ヤンキース加藤豪将3


ヤンキース2巡指名・加藤、8300万円で契約

スポーツ報知 621()73分配信

 

ドラフト会議でヤンキースの2巡指名(全体66位)を受けた加藤豪将(ごうすけ)内野手(18)=ランチョバーナード高=が、契約金84万7500ドル(約8300万円)で契約。

 

加藤は17日に自宅のあるカリフォルニア州サンディエゴからヤ軍のキャンプ地・フロリダ州タンパへ移動。18日にメディカルチェック(身体検査)をクリアし契約となった。

 

昨季のメジャー全体66位でロイヤルズ入りしたS・セルマン投手は、大学出身ながら75万ドルだっただけに、ヤ軍の期待度は大きい。

 

今後は当地で練習を続けて、21日に開幕するガルフコースト・リーグ(ルーキー級)で“プロデビュー”する可能性が高い。

 



 
加藤って誰? 
ヤンキースが2巡目で指名した18歳 ジーターの後継者に期待されるイチロー似の俊足・好打者


2013.6.23 07:00

 

今月6日に開かれた米大リーグの新人選択会議(ドラフト会議)で、ヤンキースは2巡目、全体の66位で18歳の日本人高校生、加藤豪将(ごうすけ)内野手を指名した。身体検査をパスし、19日には無事、契約も済ませた。高い評価で名門球団が獲得した18歳の日本人は、いったいどんな選手なのか。

 

加藤を指名したヤンキースのオッペンハイマー副社長は、「われわれの見立てでは、(加藤は)走力があって、打撃にパワーとセンスがあり、守備もいい。大いに期待している」と、三拍子そろった素質に大絶賛のコメントを寄せた。デレク・ジーター内野手(39)の後継遊撃手として育成する方針も明らかにしているというのだから、多少のリップサービスはあっても、尋常ではない。

 

身長188センチ、体重82キロ、右投げ左打ち。199410月生まれの18歳。先日、カリフォルニア州サンディエゴのランチョ・バーナード高校を卒業したばかり。ヤンキースの指名がなければ、これまた名門のカリフォルニア大ロサンゼルス校に進学する予定だった。

 

両親とも日本人という純和風の加藤だが、幼少の頃にアメリカに移り、6歳でリトルリーグのチームに入って野球を始めた。もともと右利きだったが、左打ちに転向した。そう決意させたのが、イチローなのだという。

 

マリナーズ時代のイチローのプレーをナマで見て、「アメリカでも日本でもすごく、いい選手。打率で生きている人なので、彼のようなバッターになりたい」と一目惚れ。そのまま左打ちにスイッチして、今では違いはスタンスの広さくらいで、バッターボックスでの所作は、イチローとうり二つという。

 

高校時代は主に二塁手。一昨年には日米親善高校野球に出場し、「一二三(ひふみ)投手(慎太=東海大相模=現阪神)や島袋投手(洋奨=興南=現中大)と対戦したことがあって、島袋投手からヒットを打った」と振り返る。

 

今季の成績は、33試合に出場して110打数39安打で打率355厘、11本塁打、31打点。全米代表チームの一員にも名を連ねている。

 

あこがれのイチローとはアナハイムに遠征に来ていたときに顔を合わせ、一緒に打撃練習するという機会を得た。順番待ちの間に話をすることもできたという。

 

「イチローさんとは話せる機会がないと思ったけど、話すことができて本当に楽しかった。これからも頑張って、『いつか一緒にプレーしよう』と言ってくれました」と目を輝かせた。

 

当のイチローは「僕が片言の英語、向こう(加藤)が片言の日本語。18歳でヤンキースの練習に入るなんてすごい。なかなかの経験ですよ」と感心する。快音を発する加藤のバットには「それでもあんな風にバットを振れるんだから、大したもんだ」と驚きの表情を見せた。大先輩をもびっくりさせた、ずぶとい神経の持ち主だ。

 

「いろんな日本人がプレーしていて、松井(秀喜)さんは(ワールドシリーズで)MVPを取った。いつかヤンキースタジアムでプレーしたいとずっと思っていた」

 

夢の実現に向けて一歩を踏み出した。“たたき上げ”の日本人が縦じまのユニホームを身に包み、ヤンキースタジアムを沸かせる日が待ち遠しい。


 

 

ヤンキース加藤豪将が本塁打デビュー

日刊スポーツ 622()628分配信

 ヤンキース加藤豪将

ヤンキースにドラフト2巡目(全体66位)で入団した加藤豪将内野手(18=ランチョバーナード高)が21日(日本時間22日)、鮮烈なプロデビューを飾った。

 

米フロリダ州タンパで行われたルーキーリーグ(ガルフコーストリーグ)の開幕戦、パイレーツ戦に「6番二塁」でスタメン出場し、第2打席に左腕投手から右翼へソロ本塁打を放った。

 

19日に正式契約を交わしたばかりで、この日が2週間ぶりの実戦。「最初は少し緊張しましたが、楽しめました。(本塁打は)ちょっと高めだったので思い切り振りました」と笑顔で振り返った。

 

第1打席は鋭いライナーの右直。守備でも軽快なフットワークで併殺を完成させるなど、センスあふれるプレーを披露した。

 

6回表の守備から交代し、この日は2打数1安打1打点。

 

試合は6-4でヤ軍が勝った。

 

 

 

 

ヤンキース加藤背番26 超一流に堂々挨拶

 

【タンパ(米フロリダ州)19日=四竈衛】

ヤンキースからドラフト2巡目(全体66位)で指名された加藤豪将内野手(18=ランチョバーナード高)が早速マイナーの練習に参加した。前日18日にキャンプ地タンパでメディカルチェック(身体検査)などを受け、入団に基本合意。この日、正式契約し、その後は早速マイナーの全体練習に参加した。背番号は空き番号の「26」に決まり、体調が良ければルーキーリーグの練習試合でプレーする見込みだ。

 

正式契約を交わしたばかりの加藤が、ヤンキースの帽子をかぶりグラウンドに出てきた。グレーのTシャツに紺色の短パン姿。若手中心の他のマイナー選手、約40人とストレッチを行う。背番号「26」のユニホーム姿は酷暑もありお預けとなったが、メジャーへの大きな1歩目を踏み出した。走塁、内野ノックをこなした後、フリー打撃にも参加。17スイングでさく越えはなかったが、大振りせずセンターから左へ堅実な打撃を見せていた。

 

前日18日(日本時間19日)に、キャンプ地タンパでメディカルチェックなどを受け、入団に基本合意した。その際も18歳の若者らしく、新しい環境にも物おじすることはなかった。マイナー施設内では、リハビリのため同地に滞在中のジーター、Aロッド、グランダーソンらのスター選手にあいさつ。「みんなすごくフレンドリーでした」と笑顔だった。

 

大半を占めるラテン系の若手選手とも、早速高校で習ったスペイン語を駆使して交流した。正式契約を前に、帽子、Tシャツ、短パン、シューズなどを支給され、ヤ軍の一員となったことを実感していた。

 

体調が良ければ、すぐ実戦に入る。それも覚悟の上だった。「2週間ぐらい試合をしてませんでしたが、こうなるのは分かってましたから」。同地には約2カ月滞在予定で、時期を見て1Aスタテンアイランドでプレーする案もある。「ヤンキースタジアムでプレーするまで時間はかかると思いますが、一生懸命頑張りたいです」。

 

礼儀正しく、にこやかに話す加藤の表情は、希望に満ちていた。ヤ軍と正式契約を結んだ18歳のサクセスストーリーが始まる。

 

 [2013620931分 紙面から]

 

 

 

イチロー、加藤の物おじしない態度に驚き

ヤンキース加藤豪将2
 

ヤンキースにドラフト2巡目(全体66位)で指名された加藤豪将内野手(18=ランチョバーナード高)が、ヤ軍の遠征先エンゼルスタジアムでチームに合流し、メジャー練習に初参加。フリー打撃ではイチロー外野手(39)と同組で練習するという夢をかなえた。

 

イチローは加藤の物おじしない態度に、驚きを交えて話した。「18歳で大リーグに来て、ヤンキースの練習に入るなんてすごいなと思いました。ジャイアンツ(巨人)で18歳のルーキーが一緒に練習するみたいな感じでしょ。それであんな風にバットを振れるんだから、大したもんだ」と感心した。

 

今後は大先輩として深い話をする機会があるかもしれないが、と問われると「いやー僕はそういうの得意じゃないから」と照れていたが、打撃練習中には笑いながら会話を弾ませる場面もあった。「僕が片言の英語、向こうが片言の日本語」と冗談めかした。

 

前日は延長18回をフル出場したことから、この日のエンゼルス戦はスタメンを外れ、8回に代打で出場し凡退だった。

 

 [2013616747分 紙面から]