手袋をして編みあげてバ〜バちゃんにでもプレゼントするか、どっちにしろアレルゲンを身近に置くのは危険なので、しばらくは封印するしかないなあと、「ここから手のひらで、ここからが手の甲なんで、よろしく!」とでも言いたげに、くっきりと紅白に分かれた親指の付け根から手首までを、今日は時おり眺めておりますです。


ほなまた!


ズズ黒いアムステルダム

金曜日に、雪の中、オッサンと出かけてまいりました〜。オランダ中心部ちょっと東寄りといったところにあるバンガローパークのラストミニット駆け込みで、3泊4日何もしない休暇に出たのでありました。朝からの(オランダにしてはすごい)大雪で、どうなることかと思いましたが、「本当に外出する必要のない人以外は、家に居てください」という呼びかけに応じたのか、昨年とその前のドカ雪で痛い目にあったためか、さっさと仕事を放り出して家路に着いた人も多く、路面の関係でスピードを上げられないところがあったとはいえ、普段のおっそろしい通勤ラッシュよりもマシちゃう?ぐらいの時間で着きました。ありがたいこってす。


雪のせいで、いつもより心なしか明るい夕方、高速道路を東に走っていると、反対車線を並んでやってくる Strooiwagen (ストローイワーヘン)とすれ違いました。ワタイが見たものを日本語にすれば除雪車なんでしょうけれど、Strooien (ストローイエン)というのは、粉末とか粒々の状態のものを撒(ま)くというオランダ語の動詞と、車両という意味の Wagen (ワーヘン。ドイツ語になるとワーゲン)がくっついたもの。車両の東部に付いているショベルで雪を路肩に追いやりながら、後部から Strooizout (ストローイザウト。撒き塩。塩カリのこと)を撒いて、車が普通に走れるようにしてくれます。(市内でよく見かける小型の Strooiwagen は、車両の前にくっついている除雪するのがないので、こっちは除雪車とも言えず、やっぱり塩撒き車?)

ワタイらが金曜日に見たのは、高速道路を爆進するこんなタイプの大きなもの。それが4台ちょっとずつ間隔をおきながら、4車線を並んでやってきました。まさに除雪車の「 G メン'75」(古過ぎ!?)。オッサンと二人で同時に、「おお〜っ!」と、どう形容したらよいのか分からない感動の声を上げました。


その圧巻さだけでなく、大雪でみんな困ってる中、寒いし危険もあるだろう中、頑張ってくれるおっちゃんやお兄ちゃんがいるから、ワタイらが安全に生活できるんだなあと、しばし車の中で感動していました。それが彼らの仕事だからと言ってしまえばそれまでです。でも、みんながヌクヌクと家にこもっている間に、「俺がやらねば誰がやる!」とか、「ほら、行くぞ〜〜〜!」とか、「帰ったら温かいシャワー浴びて寝よう。もうひと頑張り!」とかそれぞれモチベーションをあげながら、夜通しに働いてくれてるんですもん。そう考えたら、ちょっとぐらい雪で不便でも、もうちょっとポジティブに我慢できる気がしませんか?


週末に出かけたといいながら、移動だけの金曜日と月曜日を除いた、3泊4日の実質滞在日である土日の2日間は、プールにちょろっと行った以外は、バンガローから出ずに引きこもっておりました。何もしないと言いつつ、思い立って編み物を始め、大きなワタイの背中を隠す後ろ身頃がほぼ出来上がったということからも、どれだけワタイが動かなかったのかがお分かりでしょう。。。いいのか、そんなんで〜?という声は無視して、家にいると何やかんや仕事や家事といった用事に手をつけてしまうので、オッサンと二人、だらだらするという目的を、しっかり果たしてリフレッシュしてきましたです。


今朝オフィスに来たら、金曜日に雪かき&塩カリ撒きをしておいたうちの前は、ちゃんと通りやすくなってたのでよかったです。すでにあっちこっちズズ黒くて、美しいとは呼べないアムステルダムに積もった雪は、迷惑なだけのシロモノ。週末に、転ぶ人が少し減ったので、社会貢献したと自己満足しておきます。← 幸せなやっちゃ〜!


今週はもっと冷えます。どんどん冷えろ〜と、Elfstedentocht (エルフステーデントッホト。11の町、200km にもわたる天然の氷の上でのスケートマラソン。*)でなくとも、天然の氷の上でアイススケートをしたがっている多くのオランダ人の思いは叶うのでしょうか?



ほなまた!

(*) Elfstedentocht 凍傷で体の一部が欠損することもあるぐらいのハードなもので、優勝しなくても完走したというだけで尊敬を浴びること間違いなしというすごい競技。一種の狂気の沙汰とも言えますが、みんなアツくなります。氷が張らねば開催されず、開催されても人気が高くて、参加資格である Elfstedentocht 協会の会員であってもくじに外れればエントリーできないのです。
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