【動画】大学生、日本大使館奇襲デモ「韓日交渉廃棄せよ」
(2分9秒)

民衆の声 玉キウォン記者  2015.12.31
(翻訳は、姜聖律さん)

 女子大生はなぜ連行を覚悟して日本大使館に侵入したのか?
<インタビュー>金セム「平和ナビネットワーク」代表

 「韓日(慰安婦)交渉を破棄せよ」
  日本大使館の中に大学生たちの訴えがこだました。領事部出入り口に、屈辱的な韓日協定を糾弾する「2015年 是日也放声大哭」(訳者注:1905年の乙支保護条約締結を報じる皇城新聞に掲載された論説の題名)大字報が貼られた。たちどころに警察数十名が駆けつけてきた。学生たちは、警察に連行されながらも、「韓日協定を破棄せよ」とスローガンを叫んだ。日本大使館ロビーは、学生たちの絶叫と警察の怒声で修羅場と化した。

○「25年間の戦いを1時間の交渉で解決?慰安婦被害者を踏みにじる屈辱交渉は破棄すべき」
  
  「間違った歴史をカネで覆い隠そうとする屈辱的交渉です」
  金セム「平和ナビネットワーク」代表(23)は、31日午前、ソウル鍾路区中学洞ツインタワー前で、記者と会い、このように語った。金セム代表は、この日、青年・大学生30数名と共に、大使館の建物内で奇襲デモを行った。彼女は、慰安婦問題の解決のために活動する平和ナビの全国代表を務めている。

 「韓国政府が、慰安婦問題が解決したと言ってますが、絶対に終わってはいません。被害者不在の交渉が何の解決なのですか?25年以上戦ってきた慰安婦ハルモニたちがいるのに、政府が1時間ほどの外交談合で解決したように発表した状況に、とても腹が立ちます。最悪の屈辱交渉を知らせたいのです。」
  
○日本領事部に貼られた「2015年 是日也放声大哭」「金で歴史を覆い隠すことはできない」
 平和ナビ所属の大学生たちは、午前11時40分頃、日本大使館の建物内の8階にある領事館入り口に「2015年 是日也放大声哭」の大字報を貼った。「是日也放声大哭」は、1905年に、韓国の外交権を奪うために日本が強制的に乙巳保護条約を締結したことに対して、民族的な鬱憤を込めて張志淵が書いた論説だ。

 彼女たちは、大字報を通じて「朴正煕が3億ドルのはした金で賠償責任の終止符を打った歴史が、(今回の韓日慰安婦協定で)半世紀ぶりにまったく同じ形で再現された」として、政府に「国民の声明と平和を担保にした危険な『歴史賭博』を止めなければならない」と述べた。続いて、日本政府に「たかが10億円で、侵略の歴史の過ちまで拭い去ることはできない」として、「慰安婦被害者と国民の同意がない合意は無効」であると述べた。日本領事部の出入り口に貼られた「2015年 是日也大声哭」の横には、「親日・亡国・屈辱外交韓日交渉を糾弾する」「10億円のはした金で歴史を覆い隠すな」など、学生たちが直筆で書いたプラカードが貼られた。

○慰安婦ハルモニと約束「大学生たちが代わりに戦います」
○日本大使館奇襲デモで大学生30名が全員連行

 金代表は、「被害者のハルモニの年齢が80歳をはるかに超えた状況で、ハルモニたちの代わりに、大学生が慰安婦問題の解決のために力を合わせようと約束した。天にいらしゃるハルモニたちが、私たちを信じて安らかに眠れるよう、最後まで戦う」と語った。現在、政府に登録された238名の慰安婦被害ハルモニのうち、残る生存者は46名だ。彼女たちは、続いて「誤った歴史を正すために、国民の多くの関心が必要だ」として、「慰安婦問題の解決のために、多くの人が関心を持ってほしい」と語った。

 金代表をはじめとする平和ネットワーク所属の青年・学生らは、午前11時50分頃に、日本大使館の建物のロビー2階で、プラカードを掲げて奇襲デモを繰り広げた。「韓日交渉を破棄せよ」という学生たちのスローガンが建物のロビーに轟いた。建物の周囲を警備していたソウル鍾路警察署所属の警察官が、たちどころに奇襲デモの現場を取り囲んだ。学生たちは、連行される過程でも「韓日交渉を破棄せよ」というスローガンを叫んだ。

 学生たちは、日本大使館の建物で奇襲デモをした容疑(集会およびデモに関する法律違反・建造物侵入)で、午後1時30分頃に全員連行された。