2014年12月31日

年末のご挨拶

みなさま
おはようございます。
昨日、仕事を納めました。
 紆余曲折があり、本年1月1日に元クライアント企業である茨城にある食品メーカー「リバティーフーズ」の社員となりました。(ワークデザイン研究所の代表としての立場は変わりません)。焼きたてパンを一日20万食以上生産している企業です。6年前に独立してから、久しぶりの会社員生活の一年はあっという間に過ぎたように感じています。いろいろあったなあ・・・。
 横浜で生まれ育ち、東京で働き続けてきた私にとっては、地方の中堅企業での仕事、地方都市での単身赴任生活は新鮮なものばかりでした。地方の企業は都市部の企業には無い様々な障害があり(例えば、人の採用)、地方生活に私は多くの不便を感じました(例えば、交通、娯楽、消費、飲食など)。同時に、地方の素晴らしさも感じました。
 今までの自分の「常識」は広い世の中では全く常識ではないことに付きました。常識は「打ち砕かれた」という感覚です。そして、それを、驚いたり、楽しんだりしてきました。
 単身赴任生活では、あらためて夫婦、親子という「家族」について多くのことを考えました。これについては、語りだすと長くなる壮大なテーマなので今回は割愛します。
 今年45歳となりました。「不惑」となり5年も経ちますが、惑いっ放しの毎日を送る未熟さを痛感します。でも、惑って当たり前、40代で惑わないほど人生、社会はシンプルではないと開き直っています。
 体について。老眼が始まり、四十肩というものが現れてきてしまいました。まだ人生は長いので、メンテナンスし、鍛えながら、体と上手に付き合っていきます。
 心と頭について。知識や新たな経験得て、また様々な人との出会いを通じて、変化、成長していると思います。初めての経験は、新たな知識や情報を獲得する機会となり、驚きや喜び、柔軟な心を必要とします。
 加齢は「老い」ではなく、人としての「熟成」と考え、生きていきます。年齢を重ねるにつれて、人生の可能性、選択肢は増えていると考え、日々生まれる夢や目標の達成を目指して進んでいきます。
 地方都市という物理的距離により、昔からの友人、諸先輩方、知人、クライアント企業の皆さんと会うことは減りました。しかし、Facebookやメールなどはそれを感じさせず、多くの人と交流、keep in touchすることができました。
これから家族の待つ自宅に帰ります。1月2日は両親、3兄弟ファミリーが集まる新年会です。仕事始めは1月3日です。
本年もたいへんお世話になりました。
来年もお付き合い、ご指導を何卒よろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2014年12月31日 
太期健三郎拝

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2014年01月01日

新年のご挨拶(リバティーフーズ人事部長 兼 経営改革室長着任のご挨拶)

新年あけましておめでとうございます。 
2014年が皆さまにとって素晴らしい一年になりますように。

突然ですが、この度、コンサルティングを行ってきましたクライアント企業に人事部長 兼 経営改革室長という役割で勤務することになりました。5年半ぶりくらいの組織人としての生活が始まります。
株式会社リバティーフーズという食品メーカーで、茨城県、福島県、栃木県のセブンイレブン向けにオリジナルパンを製造している企業です。


コンサルタントとして一年余り社外から経営改革の支援をして参りましたが、これからは社内改革者として企業の変革、発展を全力で推進していく所存です。
経営管理、採用、人材育成その他多くの課題を抱えている企業です。皆さまのお力もお貸しいただき、ご支援をいただければ幸いです。
今後とも引き続き、お付き合い、ご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い致します。
なお、ワークデザイン研究所代表としての執筆活動は続けますが、コンサルタントとしての活動は停止いたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
太期健三郎

追記:1月から単身赴任生活となります。週一くらいのペースで自宅に戻りますので、その際は食事などご一緒下さい。

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2013年09月14日

★ 芋づる式読書 映画『風立ちぬ』〜スタジオジブリ〜鈴木敏夫

 読書中、本の中で紹介、引用されている本や、巻末の参考図書などを見て、芋づる式に本を読んでいく。
 これは読書の醍醐味の一つだし、僕はこのように芋づる式に本を読んでいくことが多い。
 夢中になると、芋づるつながりで2日か3日で10冊くらい一気に本を読むことも少なくない。

 今回は
 映画『風立ちぬ』を観てしばらくしてから、新聞でスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの記事を見て、鈴木さんの本を2冊続けて読んだ。

 どちらも良かったけれど、『仕事道楽』は特に面白かった!
 鈴木さんと宮崎駿さん、高畑勲さんとの出会いから、スタジオジブリの名前の由来、各作品の裏話、作成途中での鈴木さんと宮崎さん、高畑さんとのガチンコの葛藤などなど。ジブリファンや、何かを創造することに関わっている人にお薦めの一冊。





 その後、プロフェッショナル仕事の流儀の鈴木敏夫さんの回を観たくなってDVDを借りた。


 NHK放映時でも、その後DVDでも何度か見たけれど、映画、本を読んだ後にあらためて見ると新たな気づきもあった。
 「スタジオジブリは宮崎駿」というイメージがあるけれど、スタジオジブリを本当の意味で支えているのは鈴木敏夫さんかなあ、と想った。

 複数の本やコンテンツを見ると、一人の人、一つの事柄を立体的に知ることができる。

風立ちぬ

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2013年08月31日

愚者は成功から学び失敗し、賢者は失敗から学び成功する

 今日、心に響いた言葉。本の中で出会った言葉です。
 
 「愚者は成功から学び失敗し、賢者は失敗から学び成功する」

 最初読んだときは「ふーん」と思いました。単なる「言葉遊び」のような感じがして。

 でも、もう一度読んで頭の中で何度も噛んでいたら、だんだん心に響いてきました。
 スルメみたいに。

 失敗から学ぶことって多いよなあ。
 成功で慢心してしまう人、成功パターンに囚われてしまう人っているなあ。

 自慢じゃないけれど僕は失敗の数なら負けていません。
 成功の数は少ないし、ここ数年取組んできた成功もまだまだ遠そうです。

 我が家の長男(小5)がよく言うこと。「僕は好物は残しておいて、最後に味わうタイプなんだよね」と。
 お父さんも同じです。成功はもう少し後にとっておきます。

2013年07月26日

★ 僕の夢:「仕事、働くこと」についての本を出すこと

 今まで、僕は自分の目標、夢を公言することはなかった。自分の心の中に秘めていて、人に話すことは意識して行わなかった。
 でも、これからは出来るだけ口に出して人に伝えようと思う。
 最近、自分のまわりの人を見ていると、公言するほうが実現しやすそうだと思ったから。

 
 夏休みに入り、息子たちの「将来なりたいもの」が我が家で話題になった。

 子どもだから、今までもしょっちゅう変わってきたけれど、
 今のところ、長男(小5)は建築家、次男(小1)は「車を開発する人」か「ハンバーガー屋さん」。

 「お父さんは大きくなったら何になりたいの?」と次男に訊かれる。
 「う〜ん、お父さんはもう大きくなっているからなあ・・・」と言うと、「でも、これから成りたいものもあるでしょ?」と言われた。
 そう言われれば、無いことはない。

 「お父さんは本を出したい。今まで出してきた内容とは少し違う、働くことについての本を出したい」と言った。
 そうしたら、「お父さんならきっと出せるよ!頑張ろう!」と言われた。

 父も頑張ります。

 ということで、僕は3年後までに、若い人たち(高校生、大学生)のための「仕事、働くこと」についての本を出します。

 自分の目標、夢を人にはっきり言ったことは ほとんどありませんが、がんばります。
 応援よろしくお願いします! 

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2013年06月14日

亡き友を想う

 昨晩、寝る前に布団の中で亡き友のことを想った。

 彼が亡くなったのは20年くらい前。途中から今年が何回忌かも分からなくなったけれど、今も頻繁に思い出す。
 僕が大学生の頃に彼は一年先輩で、僕が浪人しているから同い年。

 就寝前にテレビで80年代の音楽が流れていて、高田馬場、早稲田の飲み屋やカラオケボックスで彼が唄っていた姿を思い出したからだ。

 何故だか涙が流れて止まらなくなった。悲しいと言うのと、何だか悔しい、腹立たしいような気持ちになって。

 自分が40代になって、いろいろともがき、悪戦苦闘しているのに、20代でほっぽり投げて居なくなるなんて、ずるいですよ。ふざけるな、という気持ち。

 *さん、20年も経って、びっくりするほど世の中は変わりましたよ。
・僕らが大学生の頃は商社に入ったOBの先輩くらいしか持っていなかった携帯電話を多くの高校生が持っています。
・あれから、たくさんの良い音楽、映画、本、などたくさん出ています。びっくりするくらい綺麗で可愛いタレントも沢山います。どれも見れなくて残念でしょう。
・巨人の松井が国民栄誉賞を取りました。イチローは大リーグに行って活躍しています。
・トヨタのヴィッツとホンダのフィットという車は、*さんが見たら同じ会社のマイナーチェンジの車と思うかもしれません。
・大学は学生運動の立て看板も無くなり、きれいなキャンパスという少し物足りない雰囲気です。

 僕が主将だった三年の夏、僕がレフトを守り、*さんが完投して優勝が決まったあの試合を今でもよく思い出します。あの日は高田馬場で笑いながら、泣きながら夜中まで痛飲しましたね。

 僕は今月、44歳になります。
 歳をとって、いろいろ思うとおりにならなかったり、理不尽なことも多いですが、歳をとって多くの経験があるからこそ、可能性が広がり自由にできることも増えて楽しくもあります。

 僕はあなたの眼を常に意識して生きてきました。あなたに空から見られていると思うと、隠れて悪いことも、ずるいこともできないと思うからです。
 どうかいつまでも僕を監視していてください。見守ってください。
 
 僕は生き続けます。Life goes on.

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2013年05月30日

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の仕掛け?

 「多崎つくる」の「多崎」は「多彩」? という考えが頭に浮かんだ。今日の午後、駅のホームで電車を待っているときに。突然に。

 多崎つくるとは、村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の主人公。

 友人の名前は、みんな松、海、根、埜と色彩を持つ。
 他の登場人物の苗字にも、田、川と色を示す漢字が入る。

 そしてタイトルにある通り、多崎つくるは自分のことを「色彩を持たない人間」だと思う。

 しかし、小説の終盤で、彼の友人(黒埜恵理)が彼に言う。
 「ねえ、つくる、ひとつだけよく覚えておいて。君は色彩を欠いてなんていない。そんなのはただの名前に過ぎないんだよ。・・・中略・・・ 君はどこまでも立派な、カラフルな多崎つくる君だよ。」
 この小説の中で僕が一番好きな場面でのセリフ。

 小説を読み終えて一ヶ月以上経っていた。その小説のことを考えていたわけでもないのに、「多崎は多彩か?」という考えが突然に頭に浮かんだ。
 「多崎」(たざき/たさき)はイ音便で「たさい」になる。「たさい=多彩」。
 (イ音便:美しき→美しい。と発音しやすいように読み方が変わる)

 主人公の多崎つくるは、多くの人と出会い、心を通わせ、出会った人に色彩を与える人なのでは?
 これは、深読みのしすぎだろうか?

 村上春樹の近年の作品で、僕は一番面白く、読後感がいいと思った作品でした。
 未読の人は、よかったら、ぜひ。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]


worklabo at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック ★5.ブックレビュー 

2013年05月28日

★ 若手社員の育て方

 先日、人材派遣会社の人事部長と食事をしていたときのこと。
 この部長さんとは、15年以上のお付き合いをさせてもらっています。
 僕は新人コンサルタント、彼は人事部内の主任になりたてで、お互い20代でした。

 食事をしていて、若手社員の育成方法について相談され、意見を求められました。

 「社員の潜在能力は高いと思うし」「研修を行ったり、社外セミナーに参加させたりしている」けれど、なかなか期待するように成長しない、とのことです。

 僕は次のようなことを言いました(かなり要約して書きます)
1.仕事をする(役割を果たす)ための必要最小限の知識、スキルを獲得させる
2.少し頑張らないとできない仕事を与える(感覚として、いま出来る仕事の1.2〜1.5倍の難しさの仕事)
 この2つが必要だし、この2つを与えれば必ず成長する。
 2つはセットで、どちらか一つだけでは育たない。

 なぜ、この2つがセットでなければいけないのか、戦(いくさ)にたとえて話しました。

1.戦に出るには、武器が必要。 武器=知識、スキル
2.戦に出させなければ、武器は宝の持ち腐れ。刀ならば錆びつく。 戦=少しハードルの高い仕事。

 この話をしていて、二人が行き着いた結論は「なーんだ、結局のところOFF−JTとOJTの両方を行うことですね」という、至極あたりまえのことでした。

 そして、会社は人材を「育成する」のではなく「育つ機会を与える」ということを確認しました。

 少し頑張らないとできない仕事を続けていると、能力、キャパシティーは確実に高まります。
 「背伸びを続けていたら背は伸びる」という感じです。

 食事をしながら、そのような話をした後、「若手人材(入社3年目から7年目くらい)育成」のお手伝いをさせていただくことになりました。  


worklabo at 21:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック 人材育成、社員教育、企業研修 | ★1.ビジネス

2013年04月12日

★村上春樹 新作がアマゾンから到着!

 今朝、村上春樹の三年ぶりの書き下ろし長篇小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』がアマゾンから到着した。

 内容については、発売まで情報が厳重にシャットアウトされていて、この長いタイトルからはまったく想像できないけれど、楽しみ。

 でも、再来週くらいにならないと読む時間はなさそうだな。しばらく、積読。楽しみは後で(^^)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]


worklabo at 10:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック ★5.ブックレビュー 

2013年04月09日

★ ブックレビュー『夢を売る男』(百田尚樹著)

 『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞した百田尚樹(ひゃくたなおき)さんの最新書下ろし作。

 面白くて、3時間くらいで一気に読みました。内容もトーンも大きく違いますが、『海賊とよばれた男』同様、実在する企業をベースに書かれた小説です。

 書籍の帯にもありますが、まさに「出版業界を舞台にした掟破りのブラックコメディ」!

 僕は多くの出版社、編集者と仕事上の付き合いがありますが、独特の世界だと感じます。
 「出版業界の常識は世間の非常識」と感じることも少なくありませんし、魑魅魍魎がいる独特の世界だと感じることもあります。
 
 思わず笑ってしまうブラックコメディーの物語が続きますが、エンディングは泣けます。

 書籍の裏帯には「作家志望者は読んではいけない!」と書いてありますが、僕は「作家志望者には絶対読んで欲しい!」と言いたい。
 腹をくくって覚悟して作家を目指すのか、作家を諦めるのか。
 それを決めるために、ぜひ読んで欲しい。

 ちなみに、本書の中で奇しくも「本屋大賞」についての記述があります。
 「その賞(本屋大賞)は全国の書店員が選ぶ賞で、大賞を取れば百万部も夢じゃない」と。

 また、本文中で「元テレビ屋の百田何某(なにがし)みたいに、毎日、全然違うメニューを出すような作家も問題だがな。・・・」と自分をパロディのように語っているのも可笑しい。
 
 お薦めのエンターテイメント小説です。

夢を売る男
夢を売る男 [単行本]



海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 上 [単行本]

海賊とよばれた男 下
海賊とよばれた男 下 [単行本]


worklabo at 21:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック ★5.ブックレビュー