September 02, 2007

タモリ3「戦後日本歌謡史」


ああ、楽しかった…。

8/31(金)の、
「 学芸大 A'TRAIN 」ライブ。


なにせ、
一ヶ月ぶりのライブですからね。

ちゃんとピアノが弾けるのか、
いささか心配でしたが、

常連のみなさんの、
暖かい拍手と声援に支えられ、
いつも通り、
楽しく盛り上がることができました。

感謝…。


さて、
ご存知のかたも多いと思われますが、

この夏は、
休み返上で、
ほとんどスタジオにこもり、

『 jammin' Zeb 』
のレコーディングに追われていた私。


そんな彼らのデビュー・アルバムも、

ようやく完成致しました。

パチパチ。


詳しい事は、
このブログで、
随時インフォメーションさせていただきますが、

なにはともあれ一段落。

ふ〜…。


というわけで、
スタジオから開放されるやいなや、

今週はいきなり3本のライブです。


9 / 3(月) SUITE VOICE 「六本木 ALL OF ME CLUB」

         

9 / 5(水)& 6(木) jammin' Zeb 「代々木 N A R U」

         
(詳しくはこのブログ、
「 最新ライブのご案内 」をご覧下さい。)


それにしても、

みごとに ‘コーラス・ウィーク’ だこと…。


がんばりますよー。


みなさん、

どうぞいらして下さい。



さてさて、

先日、私のもとへ、
こんな雑誌が送られてきました。

「 レコード・コレクターズ 9月号 」

RecordCollectors0709


以前、
「 インフォメーション 」のカテゴリーでも、
ご紹介しましたが、

この雑誌では、
昨年の4月から、

私がかつて在籍した、
「 アルファ・レコード 」
の特集を連載しております。


題して『 アルファの宴 』


私も何度か取材を受けましたが、
今回のテーマは、

「『 タモリ3 』発売の紆余曲折 」


そう、

かつてレコード業界を騒然とさせた、
空前の問題作、

『 タモリ3 戦後日本歌謡史 』

というレコードに、
スポットが当てられています。


冒頭から、
こんな書き出しです。

「タモリLPにクレーム
 パロディーは著作権侵害 」

「81年11月10日、こんな記事が
 『 毎日新聞 』に大きく掲載された。
 問題となったのは
 同年9月20日に発売された
 『 タモリ3 戦後日本歌謡史 』
 という企画もののLPである。」


この担当ディレクターは、
何をかくそう、この私でしたから、
私の話も、
あちこちに掲載されております。


例えばこうです。

「まずは、このアルバムの成り立ちから、
 順を追って説明しよう。
 『 タモリ3 』は、
 『 タモリ 』(77年)、『 タモリ2 』(78年)
 に続くアルバムだが、
 2枚目から3年間のブランクを置いた
 81年に発表された。
 その経緯について現場担当ディレクターだった、
 元アルファの宮住俊介が次のように語ってくれた。」

「『 戦後日本歌謡史 』は、
 もともと東芝で出ていた1枚目(『 タモリ 』)
 の続編として作りかけてたんだよね。
 でも東芝側が‘全レコード会社を敵に回すから
 お受けできませんって(笑)、
 断ってきたんですよ。
 それで急遽、その次の企画だった
 ‘音楽の変遷 その1’
 というネタを中心としたものを、
 『 タモリ2 』として繰り上げ制作したんです。」


なるほど、

そうだった、そうだった。


しかし、

アルファは作ってしまった…。


「でも村井さんがある時、
 ‘あれ面白いから作っちゃおう。
 責任は俺がとるから’って。
 それでプロデューサーの高平哲郎さんと
 セッティングして、
 発売の目処も立ってない時点で、
 数日間でレコーディングしました 」(宮住)


こうして、

この問題作の制作過程や、
レコード業界を騒然とさせたいきさつ、
その社会的反響、

そして、
ついには裁判沙汰にまで発展した経緯が、

こと細かに書かれていきます。


なかには、
私の知らなかったことまで、
詳しく書かれてあり、

ライター田山さんの、
並々ならぬ取材力がうかがえるのですが、

まずは、
書店にて、
一度手に取ってご覧になって下さい。


というわけで、
せっかくのタイミングですから、

次回はこの、

『 タモリ3 戦後日本歌謡史 』

について、

当事者たる私が、
もっと詳しくお話してみようと思います。


さらに、
これを機に、

「 マイ・ディスコグラフィー 」

というカテゴリーを設けてみました。


私のプロデュースした作品のなかから、
面白いエピソードのものを抜き出して、
随時ご紹介してみよう、

というものです。


その一回目が、

この、

『 タモリ3 戦後日本歌謡史 』


では、この、

アルファ最大の問題作とは、



いかなるものだったのでしょうか…?



(つづく)



そういえば、
この「 レコード・コレクターズ 9月号 」には、

『 ドアーズ(doors)』
の特集も組まれています。


ドアーズといえば、

かつて「 レコード買いまくり時代 その1〜4
でも書いたように、

私にジャズを目覚めさせてくれた、
衝撃のロック・バンド。

この特集も見事でした。


お早めに書店に…。



SHUN MIYAZUMI


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2007 エッセイ | マイ・ディスコグラフィー

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コメント一覧

1. Posted by 只野 通行人   September 02, 2007 13:27
5 実に有り難うございます。詳しくはレココレを買ってみたいと思いますが、当時のアルファはYMOのみならず、どの作品も社会現象の発端となっていた。タモリ氏の深夜ラジオでYMO第2回ワールドツアーのライブを流したのもその一つだと思います。サウンドだけではなく、音楽とは関係のない層まで巻き込んだクロスオーバーが起こっていた訳です。
2. Posted by asa   September 02, 2007 15:27

宮住さんの背中は、そんな歴史を背負ってらしたのね…。
5日のライブに伺い、J'Zのコーラスに聴き惚れながら、改めて、宮住さんの背中を見つめます。浮き彫りで何か見えたりして…。
今後のブログも楽しみです。

そして、J'Zのデビューアルバムの情報も楽しみです。
聞き手には年令制限ありませんよね。
3. Posted by SHUN MIYAZUMI   September 02, 2007 16:44
只野さん>

このレココレには、
「あのアルファがまたやらかした。」
といった表現もありますが、
良くも悪くも、
人騒がせなレコード会社だったようですね。

そういえば、同じアルファで、
後を追っかけた『スネークマン・ショー』
というのがありました。
あれもなかなかの‘キワもの’だったけど、
こっちは‘お咎めなし’だった。(笑)


asaさん>

いかん!
背中に彫ってある「唐獅子牡丹」を、
見られてしまう…。
(うそです)


聞き手に年令制限:?

ないない。
新生児から110才の方まで、
楽しんでもらおうと思っております。
(欲張りすぎ)
4. Posted by さいと−   September 03, 2007 18:51
大量にカセットコピーしましたね。
そのうちの1本が家にありました。
内緒ですがCD-Rに起こしてあります。
5. Posted by SHUN MIYAZUMI   September 04, 2007 01:52
しっ。違反ですよ。いけませんよ。

といいながら、
なぜか私もCD-R持ってます。
ハハハ。

これじゃ、著作権侵害もなにも、
あったもんじゃない…。
6. Posted by BBQ ABe   September 06, 2007 16:26
初めまして(といってもリアルでは何度かお会いしています)
GEOと一緒に歌っているABeです。

当時中学生だった私には
タモリ1〜3は笑劇的でした。
これまで9回引っ越しましたが、
いまだにそのLPはクイーン・ピンクフロイドとともに私の宝物です。

今夜のライブを楽しみにしています。
7. Posted by SHUN MIYAZUMI   September 07, 2007 21:13
昨夜は、
あんな台風直撃のなか、
最後までありがとうございました。

ところで、
「タモリ」「タモリ2」は、
今でも手に入れることができますが、

「タモリ3」を持ってるとはすごい!

この間まで、
ニッポン放送の社長をやってらした、
亀淵昭信さんがかつて、
「俺、『タモリ3』のレコード、
 3枚も持ってるんだぜ。
 あれ、今3〜4万で取引されてるらしいよ。」
と、子供のように、嬉しそうに、
私に話されていたのが印象的でした。

アハハ。
8. Posted by Mitsuogi   April 29, 2009 16:11
ちょっとノイズ多いですけど。

http://rapidshare.com/files/226861410/tamori3.mp3.rar

http://rapidshare.com/files/226980977/tamori3.mp3.zip

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