「世界的に息吹きを取り戻しつつある社会主義復権の『政治革命』も、国家の役割に圧倒的に依存していた20世紀型の社会主義と社会民主主義の発想とその軌跡から解放されて、地域社会に根ざしたグラス・ルーツの多様な民衆の連帯運動にあくまで基盤を置き、その成長をうながしつつ発展していくことが望ましい。20世紀型社会主義の限界とゆがみをのりこえて、マルクスが想定したような、権力装置としての国家の死滅に至る社会主義への道も展望しやすくなると思われる」(伊藤誠さん『21世型社会主義の再生へ』2016/7)