2016 エッセイ
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- 京都
- トゥーツ・シールマンス
- オリンピック
- 7月14日
- 浅野屋
- アレンジ三昧の日々
- くらしき
- ネパール料理
- 花粉よいずこへ
- ラジオ出演
- 今は昔
- 私の映画ベストテン 2015
- 私の10大ニュース 2015
December 25, 2016
ピア〜ノ
メリー・クリスマス!
今年もあとわずかですね。
そんな2016年ですが、
私にとっては、時の経つのが、
例年よりも早かったような気がします。
なにしろ、
ジャミン・ゼブ結成以来初めて、
1年間に2枚のフル・アルバム制作という、
ハードなスケジュールに挑んだわけですから、
ま、当然といえば当然…。
6月に発売した『Parade』と、
来年3月発売予定の『Your Songs』という、
ファンの皆様からのリクエストだけで構成する、
10周年記念アルバム。
この2枚の為にたくさんの曲をアレンジしたり、
スタジオにこもって制作したりといった時間に、
おそらく、1年の3分の1くらいは、
費やしたのではないでしょうか…。
そして、それ以外は、
約100本にも及ぶジャミンのライブとリハーサル。
おかげで休みらしい休みは、
ほとんど無かったように思います。
そんな、あっという間の1年でしたね。
ふ〜…。
でも、65才を過ぎた今も、
こうしてプロの音楽家としてやっていけるのは、
本当に幸せなことだと、
あらためて思います。
それもこれも、
「ピアノ」という楽器があったからこそ。
発音的には「ピア〜ノ」というのが、
正しいようですが、、、
ま、そんなことはさておき(笑)、
アレンジをするにも、曲を書くにも、
アルバムを作るにも、
私にとっては、この「ピア〜ノ」がなければ、
どうにもなりません。
続けていて良かった、
と、しみじみ思いますね…。
現在制作中の『Your Songs』では、
さすがにスケジュール的にもきつく、
3曲ほど小林岳五郎君に手伝ってもらいましたが、
残りの9曲は私が弾きました。
さすがに、
若さあふれる華麗な、
小林君のようにはいきませんが、
なんとか老体にムチ打って、
がんばりました…。
これまた、
ふ〜…。

さて、私がピア〜ノを習い始めたのは、
(もういい…?笑)
小学校2年生のとき。
そのいきさつは、
私のプロフィールに詳しく書いてありますので、
ここでは省略しますが、
ま、ひと言で言えば、
かなり適当な理由からです。(笑)
さらに、何ごとにも好奇心旺盛な私は、
他にも遊ぶことがいっぱいあって、
普段はロクに練習もせず、
レッスンの前の日になって、
あわてておさらいをする、
といったダメな生徒。

したがって、
あるレベルまでいったときに、
技術的には限界に達してしまいました。

そんなときに出会ったのが、
「ジャズ」という音楽。
これならば、
技術力の無さを、
フィーリングと個性でカバーできる。

というわけで、
大学の4年間はジャズ・ピアノの習得に没頭。

サークルの仲間達と、
時間があればセッションして技を磨く毎日。
(写真右端はなぜか渡辺香津美さん?)

で、このままプロのジャズ・ピアニスト?
と思いきや、
アルファという会社に就職して、
レコード・プロデューサーの道に進む。
(この辺のいきさつも、
過去のブログに詳しく書いてあります。)
したがって、
今度はレコーディング・スタジオが、
私の主な職場となります。

それでも、
時間があるといろんな所で演奏。
ダラダラと演奏活動もしておったわけです。

次の写真は、
特に感慨深いものがあります…。
このときのベースは、
私が1年生のときの4年生、
新井真さん。
そしてドラムが、
そのまたさらに1年先輩で、70年の歴史を誇る、
「慶應ライト・ミュージック・ソサエティ」
歴代NO.1の呼び声高い名ドラマー、
橋本伸一さん。
その橋本さんですが、
今年の11月末、
急逝されました…。
本当に悲しい出来事でした。
どうぞ安らかにお休み下さい。
合掌…。

そんな「慶應ライト」の、
OB選抜としても弾かせていただきましたね。

ああ、なんだかんだで、
こうして50年余りが過ぎていきました。
(なんとなく髪の毛の変遷でもあるような…。笑)
そして、
スケジュール的にも、
体力的にも、
今私がピア〜ノの前に座るのは、
ジャミンのアルバムで弾くのと、
月に1回の学芸大「A'TRAIN」。
とまあ、これだけになってしまいましたが、
なんとか、これだけは、
がんばって続けていきたいもんですね。

ジャミンのアルバムで弾くのは、
これが70曲めになるんでしょうか…。
(あと何曲出来るかな…。)

というわけで、
今週の水曜日(12/28)。
ちょっと変則開催ではありますが、
学芸大「A'TRAIN」が、
今年の私のピア〜ノ、弾き納めとなります。
お時間のある方は、
ぜひいらして下さい。
忘年会も兼ねて、
大いに盛り上がりましょう!
と、これも、かなり体力勝負に、
なってまいりましたが…。
ふ〜…。
……。
SHUN MIYAZUMI
November 24, 2016
角館(かくのだて)
最近、私とジャミン・ゼブの間では、
ちょっとした「侍(さむらい)ブーム」が、
起きております。
口を「ヘ」の字に曲げながら、
「うむ」と唸(うな)ってみたり、
「侍言葉」で会話してみたり。
あははは。
事の発端は、
10月のはじめに、
秋田県の「角館」を訪れた時に、
私が「侍」のポーズをしたことでしょうか…。
年甲斐もなく…。(笑)

「角館」といえば、
江戸時代の武家屋敷が、
そのまま残っていることで有名ですね。
幸い、前乗りの仕事だったので、
こんなチャンスはめったにないし、
みんなで名高い武家屋敷に行ってみようじゃないか、
ということから始まりました。
この「侍ブーム」(笑)。
まずは家老職にあったという、
最上級武士の「石黒家」に向いました。
この家の門前では、
この方も完全に武士に成りきっておりました。
(なんか弱そうですね…。)

この人たちも…。
(これはなかなか決まっておりますな。笑。)

うむ、特におぬしは、なかなかサマになっておるぞ。

「殿、本物の刀でござりますぞー。」
「であるか。」

「コノカタナハ オモイデアルナー。」
「ん? おぬしどこから来た?」

とまあ、
こうして江戸の昔に思いを馳せながら、
現存する武家屋敷を、
次から次へと訪れた私たち。

「なんか普通の観光客にはないオーラがある」
とスタッフの方たちに言われ、
「それなら」と、
ア・カペラを歌って大喝采という一幕も。(笑)
ここ角館にも、
しっかり足跡を残して来たジャミン・ゼブ。

それにしても、
昔の日本人は小さかったんですね。
我が軍団で最も小柄なこの人ですら、
この鎧(よろい)を身につけるのは難しそう…。

この籠に収まるのもね。

一番サマになってるのは犬でしょうか…?

桜の季節は、
大勢の観光客で大にぎわいとか。
風情があっていいですねえ。

こちらは下級武士の物寂しげなお家。

上級武士のお宅との、あまりの違いに、
「哀れ」を感じてしまいました。

そして最後に訪れた「岩橋家」。
(おや、そちは何になっておるのじゃ?)

ここはなんと、
藤沢周平原作の映画『たそがれ清兵衛』の、
ロケに使われたお宅とか…。

山田洋次監督の、
なんとも心暖まる時代劇映画の舞台。
(映画そのものの舞台は庄内ですがね。)

宮沢りえちゃんも好演でした。

というわけでおのおの方、
ちょっと縁側に座って、
たそがれてみようではないか。
(なるほど、たそがれておるの…。)

(うむ、うむ、そなたもなかなかじゃ…。)

でも、「たそがれ」の表情をさせたら…、、、

やはりそなたに勝るものはおらんのう。

あはは、
あはははははははは。

こうして私たちは、
「石黒家」「青柳家」「河原田家」
「小田野家」「安藤家」「松本家」
そして「岩橋家」
と、観光案内に掲載されていた、
すべての武家屋敷を完全制覇!
歴史の好きな私たちにとって、
先日の京都に続いて、
大満足の一日になりました。

この「侍ブーム」。
実はまだ続いております。
スティーヴにいたっては、
津川雅彦さん扮する「徳川家康」が完全に乗り移った、
そんな毎日を送っております。
おそらく年内いっぱいは続きそうですかね。
けっこう面倒くさくなって来ましたが…。
ううむ…。
……。
(おわり)
前回の「京都」の記事から、
1ヶ月半も経ってしまいました…。
この間、
本当に忙しい毎日を送っておりました。
(まだまだ続きますが…)
10月は、学芸大「A'TRAIN」も、
1回お休みをいただきましたし…。
でも、明日(11/25 )は、
やります!
どうぞたくさんのお越しを、
お待ちしております。
大いに盛り上がりましょう!
(て、体力保つのか?)
ううむ…。
……。。。
SHUN MIYAZUMI
October 02, 2016
京都
久しぶりに京都に行って来ました。
もちろんジャミン・ゼブの仕事に同行です。
決して遊びではありません。
ええ、決して…。
ですが…、
が……、、、
前日前乗りという、
余裕のスケジュールだったので、
こんなチャンスは滅多にないということで、
私は、この男をけしかけて
朝早く乗り込んで、
二人で京都見物をすることにしました。

仕事で京都は何度も行っておりますが、
今回は時間もたっぷりあるので、
まずは「嵐山」「嵯峨野」に行くことに…。
久しぶりの「渡月橋」は、
多くの観光客で賑わっておりましたね。

そこから「嵯峨野」をぷらぷらと散策して、
お次は「大覚寺」。

雄大な庭園。

遠き平安の昔に想いを馳せる…。

そこから今度は、夕暮れ時の「金閣寺」へ。

いやあ足に豆が出来るほど、
くたくたになるほど歩きましたが、
思い切って来て良かったと思います。
「出不精」「面倒くさがり屋」の私にしては、
上出来の一日でしたね。
パチパチパチ。

ということで、
この日の締めは、
もちろん「鴨川」っぺりで一杯。
「おい、喜びすぎだぞ!」
(ん…?)

翌朝、
ジャミン・ゼブのメンバーと合流。
「おお、みんな元気そうだね。」
この日は、
「長楽館」という、
これまた由緒ある建物の中でのイベント。

リハーサルが終わると、
3時間も時間が出来たので、
私とY浅ショージは再び外に出て、
まずは、近くにあった「八坂神社」にお参り。

何をお願いしてるのでしょうか…?
来年の阪神タイガースの優勝祈願でしょうか…?

M「ショーちゃん、お賽銭入れた?」
Y「あ、忘れた。」
(多分来年もダメだな…。)
Y「おおっ! あれはなんだ…!?」

「知恩院」だ!!!
で、で、でか〜〜〜〜〜〜い!!!

「わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

そして、
延々と続く階段をせっせせっせと登る私たち。
普段なら駅の階段を登るのもしんどいのに、
なぜか頑張る私…。
そのうちに膝がガクガクして来ましたが、
「頑張るぞ〜」

さらに山頂の「大鐘」目指して、
登る、登る…。
(ふ〜…。。。)

「おお、これがあの有名な大鐘か…。」

二人とも「知恩院」は初めてではありませんが、
ここまで登ったのは初めてでした。
NHK「ゆく年くる年」でもお馴染みの、
「知恩院の鐘」は、
70トンもの巨大な鐘でした。
ここまで運んだ昔の人たち、
さぞや大変な苦労だったことでしょうね。

「おっと、そろそろ戻らないと…。」
ということで、
一回目のサロン・コンサート開始。
素敵なステージになりました。

それが終わると、
2回目のステージまで、
またまた4時間も空くので、
みんな、それぞれの京都を楽しむことに。
「おや、君たちはどこに行くのかな?」

私とこの方は、
今度は「清水寺」に行くことにしました。

やっぱり凄いですね…。

ここだけは「別格」のように思います。

国宝の中の国宝。

あらゆる寺院のホームラン王!

そして感極まって、
「清水の舞台」から飛び降りるショーちゃん。
「わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
はい、着地は見事成功でした。
(なわけないだろ!)

そしてそして、
2回目のステージも大盛況でした。
みなさん、ありがとうございました。

はい、そんな京都2Daysでした。
仕事で行ったのに、
こんなに楽しませてもらって、
なんだか申し訳ないような気もしますが、
まあこれも、
年明けから休む間もなく働いてきた、
私たちへのご褒美ということで、
お許しいただければ幸いです。
ぺこり…。
ところで「嵯峨野」に話は戻って…、
ここを訪れるのは、たぶん47年前、
高校の修学旅行以来のような気がします。
「大覚寺」も行った覚えがあったので、
家に帰ってアルバムを見てみたら、
やはりありました!
(これが今)

(47年前)

(大沢池と今の私)

(47年前の私)

あはは。
まるで別人ですね。
それだけ47年という月日が、
いかに長かったかということですね。
♪あの頃の未来に
僕らは立っているのかな〜♪

SMAPの歌ではありませんが、
ずいぶんと未来に来てしまいましたね…。
月日の経つのは早いものです…。
ううむ…。
………。
(おわり)
金曜日(9/30)の学芸大「A'TRAIN」。
またまた楽しい夜になりました。
お越しいただいたみなさん、
ありがとうございました!
さて、今月(10月)は、
ジャミン・ゼブと共に、ツアーに出ておりまして、
やむなく1回お休みです。
次回開催は、
11月25日(金)となります。
みなさん、お間違えのなきように、
お願い申し上げます。
その代わり、
といっては何ですが、
10月以降は全国各地で、
ジャミン・ゼブのライブが満開!
どうぞ、どの会場も、
大盛況となりますように…。
まずは10/7、8、9の、
「半蔵門」ですね。
最高に楽しいセットリストになっておりますよ。
どうぞたくさんのご来場を、
心よりお待ちしております。
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
(もういいって?)
ううむ……。
SHUN MIYAZUMI
September 05, 2016
トゥーツ・シールマンス
みなさん、
残暑お見舞い申し上げます。
て、今年の残暑は、
ちょっと凄いですね〜。
東京はここんとこ、
季節外れとも言うべき、
猛暑、猛暑に見舞われております。
例年、甲子園の高校野球が終わると、
なんとなく秋の気配が訪れるのですが、
今年は逆ですね。
どちらかというと、
7月、8月がさほどでもなく、
甲子園が終わってからの今がまさに、
「夏本番」といった感じですか…。
どうなってんの〜?
ふ〜…。。。
と、そんな中、今日は、
気分だけでも、一足先に、
秋を先取り。
そう、これを聴いたら、
いっぺんに秋のムード。
都会的で、お洒落で、大人で、
美味しいワインなんか飲みたくなる。
そんな素敵なアルバムを、
ご紹介したいと思います。
Quincy Jones『You've Got It Bad,Girl』

クインシー・ジョーンズと言えば、
後にマイケル・ジャクソン全盛時に、
そのプロデューサーとして名を馳せましたが、
実は50年代から、
ジャズの世界では超有名な存在。
そして、1970年代を中心に、
数々のリーダー・アルバムの名盤を、
次から次に発表して世界中から絶賛を浴びた、
偉大なコンポーザー、アレンジャー、
そしてプロデューサー。
1969年『Walking In Space』
1971年『Smackwater Jack』
1974年『Body Heat』
1975年『Mellow Madness』
1978年『Sounds…And Stuff Like That !!』
などなど、
ジャズ&フュージョンの先駆者として、
歴史的快挙(最近この言葉連発…。笑)
ともいえる素晴らしくクォリティの高い、
これらのアルバム群は、
同時期における、
スティービー・ワンダー、スティーリー・ダン
の数々の作品と共に、
『ジャズ&フュージョンの殿堂入り』
間違いなしの名盤揃いです。
ま、そんなもんがあればの話ですが…。
(ん…?)
いやあ、私も学生の頃から、
それこそレコードの針が擦り切れるくらい、
聴いたもんです。

なかでもとりわけお気に入りだったのが、
1973年に発売された、この、
『You've Got It Bad,Girl』
そして、
このアルバムを初めて聴いたとき、
私は一人のハーモニカ・プレイヤーの演奏に、
心打たれたのと同時に、
大変な衝撃を受けたのでした。
それが、
つい先日、8月22日に他界した、
トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)氏。
それまで、
学校の音楽の時間でしか接することのなかった、
「ハーモニカ」という小さな小さな楽器が、
こんなにも切ない音色で、
こんなにも、
レベルの高い音楽を奏でることが可能な、
素晴らしい楽器であることを、
衝撃と共に教えられたのでした。
94才。
見事なまでの音楽人生でしたね。
大拍手を贈りたいと思います。
ぱちぱちぱちぱち。
そんな彼の代表作は、
あの『Bluesette(ブルーゼット)』
なのでしょうが、
私はこのクインシーのアルバムに収められた、
彼の珠玉のようなハーモニカ演奏もまた、
永遠に語り継がれるべき名演の数々と、
心から推奨したいと思うのです。
どうでしょう。
秋の夜長に。
お酒が美味しくなること請け合いですよ。
えっ?
もう聴いた?
他にお薦めはないの?
ですって?
では、もう1枚。
これまた、
知的でロマンティックなピアニストとして、
今だに世界中で愛され続けている、
今は亡き、ビル・エヴァンスと共演した、
『AFFINITY』というアルバム。
これぞまさしくインタープレイ。
2人の名人のすさまじいまでの内面の葛藤が、
みごとにぶつかり合った大傑作。

というわけで私もこの秋は、
ジャズを通して、
ハーモニカという楽器を、
芸術の域にまで高めた、
この偉大なトゥーツ・シールマンス氏のプレイに、
再び耳を傾けてみようかな、
などと思っております。
みなさんもぜひ。
さて、最後になりますが、
そんな偉大なトゥーツ氏にお褒めをいただき、
氏の生涯で2度も雑誌で対談したのが、
ジャミン・ゼブのライブやCDでもお馴染み、
西脇辰弥くん。

やはり彼も本物だったようですね。
まさにトゥーツ氏の後継者。
彼のブログには、
そのときの対談の内容も、
詳しく掲載されてるようなので、
これもよろしかったらご覧になって下さい。

(西脇、若いな〜。笑)
というわけで、
この10月7、8、9に予定されている、
ジャミン・ゼブ『半蔵門オータム・セッション』
久しぶりに、
『Bluesette(ブルーゼット)』やってみようかな、
なんて思っております。
偉大なトゥーツ氏を偲んで…。
な〜んて、ちょっとおこがましいかな…。
本当はワルツなのにボサにしちゃったけど…。
お許しくださいませ、
トゥーツさま。
合掌…。
SHUN MIYAZUMI
August 24, 2016
オリンピック
終わっちゃいましたね。
リオ・オリンピック。
いやあ、熱い2週間でした。。。
最後の方は、
睡眠不足でボロボロになりながらも、
毎晩、テレビにかじりついて観ておりました。
あの男(Y浅ショージ)も、
そうみたいですよ。(笑)
明け方近く、
オリンピック中継を見ながらの、
2人のメールのやりとりも数知れず。
7月じゃなくて良かった…。
あははは。
ま、それだけ、
日本人選手の頑張りは素晴らしかった、
ということです。
なかでも、
最もビックリしたのが、
陸上男子4×100mリレーの銀メダル!

ジャマイカには及ばなかったものの、
世界的に有名な黒人選手をズラリと並べた、
アメリカやカナダに先着したんですから、
これはまさに「国民栄誉賞」もんです。
すごい!
歴史的快挙です!!!
そしてこの人にもビックリ!
女子平泳ぎの金藤選手。
開幕前はあまり騒がれてなかったので、
正直あまり期待してなかったのですが、
(ごめんなさい…)
あれよあれよいう間に、
堂々、ぶっちぎりの金メダル。
これも興奮しましたねえ〜。

それから女子バドミントンの高橋・松友ペア。
16-19から怒濤の5連続ポイントで、
大逆転の金メダル。
よくやったー!

そして体操の内村航平選手。

この人にも「国民栄誉賞」あげて下さい、
安倍さん。
他にも、
卓球、テニス、柔道、レスリング、競泳、競歩、
などなど、感動のドラマは数知れず。
選手のみなさんは大変だったでしょうが、
本当に楽しませてもらいました。
ありがとう〜〜〜〜。
そして…、、、
やっぱり今大会も、
この人だけは “特別の存在” でしたね。

3大会続けて、
100m、200m、4×100mリレーで金メダル!
ウサイン・ボルト。
もうこんな人は出ないでしょうね。
イチローもそうですが、
こんな人と同時代に生きられたことは、
本当にラッキー!

ゆっくり休んでねボルトちゃん。
(ん…?)
さあ、お次は、
4年後の「東京オリンピック」ですね。
そういえば、
我が家の近くには、
こんな寿司屋があって…、

で、向こうの方の、通りに面したところに、
なにやら案内板が…、、

なるほど、これは、
震災のときはここへ避難しなさい、
という目印のようです。
そう、ここを左に5分くらい歩くと、
私の愛する駒沢公園があるのです。
今を去ること半世紀前、
1964年の「東京オリンピック」の際、
様々な競技場が造られた駒沢公園の正式名称は、
『駒沢オリンピック公園』
て言うんですね。

でも、なんかスペルが違うような気も…。

Olimpic…???
Olympicじゃないの?
ううむ…。
大丈夫か…。
東京…。
……。
(おわり)
高校野球も熱かったですねえ。
スリリングな好ゲームの連続で、
こちらも大いに楽しませてもらいました。
ということで、
楽しかった夏もそろそろ終わり。
秋、冬の陣に備えて、
そろそろ仕事モードに、
戻るとしますか…。
おっと、その前に、
今週の金曜日は学芸大「A'TRAIN」ですね。
こちらも熱く、
盛り上がりたいと思います。
お時間の許す方はぜひ!
あ〜あ、
祭りの後の寂寥感…。
毎年この時期は、
ちょっぴり寂しいですね。
特に今年は…。
チンチロリ〜ン♪
……。
SHUN MIYAZUMI
July 18, 2016
7月14日
みなさん、
暑中お見舞い申し上げます。
さてさて、
あちら(ZEBLOG)にもありますように、
7月14日(木)の「よみうり大手町ホール」
『WE GET REQUESTS!LIVE』は、
ある種の異様な雰囲気に包まれておりました。
おそらく、駆けつけて下さった、
ジャミン・ゼブ・ファンのみなさんには、
“今まで体験したことのない” 驚きに満ちた、
コンサートになったのではないかと思います。


なにしろ、
全20曲すべてが新曲、ニュー・アレンジ、初披露!

誰だ〜、こんな忙しい時期に、
こんな無謀な企画を考えたヤツは〜〜〜!?
と言いたいところですが、
「やりましょう!」「やりましょう!」
と、イの一番に乗っかった張本人は、
この私なのですから、
致し方ありませんね。(笑)
おかげで、
自らが撒いた種とはいえ、
この半年は大変な毎日でした。
ニュー・アルバム『Parade』の制作や、
そのリリース記念ライブだけでも大変なのに、
この「リクエスト・ライブ」のために、
新たに16曲も書くことに…。
プライヴェートも、曜日の感覚も何もない、
仕事オンリーの日々がず〜っと続いておりました。
ふ〜…。
ジャミンのメンバーも大変だったと思います。
すべてがニュー・アレンジの上に、
半分くらいは、
知らない曲だったでしょうし…。
しかもその間に、
いわき、大阪といった遠征をこなし、
7月に入ってからは、
金沢を中心とした、
石川県の高校文化教室と題したコンサートが8本。
この「リクエスト・ライブ」を挟んで、
新幹線「かがやき」で東京ー金沢を2往復。

そんな合間をぬって、
少しでも集まる時間があれば、
一生懸命練習しておりましたね。

おかげさまで、
「心に残るすごいコンサート」「伝説のライブ」
といった絶賛の声をたくさん頂戴致しました。
メンバーも、
幸せな達成感に浸っているのではないでしょうか。

いやあ、やって良かったです。
スティーブも言っておりましたが、
これだけの新曲を一気に披露するというのは、
まさにデビュー以来のこと。
そこに向かって、
一丸となってチャレンジしていった体験は、
『Parade』から始まる、
「ジャミン・ゼブ・セカンド・ステージ」に向けて、
(私はそう位置づけております)
大きな何かを得たような気がします。
そういう意味では、
短期間で、老体にムチ打って書いた、
この膨大なスコアの大群も、
今までにはない重みを持っているような気が…。

みなさ〜ん、
ありがとうございました〜〜。

というわけで私、
約半年ぶりに、
ようやく普通の生活に戻れます。
え〜と、
プロ野球や相撲はどうなってるのかな…?
おお、イチローはあと6本で3,000本か!
夏の甲子園も楽しみだな〜。
えっ、この夏はオリンピックもあるの?
わーい。
わーい、わーい。
わーい、わーい、わーい、わーい、わーい。
(……)
と、その前に部屋の掃除だな…。
こっちも半年ぶりかな…。
(汚な〜〜〜〜〜〜〜い!)
ん…?
SHUN MIYAZUMI
June 30, 2016
浅野屋
私が愛する学芸大学。
その中でも、
とびきり愛してやまない、
老舗大衆居酒屋が、
この『浅野屋』さん。

ある日のこと、
仕事を終えてぷらりと暖簾をくぐると、
なんとテレビ画面に、
今私がいる『浅野屋』が映っていました。

気さくな大将。

愛嬌満点の明るい女将(おかみ)さん。

あらまあ仲のよろしいご夫婦だこと。

なにしろ安いんです!
そしてテレビ画面にはいつも、
野球、相撲、サッカーなどが流れているため、
ご隠居の老人やら、仕事を終えたサラリーマン、
若者などで、いつも混雑。
そう、ここはさながら、
オヤジたちのスポーツ・バーのよう。
今は亡き、いかりや長介さんや、
ブラザー・トムさん、
「いいんです!」の川平さんなども常連の、
学大の飲んべえで知らない人はいない程の、
有名な大衆酒場。
その中でも、
一番人気がこの「牛モツ煮込み」。

その『浅野屋』さんが、
50年の歴史にピリオドをうち、
6月30日をもって、
閉店することになりました。
いやあ仕方のないこととはいえ、
本当に残念です。
すっかり馴染みとなった常連の人たちと、
相撲の勝負に沸き、
野球の一投一打にかたずをのみ、
サッカーの得点シーンに大騒ぎ、
ああ、もうそんなこと、
出来なくなってしまうんですね。
寂しいです…。
というわけで今週は、
別れを惜しむ常連客たちで、
連日大盛況だったようです。
私も一昨日、
最後のお別れに行ってまいりましたが、
席を確保出来たのが10時半を過ぎておりました。
人気があったんですねえ。

昭和の良き時代を感じさせる大きなカウンター。
またひとつ老舗が姿を消すんですね。

でも本当にご苦労さまでした。
長い間ありがとうございました。
と心から言いたいですねえ。
今度ご夫婦で、
私の「A'TRAIN」ライブにでも来て下さい。

それにしても、
これによって「居酒屋難民」となった、
常連客は、
次はどこを目指すのでしょうか…。
この私を含め…。
ううむ…、
大問題だぞ…、
これは……。
……。。。
(おわり)
ところで先週、
世間を震撼とさせた「碑文谷公園」は、
この『浅野屋』さんから、
歩いて2、3分のところにあります。
そして、
被害に遭われた88才のおばあちゃんは、
なんと私の大親友である小原さんと、
同じマンションの住人でした。
ひえ〜〜〜〜〜〜〜ッ!
そんな騒ぎの中、
先週の金曜日(6/24)は、
私の「A'TRAIN」ライブ。
お越し下さったみなさん、
ありがとうございました。
朝からヘリコプターの音で、
睡眠を著しく妨害されましたが、
なんとか無事に終えることができました。
次回は7月29日(金)です。
その頃には犯人も捕まって、
落ち着いてるといいですね。
いや、そうでなくては困ります。
難民としては…。
(ん…?)
……。。。
SHUN MIYAZUMI
May 23, 2016
アレンジ三昧の日々
こんないい天気なのに…、

こんな爽やかな季節なのに…、、、

私は、毎日毎日家にこもって、
アレンジ三昧の日々です。
アルバム制作が終わっても、
まったく休むことが許されません。
あ〜〜〜あ。
(写真はずいぶん前のもの)
7月14日に行われる、
「リクエスト・ライブ」なるコンサート。
私の相棒のY浅ショージが、
私になんの相談もなく、
「このライブはすべて新曲でーす!」
などと早々と発表したために、
私は膨大な数のアレンジを、
短期間ですることを余儀なくされてしまいました。

そう、古風な私は、
いまだに手書きの譜面。
「このご時勢に」
と笑わば笑え。
わっはっは。
(自分で笑ってどうする)
でもね、
このアレンジ、
けっこう楽しんでおります。
今までのジャミンの曲は、
“原曲とはガラリと変わったアレンジ”
と、これが「売り」でした。
バラードをノリノリのファンクにしたり、
ワルツをボサノバにしたり、
ビートルズの曲にバリバリのジャズ・ハーモニー、
などなど…。
だから、その新しいコンセプトを考えるのが、
ひと苦労。
でも今回は、
ファンのみなさんのリクエストですから、
原曲のイメージを壊さずに、
というスタイルでやっております。
コードも、構成も、テンポも、
かなり原曲に近い。
では、どこがジャミンなのか?
ハモリなんですねえ。
そう、原曲にはない「ハモリ」!
これが加わると、
やっぱり「ジャミンの世界」になってしまうんです。
そして、
個性的な、4人4様のヴォーカルの魅力。
ま、この4人がいれば、
どんな曲でも可能なわけです。
「これはコージローのソロから始まって、
後半はレンセイにソロを移して、
ここでこうハモって、
最後は4声でバ〜ッと盛り上げよう」
とか、
「これはスティーブのソロ、
そして一人ずつハモっていって、
後半はスペイン語の歌詞を使って、
シモン中心にラテンにしてしまおう」
とか、
そんなことを考えながら書いていくのが、
すこぶる楽しいのです。
しかも有名な曲ばかりですからね。
私も少年時代、青年時代に、
胸キュンした名曲もたくさんあって、
あれこれ思い出しながら書くのも、
ある意味至福の時でもあるわけです。
というわけで、
こんなオモチャのようなキーボードで、
リズムやテンポを決めて、
メロディーやコードを探りながら、
1日1曲のペースで、
せっせせっせと書いております。

ちなみにこの子。
もう25年くらいのおつきあいです。
たしか3万円くらいで買った、
それこそ「おもちゃ」のような代物ですが、
けっこう役にたつんですよ。
この「おもちゃ」の助けを得て、
もう200曲以上は書いたんじゃないかな。
経済効果計り知れない、
私にとっては愛着この上ない、
貴重な相棒ですね。
そろそろ壊れかけてきておりますが…。
(がんばれ!)
というわけで、
この1ヶ月で、
すでに12曲書きました。
あとまだ5、6曲書く予定。
ふ〜…。
おかげで、
肩こりがひどいです。
なにしろ、
レコーディングから、
すっと続いていますからね、
こんな生活。
一度マッサージに行ったのですが、
肩も首もパンパンで、
鉄板が入っているようだ、
一度や二度ではほぐれない、
と言われました。
でも、マッサージ代もバカになりませんからね。
ハイ、そんな時はコレ。

これを肩や首にぬって、
がんばっております。
スースースーとごまかしながら。
(笑)
でも、このコンサート楽しみですね。
あれこれ想像しながら、
ニヤニヤしております。
もしうまくいったら、
第二回、第三回と、
続けていきたいもんです。
東京以外でもやりたいな。
「リクエスト・ライブ・イン札幌」
「リクエスト・ライブ・イン福岡」
とかね。
なにしろ540曲もいただきましたから。
リクエスト。
これ全部やるとしたら、
1年に1回、20曲ペースとして、
27年かかってしまいますね。
え〜と、
私もうすぐ65だから、
それに27足すと、
全部完成する頃私は、
…、
92才…。
ひえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
(おわり)
早いもので、
今週の金曜日(5/27)は、
学芸大「A'TRAIN」ライブ、
ではありませんか。
年が明けてから、
アルバム制作と、このアレンジ三昧で、
時間や曜日の感覚がまったくありません。
気がついてみたら、
もうすぐ1個、
年をとるわけですねえ。
……。
ということで、
まあこれは私のバースデイ・ライブかな。
自分で自分を大いに盛り上げてやりましょう。
お時間のある方はぜひいらして下さい。
65才か…。
ということは、
そろそろ年金もらえるのかな…。
嬉しいような…、
寂しいような…、
……。
SHUN MIYAZUMI
April 25, 2016
くらしき
よくよく考えてみたら、
ここ2、3ヶ月、
ろくに休んでおりません。
ふ〜…。
ただ今、ジャミン・ゼブのニュー・アルバムを、
せっせ、せっせ、と制作中なのですが、
レコーディングというのは、
おそろしく時間がかかるんですね。
根気のいる仕事なんです。
ま、それも私の生業(なりわい)の一部ですから、
どこに文句を言うわけにもいかないのですが…。
あはは。
(自虐的笑い)
さらには、
このアルバムのために3曲をニュー・アレンジ。
いろんなコンサートのリハーサル。
4月の市川コンサートのために、
2曲アレンジ。
いろんなライブのリハーサル。
さらに、さらに、
少しでも時間が出来たら、
7月14日の「リクエスト・ライブ」のために、
とりあえず4曲ほどアレンジ。
そして今日から、
アルバムの仕上げのため、
あと10日ほどスタジオ・イン。
GWもヘったくれもありません。
それが終わったら、
「リクエスト・ライブ」のために、
さらに、あと12曲のアレンジ。
の予定…。
その間に、決算資料の作成。
(弊社はもうすぐ決算なんです)
その他にもやることがドッチャリ。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、、、
私はいつになったら休めるの〜〜〜。。。
とまあ、
「忙しいことは幸せなことだ」
とわかっていながらも、
そんな、愚痴っぽい今日この頃なのですが(笑)、
そんな日常から一時解き放たれて、
4月の10日から4日間、
ジャミンとともに西日本遠征してきました。
あちら(ZEBLOG)にもあるように、
『JUMP WEST 2016』ツアーです。
今回は、
「松山〜倉敷〜大阪〜名古屋」
という行程なのですが、
今思うと、これが一服の清涼剤でしたね。
なにしろツアーに出てしまうと、
ノート・パソコンを持たない私は、
ほとんど仕事がありません。
Y浅ショージと違って。(笑)
ライブのリハーサル時のサウンド・チェック。
メンバーへのチェック・ポイントの指示。
あとは、ライブ時の写真撮影。
ま、こんなもんです。
あとは街を探索したり、
ショーちゃんやメンバーと美味しいものを食べたり、
夜遅くまで飲み明かしたり、
とまあ、ちょっとした旅行気分。
まあ、このくらいの役得もないとね。
むふふ。
そんな今回のツアーの中で、
唯一初めて訪れたとも言える、
倉敷の町並みは本当に印象に残りましたね。
リハーサル終了から本番までの間を利用して、
メンバー、ショーちゃんと一緒に、
有名な「美観地区」というところを散策。

いやあ驚きました!
まるで江戸時代にタイム・スリップ!?
そんな錯覚すら覚えるような、
古い町並が延々と続いているんですねえ。
なにしろ私は歴史が大好き。
京都も奈良も大好き。
古い写真や映画を観るのも大好きー。
だから、こんな所が現存していたなんて、
もうもう大感激なのです。

同じく歴史好きのスティーブやレンセイも、
いたく感動のご様子。

レ「イヤー クラシキハ ビックリシマスネ」

おっと、あの男も、
忘れてはいけませんね。

そうショーちゃん。
この人もひたすらカメラをパチパチ。

「だったら僕らも」
と、メンバーもパチパチパチ。

ミ「さ、ショーちゃんの見合い写真撮ろう!」
ユ「そうですか、じゃあ、ぜひ。」

ミ「せっかくだからオレも1枚撮ってよ。」
(しまった、お腹へっこめるの忘れた!)
……。

さらには、一軒の「うどん屋」に入り、
入麺(にゅうめん)やぶっかけうどん。
これもけっこうなお味でした。

そうこうするうちに、
「おっと、いかん、もう本番の時間だ!」
と、大慌てで会場に戻ってみると、、、

うわっ、近っ!!!

なんともアット・ホームな、
普段では考えられないようなシチュエーション。
でも、私同様リフレッシュしたメンバーも、
いつになくくつろいだ感じの、
本当に楽しいライブをやっておりました。

こうして楽しい時間をすごした後、
ホテルの部屋に入ってみると、
なんと、
今どき「アナログ」のテレビ!

まさか、こんなとこまで、
「レトロ」を意識したわけではないでしょうが、
ホテルで、これは、
ちょっと、、
ね…???
あはは、
あははははははははは。

というわけで、
「まだ」の方もぜひ一度いかがですか。

また行ってみたいな…。
くらしき…。
(おわり)
そんな私の、
もう一服の清涼剤は、
学芸大「A'TRAIN」ライブですかね。
今月は28日(木)の変則開催です。
そう、今週の木曜日!
ぜひ、そんな哀れな(うそ)私に、
会いに来て下さい。(笑)
GW前のひとときを、
大いに盛り上がりましょう!
さ、今日も「PARADE」だ。
「パレード」だ。
今日も元気にスタジオだ。
スタジオだ…。
スタ…。
ふ〜…。
……。。。
SHUN MIYAZUMI
April 02, 2016
ネパール料理
生まれて初めて、
ネパール料理なるものを頂きました。

息子の裕介くんが、
日頃お世話になってるお仲間や友人のみなさんと、
「一席設けるので親父さんもどうですか?」
と誘ってくれたわけなのですが、
いやあ実に楽しいひとときでした。
(おや? またまたあの方も一緒ですね。笑)

「ネパール料理」
期待にたがわず、
すごく美味しかったですよ。
ちっちゃなおまんじゅうに、
カレー味のソース。
う、うまい!

ほうれん草と豆腐。
う、う、うま〜い!

ピリ辛チキンも絶品。
う、う、う、うま〜〜〜〜い!!

なんと12種類もの料理が次々とやってきて、
最後のカレーに至るまで、
飽きることがなかったですね〜。
女性弁護士、接骨院の先生、美容コンサルタント、
スタイリスト、アート・ディレクター、
サッカーの指導者、
ちっちゃなIT企業の経営者(これ息子です。笑)
といった、様々な職業の人たちと、
大いに飲み、食べ、語るという素敵な会。。
みなさん、本当にありがとうございました!
裕介くん、誘ってくれてありがとう!

さて、私がこの会に参加したのには、
もうひとつ大きな理由がありました。
集合写真で、
私の左にいる人も参席する、
と聞いたからです。
この人は、
とある有名なプロ野球選手のお兄さん。
そうこの方です。
眉毛とか目元とかソックリなのですが、
誰のお兄さんだかおわかりですか?

私は長年音楽業界(芸能界)にいるので、
アイドルやスターがいても、
さほど気にもならない、
さほど嬉しくもないのですが、
野球選手だけは別です。
近くにプロ野球選手がいたら、
いい年をして、
「サインして下さい」
などと、恥ずかしげもなくおねだりしちゃう。
あはは。
ましてや、
この選手は私の中では、
別格中の別格なのです。
大大大ファンなのです。
ゆえにお兄さんとはいえ、
「それはぜひともお会いしたい!」
と、参加した次第。
もちろん、同じく野球大好きのあの男もね。(笑)
みなさんも考えてみて下さい。
おそらく知らない人はいないであろう大選手です。
今年も節目の大きな記録に挑戦する、
あの選手です。
……?
(おわり)
ようやく桜が満開になったと思えば、
またまた「寒の戻り」でしょうか。
昨日、今日と、
寒いですねえ。
ハ、ハ、ハクショ〜〜〜ン!
(ん…?)
でも本当に桜は日本人の心ですね。
毎年楽しませてくれます。
桜ちゃん、今年もありがとう!

さ、来週はいよいよ、
名ドラマー山木秀夫さんが、
アルバムに参加してくれます。
またまた素晴らしいプレイで、
レベルをぐっと上げてくれることでしょう。
いやあ、楽しみ楽しみ。
……。
ところで、さっきのクイズ。
もうおわかりですよね。
えっ? まだわからない??
では最後に決定的なヒントを…。
この人の名は、
鈴木さんです。
……。
SHUN MIYAZUMI
March 20, 2016
花粉よいずこへ
東京の桜は開花間近。
センバツ高校野球も開幕しましたね。
3月25日にはプロ野球も…。
わーい。
一気に春モードですねえ。
浮き浮きしますねえ。
そんな中、
この私は大忙しの毎日…。
この3週間ろくに休み無しの日々…。。。
老体にムチ打って、
レコーディングに、
音源制作に、、
ライブのリハーサルに、本番に、、、

いやあ、我ながら、
よく体が保(も)ってるというもの…。
うんうん…。
で…、
そんな私の体に今年、
ある異変が起きております。
というのは…、
この季節になると毎年悩まされ続けた…、
「あいつ」が来ないのです。
(…?)
そう、あいつ…、
「花粉」
(え〜〜〜〜〜〜っ!?)
私の『花粉症』は、
5、6年前に始まりました。
我がジャミン軍団にあっては、
シモンについで2人目。
クシャミ連発、鼻水ぐしゅぐしゅ、目はかゆい…。
一年で一番楽しいはずの「春」が、
一転憂鬱な季節になってしまいました。
シモンは「仲間が増えた」と喜んでましたが…。
さて『花粉症』というのは、
「一度かかると一生治らない」と言われております。
にもかかわらず、
今年はほとんど症状が出ないのです。
(なんで…?)
ある年齢に達すると治るのでしょうか?
(そんなバカな…)
唯一心当たりがあるとすれば、
たしか去年、このブログの投稿欄で、
とある方からご推薦いただいた、
こんなヨーグルトを食べ始めたことでしょうか…。

そうコレ。
でもね、
ヨーグルトというのは本来、
腸の働きを良くするもの。
それが「花粉」に効くのでしょうか…?
でも、去年までと変わったことを始めたと言えば、
このヨーグルトの他に思い浮かびません。
あとは「目薬」かな…。

これは去年の花粉シーズンの終わり頃から使用。
これも「目のかゆみ」にはドンピシャ。
この二つだけで、
憎っくき『花粉症』とおサラバできたら、
こんなラッキーなことはありませんね。
ただし、
先日(3月12日)の飯能でのコンサートでは、
1日だけ復活しました。
飯能に着いたとたん、
「クシャミ」「鼻水」「目のかゆみ」…。
いやあ、ひどいもんでしたね。
で、地元の方に聞いたところ、
「飯能というのは杉の街として有名なんですよ。」
というお答えが返ってきました。
市の7割が山野で、
林業で栄えた飯能は、
関東でも有数の「杉花粉」の名所(?)、
なんだそうです。

あははは、
それでは仕方ありませんね。
今度はぜひ、
「花粉シーズン」を外した時期での開催、
よろしくお願いしますね、湯浅くん。
でも東京に戻った瞬間、
「クシャミ」も「鼻水」も、
いっぺんに治りましたよ。
それにしても、
不思議なこともあるもんです。
このままいってくれればいいのですが…。
もう来ないでね花粉ちゃん…。
(ん…)
というわけで、
明日(3月21日)はジャケットの写真撮影。
22日からはアルバム作りも後半戦。
意気揚々と、この「春」を、
満喫しながら乗り切りたいと思います。
あ、25日(金)は、
恒例の学芸大「A'TRAIN」ライブもありますね。
その頃には、
桜も見頃になっているんでしょうか。
お願い、
花粉ちゃん、
このままおとなしくしててね。
(もういいから)
ん…?
SHUN MIYAZUMI
February 16, 2016
ラジオ出演
ラジオ出演して来ました。
誰が?
ジャミン・ゼブ?
いいえ、私がです。
(え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?)
調布FMの「気分はいつもブルースカイ」
という1時間番組のゲストです。
というよりプロデューサー宮住俊介さんの大特集。
(うっそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??)
いや、そうなんです。
(ポリポリ)
私が手掛けたアーティストの中から、
カシオペアやジャミン・ゼブなどの曲をかけ、
それにまつわるエピソードを面白可笑しく紹介する、
というもの。
こう見えても意外と小心な私は、
普段はこうした表舞台のお話は、
極力お断りするのですが、、、
昨年10月の「半蔵門TFMホール」を見て、
すっかりジャミンのファンになったという、
パーソナリティーの峯卓人、沙木実里ご夫妻の、
熱心なお誘いに心動かされ、
「そんなことなら」と、
意を決して出演させていただくことになった、
とまあ、こういうわけでした。

オン・エアーは、
2月28日(日)18:00ー19:00
調布FM「気分はいつもブルースカイ」
インターネット放送、サイマルラジオで、
世界中どこでもお聞きいただけるとのことです。
http://listenradio.jp/
http://www.simulradio.jp

パソコンはもちろん、
アプリをダウンロードすると、
iphoneでも聴けるそうですよ。

何をかけたかは当日までのお楽しみとして、
ジャミン・ファンのみなさまも大いに喜んでいただける、
そんな内容になっておりますので、
興味のお有りの方は、
ぜひお聴き下さいませ。
ちょっと恥ずかしい気もしますが…。

今日はそんな臨時ニュースでした。
さ、また仕事に戻るとしますかね。
かなり二日酔いですが…。
……。
SHUN MIYAZUMI
February 06, 2016
今は昔
今年に入ってからは、
ジャミン・ゼブのライブも少なく、
(ま、毎年、春先まではこんな感じですが…)
けっこう自由な時間があるなあと、
あれこれ楽しいプランを立てていたのですが、
が…、
なぜか、とんでもなく忙しい毎日…。
(な〜んで…??)
したがって映画もロクに観る時間がありません。
でも、寝る前はなんか寂しいので、
棚にある昔の映画、
それもバカバカしい、
「クレージー・キャッツ」の映画などを引っぱり出して、
ひとり、ゲラゲラ笑って発散しております。
あははは。
こんな映画です。

あははは。
ところが、、、
この映画、、、
冒頭にこんなシーンが出てきました。

これって?
もしかして?
私がよく散歩に行く、ご近所の、
『駒沢公園』ではありませんか。
1964年の映画ですから、
「東京オリンピック」のために造られた、
出来たばかりの「駒沢オリンピック公園」
というわけですねえ。
今と比べると、
周囲の緑がほとんどありません。
こんなんだったんですねえ。
自分がよく知る場所の昔の映像や写真を見るの、
大好きなもんですから、
何度も何度もリプレイして、
「へ〜、こんなんだったんだ…。」
と、ひとり大喜び。
春になると新緑がまぶしい、桜並木も美しい、
そんな「駒沢公園」も、
まずは競技施設だけを突貫工事、
というわけだったようです。
今では、ほら、



さあ、そこに、
私が敬愛する、
植木等さんが颯爽と登場。
「それ〜っ」


(これが今の写真)

私がよく行く場所に、
あの植木等さんがいたなんて、、、
いやあ、なんだか嬉しいなあ〜、
と、一人ご満悦。
その「駒沢公園」の隣には、
これも私が定期的に検診に行く、
「東京医療センター」という総合病院があります。


私にとってはおなじみの光景ですが、
この映画にはこんなシーンも登場。


うわあ、懐かしい。
これは、その昔、
「駒沢第二病院」
といってた頃の映像ではありませんか。。。
なんだか楽しくなって、
今度は『ニッポン無責任野郎』という映画を、
引っぱり出してみました。
これは1962年の映画。
すると、、、
こんなシーンから映画が始まりました。


これって、どこの駅だかおわかりでしょうか?


なんと「自由が丘」なんですねえ。
これも隣町で、
私もよく行く場所ですから、
いやあ感慨無量。
(これが今)

そして、またまた植木さんの登場。

プッ、駅員さんがいますね。
今は立派な自動改札機がズラリ。

駅前のロータリーは昔、、、


なんだか車が古くさいですなあ。
あはは。
(今は…)


♪お〜れはこの世で一番
無責任と言われた男
ガキの頃から調子良く
楽して儲ける スタイル♪


(今はこんな感じ)

颯爽と唄いながら、
我らが植木等は、
今日も明るくハッスルハッスル。
あははは、いいぞいいぞ。


(これが今)

こうしてみると、
昔の日本映画をもう一度観てみるのも、
なかなかいいもんですね。
繰り返しますが、
もともと歴史が大好きで、
昔の写真や映像を観るのも大好きな私。
でも、こうやって、
今住んでいるところや、
良く行くところの映像が出て来たら、
なおさら楽しくなります。
みなさんも、
たまには昔の日本映画も観てみては、
いかがでしょうか。
思わぬ発見があるかもしれませんよ。
というわけで今年は、
そんな映画もいっぱい観ようと思っています。
待てよ…、
そうすると新作を観る時間がなくなって、
お正月恒例の、
「私の映画ベストテン」が出来なくなってしまいますね。
ううむ…。
それも困った…。
ううむ…。。
……。。。
SHUN MIYAZUMI
January 16, 2016
私の映画ベストテン 2015
今年で9年めとなる、
『私の映画ベストテン』
『私の10大ニュース』と並んで、
これをやらないと1年が始まらないともいえる、
おそろしく無駄に時間を労する企画であります。
あははは。
そう、「なんでこんなこと始めたんだろう」
と、毎年思うのですが、、、
楽しみにしてる方も多いというので、
今年もやってみることにしました。
さて、私が昨年観た映画は78本。
ご承知のように、
後半は全国を飛び回っていたので、
主に前半に偏ってはいますが、
それでも随分な数になりました。
そして、昨年もまた、
10本に絞るのが大変なほど、
いい映画に巡り会うことが出来ました。
今回もまた、
自己中心的なベストテンではありますが、
お時間がありましたら、
どうぞご覧になって下さい。
いやあ映画って、
本当にいいもんですね。
(古い)
ん…。
『私の映画ベストテン 2015』
1.シェフ
(CHEF)

なんとも楽しく、そして痛快な映画でした。
ロサンゼルスのレストランを解雇された、
一流の腕を持つシェフが、
失意のうちに訪れた故郷のマイアミで、
キューバ・サンドイッチの美味しさを知る。
そして、一台のフード・トラックを手に入れて、
どん底からの再スタート。
息子や後輩のシェフとともに、
アメリカ南部を移動販売しながら、
再びロサンゼルスを目指し、
成功を収めていくという物語。
現代における、
SNSの怖さと利点もうまく織り込みながら、
男の仕事とはなにか、親子の愛情とは、、、
などなども、
ちゃっかり考えさせられるような、
後味のいい作品で、
じつに爽快な気分になりました。
それにしても、
この「キューバ・サンドイッチ」
一度食べてみたいもんです。
本当に美味しそうなんですから。。。
(よだれ)
2.ラストベガス
(LAST VEGAS)

これまた痛快、痛快、痛快、
痛快丸かじり。
(ん…?)
抱腹絶倒の笑いあり、
しんみりと泣かせる場面あり、、
もうもう至れり尽くせりの娯楽映画でした。
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、
モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインら、
大物オスカー俳優のおっさんたちが、
「ラスベガス」で繰り広げる、
ハチャメチャな一夜。
ここだけの話ですが、
じつは私も、
悪ガキがそのまま大人になったような所もあって、
ゆえに、このオヤジたちには、
大いに共感するところがあるんですねえ。
「いけえ!」「やっちゃえ〜!」「それ〜!」
と、画面の前でけしかけておりましたから。
あははは。
「年をとるのも悪くないかな」
と、このオヤジたちに自分を投影しながらの、
楽しいひと時でした。
3.バードマン
(BIRDMAN)

2015年「第87回アカデミー賞」で、
作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞
の4部門に輝いた大傑作。
当然でしょうね。
すべてに圧巻、圧倒的、常識破り。
やられました…。
私は映画の専門家ではありませんが、
この映画では、
「疑似ワンカット撮影」という手法が、
用いられているんだそうです。
すべてがリアル・タイム進行に見せる手法で、
今まで誰もやったことがないんだそう。
ジャズ・ドラムのソロが、
主人公の心の動きをドラマティックに演出する、
そんな音楽のあり方も新鮮でしたし、
冒頭からラストシーンまで、
上質な、「大人のメルヘン」を感じさせる、
素晴らしい作品だと思いました。
受賞こそ逃しましたが、
マイケル・キートン、エドワード・ノートンは、
オスカーに値する好演技ですよね。
まだの方、必見です、これは…。
4.イコライザー
(THE EQUALIZER)

これ、中高年男性向けの映画かも…。
でもこういうの大好き。
私の大好きな俳優、
デンゼル・ワシントンが、
今回もハードボイルドにやってくれました。
ホームセンターで働く平凡な男。
しかし、見るに見かねて、
敢然とロシアン・マフィアに立ち向かうや、
いやあ、これが強いのなんの?
「こんなおじさんで、
はたして勝てるの?」
なんて心配はまったくのご無用。
「いったいこの男何者…?」
じつは…、、、
おっと、これ以上はネタバレになるので、
やめときます。
なにはともあれ、徹頭徹尾、
伝統的な「勧善懲悪」スタイルでぬり固められた、
スカッとする豪快なアクション映画です。
ただただカッコいいです。
デンゼルおやじ。
憎いぞ…。
(うっとり)
5.フォーカス
(FOCUS)

ウィル・スミス主演による、
最高に楽しいロマンティック・コメディ。
天才詐欺師のダマし合い、
予想もつかない大ドンデン返し、
ハラハラドキドキの間にも、
ちゃっかりロマンスは進行していくという、
贅沢この上ない映画です。
それもそのはずで、
何年か前に推薦した、
『ラブ・アゲイン』の監督の作品だそう。
そして、女スリ師に扮する、
マーゴット・ロビーという女優が、
なんともチャーミングでした。
「ウルフ・オヴ・ウォールストリート」にも、
出てましたね。
ゴールド・コーストの出身なんですって。
レンセイ知ってた?
て、関係ないか。(笑)
というわけで、みなさんも、
大いに、爽快に、ダマされてください。
映画なんだからいいじゃありませんか。
6.スパイラル〜危険な関係〜
(The Details)

2011年の映画なんだそうです。
そして、なにげに借りてみたら、
これがなかなかの “掘り出し物”でした。
こんなとき、
とっても得した気分になりますねえ。
わーい。
「あのとき、ああしなければ…。」
「あのとき、ああしておけば…。」
誰に起きても不思議ではない、
ふとした人生の落とし穴…。
トビー・マグワイア、レイ・リオッタなど、
実力俳優陣を揃えたテンポのいい作品で、
途中から目を離すことが出来ず、
ぐいぐいと画面に引き込まれていきました。
一歩間違えば、こわ〜い映画なのに、
なぜかユーモラスに思えるところが凄い。
なかなかの監督とお見受けいたしました。
メロドラマ好きな女性にも受けると思うけど…?
7.ミリオンダラー・アーム
(Million Dollar Arm)

これまた期待をはるかに上回る、
超 “掘り出し物” でした。
私の大好きな野球映画です。
破産寸前のスポーツ・エージェントが、
野球など誰も知らないインドに飛び、
ただただ球の速い若者を発掘して、
大リーグの投手にしてしまおうという、
人生最後の大バクチに出る…。
とまあ、まるで漫画のような、
スポーツ・サクセス・ストーリーなのですが、
実は最後に実話だとわかって、
ビックリ仰天!!!
「事実は小説より奇なり」ですねえ…。
ただ球が速いだけで、
野球なんかやったこともない二人の若者。
慣れないアメリカでの生活にも四苦八苦。
でも最後は立派にメジャー・リーガー。
「ほんとかよ〜?」
ほんとらしいですよ〜。
8.グランド・ブダペスト・ホテル
(The Grand Budapest Hotel )

まずは、この写真をアップにして、
豪華絢爛な俳優陣をご覧下さい。
レイフ・ファインズ、F・マーリー・エイブラハム、
エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウ、
ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンetc.etc.
ギャラだけで、すごいことになりそう…。
完全なフィクションなのに、
あたかも実話と錯覚させるような一大叙事詩。
“大人のお伽話” とも言える、
今まで体験したことのない世界。
まあ、ひと言で言い表わすことの出来ない、
不思議な魅力を持った作品ですね。
昨年のアカデミー賞作品賞を、
最後まで『バードマン』と争ったのもうなずける、
深〜い味わいのある映画だと思いました。
ただし、私のような凡人には、
あと何回か観ないと、
この娯楽の裏に潜む深層心理、監督の意図は、
理解できないかもしれません。
やはりハリウッドはおそろしい所です。
ううむ…。
9.博士と彼女のセオリー
(The Theory of Everything)

将来を嘱望されながら、若くして、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病にかかり、
余命2年と宣告された天才物理学者、
スティーヴン・ホーキング博士の伝記映画。
主役には「レ・ミゼラブル」でマリオンを演じた、
エディ・レッドメイン君。
いやあ、ソックリもソックリ!!
ご本人の写真や動画と並べて見ても、
どっちがどっちか分からないくらいの、
すごい似せ方。
アカデミー賞主演男優賞も納得の、
全身全霊を傾けた好演技に素直に拍手です。
パチパチパチ。
でもね、
ホーキング博士の頭脳と功績は素晴らしいけど、
やはり健康体でいられることの幸せは、
なにものにも代え難いのではないか、、、
凡人としては、
そんなことばかり考えながら、
観ておりました。
彼の次回作が楽しみですねえ。
今度はどんな役で楽しませてくれるのかな、
エディ君。
10.ジャージー・ボーイズ
(Jersey Boys)

ブロードウェイで大ヒットした、
ジュークボックス・ミュージカルを、
クリント・イーストウッドが監督した、
『フォー・シーズンズ』の伝記映画。
フランキー・ヴァリという、
強烈なファルセット・リードヴォーカルを擁し、
ビートルズ出現前のアメリカで、
トップ・スターとして君臨した、
『フォー・シーズンズ』。。
映画の出来云々よりも、
60年代に青春時代を送った私の世代には、
ただただ懐かしく、楽しい映画でした。
『シェリー(Sherry)』
『君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)』
などのヒット曲の誕生秘話も、
私にはたまらない、ひとコマ、ひとコマ。
グランド・フィナーレでは、
ジャミン・ゼブも演奏している、
『Oh!What a Night』を
出演者全員が楽しそうに歌って踊る。
もうこのシーンだけでも、
「イエーイ!」でした。
ぜひとも観て頂きたい映画です。
やれやれ、
こんなところですかね…。
ふ〜…。
私の大好きなマシュー・マコノヒーが好演する、
『ダラス・バイヤーズ・クラブ』
ピアス・ブロスナン、エマ・トンプソンが、
コミカルな熟年夫婦を演ずる、
『ラブ・パンチ』
天才バイオリニストの鬼気迫る正体に迫る、
『パガニーニ』
こんなこわ〜い女性にかかったら、さあ大変、
『ゴーン・ガール』
日本でも大人気の音楽映画、
『セッション』
ウディ・アレンの新作、
『マジック・イン・ムーンライト』
などなど、
まだまだ入れたい映画もたくさんありますが、
今回はこんな10本にしておきましょう。
さあ、明日は、
これもお正月恒例の相撲観戦。
両国国技館に行ってまいります。
ごひいきの白鵬が元気なので、
すご〜く楽しみ。。。
これが終わると、
ようやく私の2016年も本格始動です。
(遅すぎないか?)
えっ…?
……。
SHUN MIYAZUMI
January 04, 2016
私の10大ニュース 2015
みなさま、
新年明けましておめでとうございます。

2016年(平成28年)の東京は、
春のようなポカポカ陽気で始まりましたね。

おかげさまで昨年は、例年以上に、
全国各地にジャミン・ゼブのハーモニーを、
お届けすることができました。

行く先々で、
熱烈な歓迎を受け、
その土地の美味しい物もたくさんいただき、
本当に幸せでございました。

さあ今年は、
どんな年になるのでしょうか。
大いに楽しみです。

(おい、違うだろ!?)
ま、なにはともあれ、
今年も元気で日本全国を駆け巡りたいと、
思っております。

昨年にも増してのご支援、ご声援のほど、
よろしく、おん願い、
奉(たてまつ)りま〜〜〜〜〜〜す。

では、新春第一弾。
毎年恒例、独断と偏見に満ちあふれた、
「私の10大ニュース」!!
2015年の私を振り返ってみることにしましょう。
いろんなことがありましたなあ…。
ううむ…。
『私の10大ニュース 2015』
1.湯浅昭二さん宅全焼(1月)
まだ正月気分の抜けない1月5日。
風呂上がりの私の耳に飛び込んできたのが、
「ゆあさしょうじさん宅が全焼」
というニュース・アナウンス。
「えっ? ショーちゃん家が火事!?」
大慌てでテレビの前に行ってみると、
木造2階建ての家が火だるま…。
そして画面右上には、
「湯浅昭二さん宅全焼」のテロップ。
……。
私は、心臓が止まりそうになりました。
なにしろ、彼のパソコンの中には、
ありとあらゆるジャミンのデータが入っており、
あのパソコンが消失したら、
途端に私たちは路頭に迷うのですから…。
(そこか)
しばらくして、
千葉県に住む、全く同姓同名の別人とわかり、
ひとまず安堵したのですが、
(ご本人にはお気の毒でしたが…)
正月そうそう人騒がせなショーちゃんですね。
(違うから)
2. 北陸新幹線開通(3月)
3月14日「北陸新幹線」が開通。
東京から金沢まで、なんと、
2時間28分で直行できるようになりました。
金沢は何度も行ったことがありますが、
たいていは飛行機か越後湯沢からの在来線。
ま、在来線は言うに及ばず、
仮に飛行機に乗ったとしても、
小松空港から金沢市内まで、
車で1時間くらいかかるし、
羽田での待ち時間も含めると、
こちらの方がずっと速くて便利。
ということで、
8月の「金沢アカペラタウン」の際は、
さっそく利用してみました。
「かがやき」号。
なにしろ停車駅が、
大宮ー長野ー富山だけですからね。
便利な世の中になりました。
ええ…。
3. 晴れ男伝説復活の兆し!(5月〜)
かつて無敵を誇り、
ジャミン・ファンのみなさまから、
「神」と崇められた、我が「晴れ男伝説」も、
2014年の秋あたりから、
雲行きが怪しくなって来ました。
2014年11月の岡崎「能楽堂」に続き、
2015年3月の「学習院・常磐会コンサート」も、
朝から大雨…。
しかし…、
5月31日の「日本ダービー」あたりから、
再びその強運が戻ってまいりました。
なにしろ前日までは「雨」予想だったのに、
初夏を思わせるようなピーカン。
その後も、
2本の台風を見事に進路から外すこと3度…。
仮に一日中雨でも、
「ジャミンの出番になったら止む!?」
という現象が起き始めたのです。
そして、秋以降は連戦連勝。
「Go!WEST」も「磐田」も「能楽堂」も、
「大手町」も「豊田」も、
あんなライブも、こんなライブも、もうもうもう、
毎度、毎度、天気予報を覆す、
奇跡の「晴れ男伝説」が復活したのでした。
わっははははは。
(調子に乗るなよ)
4. ダービーで写真撮り忘れ(5月)
その「第82回日本ダービー」開幕セレモニー。
2015年で最大の出来事といえば、
これですね。
快晴の東京競馬場に響き渡る、
ジャミン・ゼブの「君が代」。
今も脳裏にしっかりと焼き付いています。
が…、
が………、
私はこのとき、
とんでもない失態を犯してしまいました。
実は私、
この日は「彼らの勇姿を写真に収める」
という大役を仰せつかっていたのです。
にもかかわらず、
彼らが歌い始めるや、
もう感動して、うるうるして、舞い上がって、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまったのです。
あとでショーちゃんから、
こっぴどく叱られました。
あはは、
ごめんちゃい。

5. やはりアメリカはオール禁煙(7月)
そのダービーの興奮冷めやらぬ7月2日。
今度は「アメリカ大使館」に於いて、
「日米両国歌」を歌うという、
この上もない栄誉を仰せつかった、
ジャミン・ゼブ。
いやあ2015年のジャミンは、
本当に凄かったですねえ。
10月には安倍総理夫人のイベントにも、
お呼びいただきましたし…。
で、このアメリカ大使館の仕事では、
「カメラマン」の役目は見事果たしたものの、
なにが辛かったって、
煙草が吸えないこと。
朝の11時に「大使館」に入ってから、
夜の8時に退館するまで、
どこにも「灰皿」というものを発見できず。
セキュリティーが厳しくて、
1度外へ出ると、
なかなか再入館が難しいと聞き、
じっと我慢の子。。。
日本とはいえ、
やはりこの中だけは、
「アメリカ」なんですねえ〜。
ま、これもいい思い出ですが…。

と、ここで、ちょっと休憩。
ふ〜…。

では、後半。
6.この頃から満身創痍の私…(5月〜)
じつは、今だから笑い話になりますが、
5月頃からの私は、
まさに満身創痍といった感じでしたね。
「めまい」「立ちくらみ」が頻繁に起こり、
医者に行って精密検査をするも、
原因は不明、というか異常は見られず。
6月頃からは、
「膝痛」と「五十肩」に悩まされる。
さらに、「のどの狭窄」という異変も起こり、
どうやらこれはストレスから来る、
自律神経の病(やまい)。
「膝痛」と「めまい」はすぐに治まりましたが、
「五十肩」と「のどの異変」は、
秋の終わり頃まで続いたのでした。
やれやれ…。
ま、幸い、内臓の病気ではないので、
命に別状はないものの、
いろんな意味で年を感じる後半でしたね。
私生活も見直さないといけませんね。
今年は…。
若くないんだから…。
しみじみ…。
7. セ・リーグ全チーム借金(7月)
年々感じることですが、
日本のプロ野球における、
「パ・リーグ」と「セ・リーグ」の実力差は、
どんどん広がっていますね。
昨年もパ・リーグの圧勝に終わった交流戦。
そんな7月のある日には、
「セ・リーグ」の全チームが借金という、
前代未聞の現象まで起きてしまいました。
日本シリーズでも、
セ・リーグ覇者のヤクルトは、
ソフトバンクにまったく歯が立たず。
続く「プレミア21」という国際マッチでも、
「全日本」に選ばれたのは、
ほとんど「パ・リーグ」の選手たち。
2016年こそは、
「セ・リーグ」の奮起を促したいところですが、
だめかな…。
メジャーで活躍してるのも、
ほとんど「パ・リーグ」出身の選手ですもんね。
マー君、ダルビッシュ、岩隈、イチロー…。
マエケンがんばれ!
8. 日本ラグビー快挙!(9月)
「ラグビー・ワールドカップ」における、
日本チームの活躍は、
昨年のスポーツ界最大のニュースでした。
まず初戦の「南アフリカ」に34−32で劇的勝利。
世界中が驚いた大番狂わせ!?
私、ラグビーはさほど詳しくありませんが、
これって凄いことなんだそうです。
「南アフリカ」は過去に優勝したこともある、
ラグビー強豪国。
ここに勝つということは、
野球に例えれば、
「阪神タイガース」が、
「ニューヨーク・ヤンキース」に勝つのと、
同じようなものだと言う人がいました。
「東海大相模」が、
「阪神タイガース」に勝つのと、
同じようなものだと言う人もいました。
(勝つかもしれない…)
あはは。
五郎丸選手、
今や大スターですね。
当然です。
カッコいいもん。
まさに、これぞ、侍ジャパン!

(ん…?)
9. パリ同時多発テロ事件(11月)
本当は、この「10大ニュース」は、
明るい話題、バカバカしい話題、
そんなものを毎年心がけているのですが…、
昨年ばかりは、
どうにも暗いニュースばかりで…。
これらを避けて通ることは出来ませんでした。
パリの出版社襲撃事件に始まり、
日本人も何人かテロの犠牲に、
飛行機は爆破されるし、
もうもうあちこちでテロ、テロ、テロ、、、
心の休まる日はありませんでした。
11月のパリ同時多発テロに至っては、
あの9・11を、
思い出さずにはいられませんでしたね。
犠牲になられた方に、
心からお悔やみ申し上げると同時に、
2016年こそは、
争いのない、平和な社会に、
一歩でも近づいてくれることを、
願うばかりです。
「Peace On Earth」!!!
10.ジャミン・ゼブさらに東奔西走
さて最後は、恒例によりジャミン・ゼブ。
言うまでもなく昨年は、
北は北海道から南は九州まで、
その活動の範囲を、
さらに拡げることができました。
移動距離に換算したら、
すごいことになっていそうですね。
今年も頑張りたいと思います。
なお余談ですが、
昨年の「ジャミン・ゼブ流行語大賞」は、
「気持ちいいねえ〜」
に決まりました。
わ〜い。

ということで、
「平和と癒しの使者」ジャミン・ゼブの、
今年一層の活躍に、
どうぞご期待下さい。

ではでは、
今年も最後は、
あの招福猫「宮ちゃん」の登場です。
こちらも1年間ご愛顧のほどを…。

今年もよろしくお願いしま〜すにゃ〜。
いい年に、にゃ〜りま〜すようににゃ〜〜。。。
(毎年同じあいさつ)
……。
SHUN MIYAZUMI