基底クラス彼女の目を盗んだものの、例外割り込みフェッチを余儀なくされた「派生クラス彼女A」へのご機嫌取りは、どうにも暗礁に乗り上げそうな勢いだ。
誕生日前祝いというリボンを付けてしまっていた事が直接の原因なのではあるが、確かに彼女がとても楽しみにしていた「日本一予約の取れないイタリアン」と名高い「ラベットラ落合@銀座」の予約は、またそうそう取れるものでもない。あそこは本当に美味しい故、俺もキャンセルには忍びないのだ。


 まあそれはさておき、本題へ移ろう。
 まずは基礎知識として、Xbox360とPS3、双方のアーキテクチャの構造的致命的問題点へ「現場の人間がリアルに」メスをいれたと言えるであろう初期アーティクルと、余談前回アーティクルを参照して貰えると話が早い。

 現代において、ある特定のプラットフォームに特化したタイトル開発というモノは殆どのケースにおいて無意味であるか、無意味且つ愚かであるかのどちらかだ。このケースに当て嵌まらない事情は以下の何れかに限られる。列挙しよう

その1:開発元がソニーかMSである。 > これはそりゃそうだ。MSがPS3のソフト開発しても仕方無く至極まっとうだ。自社アーキテクチャの効率化理論を突き進めるべきである。

その2:クライアントがソニーかMSである >言いたい事はあるがまあほぼ上記と同様なので、とりあえず流す。

その3:上記に似た、ともあれ政治的な理由がある > 技術者として黙っていられるのは此処までだ。このラインが言及限界ではあるが、会社経営にも大変なスキルが求められる。ここまでは黙ると言うか、このラインが最も合理的だ。

その4:さあ、ここからが世間を占める大半の弱小ソフトメーカーの現実だ。暴露してしまおう。ソフトメーカーの、特に日本の弱小ブランドの現実を。

 そもそもの前提として、彼等は淘汰されるべきなのである。「死ね」と言っているのでは決して無い。誤解しないでくれ。彼等の組織に所属する、機会に恵まれない素晴らしい技術者よ、日本に捕らわれない世界のゲーム産業の為に上級者諸君にはガチで提案したい。外資系へ行け。プログラム技術と平行して経済を学んでいる人間は早々に立場を改めている。勿論俺も経済は散々やった。
「外資へ行け」。投げっぱなしジャーマンにとどまらずその為の手順やこの提案のロジックと詳細はいずれ語りたいと思う。いっぱい書いちゃうと始めたばかりのblogがネタ枯渇してしまうので出し惜しみはさせてくれ^^;


 さて、現在の日本弱小メーカーの現実に話を戻そう。

 現実的に技術力が低すぎてマルチなんて対応や実装はおろか、構築や試作すら出来ない所があまりにも多いのだ。今の日本はこんなメーカーばっかりだ。日本で生まれ育ち、日本でゲームプログラムを学び、今では世界と手を組んでゲームプログラムを開発創作運用指揮している俺には嘆かわしい限りだ。黎明期における世界が恐れた Japanese game developement creativity を思い出すんだ!

 まず俺の知る限り、日本ゲーム産業黎明期~安定期の間に、国内デベロッパーの間で何かおかしな変化が起きた。このblogを読んでくれている一般ユーザーにも判りやすく具体的な時期を挙げるならば、俺の感覚ではPS2始動の頃の様に思う。この辺りは感覚的だが、大きく外れていない確信はある。詳細な時期の確定はともあれ、この不可思議な変化が確かに在った事は歴史的な事実だ。欧米諸国の技術力が急速に上がったのでは決してない。日本人技術者の進歩がまるで近年の国内GDPを仄めかす様に突然衰退したのだ。

勿論どこまで行っても此は俺の想像だ。
しかし、たぶんこれは勘違いじゃない。

俺は外資故、基本的に日本に留まって開発だけを続ける事は無い。グローバルな視点でモノと技術を語り伝え得られなければ、そもそも現職を務めあげる事すら出来ないわけだ。更に勿論グローバルな開発現場を監督してきている。そして念のために明言しておくが、俺は「現場」でも第一線だ。実際にコーディングもガンガンしているYO!現場監督に専念する様な辞令がもしも万が一発令されてしまったら、きっと寂しくてヘナヘナになってしまう。

 さて。
 こういった話は今後もっともっと、最終的にblog閉鎖に追い込まれても構わないので暴露していきたい。ゲームマーケットを愛して止まない俺だからなのだ
だいたいね、日本の開発事情は最早宗教的とも言える程に閉鎖的だ。ユーザーの意見に耳を貸すメーカーなんてないだろう?
任天堂?お笑いだよ。欧州のメーカーには自社のゲームのご意見掲示板があって、全ユーザーにレスをしてるトコもあるんだぜ?レスをする事の善悪ではなくて、このスタンスや心意気、ゲーム創作にかける心意気において日本人は「追い抜かれてしまってる」のが現状だ。昔は世界一のゲームクリエイター集団であった日本がだ。
ユーザーとクリエイター間の風通しがどんな産業よりも開けていなければならない筈の世界ゲームマーケットにおいて、こんな現象は日本だけなのだ。

悪循環スパイラルに陥っている。我々外資のソフトメーカーは日本市場を見限る寸前だ。(ちょっと言い過ぎだがな)


さて、また感情的になりすぎた。
まだ立ち上げたばかりのblogだが、まあ普通にこのテンションのまま突き進みたい。
これを決意表明とし、今夜は筆を置こう。


さて。。。派生クラス彼女Aに電話し忘れてたんだよどうしよう。。。
(二時間遅れ・・。マジでヤバい・・・)