April 2021
April 24, 2021
ひとりごと
なぬっ!
また緊急事態宣言だと!?
おまけに飲食店でのお酒禁止だと!?
そ、そんな、、、
いくら何でも、
それはあんまりだーーー(怒)!!!

でもなあ、、、
大阪では医療崩壊してるって言うし、
東京もそうなったら困るし、
今は仕方ないのかなあ。。。

あ、いけない、
思わず愚痴ってしまった。。。
いけない、いけない。
えへへ。

あ〜あ。
早くワクチン接種が本格化しないかなあ…。
そうすれば、
世の中も少しは変わるんだけどなあ…。
……。

本日は、
あるワンコのひとりごとでした。
(えっ?)
むふふ…。
……。。。
(おわり)
はい、いかがでしたでしょうか。(笑)
前回の記事にも、
コメントの数々ありがとうございました。
お返事を書こうと思ったら、
こんな面白い写真を見つけたので、
記事の更新に代えさせて頂きました。
ちなみに最近は、
おもしろいワンコの写真を見つけたら、
そこからブログのネタを思いつく、
と言う新手法でやっております。
エロール・ガーナーにそっくりな犬を見つける
↓
そう言えば最近ガーナーを使った映画があったぞ
↓
そうだ「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」だ
↓
よし、今度はこれを書こう!
といった感じですかね。
ブログのネタに困らなくなったのは、
犬のおかげですね。
あははは。
では、素敵な週末をお過ごしください。
またね〜。

ん?
…。
SHUN MIYAZUMI
April 13, 2021
レイニーデイ・イン・ニューヨーク
「緊急事態宣言」が解除になったと思ったら、
またまた「まん防」なるものが発令…。
「まん防」?
正式には「まん延防止等重点措置」
と言うんだそうです。
ややこしい名前で、覚えるのにひと苦労ですが、
菅首相でもちゃんと言えないのだから、
仕方ありませんね。(笑)
私たちの生命線であるコンサートには、
直接的な制限は、今のところありませんが、
私の夜の憩いである、学芸大の居酒屋には、
また営業時間短縮(夜8時まで)という、
規制がかかりました。
夜8時まで、ラスト・オーダー7時までというのは、
本当に厳しい。。。
せっかく9時までゆっくり飲める〜、
と、喜んでいたのも束の間でした。
あ〜あ。。。
というわけで、
今月の「A'TRAIN」の私のライブ(4/30)も、
残念ながら、またまた中止です。。。
5月以降も、まだどうなるか分かりませんが、
決まり次第発表致しますので、
このブログや、お店のHPのチェック、
よろしくお願い致します。
ま、ワクチン接種も始まりましたし、
これが最後の辛抱ではないかと、
私は楽観的に捉えております。
感染予防に努めながら、
何か楽しみを見つけて乗り越えましょう。
そう、私の場合は野球と映画。
そう言えば、
私の大好きな、ウディ・アレン監督の最新作、
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」
が、インターネットで見られるようになったので、
今日はそのお話です。
『A Rainy Day In New York』
例によって、こんなタイトルバック。
音楽は古〜い古〜いジャズ。
昔からずっとこのスタイルを貫いていますね。

彼の映画の舞台は、
ほとんどがニューヨークです。
私も大好きな街で、
70年代〜80年代は、
毎年のように行っておりました。
これは「メトロポリタン美術館」。
超インテリの彼らしく、
デートコースも、美術館や映画館が多いです。

そして、ニューヨークの雑踏。

さらに、彼の映画のモチーフになっているのは、
一言で言うと、
「いろんな形の男と女」
さあ、この映画には、
どんな男女が登場するのでしょう?
シリアスな内容でも、
ユーモラスに描くあたりが、
他の追随を許しません。

そして、音楽はいつもジャズです。
びっくりしたのが、
このポーカーのシーンに、
なんと、エロール・ガーナーの「Misty」が、
あの美しいバラードが流れ出す。
殺伐としたギャンブルのシーンに、
こんな曲ミスマッチだろう、
と思ったら、これが実にハマってる。。。
この辺の使い方も実にニクい。


かつて、このブログでも特集しましたが、
私はこの、エロール・ガーナーというピアニストが、
大好き。
独特のスタイルで、
大胆かつセクシーなプレイは、
世界中の多くのピアニストに影響を与えました。
もちろん私もその一人。(笑)
代表作の「コンサート・バイ・ザ・シー」は、
それこそ、擦り切れるほど聞きました。
間違いなく無人島に持って行きたい1枚。。。
この映画には、
そのエロール・ガーナーの演奏が、
ふんだんに使われています。
これも私には嬉しいところ。

あ、エロール・ガーナーって、
こんな顔です。

おっと違った、
こんな顔です。(笑)
また、ワンコに邪魔されましたね。(笑笑)

さて、この映画では、
マット・デニスという人の音楽も、
大変重要な役割を果たしています。
代表作の「Everything Happens To Me」
これは、主人公が、
その曲を弾き語ってるシーンですが、
まさに、この歌詞こそが、
この映画のモチーフなんですね。

「デートでゴルフの予定を立てても
絶対雨になる
パーティをしようとすると、
上の人からうるさいと怒られる
僕の人生 いつもここぞという時に
風邪をひいたり 電車に乗り遅れたり
いつも必ず何か起きるんだ」

とまあ、やや自虐的な内容とも言えますが、
これをさらりとユーモラスに歌うことで、
「でもまあ人間だから」
と、妙にニヤリと納得してしまう、
なかなかに味わい深い名曲なんですね。

ということで、
舞台もオシャレ、
内容もオシャレ、
セリフもオシャレ、
音楽もオシャレな、
本当にウディ・アレンらしい一品。
楽しませてもらいました。

そうそう、
そのマット・デニス(MATT DENNIS)の、
名盤中の名盤がコレです。
『PLAYS AND SINGS』
先程の「Everything Happens To Me」や、
これまた有名な「Angel Eyes」など、
全て自作の名曲を弾き語り。
どこかの、小さなジャズ・クラブでのライブらしく、
グラスの音や、楽しそうに語らう男女の声など、
臨場感に溢れていて、
さもその場にいるような気分にさせてくれます。
是非一度、聞いてみてください。

今日はお天気も悪いので、
なんとなく、こんなお話を書いてみました。
では仕事に戻りましょう。
そうですね。

おい。
……。
SHUN MIYAZUMI