January 2013

January 30, 2013

私の映画ベストテン 2012


今年で6年目を迎える新春企画。


でも、昨年観た映画の本数は、

ここ数年で一番少ないでしょうね。


私が「TSUTAYA」でDVDを借りて映画を観るのは、
週末に限られています。

ところが、おかげさまで、
昨年の私はジャミン・ゼブと共に、
週末はほとんど全国を駆け巡っていました。

あるいはビッグ・イベントに追われていました。


ですから、
たまの休暇、「TSUTAYA」に行って映画を探すときは、
厳選に厳選を余儀なくされます。

時間をかけて良さそうな映画をじっくりと探します。

駄作の鑑賞に時間を費やす余裕が無かったからです。


そんな甲斐もあってか、

本数こそ少ないものの、
なかなかに、いい映画に巡り会うことができました。

興味のある方はぜひご覧になって下さいね。


ただし、好みは、

かなり偏向してはおりますが…。

……。




『私の映画ベストテン 2012』




1.マイレージ、マイライフ
 (Up in the Air)

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 私がここ数年、
 もっとも気に入ってる男優がこの人。
 
 そう、ジョージ・クルーニー。

 いやあもう、
 憎たらしいほど格好いいオッチャンですねえ。


 そのオッチャンが、今回扮する役は、
 いわゆる「解雇(リストラ)宣告請負人」。

 そして結婚にも興味がなく、家庭も持たず、
 一年の300日を、ただひたすら全米を飛び回って、
 1000万マイル貯めることのみを生き甲斐にしてる、
 クールな男…。


 でもね、そんな奴にも次第に人間性というやつが、
 芽生えて行くんですねえ。

 現代が抱える深刻なテーマを、
 ユーモラスに描いた大人の映画でした。


 それにしても、くどいようですが、
 この人くらいスーツの似合う男はいませんね。
 
 これは文句なく、
 私が昨年見た中の『ベスト・ドレッサー賞』です。




2.ドラゴン・タトゥーの女
 (The Girl with Dragon Tattoo)

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 これは、すごい!

 想像をはるかに超えた、
 サスペンス・アクション映画でした。
 
 もともとはスウェーデンの映画。
 ですから、このアメリカ版も、
 舞台はスウエーデンです。


 で、アクションといえば、
 最近の「007シリーズ」で、
 ジェームス・ボンド役を演ずるダニエル・クレイグが、
 爽快なアクションを見せてくれるのかと思いきや…、

 そっちの方の主役は、
 細身で小柄なドラゴン・タトゥーのお姉ちゃん。


 いやあ、こんな女性にちょっかい出したら、
 命がいくつあっても足りませんぞ、、、
 世の男性諸君!!!

 
 そういえば、うちの奥さんも、
 キック・ボクシング・ジムに通ってるとか…。

 ……。


 ヒエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!




3.アーティスト
 (The Artist)

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 これは文句無く『ベスト・アイデア賞』でしょう。

 いやあ驚きました。
 こんな手があったとは…。


 世の映画監督はこれを観て、
 「やられた…。」
 と歯ぎしりして悔しがったでしょうね。

 当然のことながら、
 昨年(2012年)のアカデミー賞を総なめにしました。

 最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、、、


 でも私が最も感心したのは、
 ここに出て来るワンちゃんの名演技です。

 この犬は何も貰えなかったのでしょうか?

 助演男優賞には文句無く値すると思うけど…。


 待てよ、女優賞かな…?

 ……??




4.マーガレット・サッチャー〜鉄の女の涙〜
 (The Iron Lady)

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 そのアカデミー賞の主演女優賞は、
 これも当然のようにこの人で決まり!

 メリル・ストリープさん。


 ねえ、あんた、何回目なの…?

 オスカーもらうの…。

 ……。
 
 
 映画の冒頭で、
 老いたマーガレット・サッチャー(元英国首相)が、
 スーパーにミルクを買いに来るシーンがあるのですが、

 私思わず「うわあ、本物が出てるんだ〜。」
 と思いましたね。
 
 声の出し方も、雰囲気も、メイクも、
 もうもうサッチャーそのもの。

 
 すごいですねえ、メリルさん。

 憎たらしいほど演技が上手くて、
 実はあまり好きではなかった女優なんですが、
 ここまでやられたら、、、

 脱帽…。




5.ツーリスト
 (The Tourist)

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 これ、前から気になってたんですが、
 ようやく観ることが出来ました。

 2010年の映画だそうです。

 アンジェリーナ・ジョリーと、
 ジョニー・デップが、
 水の都「ヴェネツィア」を舞台に繰り広げる、
 華麗でコミカルな、サウペンス・アクション映画。


 「ヴェネツィア」の最高級ホテルなんかも垣間みれて、
 映画ならではのゴージャスな雰囲気に、
 浮き世を忘れて浸ることができました。

 
 最後はハラハラ・ドキドキ。

 で、あっと驚くエンディング。

 ……。


 おっと、これ以上書くのは野暮ですね。




6.ラヴ・アゲイン
 (Crazy Stupid Love)

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 私の好む映画は、

 「伝記物」「サスペンス物」「アクション物」
 それとまあ、
 人間愛に溢れた「ヒューマン・ドラマ」あたり。
 
 「ホラー」「SF物」「ラブ・ロマンス」
 そしてCGをごっそり使った、
 人間の能力をはるかに超えた「アクション物」
 というのは、まず観ませんね。

 「パニック映画」も、
 2011年3月11日以降はパスです。


 でも、この映画は、
 「熟年離婚から物語が始まるラヴ・ロマンス」
 という解説を読んで、
 ちょっと観てみたくなりました。

 何を考えているんでしょうね、
 私ったら…。

 おほほほほほ。

 
 予想以上に面白かったです。

 スティーヴ・カレル、ジュリアン・ムーア、
 そして今話題のライアン・ゴズリングら、
 なかなかに豪華なキャストも楽しめました。

 


7.スリー・デイズ
 (The Next Three Days)

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 無実の殺人罪で収監された妻。

 いかなる裁判をもってしても、
 彼女が無罪になる可能性はゼロ。


 ならば…、

 愛する妻を救うため、
 幼い我が子のママを助けるため、
 もう一度平和な家庭を取り戻すため、

 男は敢然と立ち上がる。

 そして不可能としか思えない脱獄劇を、
 自ら演出し実行に移す。

 さあ、結末やいかに…。


 こんなキャッチ見せられたら、
 観ないわけにはいかんでしょ。

 しかも私の好きな、
 ラッセル・クロウ君が主役なんだから。

 ……。




8.グレート・ディベーター〜栄光の教室〜
 (The Great Debaters)

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 ジョージ・クルーニーと並んで、
 私が最も好きな男優、デンゼル・ワシントン。

 彼の新作も、
 見つけるとすぐに借りて来るのは、
 ここ数年の習性になってしまいました。


 今回の彼の役は大学の先生。

 それも、
 白人による黒人への人種差別が横行する、
 1930年代の南部アメリカが舞台です。


 いやあ、相変わらずの名演技ですねえ。

 しかも監督までやってるんだそうです。


 黒人のデンゼルにとって、
 「人種差別」というテーマは永遠なんでしょうね。

 ……。




9.ゴースト・ライター
 (The Ghost Writer)

  _AA160_

 
 これを選ぶのはちょっとためらいがありました。 
 なんとなく暗い映画だったからです。

 でも、あの『戦場のピアニスト』の巨匠、
 ロマン・ポランスキーさんの新作とあれば、
 やはり紹介しておくのが礼儀かなと…。
 
 やはり今回も、
 醜い権力の闇の世界を、
 むき出しで世に訴えようとしてるんですね。

 
 途中から私は、
 この主人公に向かって、
 こう叫んでおりました。

 「おい、やめろ!
  それ以上深入りするんじゃない!
  それ以上真実を知ろうとするな!
  自分の身が危なくなるぞ!」


 若気の至りというやつでしょうか…。

 私だったら、
 絶対こんな仕事受けたりしないけどなあ…。




10.コネクション〜マフィアたちの法廷〜
 (FIND ME GUILTY)

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 本当は「音楽映画」を、
 少なくとも1本は選びたかったのですが…。


 職業柄、私は気になる「音楽映画」はまず観るし、
 そんなに期待を裏切られたこともありません。

 このブログでも、
 たくさんの素敵な「音楽映画」を、
 紹介してきました。
 

 でも、昨年はだめでした。

 ことごとく期待を裏切るものばかりでした。

 『マーラー〜君に捧げるアダージョ〜』も、
 『ショパン〜愛と哀しみの旋律〜』も、

 私には何も面白くありませんでした。


というわけで最後の1本は、
迷ったあげくこれにしました。

女性にはまったく興味のない世界でしょうが…。


『十二人の怒れる男』『評決』といった、
法廷物を得意とする名匠、
シドニー・ルメット監督の異色作です。

単純に娯楽として楽しめますよ。


♡♡♡



はい、そんな10本でした。


そういえば、昨年のある日のこと。

学芸大の「TSUTAYA」で、
古い映画を1本借りようとしたら、
店員にこう言われました。

「お客さん、60才以上の方は、
 旧作は全部タダなんですよ。」

「あ、そう…。」



ん…?


これって、

喜んでいいんでしょうか…。


ううむ、複雑だこと…。


……。



SHUN MIYAZUMI

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2013 エッセイ 

January 21, 2013

居酒屋「国技館」


昨日は久しぶりに「両国国技館」で、

相撲を堪能してまいりました。


お昼の12時頃を目指して行ったわけですが、
取組は、まだ「三段目」の途中くらいでした。

場内はまだガラガラですが、
それでも熱心な相撲ファンが、
力士の名を大声で呼んで応援する光景は、
いつもながら微笑ましいものがあります。


それと、
若い女性がたくさんいたのにも、
ちょっとビックリでした。

昔はこんな早い時間は、
オッサンばかりだったのに…。

2013012012230000

けっこういい席でしょ。

むふふふ…。

(写真はどれもアップしてご覧くださいね。)


と、そこへ、
「お茶屋」のおじさんが、
ビールとお土産の「お弁当」やら「やきとり」やらを、
運んでくれました。

普段、昼間は絶対飲まない私ですが、
ま、今日は日曜日だし、
滅多に見ることのできないナマ相撲ですからね。


やっちゃいましょう。

そう「居酒屋・国技館」を。

わっはははは。

さあ、乾杯〜〜〜〜!

2013012012230001

あ〜、そ〜れそれ〜〜〜〜っと。

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親切な「お茶屋」のおじさんは、
その後も焼酎のボトルと水割りセットなんかも、
せっせと運んでくれて、

まあ、ボルテージの上がること上がること。


そんな中にも、
取組は「三段目」「幕下」と、どんどん進んで、
いよいよ十両力士の土俵入りです。

おっ、「高見盛」だ。

「がんばれよ〜〜、高見盛〜〜〜〜!」

(負けちゃったけど…。)

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「十両」の取組が終わると、
いよいよ「幕内」力士の土俵入り。

ドッドッドッ。


いやあ壮観なこと!!


江戸の昔からこうだったんでしょうね。

番付が上に行けば行くほど体も立派になるわけですから、
土俵が狭く感じます。

2013012015550001

もうこの頃になると場内は、
人、人、人であふれんばかり…。

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ついに「満員御礼」の垂れ幕が…。

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これは、横綱「日馬富士」の土俵入り。

く〜〜、かっこ良すぎるぜ!

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さらに、横綱「白鵬」の均整のとれた体と、
美しい肌の白さは、
男から見てもため息もんでした。

2013012017510000

そして、両横綱の強さは、

もうもう圧巻!!!


というわけで、

興奮冷めやらぬ私と仲間は、
場所を学芸大学の本物の「居酒屋」に移して、
今度は夜中まで相撲談義に華を咲かせたのでした。


こうしてこの日の私は、

昼間っから飲みっぱなし…。

お金もずいぶん使っちゃいました。


でも、いいじゃありませんか、たまには。

あははは。


ここんとこ頑張ってますからね。

自分に対するご褒美ということで…。

……。



そして、最後になりましたが、

その前日(土曜日)に亡くなった、
あの大横綱「大鵬」さんに、
心の中でそっと手を合わせて来ましたよ。


「大鵬」といえば、

昭和30年代に少年時代を過ごした私ら世代には、
野球の長嶋、王と並んで、
眩いばかりのヒーローでしたからね。

その翌日のチケットを持っていたなんて、
これも何かの因縁だったのでしょうか。


さらに、私にとって、
この「大鵬」さんには、
特別な親近感もあるんです。

なんと誕生日が同じなんですね。

5月29日…。


ジョン・F・ケネディ、美空ひばりさんも、
やはり5月29日生まれです。


あ〜あ、これで、


生き残っているのは、


私だけか…。


(誰と何を比べてるんだお前は!)


……。



SHUN MIYAZUMI




あ、そうそう。


今週の金曜日(1/25)は、
私の「A'TRAIN」ライブ。

そして土曜日(1/26)は、
横浜「赤レンガ・ホール」で、
ジャミン・ゼブの「ア・カペラ」ライブです。


お目にかかれるのを楽しみにしておりますよー。



さ、仕事だ仕事。


どすこい、どすこい!



(ん……)



Shun Miyazumi

woodymiyazumi at 16:22コメント(18)トラックバック(0) 
2013 エッセイ 

January 09, 2013

私の10大ニュース 2012



2013年が始まりましたね。


改めまして、みなさん、

明けましておめでとうございます。


今年も昨年以上に実りのある1年にしたいものです。


2013 Shogatsu 1



もう1枚いっちゃおう。

ほれっ!


2013 Shogatsu 7



あははは。

こいつは春から縁起の良さそうなイラストだこと。

じゃあ、もう1枚いっちゃおう〜かな〜〜。

えいッ!


2013 Shogatsu 4


ん…?

……。。


2013 Shogatsu 2


もういいから…。


2012 A



あ、あのね…。

君の出番は去年で終わったの。

今年は巳年なの、巳年。


2013 Hebi 7



はい、というわけで、

本年も相変わらずのご支援、ご声援のほど、

よろしくお願い申し上げます。


2013 Shogatsu 5



では今年も、

恒例の10大ニュース。


2012年の私は、どんな1年だったのでしょうか。


いろんなことがあったなあ…。

書ききれないくらい…。

……。




『私の10大ニュース 2012』



1.柏原君、あんたはすごい!(1月)

 私にとって、お正月の楽しみは、
 なんといっても「箱根駅伝」。

 特に1月2日(初日)、
 往路の山登り(5区)は毎年欠かさず見ています。

 いいなあ、箱根の温泉で優雅にお正月か、
 と、沿道の浴衣姿のギャラリーにちょっぴりヤキモチ。
 でもまあ、これも見ていて嫌ではありませんが…。


 その過酷な山登りで4年連続で区間賞。
 ぶっちぎりの強さを見せてくれた柏原君(東洋大)には、
 本当に驚きました。

 だから、彼が卒業してしまった今年(2013年)は、
 ちょっと寂しかったですかね。

 柏原君、今度はマラソンで、
 ぜひ金メダルを取ってね。



2. このブログが「サンデー毎日」に…(2月)

 「サンデー毎日」の記者の方から、
 私の、このブログの一部をぜひ引用させて欲しい、
 という電話をいただいたのは確か2月…。

 しかも、あの有名なジャズ・ピアニストの、
 山下洋輔さんのエッセイというから、
 これまたビックリ〜〜〜!!!

 ほんの少しだけの引用ではありましたが、
 私にとっては光栄なお話でございました。

 
 「こりゃ、今年はいい年になるかな…。」
 と秘かにほくそ笑んだ私でした。

 (なったかも…)



3. 思いっきり転倒、胸を強打(2月)

 これも記事にしましたが、
 酔ったあげくに靴ひもを直そうとした私は、
 思わずバランスを崩して、
 アレ、アレ、アレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、、、
 つ、つ、つんのめって〜〜〜、
 バタ〜〜〜〜ッ!!!

 胸を思いっきり強打してしまいました。

 はっきり言って、骨折を覚悟しました。


 しかし私にはアレンジの仕事があった…。
 ゆえに病院の診察を受けることも叶わなかった…。

 えらいでしょ。

 ほめて下さい。


 中京テレビの「仰げば尊し」ジャズ・バージョン。
 NHK「金曜バラエティ」の2曲。
 同じくNHK「大地の恵みメドレー」。
 桐朋女子高校応援歌のサプライズ・ア・カペラ。


 そういえば昨年は、
 こんな日本のものばかり書いてたような気がする…。

 「信濃の国」もあったし…。

 「各務原のうた」も作曲したし…。


 でも、こういうの全部足したら、
 年始にお約束した、
 アレンジ10曲、オリジナル1曲は軽くクリアです。

 どうです。

 有言実行しましたよ。

 ほめて下さい。



4. 女子高生パワーに圧倒される(3〜6月)

 昨年はいつもにも増して、
 学校ライブが多い年でした。

 2月の「桐ヶ丘中学」に始まり、
 3月は「桐朋女子高校」と
    「日本工学院八王子専門学校」の卒業ライブ。

 そして圧巻だったのが、
 6月の北信地区高等学校の芸術鑑賞会。

 なんと2週間で9校の高校生たちに、
 ジャミンの音楽を楽しんでもらったのです。

 そのボルテージは回を重ねるごとに凄いものなり、
 後半の長野商業、長野吉田高校、篠ノ井高校、
 などは、まるでホームの東京でやってるかのような、
 そんな熱狂的なライブになったのです。

 特に女子の騒ぎ方はすさまじいものでした。

 そして鶴岡に至っては、
 まるでビートルズ公演を見てるかのよう。
 
 キャーーーーーーーーーーーーー!の連続で、
 女子高生パワーをまざまざと見せつけられたのでした。


 どちらかというと大人の音楽ともいえるジャミン。
 
 何でそうなるのかは、今もってちょっぴり謎…。
 


5. イチロー、ヤンキース電撃移籍(7月)

 昨年最も驚いたのはこの話題です。

 忘れもしません、あれは7月24日のこと…。

 何気にTVをつけて、
 「ヤンキースーマリナーズ」戦を見始めたら、
 ちょうど1回裏のマリナーズの攻撃が、
 始まったところでした。

 ところが、1番、2番、3番、4番…、と打順が進んでも、
 イチローが一向に出てこないではありませんか。

 (いったい、イチローは、何番を打ってるんだろう…?)


 と、そのときカメラは、
 守っているヤンキースの選手を映し出す。

 そして、私の目に飛び込んできたのは、
 ヤンキースのユニフォームを着て、
 ライトを守っているイチローの姿でした。

 (な、な、なんだ、これは…?
  いったい、なにが起こってるんだ…???)


 そしてヤンキースのイチローの初打席。

 シアトルのファンは総立ち、万雷の拍手で、
 彼を讃える。

 身震いがするような感動でした…。

 
 今年もヤンキースと契約できたイチロー選手。

 まだまだ引退は早いぞ!

 がんばれ、イチロー!!!




ふ〜…。

ちょっと休憩。


2013 Hebi 5



では後半です。



6.ロンドン・オリンピック(7月)

 昨年はオリンピックの年。

 日本選手、頑張りましたね。

 金メダルこそ少ないものの、
 総メダル数38個は過去最高なんだそうです。


 特に女子の活躍が目立ちましたね。

 なでしこジャパンの銀メダル。

 卓球の愛ちゃんもやっとメダルが取れました。
 (おじさん、もらい泣きしちゃったよ〜。)
 
 女子バレーも久しぶりのメダルおめでとう。


 でも、私が一番興奮したのは、男子サッカー。

 なんと、あのスペインに1−0で勝ったんですよ。

 モロッコに1−0、エジプトにも3−0で、
 堂々の準決勝進出はあっぱれ、あっぱれ。

 若手も順調に育って、
 来年のワールド・カップが、
 本当に楽しみです。

 ショーちゃん、ジャミンのブラジル公演ないの〜?

 ……。



7. ああ、オムライス…(9月)

 昨年「STB日記」というお話の中で、
 六本木「アマンド」のオムライスは素晴らしい、
 と力説したのを覚えてますでしょうか。

 ところが、9月のある日のこと。

 もうすっかり顔を覚えられているお店の女の子が、
 私のところへやってきて、
 衝撃のニュースを伝えたのです。

 「お客さん、来週からランチ・メニューが変わって、
  ご飯ものが全部なくなるんです。」

 「なにっ? じゃあ、あのオムライスも、
  なくなっちゃうの?」

 「そうなんです。がっかりですよね。
  でも、また来て下さいね。」

 「……。」 


 ああ、あのケチャップがたっぷりの、
 昔ながらの「オムライス」が…。

 恋しい…。



8. 受難の日(10月)

 私が方向音痴なのは、
 かなり有名になってしまいましたが、
 10月29日は、こんな受難が待ち構えておりました。


 その日私は、打ち合わせで大崎へ行く予定でした。

 恵比寿までバスで向かい、
 山手線のホームで電車を待つ私。

 そこに電車がやって来た。

 ドアが開いて乗り込もうとした瞬間、
 私はハッと大きな間違いに気づきました。
 それは大崎とは逆、新宿方面に行く電車だったのです。

 (あぶない、あぶない…。)


 と、そのとき、
 反対側のホームに電車がやって来た。

 「あれだ!」

 私は猛烈なダッシュで階段を駆け下り、
 走って走って、今度は反対側の階段を駆け上る。


 ところが…?

 あれ〜…?

 それは埼京線のホームだったのです。

 
 そのとき、
 さっきまでいたホームに、新宿とは逆に向かう山手線が、
 やって来たではありませんか。

 「なあんだ。同じホームの逆側だったのか…。」


 さあ、またまた私は階段を駆け下り、
 走って走って、さっきのホームの階段を駆け上がり、
 その電車に乗ろうとしたら…、

 無情にもドアは閉まってしまいました。

 (……。)


 呼吸困難になるほど、ぜーぜーハーハー。
 足や膝はガクガク。

 そして、大幅に遅刻。

 (あ〜あ…。)


 帰りがまたひどかった…。


 いや、もうやめておきましょう。


 そういえば私の愛する息子ちゃんも、
 終電を逆向きに乗って散々な目にあったのが、
 2回もあったようです。

 恨めしいでしょうね、このDNA…。



9. 中村勘三郎さん亡くなる(12月)

 昨年もたくさんの有名人の訃報が伝えられましたが、
 57才という若さで亡くなった、
 歌舞伎の中村勘三郎さんの死は衝撃でした。

 これから円熟期を迎えようというのに、
 あまりにも、もったいないではありませんか。


 そういえば2月には、
 私の高校時代の同級生、仲のよかった谷口君も、
 末期の肺がんでこの世を去りました。

 お見舞いに行ったときは、
 すでに意識がありませんでしたが、
 奥さんは、彼の耳元で、
 ずーっとジャミン・ゼブのCDをかけてあげたそうです。

 安らかに逝ってくれましたかね…。

 
 健康で仕事ができることの幸せを、

 昨年ほど強く感じた年はありませんね。


 感謝…。

 そして合掌…。



10.居酒屋新幹線

 さて最後は、いつものようにジャミンの話。

 昨年は本当に遠征が多かったジャミン。


 北は盛岡から南は福岡まで、
 北海道を除く、ほぼ全国各地に、
 毎月のように遠征したのでした。

 そして、行く先々で大歓迎。


 はるばる倉敷から宇部まで来て下さった方もいれば、

 山形では、
 生まれた子供に「シモン」という名前をつけた女性から、
 お声がけ頂いたり、
 
 「徐々に浸透しているんだなあ」を実感できた、
 嬉しい1年でした。

 今年も大いに暴れてやろうと思っておりますよ。
 
 
 さあ、そんな旅のレポートも多かった当ブログですが、
 そんな中から生まれたある言葉が、
 大反響を呼びました。

 そう『居酒屋新幹線』。


 昨年末、メンバー、スタッフで、
 「今年の我々の流行語大賞は何かね?」
 と話し合ったところ、

 満場一致でこの『居酒屋新幹線』が選ばれました。

 (命名者:Y浅ショージくん! パチパチパチ)
 

 よっしゃ〜、今年も飲むぞ〜〜〜〜!!!


 (ん…?)




というわけで、

「ほら、宮ちゃん、出ておいで。
 ご挨拶ですよ〜。」


Oshogatsu 2


今年もよろしくお願いしま〜すにゃ〜。



SHUN MIYAZUMI

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2013 エッセイ 

January 04, 2013

謹賀新年


みなさん、

明けましておめでとうございます。


2013 Hebi 8



そうか、今年は巳年なんですね。


2013 Hebi 3



「邪民党」も「蛇民党」と改名したようですし、

今年もわれら一丸となって東奔西走、

素敵な音楽をお届け致します所存。


2013 Hebi 1



なにとぞ本年も、

相変わらずのご支援、ご声援のほど、

よろしく御願い申し上げ奉りまする〜。



2013 Hebi 2



ん…?


……。



SHUN MIYAZUMI

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2013 エッセイ