約一週間のご無沙汰で御座いました。
定例海外出張をこなし無事に戻って参りました。今回は手土産ネタがありますよー。個人の感じ方であるとは想いますので、皆さんにとって一様に良いネタだという事にはなりませんでしょうが、個人的には日本人として嬉しいネタでした。

今回の出張はいつも通り割と突発的ではあるのですが、まあ所謂外注管理に近い仕事です。広義で言えばまあ技術的な面でのサポートが俺の仕事ではあるのですが、色々な繋がりの元、日本経由発注内において自分の握っているチャンネルについてはこういうスケジュールが良く入ります。

そういえば思い出しましたよ。このblogを始めた頃も一応ベースは日本なのですが、海外出張が多い時期でした。俺だけの感じ方かも知れませんが、何て言うんでしょうか、少しまとまった期間日本語を使っていないと使いたくなるんですよね。逆もそうなのですけれども。このblogを始めた直接的なキッカケはそれでした。次に帰国したらblog始めるぞーーー。どうせやるならめちゃめちゃギリギリのblogを!!って決意したことを思い出しましたよ。

そんな事を考えながらの帰りの飛行機。
久しぶりに初心に帰ってみたいと思います。
「初志」
本blog初稿ではありますが、元来この様な事を書き連ねていきたいと思っておりました。最近少し斜め上に行っていた様な気もしますが、少しずつ方向修正と申しますか銃身修正してまいります。

ところで日本ではなにやらバレンタインデーでしたね。なんといかがわしい行事でありましょうか。この日と各種誕生日とクリスマス。これに休日が重なると非常に高い攻撃力を発します。最低です。53万です。

本命としての地位の確認を日々求める彼女DLL:Aの暴走に始まり、不動のBもキレ気味で、少し飛ばして、せっかくフラグが立ちかけた某例外処理Nにまでも不具合が発生し始めました。これはいよいよヤバイかもしれない・・・。なんで問題は全部一斉にやってくるのだろう。とりあえず例によっていつもの如く、ご機嫌取りながら雰囲気の良い美味しいデートとパスポート見せるまでは機嫌が直らないのは判っているので、大人しく趣味のblogを書いております。
もしも俺がいま新しいスカウターをヨドバシで購入していたばかりであるとするならば、今頃はそのレシートだけが片手に残っていた事でありましょう。
もうMAGとFFとblogだけやっていたいというのは、嘘ですけれど少し本音。


さー、だいぶ書いていなかったもので、書きたい熱が貯まっております。
そのせいか、前置きが長すぎますね。失礼しました。


本題です。
嘘です。
本題に入る前の前振りですが、本題が海外FFネタなのであります。
よりまして、ここからは少しだけ「国内」FFネタにお付き合い下さい。


昨年末に発売されたFF13である。日本において、少なくとも俺の中では相当な大ヒット作であるわけなのだが、個人的な進行度としては実はあまり進んでいない。まあ忙しい事もある点が何よりの理由ではあるのだが、MAGも面白かったりと原因は様々だ。
しかし相変わらず熱は冷めていないのだ。ほんの少しづつだが漸く11章に辿り着いたところ。この辺りになってくると一気にゲームが変化してくる点も面白いな。ディスク複数枚組になる360に合わせて序盤へ分岐要素を入れられなかったという話、これは真実だ。というか他に解はあまり無いからな。
とは言え、実際には以下の様のアイディアもあり実現されているのですよ。FF13とはまた少しアプローチの形が変わるが、同様に3枚組。しかし4回交換させるというアイディアだ。

具体的にその様に実装された海外のゲームもあった様に記憶している。
仕組みはこうだ。

1枚目重厚な「オープニング~序盤」
2枚目自由に動き回れる「フィールドとシナリオ」
3枚目重厚な「クライマックス~エンディング」
再び2枚目「フィールド全域を使ってやりこみ要素」

FFの様にその都度ヘビーな映像コンテンツを格納できるワケではないが、これも又一つの表現の形であると言えるであろう。確かにユーザーさんにとってはディスク入れ替えというのは我々が我々の事情で強要している手間だ。無い方が良い。しかし、だからと言ってクォリティーを犠牲にする位ならば、一度だけ余分に手間をお願いしたい。コレが世界のファイナルアンサーだと言っている訳ではないのだが、この形もまたスタンスとしては賛成だ。
但しFF13に置けるコンテンツ配分においては難しい選択枝であろう。俺は360版FF13も又正しい形での実装であると考える。要するにディスクの枚数や入れ替えの手間に拘り過ぎる余り、極端にコンテンツを変更萎縮するなんてのが暴挙なのであり、どうせユーザーさんに入れ替えをお願いするのならばそこは徹底的に泣いて頂いて謝って、その分妥協しなかったコンテンツで勝負するべきであると思うのだ。その点FF13においては、確かに一本道的な配分を選んだ点に世間の議論の余地はあるのかもしれないが、現代ゲームマーケティングも踏まえる夢のない話も交えてしまえば、彼等が彼等にとって出来る事を最大限に行い、その上でクォリティーも遊びも犠牲にしていない最良の形で世に送り出したのではなかろうか。彼らは「作品を世に送り出す」という広義な意味を履き違えて等は決していないと確信している。

序盤一本道であったと言われるFF13。世間では色々と評価の対象になっている様であるな。かと言って俺はあくまでもプログラマであるので、このシナリオ構成へ特に専門的な批判や肯定が出来るワケでもない。単に俺は嫌いじゃないというだけだ。

迎えた11章。ここに来て開発者の。いや敢えて言おう。プログラマの呪縛が解き放たれたかの様な実装だな。気持ちがとても良く判る。もう大きなイベントもそれほどは無く、数10キロバイト程度のスクリプトファイルで様々なコンテンツを取り入れる事の出来るこの3枚目付近からが、本当のFF13なのではなかろうか。
「~枚目」というのはあくまでも、PS3、360マルチでマーケティングを組んでいる以上、1枚の容量に差のある360のDVDを考慮した上でPS3版も設計しなければならないという呪縛に基づいた理論的予想である。360版において実際にに物語のどの部分でディスクチェンジが行われるのかは現状では知るよしもないが、仕組みと都合はこの形で間違いはない。その上での空想だな。

ところで、360がブルーレイを搭載していない事を悲しむユーザーが存在するのは判る。お客様は不満をぶつけていい。しかし、それを構想批判にまで発展させている様な輩にはほとほとあきれ果てるな。説明する手間も惜しいので、そのまま恥をさらしていけば良いのであろうがな。


さて、本当に前置きが長くなった。


社用にて北米某数カ所に渡り出張へ行ってきたのだが、今回はグループ会社ではなく言ってみれば下受け周りの様な形だ。色々とあるのだ。年に何度か突発的にこういう仕事も入る。それはまあまあ。

小さなソフトハウスにも用事があるため、今回のTwitterの様に日本語環境が無かったりと色々と難儀した。まあ、俺がノートPC忘れるっていう減俸クラスのオオポカをしてしまったのだけれどもな!うるさい。ごめんなさい。

そんなワケで昔からの知り合いの居る小さなソフトハウスにも廻ってきたのだ。
その上で見聞きしてきた事なのであるが、これは日本のユーザーの皆さんには意外にもあまり知られていないであろう、そう想い帰国の最中にも必ずエントリーとしてお届けしようと企んでいた次第です。


本題であります。


そう。今北米の一部のファンの間では、いや結構な層に渡り、
FF13が待ち焦がれられている

俺個人的にも少し想像を超えていたのだが、その熱は大変なものであった。

ある一部のソフトハウス等では、どこで手に入れたものなのかも判らない、恐らくはイリーガルに入手したであろうネットユーザーが実況する、360版のプレイ動画的なものに繰り返し夢を馳せていた。興奮していた。盛り上がっている。半端ではない。

日本語勉強中の若いとある白人女性。この子は、日本に住む叔父からPS3本体とFF13を仕入れ必死にプレイしている所なのだという。
日本語全く判らないとある白人青年。彼は年明けに中期休暇を取って、秋葉原の店頭プレイアブルデモを触りに来日していたと言う。

ちなみに英語版のプロモの類なんかも結構見てきたぞ。まあネットには上がっているであろうが、販売チャンネルに絡んでいればある程度接する機会のあるフルHD版を直に拝見した。

まあ、正直英語版の方が声が合ってるというか個人的に好みだ!
ライトニングとサッズが半端じゃなくマッチしてる!言い回しもより自然だしなぁ。。
国内版FF13のライトニングは東京丸ビル辺りの綺麗なOLといった感じだったのに、海外版では俺の中で一気にスカーレット・ヨハンソンに!!!
俺・・・多分英語版どうにかして手に入れてもう一回やるなこれは・・・・。

ホープとヴァニラは本当に場違いだ・・・。いや、キャラクターメイキングを批判しているわけじゃない。性能の良い、綺麗で活力的で魅力的なキャラだと俺も想う。しかしこの系統は欧米で受け入れられた試しはないからな・・・。向こうで暮らしてみれば判るが、この二人は本当に小学生低学年の様に写ってしまうものだ。
でもまあそんな事は良い。FF13においては結構みんなそんな事は気にしていない。作品として備わっている攻撃力があまりにも高い為、否応が無しにJRPGという広義なジャンルを浸透させてきているのだ。其れほどにまでFF13に対する期待は大きい。まあ俺の見ている小さな世界なのかも知れないが、これはもう10年~20年と海外専門で接してきていた俺にとっても、初めての現象だ。
考えてみればミッキーだって単なるネズミだしな。

そして、もっと驚くべき点であるのだが。機種については驚く程に誰も何も言ってこない。360だってPS3だって良いのだ。持ってる方で買うし、持ってる機種で出ないならば新しく買えば良い。

ディスク入れ替え?3枚組?動画劣化???
日本で散々取り上げられるこれらの話題、これをインタビューしている俺の方が恥ずかしい程に、皆一様に顔をしかめる。(俺はインタビュアーじゃないがなw

彼等はどこまでも、あくまでも、純粋に一本の傑作としての「FF13」に期待しているのである。FF13が支えるプラットフォーム事情になんて興味は無いのだ。(極論だがな)

まあともあれ行く先々、行く先々でこの様な話ばかりだ!
何故か?それは自ずから判るであろう。

俺と、皆さんが好運にも持ち合わせたこの恵まれた環境故である。
そうなのだ。我々は日本人なのである。もう普通にプレイしているしとっくにクリアされている方も多いであろう。俺の様な下手くそゲーマーですら11章に辿り着き、やりこみ要素の先駆けであるバトル神髄の入り口を楽しんでいる。その様に恵まれた環境だ。 そう。もう引っ張りだこなのだよ。FF教えろFF教えろ。楽しさを感想を教えてPLZPLZ!

モリサコは幸せだよ・・・と、まるで日本食を愛して止まないのにもかかわらず、強制帰国の後に味噌汁の作り方を忘れてしまったイギリス人の様に悲しい目で俺を見る。

この傑作を世界に先駆けてプレイ出来た我々日本人は、彼等にとっては羨望の的なのである。俺はこのことを日本人として誇りに思うし、外資系としては努力の種になった。


実は一カ所日本語製品版が置いてあるハウスがあり、誰も日本語は出来ない会社なのに何故か8章位まで進めてあるデータがあったのだ。で、なんだっけあの顔のボス。ネタバレになると宜しくないので抽象的に表現するが、あの偉いヤツ。アイツがどうしても倒せないと。よく見ればオプティマデフォルト。アクセサリも装備も無茶苦茶w 倒してくれないかと。。

適当にオプティマセットしてHPアップ系とかだけ付けて、頑張ってみました。
一回全滅。勘弁してくれ笑いの神様。今はいいから出てこなくていいから。

ちょっと思い出しながらやって、ラッシュする所想いだしたら上手く出来た。オプティマってこんなにカチャカチャ切り替えるモノだと想っていなかったらしく大絶賛でちょっと恥ずかしかったわ。
まあでも日本語一切読めず、装備も読めず、アイテムもアクセサリも効果判らずよくこんな所まで進めたモノだと感心したのであった。


やはり、クォリティの高いものは期待されている。
今回は、俺の生まれ故郷でもあるこの日本から生み出された傑作、勿論俺が作ったゲームではないし、俺も本当ならば悔しがらなければならない立場ではあるのだろうが、良いゲームはやはり良い。メーカーとしてよりもイチゲーム好きとして、この国産傑作が、俺の今度は仕事のステージでもある海外民に激しく期待されている事、これは嬉しかった。

取り急ぎのエントリーにしては余りにも又長すぎるのであるが、同胞日本人の皆さんにいち早くお伝えしたいあまり、短文にて失礼しましたw


さて!!!

前項、「外資系現代プログラマであろうが何であろうが、パッドFPSに少し泣く」
こちらへの本当に沢山のアドバイス、本当に本当にどうも有り難う御座いました!!!皆さんのアドバイス、とても参考になっています。というか見たモノそのまま真似させて頂いています。

FPS上手な方は本当に凄いですね。俺は立場上やはり実際のユーザーさんとこうしてお話出来る機会は少ないもので、このblogが皆さんとの接点になり得る有り難みをひしひしと感じました。
開発者がユーザーさんにコツを教えて貰ったって良いじゃないか!なんか凄く嬉しかったです。どうも有り難う御座います。
今回のエントリーはきちんと全件レスさせて頂きたかったのですが、久しぶりのエントリーも又MAG繋がりにするよりはと想い、一つ別ネタを挿入致しました。
お礼の形としては礼を逸している点承知で御座いますが、改めてお礼を主軸にMAGネタ語らせて頂きますね。