November 2018

November 23, 2018

本日の1曲(その3)


札幌に行ってまいりました。

今年3回目の北海道ですが、
今回は久しぶりに、
「日航ホテル」に宿泊させていただきました。


いやあ、この景色はいつもながら圧巻ですねえ。

(パソコンで読まれてる方は、
 ぜひアップにしてご覧ください。)

ほんと、美しい…。。。

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(下は、摂氏1℃の街を、
 足早にラジオ局に向かうジャミン。)

東京に帰って来たら、皆一様に、
「東京、暑いなあ。」(笑)

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さて、その札幌から東にず〜っとまっすぐ、、
太平洋を越え、北アメリカ大陸を横断すると、、
ほぼ同じ緯度の位置に、

あの、世界一の大都市、

ニューヨークがあります。


ニューヨーク。

いいですねえ。

大好きでした。


ジャズの本場でもあり、
文化、芸術、金融などなど、
まさに世界の中心地。

そびえ立つ摩天楼、
ありとあらゆる人種のるつぼ、
一日中鳴り止まない車のクラクションの音。

眠らない街。。

カッコいいですねえ。


幸いなことに私は、
1978年を皮切りに、
80年代はほとんど毎年のように、
このニューヨークを訪れておりました。

もちろん仕事ですよ。(笑)


その大半は、
私がプロデュースしていたフュージョン・バンド、
『カシオペア』のレコーディングでしたが、
最大で5週間も滞在したこともあります。


で、当時の写真を探してみたのですが、

なんと、これが、ほとんどない…。


常々、こうしたものの管理は、
かなり、ずさんな私ではありますが、
それにしても少なすぎる。

なんで…?

ううむ…。。。


思い出しました!

当時のニューヨークは、
華やかさの一方で、
世界でも有数の犯罪都市だったんですね。

街中で写真なんか撮っていたら、
たちまち狙われてしまう。

「おのぼりさん」だと思われて、
途端に悪い奴の餌食になってしまう。


いろんな人に、そう脅かされてたので、
およそ街中で写真なんかは、
撮ったりしなかったのでした。

そういえば、そんなシーンは街中では、
ほとんどお目にかかりませんでしたね。

やっとのことで、こんな1枚を発見。

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これはどこかのスタジオですね。

カシオペアのメンバーたちと。

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これは「メトロポリタン美術館」でしょうか。

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若いですね。

お腹出てませんね。(笑)

(84年だと、33才ですか…。)

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今はかなり安全な都市になったようですから、
みんな「iPhone」を使って、
バチバチ撮ってるんでしょうね。

ああ、「iPhone 10」持って、
あの時代に戻りた〜〜〜〜〜〜〜い!!!



あら、前置きが長くなってしまいましたが、

現在制作中の、
ジャミン・ゼブ・ニューアルバムには、

そんな、当時のニューヨークが舞台の曲が、
2曲収録されることになっています。


というわけで、

「本日の1曲」(その3)は、その中から、

『ニューヨークシティ・セレナーデ』

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映画『ミスター・アーサー』のテーマ・ソングで、
クリストファー・クロスが歌って、
全米No.1に輝いた、
1981年の大ヒット曲です。


映画の中で、
大金持ちの御曹司アーサーが、
ニューヨークの「プラザ・ホテル」で豪遊する、
そんなシーンがあるのですが、

「プラザ・ホテル」といえば、
ビートルズが初めて渡米した時に滞在した、
最高級ホテルですよね。


目の前が「セントラル・パーク」で、
そこに、ビートルズ見たさに、
何万人というギャルが押し寄せて、
交通がパニックしている映像を見た事がありますが、

私も一度、お茶を飲みに行ったことがあります。

当時でコーヒー1杯、
2,400円も取られたような…。(笑)

当時、1番安い部屋が、
確か70,000円と聞いたこともあるような…。

あははは。


ま、ニューヨークの思い出話は、
それこそ山のようにあるので、
いずれかの機会に委ねるとして、
音楽の話に戻りましょう。


さて、この曲をやるにあたっては、
かなりの戸惑いがありました。

何と言っても、この曲の魅力は、
あのクリストファー・クロスの、
突き抜けるような美しい高音なのですが、

果たして、我がジャミン・ゼブで、
それが可能なのか…?

…?


と、ここで、コージローから、

「原曲のキーそのままで、
 やらせて下さい。」

と、頼もしい名乗り出がありました。


いやあ、見事に歌ってくれましたねえ。

原曲にはない、
美しいコーラス・ワークも、
ふんだんに散りばめられていて、
なんとも素敵に仕上がりそうです。

楽しみです。


そんな「ニューヨークシティ・セレナーデ」を含む、
私のアレンジした中から11曲のピアノ・パートを、
11/9,10の2日間で、
レコーディングしました。

関東某所で録音した仮のピアノから、
いよいよ本物のピアノに変わる日が、
やって来たのです。

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老体にムチ打って頑張りました。

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頑張りすぎました。。。

その次の週に、
ついに倒れて、
4日間も寝込むことになってしまいました。


風邪もあったのでしょうが、
あの強行スケジュールの疲れが、
いっぺんに出た感じですね。


この私が倒れるだなんて…。

ちょっとショックでしたが、
「もう若くはないんだから無理は禁物よ!」
という警告だったのでしょうね。


たくさんの方から、
お見舞いのお言葉をいただき、
ありがとうございました。

ご心配をおかけしました。

おそらく、もう大丈夫だと思います。

12/2,3の「よみうり大手町ホール」で、
元気でお会いできるものと思います。

おそらく…。

……。



では最後に、

「本日の昼食・札幌篇」(笑)


こんなゴージャスなランチが、
たったの1,300円!

さすが札幌!

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足りないのでさらに追加。

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(それだけ食欲があれば、
 もう大丈夫だよ!)


で、ですよね。


あはは。



SHUN MIYAZUMI


woodymiyazumi at 18:12コメント(12) 
2018 エッセイ 

November 01, 2018

伊勢志摩


怒涛の10月が終わりました。

ご安心ください、
私、まだ生きております。(笑)


手帳を見返しても、

よくもまあ、
これだけのスケジュールをこなしたものよと、
我ながらびっくりしてしまいます。

何よりも健康に感謝ですね。

そう、感謝、感謝。。。


そんな怒涛の10月は、
伊勢志摩での仕事で締めくくりました。

朝早くの移動で大変でしたが、
行って見たらそこはパラダイス!

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なるほど、国際会議というのは、
こんなレイアウトで行われるんですね。

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同時通訳のブースもいくつかあって、
さながら、映画「007ゴールドフィンガー」なんかを、
思い出してしまいました。

あはは。


リハーサルを終えたら、あとはノンビリ。

素晴らしいホテルと、
素晴らしい景観を心ゆくまで味わいながら、
ゆったりとした午後を楽しませてもらいました。

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そういえばこのホテルは、2年前に、
「伊勢志摩サミット」が行われたんですね。

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Y浅ショージ君の座ってる椅子が、
安倍首相の席でありましたか。

こっちは、
あんまり貫禄のない首相ですなあ…。

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そして本番は夜の9時。

長い会議を終え、お疲れ気味の出席者の方々に、
ジャミンの音楽で大いに楽しんでいただきました。

(だといいのですが…)

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それにしても、美しいですねえ。

忙しかった私たちへの、
神様のプレゼントだったのでしょうか。

関係者の皆さま、
ありがとうございました。

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さあ、翌日(10/26)は、
そのまま学芸大「A'TRAIN」で、
私のピアノ・ライブ。

バテバテなので心配でしたが、
不思議なことにピアノは絶好調。

お越しいただいた皆さま、
ありがとうございました。


次回は、11/30(金)の開催です。

そして、その日は、
あの若きベーシスト、
岸徹至(きしてつゆき)君との共演です。

今年2回目でしょうか。

デビュー・アルバム『Smile』以来、
ジャミンのアルバムのほとんどで、
素晴らしいプレイを聴かせてくれている、
最高のベーシストですね。

いやあ、楽しみ、楽しみ。。。


その岸君ですが、
今制作中のニュー・アルバムのレコーディングにも、
もちろん参加してくれました。

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M「岸君、どうだった? 楽しかった?」

K「いやあ最高でした。
  今回も素晴らしいアルバムになりそうですね〜。」

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(本当にそんなこと言ったのか?)

むふふ…。


というわけで、
レコーディングも再開です。

頑張りますよ〜〜〜〜!!



では最後に、またまた登場です。

「本日の昼食・伊勢志摩篇」


近鉄名古屋駅で買った、
「松坂牛めし」弁当!

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絶品でした!!!

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じゅるり〜。


さあ週末は、
毎年楽しみにしている、

「岡崎ジャズ・ストリート」♪

今年も前夜祭から出演させていただきます。


「10周年記念フォトブック」も、
何冊か持っていく予定です。

東海地方の皆さま、
大いに楽しみましょうね。


手羽先ちゃんも、

待っててね〜〜。


(そこか)


ん…?



SHUN MIYAZUMI


woodymiyazumi at 11:44コメント(10) 
2018 エッセイ