2008年03月

2008年03月11日 09:21

皆さんおはようございます。

もう3月も中盤にさしかかってきました。
梅もそろそろ見ごろなのでしょうか?
この週末あたりに梅見に行ってみましょうか。

本日は【優れた人は威張るのではなく教え伝える】というテーマで書きます。
仕事に勉強に邁進しましょう。


中小企業の現場やものづくりの現場では職人が定年を迎え技術を伝え残すのに必死になっている姿がテレビでよく流されています。

定年間際のおじさんに教わるのは20歳台から30歳台の若年層だったりします。

素敵な光景だなぁと思うこともありますが、裏を返せば企業の人事制度の怠慢が浮き彫りになっています。
企業の怠慢だけでなく近年の若年層が職人を3Kといって忌み嫌っていた現実も否定できませんし、国内の需要も減っていたこともあるでしょう。

いろいろな状況が重なって現状があるのです。
その中でもテレビで紹介されている現場は引き継ぐ若者が居るのですからまだいいのでしょう。
多くの現場・工場では一人雇うのも難しい所の方が多いのでしょう。

教え伝えることがどの現場でもあるでしょう。
技術だけが伝えることではないからです。
会社の風土文化、またはルール等々。

それらを伝えるのは経営者であり先輩達であります。
経営者、役職、先輩だからと上司風や先輩風をふかせていたのでは下は付いてこない時代になっています。

威張り散らすのではなく、優しくするのではなく、しっかりと教え伝えることが重要なのではないでしょうか。
教え伝えるにはコミュニケーションが重要です。
コミュニケーションとは一方的に教え込むのではなくて、相手がどのように理解し考えているかをしっかり確認しながら教え伝えることが重要でしょう。

「教え伝える」文字で書いたら5文字ですが、この5文字を実行するためには教える方も教えられる方もじっくりと向き合わないといけません。
自分が人に教えているときの態度を一度客観的に見てみてはどうでしょうか?
私もついつい簡単なことを聞かれると気分が良くありませんが、その時に自分はどんな顔や態度をとっているのだろうか?
と思うのです。

そうならないように出来るだけ話かけられたらいい顔をする癖をつけています。
笑顔すぎるのも問題ですのでその辺の具合はこれからの訓練だと感じています。

自分の知っている技術、知識は思う存分部下や後輩に教え伝えて行きたいものです。




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