January 2010
January 31, 2010
オペラ・コレクション その2
いやあ、
オペラがこんなに楽しいもんだとは、
……。
昨年9月以来、
D社の「DVDオペラ・コレクション」は、
私にとって、新鮮な喜びと潤(うるお)い。
何しろ、雑食の私が、
これだけは、手を出すことをあきらめていた、
唯一のジャンルですからね。
夢のような企画。
夢のようなお値段。
さて、1/31現在、
私が手にしたDVDは早くも11本。
私のような初心者でも入りやすいように、
有名な、人気のある作品から、
随時発売しているみたいですね。
どうもどうもご親切に、
デアゴスティーニさん。
というわけで、今日は、
僭越ではありますが、
オペラ初心者の分際を棚に上げて、
作品ごとに、私なりの感想を、
あれやこれや述べてみたいと思います。
かなりの無手勝流ですが、
ご容赦…。
1.「カルメン(Carmen)」(ビゼー)
前回のコメント欄に、
Apolloさんという方が、
コメントをお寄せ下さいました。
さっそくApolloさんのブログも、
興味深く読ませていただきましたが、
まさに、私も同感も同感。
これは、傑作も傑作、大傑作です。
圧巻は、第二幕の居酒屋のシーンかな。
(みんな凄いけど)
おびただしい数の群衆が、
(これみな、混成の合唱団が扮している)
思い思いに浮かれ騒いでいるのですが、
誰1人遊んでいない。
それぞれが、
しっかり役になりきって演技しながら、
見事な合唱も聴かせるわけです。
その演出の見事さ。
衣装、舞台装置、構図、有機的な動き。
さすが巨匠、ゼッフェレッリさん。
完璧!
有名な「闘牛士の歌」をはじめ、
力のある名曲が次から次へと、
息つく間も無く歌い継がれていく。
アレンジも素晴らしく、
ここだけを聴いてもビゼーという作曲家が、
並々ならぬ天才だったことが分ります。
完璧だ!
演奏もいいですねえ。
カルロス・クライバーの、
ダイナミックな指揮っぷりを見てるだけでも、
楽しい。
よくあれで、2時間34分も、
振れるもんだ…。
その体力と集中力にも感心。
私なら、絶対最後まで持つまい…。
完璧ですよ、あーた!
それにしても、
お金かかってるなあ…。
これじゃ、一人50,000円くらい貰わないと、
採算とれないだろうなあ、
と、そんなことばかり考えながら観てました。
そんな、贅沢な贅沢な本物の「カルメン」が、
990円で手に入るなんて…。
まるで、ベンツを、
10万くらいで買うようなもんですわ。
完璧よ〜〜〜〜ん!
2.「椿姫(La Traviata)」(ヴェルディ)
ああ、これも良かったです。
コヴェント・ガーデン王立歌劇場での、
1994年のライブ。
指揮があの大指揮者、
ゲオルグ・ショルティ。
そして、
ヴィオレッタ(椿姫)役の、
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
(この人、綺麗だなあ…)
という人をはじめ、
いずれも「ヴェルディ歌い」として有名な、
一流どころの歌手が勢揃いなんだそうです。
確かに、みんな上手かった。
だから、
この第二号から、
1,990円に値上げなんですが、
許してあげましょう。
私的には、
やはり「乾杯の歌」が聴ける、
第一幕が気に入りました。
ただし、上記した「カルメン」ほどは、
舞台にお金かかっていない感じ。
でも、唄も演奏も完璧だったから、
許してあげちゃうもん。
それにしても、ヴェルディって、
すごいメロディ・メイカーですねえ。
オペラに縁の薄かった私は、
当然「オペラ王」ヴェルディにも、
縁が薄かったわけですが、
次から次から、
美しく、切ないメロディが、
これでもか、これでもかと登場。
まさに、魅力的な曲のオン・パレード。
いやあ、
彼の絶大な人気が、
ようやくわかりましたね。
「今さら遅いよ。」
なんて言わずに、
許してね。
ところで、タイトル。
なんで「椿姫」なんだろう?
これだけは、
何回観ても解らず…。
3.「魔笛」(モーツァルト)
「オペラど素人」の私ですが、
この曲と「フィガロの結婚」だけは、
よく知っています。
高校受験を控えた頃、
カール・ベームが指揮で、
あの、世紀のバリトン、
F・ディスカウがパパゲーノを演ずる「魔笛」を、
偶然TVで観て以来、
この「オペラ」は、
すっかり私を魅了してしまったのです。
どの曲も、
本当にチャーミング!
ザラストロの崇高なバラード。
夜の女王の強烈なアリア。
そして、
陽気な鳥刺しパパゲーノが歌う、
数々の楽しい歌。
まるで、
ヒット・ポップスのベスト盤を聴いてるような、
名曲の宝箱。
これは、
天才モーツァルトの最高傑作と言っても、
過言ではありますまい。
そして、文句無く楽しい。
で、このデアゴスティーニ盤。
ベームの「魔笛」に比べると、
キャスティングにいささかの不満が残るものの、
なんてったって、
1,990円ですからね。
文句を言っちゃバチが当たります。
許します。
ところで…、
パパゲーノとパパゲーナが求愛する、
あの有名な、おバカな曲。
「パ、パ、パ、パ、パ♪」
「パパパッパ、パッパッパッパッパ♪」
あんな陽気な曲なのに、
あれ聴くと(観ると)、
私、いつも泣けちゃうんですよ。
胸がいっぱいになっちゃうんですよ。
なぜなんでしょうね?
ひょっとすると、
あのパパゲーノという存在こそが、
モーツァルト自身じゃないのかな…。
死を目前にした若き天才が、
あの天真爛漫なパパゲーノに、
自分の夢と憧れを託したんじゃないかな…。
なぜならば、
どちらかというと主役ではないパパゲーノに、
一番親しみやすい名アリアを、
いっぱい歌わせているわけですからね…。
まさに、あれこそが、
モーツァルトの「白鳥の歌」だったのでは、
ないでしょうか。
これを観ながら(聴きながら)、
そんなことを、
ふと考えてしまったわけです。
だから、あれも、これも、
許してしまえ〜〜〜。
(つづく)
1/29(金)の私の一日。
7:30 起床
大腸がん検査のための検便2日目
つつがなく終了。
10:00 「国立医療センター」に提出
採血、検尿。
さらに心電図と胸部レントゲン。
病院を出たのが11:30
12:00 都立大の「東京三菱UFJ銀行」と、
「三井住友銀行」で、
あちこちに支払い。
都立大の「うなぎ屋」で昼食。
13:30 保土ヶ谷に行く。
ジャミン・ゼブと合流。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
とのリハーサルのため。
16:30 リハーサル無事終了。
18:30 学芸大の居酒屋で軽く一杯。
ついでに腹ごしらえ。
20:00 「A'TRAIN」に到着。
21:00 恒例の月末ライブ開始。
しかし早起きの疲労で、
思うようにピッチあがらず。
でも、がんばって2ステージをこなす。
1:00 若手シンガーの秋元直子と、
初登場の河波浩平くんが登場。
二人とも素晴らしく、
私、ふたたび息を吹き返し、
この3rdステージはノリノリ。
3:30 ライブを終え帰宅。
即気絶。
zzz…。
そして…、
きのうの「神奈川県民ホール」。
いやあ、素晴らしいコンサートでした。
神奈川フィル最高でした。
艶のある、暖かいサウンドでした。
ジャミンも、とても良かったな。
そして、
私のアレンジに、
見事なオーケストレーションで、
彩りを添えてくださった、
藤野浩一さん。
本当にありがとうございました。
感無量でした…。
藤野さん、
またぜひ、やりましょうね!
さ、明日からはまたスタジオの日々。
きょうは早く寝ないと…。
といいながら、
後ろのテレビを振り返ると、
そこには、さっきから、
「椿姫」が延々と…。
♪♪♪
SHUN MIYAZUMI
January 24, 2010
オペラ・コレクション
昨年の9月のことです。
ふらりと立ち寄った学芸大の本屋で、
ふと、私の目をひくものがありました。
それは、
「DVDオペラ・コレクション」
という名の、
世界の名作オペラのDVDに、
美麗な解説書が付いた、
ブックレットの創刊号。
何気に手にとって、
中身を確かめていくうちに、
(これは…、もしかすると…。)
しだいに興奮を覚える私。
……。
まず、曲が、
有名な、
ビゼーの『カルメン』。
そして演奏は、
指揮:カルロス・クライバー
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
ウィーン少年合唱団
演出:フランコ・ゼッフィレリ
(おや、みんな一流じゃないか…。)
キャスティングを見て、
さらにビックリ!
カルメン:エレーナ・オブラスツォワ
ドン・ホセ:プラシド・ドミンゴ
(なに、3大テノールのドミンゴだと…。)
そして、
こうも書いてありました。
「1978年ウィーン国立歌劇場におけるライブ
完全収録 全プログラム 2時間34分」
そして、
そして…、
そのお値段が、
なんと、
990円!!
(うそだろう!?)
ちょっと信じられないような価格ですね。
最初は、
「どんなまがい物だろう?」
というのが、
正直な感想だったのですが、
990円だったら、
「ま、だまされても悔いは残るまい。」
とも思い、
とりあえず購入してみることにしました。
♪♪♪
いやあ、驚きました。
これは、本物です。
本物も本物。
絢爛豪華な舞台装置。
名指揮者クライバーの見事なタクト。
ゴージャスな歌手陣によるアリアの数々。
荘厳な合唱団による重厚なコーラス。
そして、
本場ウイーンの歌劇場の雰囲気も、
余すところなく映し出されています。
見事な出来栄えの、
素晴らしい『カルメン』を、
心ゆくまで堪能することができました。
(これで、990円とは…。)
かつて、
「レコード買いまくり時代」
というお話でも書きましたが、
私は、中学生時代に、
クラシックの洗礼を受け、
どっぷりと音楽にハマっていきました。
でも、そんな私が、
唯一敬遠していた、
いや、敬遠せざるを得なかったジャンルが、
「オペラ」だったんですね。
当時、アナログ時代のオペラ作品というと、
普通、LP3枚組が常識。
その価格、6,000円以上。
ワーグナーの大作なんかになると、
5枚組だの6枚組だので、
軽く、10,000円は超えてしまう。
子供の私に、
買えるお値段ではありませんね。
ましてや私は、
雑食性。
ポップスでも、
ロックでも、
ジャズでも、
何でも好きになってしまう、
欲張り体質の音楽マニアですから、
ひとつの作品やジャンルに、
そんな大金をかけるわけにはいきません。
さらに、オペラのライブになると、
これが、
とてつもなく高い…。
来日する、
世界の歌劇場の演奏会などは、
「S席:50,000円」
な〜んて、
宇宙的なお値段がついている。
(やれやれ…。)
というわけで、
興味はあったものの、
「ここまでは手を拡げられないな…。」
と、秘かにあきらめていたジャンル。
それが、
「オペラ」だったのです。
そんな、オペラのDVDが、
990円で買える!
これは驚きです。
2号目からは、
1,990円なんだそうですが、
それでも、
信じられないような安さ。
その第二弾は、
ヴェルディの『椿姫』。
お次が、
モーツァルトの『魔笛』。
そして、このシリーズは、
65号まで続くんだそうです。
……。
私は、その本屋で、
迷わず「定期購読」の手続きをしました。
隔週刊ですから、
月に2本。
世界の一流歌劇場の、
一流オーケストラや指揮者の、
一流歌手たちの、
一流演出家の、
雰囲気や、演奏や、歌や、華麗な演出を、
家にいながら、
存分に楽しむことができるわけです。
もちろん日本語字幕付きですから、
内容も一目瞭然。
いやあ、
こんな「デフレ」だったら、
いくらでも歓迎ですね。
かくして私は、
今世はあきらめかけてた「オペラ鑑賞」に、
どっぷりとハマることになってしまいました。
『蝶々夫人』
『アイーダ』
『フィガロの結婚』
『ラ・ボエーム』
『セビリアの理髪師』
『トゥーランドット』
『こうもり』
……。
というわけで、
次回は、
「オペラ歴ど素人」ながらも、
そんなオペラ作品のあれこれに、
ちょっと、
僭越なコメントをしてみようかな、
と思うのですが、
いいですかね…?
(つづく)
いやあ、それにしても忙しいです。
体がもうひとつ欲しいです。
今日(日曜日)は、
2週間ぶりに家にいることができるのですが、
アレンジも抱えているので、
ノンビリ過ごすわけにはいきません。
ふう〜。
それでも、
寸暇を惜しんで、
酒だけはしっかり飲んでおります。
えっ、
「早く帰れるときは、
帰って休めばいいじゃないか。」
ですって?
そうはいかないのです。
体が、足が、
知らず知らず、
学芸大のバーに、
向かってしまうのです。
どうすればいいんでしょうね…。
(かってにしろ)
SHUN MIYAZUMI
January 13, 2010
私の映画ベストテン 2009
この企画も、
今年で3回目ですかね。
私が昨年観た映画のベストテン。
でも、今回はあまり自信がないなあ。
新作は、ほとんど観ることができなかったし。
特に後半は、
まったくといっていいほど、
「映画」とは、ほど遠い毎日でした。
理由は…、
ジャミンが忙しかったこともありますが、
もう一つ、夢中になってハマる物が出現したから。
(ん? それは…?)
まあ、それは、
次回明らかにするとして、
それでも50本近くは観ることができたので、
なんとなく印象に残った映画を、
思い出してみることにしましょうか。
これも私にとっては、
お正月行事の一環ですからね。
ということで、
ジャーン!
『私の映画ベストテン 2009』
1.ラブ・アクチュアリー(Love Actually)
私、こういうタッチの映画、
大好きです。
ロバート・アルトマン監督にも通じる、
ごった煮のような人間模様、恋愛模様。
ゴージャスな顔ぶれの名優たちの演技も、
存分に楽しめます。
とりわけ、英国首相に扮する、
ヒュー・グラントがまたまた超ケッサク。
「まだ」の方には、絶対オススメ!
2.バーン・アフター・リーディング
(Burn After Reading)
これも、同じようなタッチですかね。
コーエン兄弟の見事な監督ぶりに、
圧倒されました。
『フィクサー』という映画では敵同士だった、
ジョージ・クルーニーと、
ティルダ・スウィントンが、
ここでは、どっちも不倫同士の恋仲、
というのも可笑しい。
他にも、ジョン・マルコヴィッチ、
フランシス・マクドーマンド、
といった名優たちが、
軽妙な演技で唸らせてくれる大人の映画。
3.グッド・シェパード(The Good Shepherd)
アメリカの諜報機関「CIA」は、
このようにして誕生した、
という、ちょっと重めの歴史ドラマですが、
なかなか深い、
考えさせられる映画でした。
「ボーン・シリーズ」で、
痛快なアクションを見せるマット・デイモンが、
ここでは、家庭を犠牲にしながらも、
組織一筋に生きるクールな男を、
見事に演じています。
あと、共演のアンジェリーナ・ジョリーちゃん。
いいですねえ。セクシーで。
オホホ。
4.五線譜のラブレター(DE-LOVELY)
ああ、これ、やっと観ることができました。
学芸大の「TSUTAYA」に、
1本発見したときは狂喜しましたね。
なにせ、私が敬愛する作曲家、
コール・ポーターの伝記映画ですからね。
観なかったら、人生悔いが残るところでした。
あんな甘いバラード『So In Love』を、
あんな風にしちゃって、
ごめんね、ポーターさん。
でも、また、やらせてね。
5.アメリカン・ギャングスター
(American Gangster)
大好きなデンゼル・ワシントンと、
ラッセル・クロウの共演と聞けば、
見逃すわけにはいきません。
ここでは、
デンゼル・ワシントンがギャング、
ラッセル・クロウが刑事、
という役回りでしたが、
「逆も観てみたい」
と思ったのは、
私だけでしょうか。
6.インタープリター(The Interpreter)
これ、2005年の映画なんですね。
知らなかった…。
これまた大好きなショーン・ペンと、
美しいニコール・キッドマンによる、
サスペンス・アクション。
ニコールのボディ・ガードを買って出る、
ショーン・ペンが、
相変わらずクールで格好いいですわい。
『Milk(ミルク)』も早く観たいんだけど…。
7.最高の人生の見つけ方(Bucket List)
余命半年と宣告された、
大富豪と自動車工の二人が、
病室で意気投合。
「やりたいことをやりまくろう!」
と、冒険の旅に出かける、
というお話。
ま、片っぽうが大富豪だから出来た、
わけですがね。
モーガン・フリーマンと、
ジャック・ニコルソンという、
オスカー俳優同士の名演技が堪能できます。
ギャラは、どっちが高いんだろう…?
8.アルフィー(ALFEE)
マイケル・ケイン主演の、
1966年の同名映画を、
ジュード・ロウの主演で2004年にリメイクした、
アメリカ・イギリス合作映画。
ジャミン・ゼブで、
バート・バカラックの『Alfee』を、
アレンジしたついでに、
リメイク版も観ておこうと、
遅まきながら観てみました。
結論。
全然、新作の方がいい。
普通リメイク版のほうが劣るケースが、
断然多いのですが、
これは逆でした。
制作スタッフ、あっぱれです!
9.ヒトラーの贋札
第二次大戦下、
ナチスによる「ユダヤ人収容所」で、
イギリスのポンドを混乱させるために、
贋札作りに従事させられる、
ユダヤ人労働者を描いた、
暗〜い、ドイツ・オーストリア合作映画。
ほんと、ナチって、
よくもまあ次から次へと、
悪巧みを考えるもんだなあと、
変なところで感心。
ま、これが、
「戦争」ってヤツなんでしょうがね…。
10.レッドクリフ(Red Cliff I,II)
前回も書きましたが、
この映画が観たいために、
長い長い「三国志」を読破したのですが、
ううむ、これは…、
どう言ったらいいんでしょうね…。
CGの威力は、
まざまざと見せつけられたものの、
やはり私のような古い人間には、どうも…。
実写による、
黒澤明監督『七人の侍』のほうが、
はるかにリアリティと迫力を、
感じてしまうわけなのです。
ただし、諸葛孔明の金城武さんは、
ドンピシャのイメージでしたね。
これは、拍手、拍手。
というわけで、
今年はどんな映画に、
巡り会えるのでしょうかね。
そんな時間も無いほど、
忙しくなりそうな気もしますし…。
さ、明日から月末まで、
ノン・ストップで仕事です。
ひや〜〜っ。
助けて〜。
……。
SHUN MIYAZUMI
January 05, 2010
私の10大ニュース 2009


みなさん、
明けましておめでとうございます!
2010年。
いよいよ寅年の始まりですね。
ガオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
年末の私は、
やたらこうして吠えておりましたが、
今年はさらに、
吠えて、吠えて、吠えて、
吠えまくりますよー。
ますます充実してきた、
4人のシマウマ君たちを引き連れて、
東奔西走、
暴れまくりたいと思っております。
どうぞ、
昨年にも増してのご支援、ご声援、
よろしくお願い致します〜。
♡♡♡
というわけで、
新年最初のブログは、
4年連続となりました恒例の、
『私の10大ニュース』
昨年の私は、
どんな年だったのでしょうか。
まったく自己中心的に、
振り返ってみたいと思います。
『私の10大ニュース 2009』
1.『三国志』ついに読破!(2月)
今までね、
これ、敬遠してたんですよ。
理由は…、
登場人物があまりにも多く、
しかも、みんな“漢字”で覚えにくく、
混乱すること甚だしいから。
でも、映画『レッド・クリフ』が、
どうしても観たくて、
そのためには一度読んで、
人物や場所の位置関係を頭に入れておこう、
と思ったからなのです。
ページ数にして、約5,000ページ。
吉川英治さんの大長編、大傑作。
いやあ、ついに読破できました。
ひと言「中国はスケールがでかいなあ…。」
2. 本格的に「花粉症」の仲間入り(3月)
いやあ、まいりました。
2、3年前から、
ポツポツと症状は出ていたものの、
2009年、一気に開花してしまった。
くしゃみ連発、
目はショボショボ、
鼻水タラタラ。
大好きな「春」が散々…。
今年は、何か対策を考えないと…。
3. 侍ジャパン、WBC2連覇!(3月)
イチロー打ったー!
打球はセンター前だ。
二人が帰ってくる。
日本ついに勝ち越しました〜〜〜!!
その裏、ダルビッシュが押さえて、
侍ジャパン、見事にWBC2連覇です!!
いやあ、興奮しましたね。
前回は「まぐれ」という声も出ましたが、
これで証明されましたね。
日本の野球のレベルの高さが。
でもね…、
なんでイチローと勝負したんだろう、韓国…。
……???
4. シマムくんと四国旅行(5月)
私の息子、
「宮廷作曲家シマム」くんと、
四国に行ってまいりました。
私の母方の法事だったのですが、
彼にとっては初めての四国。
初めての親戚の人たちとも、
あっという間に打ち解け、
美味しいうどんや海の幸に感激し、
「せかちゅー」のロケ地にも案内してもらい、
大満足のご様子でしたね、シマムくん。
もちろん、久しぶりの親子での旅行。
私も、本当に楽しゅうございました。
ほんわか♡
5. 「全英オープン」トム・ワトソンに興奮(7月)
ゴルフの4大メジャーのひとつ、
「全英オープン」
今回の注目は、
なんと言っても石川遼くん、
だったのですが、
あっという間に無念の予選落ち。
タイガー・ウッズも早々と落選。
しかし…、
その中で…、
「うそだろう?」とばかりに、
主役に躍り出たのが、
あの、80年代に大活躍した、
59才の、59才の、
59才の、
トム・ワトソン選手。
あと一歩で、優勝には及びませんでしたが、
オヤジ・パワーを見せつけてくれました。
興奮しました。
「ようし、俺も負けないぞー。」
と思ったオヤジは、
私だけではありますまい!
6. またしても、ボルトの夏(8月)
昨年の「北京オリンピック」の話題を、
独り占めした、
あのジャマイカの短距離選手、
ボルトちゃん。
またまた「世界陸上2009」で、
とんでもない走りを見せつけてくれました。
100m: 9秒58(世界新)
200m:19秒19(世界新)
まったく、この人には脱帽です。
あんた、ほんとに、人間なの…?
7. イチロー、9年連続200安打の新記録!(9月)
「なーんだ、
スポーツの話題ばかりじゃないかぁ。」
ほんとだ…。
でも、プロフィールにもあるように、
私は大の「スポーツ観戦オタク」
そんな“スポーツ・オタク”にとって、
昨年はたまらない年でした。
サッカーもワールド・カップ決めましたしね。
高校野球の決勝戦も凄かったし…。
ですから、
この話題は外すわけにはいきません。
なにしろ、これまた100年以上にわたって、
誰も達成できなかった、
すご〜〜いメジャー新記録ですからね。
おめでとう、イチロー!!
お次は、な〜に?
8. 初めて津軽海峡を渡る(10月)
あの〜、
お恥ずかしながら、
私…、北海道へ…、
初めて行きました…。
「え〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
58年も生きてて、
「初の北海道」なんて、
自慢にも何にもなりませんが、
飛行機嫌いなのと、
寒いの苦手なのと、
なんかタイミングが合わなかったなどなどで、
ついぞ、行く機会がなかったのです。
……。
でも、空気の美味しい、
美しいところでした、札幌。
今回は、残念ながら日帰りでしたが、
絶対次は、泊まってきます。
“ウニ、イクラ、カニ、3色丼”
食ってきます!!!
9. 節煙開始!(11月)
忘れもしません、11月21日。
NHKエデュケーショナル主催の、
『日曜フォーラム / 進化する肺がん治療』
(12月20日オン・エアー)
ここに、ゲストで、
ジャミン・ゼブが出演。
で、せっかくのチャンスですからね。
日本を代表する、
「肺がん専門医」のみなさんの講義を、
聞いてきました。
その直後から、
「ん? 胸が痛いぞ。もしかして肺がん…?」
「なんか頭が痛いなあ。
ひょっとして、脳にまで転移したのか…?」
「おや、腰にまで転移…?」
とまあ、
ウディ・アレンの映画によく出てくる、
病気恐怖症の男と、
同じ症状になってしまいました。
トホホ…。
で、意を決して、
きっぱりと、
節煙。
(なあんだ)
一日10本以内と心に決め、
年明けの今日まで、
がんばっております。
(えらい!)
めざせ、一日5本。
(これは、ムリかな…。)
10. ジャミン・ゼブ号、順調に航海
おかげさまで、
ゆっくりではありますが、
昨年も「ジャミン・ゼブ号」は、
順調に航海を続けることができました。
「町から町へ」
新しいお客さんもいっぱい増え、
ますます今年が楽しみです。
行け〜、シマウマ軍団!
ガオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
(シマウマは、「ワン」でしたかね…?)
というわけで、
今年もはじまり、はじまり〜。
なにはともあれ、
素晴らしい一年でありますように。
今年もよろしくお願い申し上げます。

SHUN MIYAZUMI