March 2024

March 13, 2024

何分咲き?


みなさん、こんにちは。

三寒四温というのでしょうか。

最近、暖かい日と寒い日が交互にやって来て、
ともすれば体調を崩しかねませんね。


特に今年は、
その寒暖差が例年に比べて激しいように思います。

ジャミン・ゼブを取り巻く激動が、
そう感じさせてるのかもしれませんが…。

寒い日はとてつもなく不安になり、
暖かい日はなんか希望が出て明るくなったりと、
そんな激しい乱高下の毎日でした。

(今はかなり穏やかになりましたが…。)


それほど、レンセイ君の退団は、本当にショックでした。

今でこそ、
笑顔で彼を送り出すことが出来、
彼との楽しかった日々を懐かしく思い出せる、
そんな心境になって来ましたが、

あの時は、さすがに目の前が真っ暗になりましたね。

例えるならば、
それまで満開だった桜の木が、
あっという間に枝だけの、
寂しい冬の桜の木に変身したかのような、
そんな感じにも似た心境でした。

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そして、ファンの皆さまにも、
とてつもない衝撃を与えることに
なってしまいました。

今もまだ受け入れられなくて、
立ち直れないファンの方も多いようです。

本当に胸が痛く、心苦しく、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

心よりお詫び申し上げます。

早く、時間が解決してくれるのを祈るばかりです。。。


そんな突然の退団劇でしたが、
あの3人(コージロー、スティーブ、シモン)は、
たくましく成長しておりましたね。

もちろん、様々な葛藤もあったでしょうが、
彼らはスパッと切り替え、
前を向きました。

「僕たちは絶対ジャミン・ゼブを続けます。
 とりあえず3月、4月のライブは、
 サポート・メンバーを入れて乗り切りましょう!」

少し救われた気がしました。


そして、スティーブが、
すぐさま自身の「慶應ワグネル・ソサィエティー」の後輩で、
コーラスの大好きな、素敵な若者を連れて来ました。

彼らの最新動画でも紹介している、
Akito君(29歳)です。


彼を加えての最初のリハーサルは、
ちょっとした衝撃が走りましたね。

彼がスタジオに現れた瞬間、
爽やかな風がスーッとスタジオを吹き抜ける、
そんな、なんとも清々しい気持ちになったのです。

さらにあの、なんとも言えない笑顔にも、
一発でやられてしまいました。(笑)

(この子だったら、
 ジャミン・ゼブのサポートメンバーという大役を、
 立派に務めてくれるかもしれない…。)

またまた救われました。。

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さあ、その日から、
猛練習、猛特訓の日々です。

何しろ30曲近いレパートリーを、
この短期間でマスターしてもらわなければならない。

この私の、
無茶振り、無理難題の嵐のような要求に、
応えてもらわなければならない。(笑)


ものすごい努力をしてるんでしょうね、彼。

ソロ・ヴォーカルの経験はあまりないのですが、
それでも随所にキラリと光るものを感じます。

レンセイとタイプは全く違いますが、
今は彼の魅力的な部分をどんどん磨いています。


それよりも何よりも、
コーラス経験が豊富で、
あの難しいジャミンのコーラス・パートを、
次から次へとマスターしてくれています。

まずはコーラスを重点的にやってもらいましょう。
これだけでも、相当大変ですから。

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もちろん、人が変わればサウンドカラーも変わります。

でも、別の見方をすれば、
聞きようによっては、
新鮮とも受け取れるのではないでしょうか。

変化を恐れずに、
どんどん前へ進んでいこうと思います。


というわけで私は、日に日に元気を取り戻し、
創作意欲は再び目を覚まし、
今どんどん新曲を書いています。

この3週間で、
もう5曲も書きました。

そのうちの何曲かは、
3月、4月のライブでお披露目できると思います。


200曲近くも書いた「1st ステージ」
のイメージにとらわれず、
せっかくの再出発ですから、
今までにはない手法でアレンジしても
いいのではないかと思っています。

そう、変化を恐れずに。

皆さまから頂いたリクエストを、
1曲でも多く形にしていくつもりです。


最後になりましたが、
ファンの皆さまから寄せられた、
本当にたくさんの暖かい励ましのお言葉や、
応援メッセージに心より感謝申し上げます。

これにも、本当に救われました。
読みながら、心が震えるような感動で、
胸が熱くなりました。

本来ならば、一つ一つに、
お返事を差し上げなければならないのですが、
あまりにも膨大な量ゆえ、
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

どうぞお許し下さい。


2007年のデビュー以来、
彼らはファンの皆さまに育てて頂いたと言っても、
過言ではありません。

それはあたかも、
蕾(つぼみ)だった桜が、
皆さまの応援のおかげで、
ライブを行う度に3分咲きになり、5分咲きになり、
最後は満開の花を咲かせるようになっていきました。


ジャミン・ゼブは、
これから「2nd ステージ」に入ります。

また蕾(つぼみ)からの再スタートになりますが、
練習を重ねる度に、
3分咲きになったり、5分咲きになったり、
曲によっては7分咲きになったりと、
あの頃を思い出しながら、日々手応えを感じております。

3月30日の「半蔵門SPRING SESSION」の頃には、
何分咲きになっているんでしょうね?

……。


この新生ジャミンも、
皆さまの変わらぬ、いやそれ以上の応援で、
再び育てていっていただければ、
この上もなく嬉しく存じます。

そしてまたすぐに、
ご一緒に、満開の花を咲かせたいものですね。

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今後とも、

ジャミン・ゼブをよろしくお願い申し上げます。


今日はオチなしです。(笑)


ご容赦の程を。。。


……。



SHUN MIYAZUMI

woodymiyazumi at 09:05コメント(7) 
2024 エッセイ