June 2013
June 23, 2013
駒沢公園
私が住んでいる家の近くに、
「駒沢公園」という、
それはそれは大きな公園があります。
お天気のいい週末には、
遠くからもたくさんの家族連れが訪れて、
たいそうにぎわっています。
以前は私も、
「健康のため」によくここを散歩しておりました。
なにせ歩いて5分くらいのところにあるのですから。
行かない方がおかしいというもんです。
もったいないと言うもんです。
でもこの2年くらいは、
なんか億劫になって、
ちっとも行かなくなっておりました。
健康に留意することなく、
ただ「忙しい」という理由だけで、
仕事、酒、たばこ、仕事、そして自堕落な夜。
仕事、酒、たばこ、仕事、そして自堕落な毎日。
ううむ…。
……。。
しかしそんな私も、
先月62才をむかえました。
毎晩学芸大で飲んでばかりの生活でいいのか?
今一度、健康に気を使うべきではないのか?
……???
そんな疑問が湧いてきたのです。
これではいかん。
なんとかしなければ。。
ううむ…。
……。。。
というわけで、
本日私は、
再び、いや以前よりも強い決断のもとに、
毎日駒沢公園を歩くことにしたのです。
毎朝早起きをして。
雨の日も、風の日も。
(ほんとか?)
夏の日差しにもめげず、寒風吹きすさぶ冬にも負けず。
(無理、無理)
膝が悪かろうと、腰が痛かろうと。
(ん?)
今こそ日本男子の強い意志を見せるとき。
ガオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
というわけで今日は、
そんな駒沢公園の一周2.2kmに及ぶ「周回コース」を、
ご紹介しようと思います。
(写真はすべて拡大可ですよ)
では、スタート!
おっ、みんながんばってるな。
よ〜し、私も負けないぞ。

この木立を抜けると、
左に子供の自転車練習場が見えてきます。

その先を左に折れて、
ちょっとした上り坂をせっせと歩く。
よいしょ、よいしょ、っと…。

ジョギングの若者たちにどんどん抜かれていくが、
なあにマイペース、マイペース。
決して無理することなく完走(完歩)こそ大事なのだ。
うんうん…。

この坂を上りきると、
目の前に広がるのは「中央広場」。
正面に見えるのが「陸上競技場」です。

この広場では、
いつも何かイベントをやっているのですが、
今日は面白くなさそうなので素通り。

ここを右に折れると、
スイミング・プール。
子供が小さいときは、
よく連れて来てやったもんです。

そして左側には、もうひとつの体育館。
ここはちょうど「駒沢通り」の真上の陸橋です。

「駒沢通り」を見下ろす。

この体育館は、
1964年の「東京オリンピック」で、
バレーボール「東洋の魔女」チームが、
ソ連を破って金メダルを取ったところなんですよ。
ご存知でしたか?

その体育館を左に見ながら、
ゆっくりと坂を下って、
周回コースはまだまだ続きます。

もうこのあたりになると、
汗がダラダラ。
しかし頑張るのだ。
「ロッキー」のシーンを思い出しながら、
自分を鼓舞して歩く、歩く、ひたすら歩く。

すると右側に小さな公園が。

そう、ここは「リス公園」。
ほら、リスがいますでしょ。

このあたりが中間点。
今度は真上が「駒沢通り」です。
左が「陸上競技場」。

今度は「ブタ公園」。
ここも子供が小さいとき、
よく遊んでやりました。
なんだ、いい父親じゃないか、オレ。
……。

左側のグラウンドでは、
高校生がサッカーの試合をやっています。
「みんな、がんばれよ〜〜。」

ようやく一周めの終点が近づいてきましたね。

でも、ちょっと足を伸ばして、
これまたなつかしい「ペアペアコース」。
小さな子供を乗せて、
必至に自転車を漕ぐ若いパパに、
昔の自分を重ねたりして…。

「駒沢第二野球場」。
そうか、もうすぐ「夏の高校野球」予選なんだな。

やれやれ、なんとか完歩したぞ。
ふ〜…。
とまあ、そんな「駒沢公園」を、
駆け足でご紹介してみました。
みなさんも一度足を運ばれてはいかがですか?
気持ちがいいですよ〜。
えっ?
「そんな健康的なお前は想像できない」
ですって。
ええ。
わかります。
相当無理がありますよねえ。
わかります。
わかりますとも…。
………。。。
(おわり)
現在私は、
ジャミンのニュー・アルバムを、
せっせと作っております。
折しも、
ビクター時代の初期の傑作を集めた、
ベスト盤が発売されたばかり。
最も古いジャミンと、
最も新しいジャミンを、
全身に感じながらの不思議な感覚の毎日です。
でもね、
今度のアルバムは最高の物になりそうですよ。
早くもそんな手応えを感じております。
明日も、あさってもスタジオです。
がんばるぞ〜!
ね、
だから健康は大事なんですよ。
(なんかあったのか…?)
……。
SHUN MIYAZUMI
June 09, 2013
再び信濃の国日記 最終回
ジャミン・ゼブ初のベスト・アルバム
『EARLY YEARS Best of jammin'Zeb』
ようやく発売になりましたね。
パチパチパチ。
みなさん、もうお聴き(ご覧)になりましたでしょうか。
なつかしい音や映像に、
さぞやニンマリされてる方も多いのではないでしょうか。
いずれ、この裏話もしなくてはなりませんね。
でも、まだまだこれからです。
私自身も初心に帰り、ますます頑張ろうと、
気持ちを新たにしているところです。
むむむ…。
(闘志満々)
ということで、前置きはこのくらいにして、
今日もまた、あの5月の爽やかな信濃路に、
思いを馳せることにしましょうか…。
5月15日(水)快晴
5時半起床。
これで4日連続の早起きだ。
ふ〜…。
さすがにバテバテだが、
がんばって最上階のレストランで朝食。
あら、今日もいい天気だこと。

チェック・アウトを済ませ、
7:15にホテルを出発。
約45分のバス移動の後到着したのは、
「両小野(りょうおの)中学校」というところ。

おっ、野球部の連中が、
早朝素振りをやってるな。
みんな頑張れよー。

おお、なんか、このチームは強そうだぞ。
生徒数93人と、
どちらかというと小さな学校だが、
スポーツは盛んなようだ。
うんうん。

あら、今日はスティーブが先生で、
シモンが生徒ですか?
なんの授業なんでしょうね?
(答えはFacebookを見ると分かりますよ〜)

そして生徒たちが、
各々椅子を持って体育館に集まって来た。

「はじめまして。ジャミン・ゼブで〜す。」

♪世界にひとつだけの花〜♪

みんな、楽しんでくれたかな。
また会おうね〜。
「さあ、急いで移動だ。
みんな早くバスに乗りなさい。」
というわけで、
いよいよ最後の学校「塩尻中学校」へ向かう私たち。
♪♪♪
20分後に到着したら、
早くも音響のセッティングが完了していた。
まさに神業とも言える「長野舞台」チームだ!
みなさん、本当にお世話になりました。
またぜひご一緒したいですねえ。

それにしても大きな体育館だこと…。

「みんなで『故郷(ふるさと)』を歌いましょう。
僕たちがハモをつけるから、
みんなはメロディーを歌ってね。」
♪うさぎ追いしかの山〜
こぶな釣りしかの川〜♪

そして…、
ついに…、
この中学校では…、
しだいに女子たちのボルテージが上がっていき、
「キャーーーーッ、レンセイ〜〜〜〜!」
「キャーーーーッ、シモン〜〜〜〜〜!」
と、昨年の高校ライブを彷彿とさせるような騒ぎに、
なって行ったのだった…。

控え室に戻ってみたら、
あら大変。
4、50人くらいの女子生徒が乱入し、
「キャーキャー」とメンバーをもみくちゃにしていた。
(男子も数人いたが…)

「あなたたち、なにやってんのよ〜。」
よ、慌てて止めに入った女性の先生も、
よくよく見ると、
なんだか嬉しそうだったなあ…。
「シモ〜ン、握手して〜。」
「レンセイやば〜い〜〜!」
「あたし今日、手洗えな〜〜〜〜い♡」

「コージロー、また来てね〜。」
「スティーブ、めっちゃ上手いよ〜。」
と、なぜかこの学校では、
みんな呼び捨てだったのが気になったが…。
あははは。
まあ、いいか。

そして、すべての行程を終え、
無事、時間通り塩尻駅に到着。
スタッフのみなさん、バスの運転手さん、
本当にお疲れさまでした。

み「さ、まだ時間があるから遅めの昼食としよう。」
コ、レ「わ〜い、何食べようかな〜。」

ス「またFacebookあげといたぞ〜。
ウッシッシ。」
シ「どれどれ…。」

そして、私のこのツアー最後の食事も、
またまた蕎麦だった。
しかも、駅の中にある、
普通の食堂の蕎麦なのに、
これがまた、美味いのなんの…。

蕎麦好きの私(ショーちゃんも)からすれば、
本当に信州の人が羨ましくなってしまう。
またしても、そんな旅だった。
でも、なんか心暖まる、
いいツアーだったな。
また来るぞ〜!
♪信濃の国は 十州に〜
境連ぬる国にして〜♪
(「信濃の国」より)
(「再び信濃の国日記 おわり)
昨日(6/8)、
「藤原洋記念ホール」にお越しのみなさま、
ありがとうございました。
おかげさまで、
とっても素敵な「EARLY YEARS リリース・ライブ」
になりました。
CDもたくさんお買い上げいただき、
本当に幸せな一日でした。
それから、
前回の記事に楽しいコメントを下さったみなさんも、
ありがとうございました。
なんだか先週はバタバタ続きで、
ロクにお返事も書けず、
失礼致しました。
これに懲りずに、
また楽しいコメントお待ちしてますね。
♡♡♡
さ、今度は名古屋ですね。
久しぶりの「手羽先」ですね。
「世界の山ちゃん」待っててね〜〜〜。
(違うだろ!)
ん…。。。
SHUN MIYAZUMI
June 02, 2013
再び信濃の国日記 その3
梅雨入り宣言が出たというのに、
毎日いいお天気だこと。
こういうはずされ方は大歓迎ですね。
では、今日も信濃路日記の続きです。
5月14日(火)快晴
朝食後、7時50分にホテルを出発。
1時間10分(35km)という長い長いバス移動。
運転手さん、毎日ご苦労さまです。

地理的にどこを走ってるのかわからないが、
「木曽方面」という看板が見えたから、
南西は岐阜県境の方に向かってるのか…?
今日もまた、一段と大自然に圧倒される。
長野は広いんだなあ…。

それにしても、
さすがに3日連続の早起きだから、
そろそろ疲れが溜まる頃かな…。
バスの中が静かになって来たぞ。
あら、スティーヴ君、
いい感じでおねんねだこと。
パチリ。
ウッシッシ…。

あら、このひとも…。

そして、ようやく到着したのが、
「楢川中学校」という山間(やまあい)の、
小さな小さな中学校。
生徒数はたったの49人だそう。

海抜、なんと、955.97メートル…。
「生徒はみんな山を登って通うんですか?」
と先生に聞いたところ、
「スクール・バスで通ってるんですよ。」
という答えが返って来た。
うん、納得、納得…。

それにしても、なんと雄大な景色だろう。
こんなグラウンドで走り回る子供たちは、
きっといい子に育つんだろうな。
ね、レンセイ君。
「ソウデスネ、トテモ、スバラシイデスネ!」

なんか心暖まる、
いいライブだったなあ。
みんな、わざわざジャミンを呼んでくれて、
ありがとう!
また会おうね。

さあ、この後の移動がまた大変。
なんと、1時間20分(72km)という、
今回最長移動だった。
移動中に寝るという行為は、
スティーヴに写真を撮られるという、
大変危険なものなのだが、
ついに私も、我慢出来ずに寝てばかりいた。
幸い撮られてなかったところを見ると、
みんな寝ていたのだろう。
ホッ…。
したがって、この移動は、
まったく覚えていない。
「はい、到着しましたよー。」
という運転手さんの声で目がさめたら、
「筑北中学校」というところだった。

いやあ、ここも、
美しい自然に囲まれた学校だった。

「なんか、音楽教育の盛んな学校みたいだね。」

み「あら、コージローさん。
もう弁当ですか。
いつもイの一番に食い始めますねえ。」
コ「はい、歌うとお腹が減るんですよー。
腹が減っては戦さができん、
と言いますしね。」
そういうもんでしょうかねえ…。
……。

このライブは、
3校合同というものだった。
「筑北中」126人
「聖南中」 76人
「生坂中」 59人

みんな、楽しんでくれたかな。
また会いたいね。
そして、再び36kmの長旅を終え、
ホテルに着いたのが16:30。
本当は松本城に行きたかったのだが、
あまりの睡眠不足と疲れで今回は断念。
夕食の時間まで、
部屋で、zzz。。。
いやあ、この休息は正解だった。
おかげて少し疲れが取れた。
というわけで、
19:00にロビー集合して、
みんなで食事に。
このお店は、
「熊カツ」だの「キジ」だの、
普段見たことのないようなメニューがどっちゃり。
それを、次から次へと、
まあ、情け容赦なく召し上がってくださる、
ジャミンのみなさん。

あら、あんた。
顔が熊になってますよ〜。

「いやあ、どれもこれも美味いなあ。
酒が進むなあ。
ね、社長…。」
「ん…。。。」

そしてこの日もまた蕎麦で締める。

ええと、
さっきの店が○○○○○円で…、、
ここの勘定が、、、
……、、、、
こ、こんなに…。
……。。。
(つづく)
5月31日(金)
学芸大「A'TRAIN」にお集りのみなさん、
ありがとうございました。
私めの誕生日直後ということもあって、
立ち見を余儀なくされた方も大勢いて、
申し訳なかったですねえ。
でも、暖かい贈り物やらご声援やら、
たくさんたくさん頂き、
本当に嬉しい一日でした。
私は幸せ者です。
……。
次回は6月28日(金)
また、楽しく盛り上がりたいと思っております。
さあ、6月5日のベスト盤発売まで、
もう少しだな。
ワクワク…。
……。
SHUN MIYAZUMI