April 2020

April 25, 2020

Web会議


先週の木曜日、

「Web会議」と言うのをやって来ました。


「Web会議」?

そう「Web会議」です。


3/26の練習を最後に約1ヶ月、
ジャミン・ゼブのメンバーとも会うこと叶わず、
とは言え、いろいろ打ち合わせもしたく、

とは言え、
今は大人数で集まることは控えねばならず、、、

そこで出た結論が、

「Web会議」!!!


もちろん、

メカに弱い私がそんな事できる訳も無い!?


と言う事で、
この分野では専門の、
息子の裕介くんのオフィスにお邪魔して、

パソコン画面の向こう側にいるメンバーと、
いろいろ話そうではないかと言うことになりました。


久しぶりの東横線都立大学駅ホームも、
木曜日の午後とは言え、
こんなに閑散としていました。

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さらには、もっと久しぶりの渋谷。

いつもは若者でごった返しているはずの、
「ハチ公広場」も、こんなありさまです。

「みんな、どこ行ったんだよ〜。」
と、ハチ公も寂しそうでした。(笑)


コロナは、
人の動きも経済も、
みんな止めてしまうんですね。

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そして道玄坂を一生懸命登って、
無事、彼の事務所に到着。

「おっ、ショーちゃんも来てたのね。」

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「おやっさん、ちゃんと手洗い、消毒、
 して下さいよー。」
と裕介くん。

「はいはい」
と私。


そうこうするうちに、
「おやっさん、セッティング出来ましたぜ。」
と裕介くん。

「おお!みんないるいる。」
と、感動の私。


「お久しぶりです。」

「やあ、シモン、コージロー、レンセイ、スティーブ、
 みんな元気かなあ。」


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そして、
画面の向こうのジャミン・ゼブのメンバーと、
いろんな打ち合わせを、

約1時間半にわたって、
和気あいあいとしたのでした。

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いやあ、すごい時代ですねえ。

「テレビ電話」なんてもんじゃないです。

いっぺんに何人もの人たちが、
パソコンの画面を通して、
同時に話し合いが出来る。

今までは映画の中での話かなと思ってましたが、
こんなに簡単に出来るんですねえ。

(遅いわ)


こんなに、すごい文明や科学を持つ人類が、
あんな目に見えないウィルスごときに、
こんなに振り回されるなんて、、、

なんか不思議でなりません。

……。



でもまあ、今は本当に我慢ですね。

ジャミン・ゼブも、
ライブ再開は全く読めない状況です。


そんなジャミンや私たちに、
たくさんのファンの方から、

「グッズ販売」を含め、
様々な暖かい応援オファーを頂き、
本当にありがたいなあと思っております。


確かに、この数ヶ月は全く収入を断たれる私たち。

いろんな策をめぐらしながら、
なんとかここを耐えていかなくてはなりませんね。


この会議でも、
いろんなアイディアが出ました。

なるべく早い段階で、
何か素敵なプランが提供出来ればいいなあと、
思っております。

その折は、何卒よろしくお願い致します。

……。



さあ、そんな「Web会議」が終わった頃、
小池百合子さんが又々緊急記者会見。

ゴールデン・ウィークに向けて、
「お家にいましょう〜」「三密は避けて〜」
を連呼しておられました。


こうなったら、
皆さんもいかがですか、

お家にいながらの、
お友達同士での「Web飲み会」
あるいは「Webお茶会」。


裕介くんら、
若い人たちはやってるみたいですよ。

各々がお酒とかつまみを用意して、
パソコンの前でぺちゃくちゃ語らう、笑う。

それはそれで、楽しそうですね。


他にもいろいろ出来そう。

「Webしりとり大会」とか。

「Webクイズ大会」とか。


私らだったら、さしずめ、

「Web野球談義」。

「Webチェス」とか、
「Web将棋」なんてのも面白そう。



まだまだありそうですね。


あはは。


(笑ってる場合か!)



たしかに…。


……。。。



SHUN MIYAZUMI

woodymiyazumi at 18:11コメント(7) 
2020 エッセイ 

April 18, 2020

そうだ映画観よう! その2


みなさん、

外出自粛おつかれさまです。


ま、今さら、

私ごときが言うことでもありませんが。(笑)


それにしても、
とどまることを知らぬコロナ騒動。

残念ながら、
来週の金曜日(4/24)に予定していた、
学芸大「A'TRAIN」の私のライブも、
中止になってしまいました。

(これで2ヶ月連続)


ジャミン・ゼブは、というと、

5/16の「はまぎんホール」を始め、
6月も、7月も、8月も、
ほとんどのライブが延期または中止。

25本くらいのライブが消えて無くなりました。

はあ〜〜〜。。。


7/5の「よみうり大手町ホール」あたりから、
再開出来るといいのですが、

どうなりますことやら。。。

ううむ……。


それにしても、
最初は「大したことないな」と思っていたコロナに、
こうも振り回されるとは…。

ここまで生活が脅かされるとは、
思いませんでした。


しかし、先週も書いたように、
今はおとなしくしているしかありません。

なにせ、敵の姿が見えないわけですから。


こんな時は、
家で映画を見るに限る。

と言うわけで、
独断と偏見に満ち溢れた、
『そうだ映画を観よう』シリーズの第二弾!


今日は、この1年余りの間に見た映画の中から、

私のオススメする、

「ほっこり映画」の特集です。



まずはこれ。

『ギフテッド』(gifted / 2017)

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亡くなった姉が残した、
7才になる娘を引き取り、
片目の猫と平和に暮らす独り身の男。

しかし、この子が、
類まれな数学の才能を持っていることが分かり、
様々な波紋を繰り広げていく。

それも、そのはずで、
彼女の母、つまり男の姉は、
惜しまれながら自殺してしまった、
将来を嘱望されていた天才数学者だった。


とまあ、そんなところから物語は始まります。

ハラハラ、ドキドキしながらも、
見終わったあと、
なんとも暖かい気持ちになれる、
素晴らしいヒューマン・ドラマでした。

この年の、
アカデミー賞最優秀女優賞は、
『La La Land』のエマ・ストーンでしたが、
私ならこの女の子にあげたいですねえ。

素晴らしい子役で、
こちらも将来が楽しみだなあと思いましたね。



お次は、ちょっぴりおバカなこんな映画。

『オーバーボード』(Overboard / 2018)

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自分が所有する豪華なヨットから転落し、
記憶を失ってしまう、
プレイボーイで、どうしようもない、
大金持ちのバカぼんと、

そのヨットの清掃係をしながら、
3人の娘を育てている、
貧しい労働者階級の女性。


最初はただのドタバタ喜劇だと思いきや、
スピーディーな展開に次第に引き込まれ、
なんともほっこりな結末に、
時間が過ぎるのも忘れて楽しめました。

ほっこりしますよ〜。

大収穫でした。



そして最後はこれです。

『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』
 (Brittany Runs a Marathon / 2019)

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いやあ、これも最高に楽しかった。

しかもこれ、実話なんだそうです。


自堕落なナイトライフを満喫していた、
おデブのブリタニーちゃんは、
ある日病院の検査で、
あまりにひどい血糖値や血圧の数字を見せられ、

このままいくと大変なことになると、
医者から宣告を受ける。


さあ、これは大変とばかり、
彼女は苦手のランニングや食事など、
ダイエット療法に挑みます。

目標は「ニューヨーク・マラソン完走!」

しかし、世の中そんなに甘くは無い。

果たして、彼女の運命やいかに!?


とまあ、そんなお話です。


なんとタイムリーな!

まるで、自分を見ているようですね。

あははは。


と言うわけで、
いつの間にか「頑張れ!頑張れ!」
と画面の前で彼女を応援する私…。

で、私も負けずにウォーキングに励み、
食事に気を配りながら、
自分の生活を見直すことにもなった、

とてもタメになる映画なのでした。


おかげで、今の私は健康そのもの!

なんとこの数カ月で7キロの減量です!!

ありがとう、ブリタニーちゃん!!!



はい、そんな「ほっこり」3作品。

コロナ、コロナで気分も滅入る毎日ですが、
きっと息抜きになると思います。



ところで、

「ほっこり」って、

いい言葉ですね。


誰が考えたんでしょうね。


いつ頃から使われてるのでしょうか。


どなたか教えて下さい。


……。



SHUN MIYAZUMI

woodymiyazumi at 20:12コメント(7) 
2020 エッセイ 

April 11, 2020

そうだ映画観よう! その1


ついに東京でも、

「緊急非常事態宣言」が出されました。


ジャミン・ゼブも、
3、4月に予定されていたライブやコンサートは全滅!

いつになったら再開できるのか、
そのメドも立たず。

いつまでも無収入のままでいるわけにもいかず、
とは言え、今はどうしようもない。

打つ手がない。


ううむ。

……。。。



とまあ、暗いことを考えてたらキリがありませんが、

ここはもう開き直って、
お気楽に構えるしかありませんね。

「なあに、いつかは収まるだろう。」

(そうだそうだ)


今はとにかく、
小池さんや安倍さんの言うことを守って、
なるべく家に居た方が良さそうです。

となると、
日々の生活を充実させるためには、
何かが必要ですね。


ま、私の場合は、
映画を観ることが何よりも趣味なので、
ナイトライフはさほど退屈しません。

そう、私のオススメは、
『映画』です。


と言うことで、
このブログでは、
新たにこんなシリーズを始めてみようと思います。

『そうだ映画観よう!』


実は、このブログでは、
ここ10年以上にもわたって、
「私の映画ベストテン」なるものをやっていたのですが、

あれ、すごく時間がかかるんです。(笑)


それと、大好きな映画の話が、
年に1回だけと言うのも、
もったいない気がして、、、

「感銘を受けた」「面白かった」映画は、
その都度皆さんと共有するのも楽しいのではなかろうか、
と思うに至りました。


と言うわけで、

その第1回は、これです。


『ROMA』(2018 / Netflix)

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1年前、すなわち2019年度の「アカデミー賞」で、
『グリーンブック』とオスカーを競い合った、
(結果は『グリーンブック』が最優秀作品賞で、
 この『ROMA』は最優秀監督賞)

「Netflix」制作の映画です。


この「Netflix」作品のノミネートには、
スピルバーグをはじめ、
多くのアメリカの映画関係者が猛反対をしていました。

「劇場公開していない」映画が、
オスカーなんてけしからん、
と言うのがその理由です。


私も、その頃は、
そんな意見に賛成でした。

有料インターネット・サイトに登録しないと、
観ることが出来ないなんてずる〜い。


でも、
『アイリッシュマン』だの、
『二人のローマ教皇』だの、
『マリッジ・ストーリー』だの、

話題になっていて、観たい映画が、
全て「Netflix」作品だと知って、
これは加入しなきゃ損だなあと思い、
遅まきながら加入したわけです。

ま、月に1,200円ですからね。

安いもんです。


その中でも、

特に観たかったのが、

この『ROMA』。


いやあ、素晴らしかったです。


でも最初は退屈でした。

途中で何度もやめようかなと思いました。


1970年代のメキシコの、とある富裕家族と、
住み込みで働く貧しい家政婦の日常が、
ただ淡々と描かれるモノクロ映画。

しかし、
半分くらい進んだあたりから物語は急展開。

なんともドラマチックな、
息を呑むような展開の連続に、
ただただ画面に釘付けの私。。。

映像の美しさも圧倒的ですね。


ちなみに昨年観た映画は約150本。

その中で、
私的には、文句なしにこれがNo.1です。


もちろん、
『グリーンブック』(Green Book / 2018)
も面白かったですよ。

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伝統的、ハリウッド娯楽映画の作りで、
文句なく楽しめました。

人種差別が色濃く残る1960年代、
有名な黒人ピアニストが、
危険極まりない南部での演奏旅行を敢行する。

そのピアニストと、
運転手兼ボディ・ガードとして雇われる白人男性との、
交流を通して描かれる、
「これぞアメリカ!」的な映画。

これも実話なんだそうです。


ところが、

今度は、この『グリーンブック』の最優秀作品賞受賞に、
真っ向から噛み付いたのが、
鬼才と言われる黒人監督のスパイク・リー氏。

「こんなのは絵空事だ!
 白人の黒人差別はこんなもんじゃない!
 何がノンフィクションだ!
 こんな映画にオスカーの資格はない!」


そう言えば、ご自身の作品も、
ノミネートされていましたね。

『ブラック・クランズマン』
(BlacKkKlansman / 2018)

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原題の真ん中あたり、
KkKとなってるのにお気付きですか?

そう、これまた白人至上主義団体KKK
(クー・クラックス・クラン)
を文字った、スパイク・リーさんならではの、
なんともスパイスの効いたタイトルですね。


なるほど!

「白人の黒人差別はこんなもんじゃないぞー」とばかり、
「グリーンブック」受賞に真っ向から噛みついたのも、
納得も納得の意欲作。

しかも、シリアスなテーマなのに、
コメディ・タッチにしてあるところが、
小憎らしいほど上手いですねえ。


全体的には、
「黒人=正、白人=悪」
な、描かれ方で支配されていますから、
「白人至上主義」のトランプ支持者が見たら、
激怒するんじゃないですかね。(笑)

スパイク・リーさん、気をつけて〜!

私は、何度も大笑いしましたが。



ま、いずれにしても、

どれも力のある3作品ですから、

あとは好みですね。


皆さんの感想も聞かせて下さい。


では、本日はこんなところで。



ここんとこ、「Netflix」のTVドラマ、

「ブラックリスト」というのにハマってます。


「シーズン6」に突入しました。



夜、部屋で一人、


一杯飲みながら映画鑑賞って、


最高に贅沢なひと時ですね。



皆さんもぜひ!


コロナのことなんか忘れますよ。


ぜひ。


……。



SHUN MIYAZUMI


woodymiyazumi at 18:40コメント(5) 
2020 エッセイ