March 2013
March 27, 2013
なんという SPRING !
いやあ、本当に、
殺人的な忙しさでした。
この2週間、
本当に、いろんなことがありすぎました。
……。
去年の今頃は、のんびりと、
『STB日記』なる物を書いてる余裕もあったのですが、
今年はどうしてどうして…。
こうして生きてるのが不思議なくらい。
ちょっと大げさでしたか。
あははは。
でも、まあ、
本日ようやく一段落と相成りました。
パチパチパチ。
つかの間の休息日ではありますが…。
というわけで、
久しぶりの更新です。
今年も日記形式で、
この殺人的な2週間を、
振り返ってみることにしましょうかね。
まずは…、
3月14日(木)(くもり)
昨日の強風で、
庭に干してあった洗濯物があちこちに散乱。
あ〜あ…。
仕方なくもう一度洗濯し直す。
この忙しい時に、ブツブツ…。
(註:うちのカミさん、
今年も一人で京都に遊びに出かけたのです。)
そして12時からは、代々木公園にあるスタジオで、
ジャミン・ゼブ「STB139」のリハーサル。
森ゴン、有介、ジーン、西脇と、
後半の「ジャズ・ナイト」の最終リハだ。
よしよし、
こっちも面白くなりそうだぞ…。
夜は、その佐藤有介と、
学芸大「A'TRAIN」で初セッション。
やっぱり彼のベースは素晴らしい。
エディ河野とは長年のつきあいで、
阿吽の呼吸みたいなのが楽しいのだが、
こうして若いベースとやるのも、
刺激があっていいなあ…。
「有介、またやろうね。」
深夜の0時頃お開き。
3月15日(金)(晴れ)
今日は八王子「日本工学院」のスタジオで、
新曲のレコーディング。
朝の9時半にショーちゃんが迎えに来て、
彼の車に乗り込み、
渋谷に住んでいるエンジニアの須藤君をピックアップ。
痛風で足が痛そうだから。
そして、中央道を一路八王子に向かう。
「中央フリー・ウェイ〜♪
右に見える競馬場〜♪」
そんな歌があったなあ…。
待てよ…?
おいユーミン、
あの歌詞はおかしいぞ。
中央道は有料だよ。
それに競馬場も柵が高くて、
観客席の上の方しか見えないし…。
でも、レースが見れたら、
事故続出かも…。
……。
そんなことを考えてる間に、
無事工学院に到着。
レンセイの書いた新しいア・カペラ曲を、
ていねいにレコーディング。
彼の書くア・カペラは、
最近ハズレがない。
今回のも力の入った、
素晴らしいものだった。
これは近々リリースすることになるんだったな…。
夜は武蔵小杉の居酒屋で、
ショーちゃんと作戦会議。
あらあら、仕事も、問題も、
山積みなのね。
ううむ…。
3月16日(土)(晴れ)
今日と明日はメンバーを美容室に連れて行く日だ。
5月、6月と、
企画もののCDを発売することになっていて、
そのジャケットのための写真が必要だから。
場所は、
息子の裕介くんが推薦する代官山の美容室。
「なにっ、君はそんな生意気なところで、
髪の毛を切っているのかね。
お父さんがその年には、
近くの理容室で済ませてたぞ。
ブツブツ…。」
その彼と、
最寄り駅の東横線「都立大学」に行ってビックリ。
「渋谷」行きの電車のはずが、
「新宿三丁目」という電車がやって来たからだ。
そうか…。
今日から東横線は大幅に変わってしまったんだ…。
今日はスティーブとシモンの日なのだが、
その代官山の美容室は、
東横線沿いにあるマンションの2階。
タバコを吸いに外に出ると、
「和光市」「川越」「小手指」「西武球場前」
などと書かれた電車が次々と真下を通過していく。
長年、東横線に慣れ親しんだ私には、
なんとも複雑で寂しい…。
慣れるのには、相当の時間が必要だ。
代官山のオープン・カフェで、
ちょっとくつろいだ後、
彼らはそのまま飲みに行ったようだ。

いいなあ、若い連中は楽しそうで…。
私は家に帰って、
4月に岐阜で開催されるイベントのための曲を、
アレンジするんだぞ〜。
ブツブツ…。
今日、明日で書かないと、
来週は「ロッキー」がドバッとやってくるから。
ブツブツ…。
急いでやっちゃわないと…。
ふ〜…。
3月17日(日)(晴れ)
ヘア・カット二日目は、
レンセイとコージローがやって来た。
レンセイ、今日もご機嫌なようだね。
「ハイ、トテモ、ゲンキソウデスネ。」

あははは。
そして私は、またまた家に戻って、
岐阜用のアレンジの続き。
これを、なんとか5時頃に完成させて、
そのまま今度は代官山のレコーディング・スタジオへ。
15日に録音したレンセイの新曲の、
トラック整理とミックス・ダウン。
終わったら終電間近だった。
なんだ、なんだ、この忙しさは…。
なんという春なのだ…。
そういえば今年は花粉もひどいし…。
あ〜あ…。
……。
3月18日(月)(晴れ)
今日も代官山。
ここ3日間、代官山通いだ。
美容室で簡単なセットとメイクの後、
歩いて撮影スタジオへ。
アート・ディレクターの稲垣くんが、
入念にプランを練っていてくれたおかげで、
スムーズに、いい写真がいっぱい撮れた。
撮影後、学芸大の「コロラド」で、
みんなで写真のセレクト。
よし、これでなんとかジャケットも出来そうだ。
さあ、あしたから「STB 5Days」だ!
チケットもほぼ完売というし、
なんとか成功させねば…。
えっ?
「ロッキー」のオーケストラ・アレンジが、
続々来てるって?
えっ?
今週中にコーラス・アレンジ全部やるの…?
なにっ?
朝早く起きて、
STBに行く前に書けばいいじゃないか、
だって?
じゃ、俺はいつ酒飲めばいいの?
ねえ、ショーちゃん。
ねえ、
ねえってば、、
ねえ、、、
ねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、、、、、
……。。。
(つづく)
3月19、20、22、23、24日と、
六本木『STB 139』で開催された、
ジャミン・ゼブ、春の祭典。
「Brilliant Spring!2013』は、
連日超満員、大盛況のうちに,
幕を閉じることが出来ました。
みなさん、
本当にありがとうございました。
今回新たな試みの、
「ポップス・ナイト」も、
「ジャズ・ナイト」も、
それぞれに面白さが満載だったのではないでしょうか。
さあ、休む間もなく、
今度は来週の「オーチャード・ホール」に向けて、
リハーサルが始まります。
ロッキー! ロッキー! ロッキー!
これも面白くなりそうですよ。
ぜひ、期待していて下さい。
おっと、その前に、
今週の金曜日(3/29)は、
恒例、学芸大「A'TRAIN」の私のライブがあります。
エディ河野と息の合ったインタープレイを、
お楽しみ下さいませ。
完全に体力勝負になって来てるな…。
大丈夫かな…。
俺…。
……。。。
SHUN MIYAZUMI
March 10, 2013
花粉にギャフン
連日の気温の上昇。
吹きまくる春の嵐。
それにともなう花粉の大襲来。
そう、一昨日の花粉の猛威は、
すさまじいものでしたね。
死にました。
くしゃみ100回くらいしましたか…。
目がかゆくて開けてられないほど…。
鼻水もじゅるじゅる…。
というようなことを、
コメント欄に書こうと思ったら、
なぜか拒否されてしまいました。
なので、
こちらで軽くご挨拶。
ブログの更新は、もう少しだけお待ち下さい。
なにぶん毎日やることが多すぎて…。
でもね…、、、
3/19(火)から始まる『STB 139 / 5Days』は、
それはそれは素晴らしいものになりそうですよ。
こちらのリハーサルは順調です。
どうぞ期待していて下さい。
さらに、3/14(木)は、
学芸大「A'TRAIN」にて、
ベースの佐藤有介くんと、
久々にセッションします。
こちらもどうぞお楽しみに。
その頃には治っているでしょうか…。
私の哀れな花粉症…。
トホホ…。
でも、なんでコメントできないんだろ…?
とほほ…。
……。
SHUN MIYAZUMI
追伸:
わかばさん>
さっそくのコメントありがとうございました。
marikoさん>
なんで「元気ですか」の記事にはコメ出来たのでしょう?
ちなみに私はあっちもこっちもダメでした。
ううむ…???
March 02, 2013
元気ですか
ここ東京では、
しだいに春の足音が聞こえてきそうな、
今日この頃。
そんな中、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は早くも、
花粉との戦いが始まっております。
ハ、
ハ、、、
ハ〜〜〜〜ックショ〜〜〜〜〜ン!!!
(ん…?)
ところで…、
これからあげる歌の数々は、
どれもみな、
みなさんお馴染みの物ばかりではないでしょうか…。
「翼をください」(赤い鳥)
「忘れていた朝」(赤い鳥)
「ひなげしの花」(アグネス・チャン)
「二人でお酒を」(梓みちよ)
「虹をわたって」(天地真理)
「恋する夏の日」(天地真理)
「かくれんぼ」 (石川さゆり)
「春おぼろ」 (岩崎宏美)
「夏に抱かれて」(岩崎宏美)
「お世話になりました」(井上順)
「大阪ラプソディー」(海原千里・万里)
「酒場にて」 (江利チエミ)
「くやしいけれど幸せよ」(奥村チヨ)
「群衆の中で」(オフコース)
「純愛」 (片平なぎさ)
「学生街の喫茶店」(ガロ)
「君の誕生日」 (ガロ)
「ロマンス」 (ガロ)
「あなたに夢中」(キャンディーズ)
「そよ風のくちづけ」(キャンディーズ)
「ガンダーラ」(ゴダイゴ 作詞:奈良橋陽子と共同)
「ホーリー&ブライト」(ゴダイゴ)
「瀬戸の花嫁」 (小柳ルミ子)
「漁火恋唄」 (小柳ルミ子)
「春のおとずれ」(小柳ルミ子)
「世界は二人のために」(佐良直美)
「ああ人生に涙あり」(「水戸黄門」主題歌)
「許されない愛」(沢田研二)
「白い部屋」 (沢田研二)
「ハウス・バーモントカレーの歌」
「北国行きで」 (朱里エイコ)
「薔薇は美しく散る」(「ベルサイユのばら」主題歌)
「空港」 (テレサ・テン)
「ある日突然」 (トワ・エ・モワ)
「甘い生活」 (野口五郎)
「私鉄沿線」 (野口五郎)
「悲しみの終るとき」(野口五郎)
「東京の女」 (ザ・ピーナッツ)
「愛の園」 (布施明)
「禁じられた恋」(森山良子)
「岬めぐり」 (山本コウタローとウィークエンド)
「夜明けのスキャット」(由紀さおり)
「生きがい」 (由紀さおり)
これらは、すべて、
同じ作詞家が書いたものなのです。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
そう、日本を代表する作詞家、
山上路夫(やまがみみちお)さんの作品の一部です。

(お写真、勝手に拝借…。)
すごいですねえ。
有名な曲ばかり。
とくに1970年代の活躍は、
すさまじいものがありましたね。
大学生の頃、
ふと立ち寄った喫茶店の有線から流れる、
「学生街の喫茶店」や「ある日突然」を聞いて、
「へ〜、歌謡曲も、
ずいぶんお洒落になったもんだなあ…。」
と、僭越ながらも妙に感心したのを、
昨日のことのように覚えております。
そんな私が、
アルファに入社したのが1974年のこと。
そのアルファの社長が、
「翼をください」や「ある日突然」を作曲した、
村井邦彦さん。
だから、これも何かの縁。
そしてその村井さんの相棒とも言うべき作詞家が、
この山上路夫さんだったのです。
ああ、これも、何かの縁だ…。
したがって、
当然のことながら、この山上さん、
当時はよくアルファにもお見えになっていました。
もっとも、
当時の私はまだまだペーペーのディレクターで、
山上さんなどという大御所とは、
仕事もさせてもらえない存在でしたね。
でも穏やかなジェントル・マンで、
なんとなく可愛がってもらっていました。
確か私の結婚式にも、
参列していただいたような記憶が…。
(1978年…。)
お住まいの、
青山の高級マンションにも、
よくお邪魔しました。
ただし、野球のチケットをもらいに…。
ん…?
この山上さん、私が知るかぎり、
趣味と言えば読書と野球観戦くらい。
もの静かな生活を好むインテリなのですが、
野球は大好き。
しかも、巨人ファンのくせに、
なぜか神宮球場の年間指定席をお持ちなのです。
歩いて行けるからという理由だけで…。
神宮球場といえば、
「ヤクルト・スワローズ」の本拠地です。
巨人がここで試合をするのは、
年に13試合くらいしかありません。
その、たった13試合のために、
高いお金をはらって、
ネット裏の特等席に、
年間ボックス・シートを2席も確保してあるのです。
なんという贅沢な…。
なんというものぐさな…。
おっと、これはちと失言でしたか…。
あははは。
したがって、
単純にプロ野球ファンの私にとっては、
格好のターゲットでした。
「山上さん、来週の『ヤクルトー阪神』3連戦、
行きませんよねえ?」
「そうだね、巨人戦じゃないと興味ないからねえ。」
「じゃ、今から行きますから、
チケット下さい。」
「いいよ。」
とまあ、こんな感じで、
ずいぶんと野球のチケットをもらいました。
もちろんタダで。
♡♡♡
そんな私が、
長い音楽プロデューサー生活の中で、
自らアレンジをしたり、作曲をしたりするのは、
この10年余りのこと。
したがって、
私が作曲をして、
あの山上路夫さんが詞をつけて下さる、
そんなことが起きようとは、
つい先日まで、
考えたこともありませんでした。
それが、
岐阜県は各務原(かかみがはら)市の、
市制施行50周年を記念した、
イメージ・ソング、
『元気ですか 〜各務原市のうた〜 』
で、そもそもこの話は、
ある人との運命的な出会いが発端です。
その人とは…、
えっ……?
もう時間なの……??
ん、もう…。
……。。。
(つづく)
先日の学芸大「A'TRAIN」に、
お越しのみなさま。
ありがとうございました。
水曜日という変則開催で、
集まりを心配したのですが、
おかげさまで盛り上がりましたね。
その「A'TRAIN」の私のライブ。
なんと3月は2回も開催することになりました。
え〜〜〜〜〜〜〜っ!?
まずは、3/14(木)
ベースは、なんと、あの、
ジャミン・ゼブ・ファンにはお馴染みの、
佐藤有介くんです。
え〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
(もういいから)
そして恒例、最終金曜日(3/29)は、
私の長きに渡っての相棒、
エディ河野くん。
若さと老練。
同じベースでもまったく違った楽しみが、
味わえるのではないかと、
今から楽しみです。
どうぞいらして下さい。
お時間の許す方は両方来て下さい。
ところで…、
この忙しいさなかに…、
そんなことやってていいのだろうか…。
ううむ…。
……。。。
SHUN MIYAZUMI