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 前回のブログ「新最高裁判事決まる」は地味なタイトルだが多くの読者が有った。

 今回は発足するアメリカ・トランプ政権を分析する。
 先ず、アメリカ・トランプ政権候補者を挙げる。
 
[アメリカ・トランプ政権候補者]
(日本の大臣に当たる者には上院の承認が必要)

大統領:ドナルド・トランプ

副大統領:マイク・ペンス

上級顧問
クシュナー

国土安全保障長官:ジョン・ケリー

環境保護局(EPA)局長:スコット・プルイット

労働長官:アンディー・パズダー

住宅都市開発長官:ベン・カーソン

大統領首席補佐官:ラインス・プリーバス

首席戦略官兼上級顧問:スティーブン・バノン

司法長官:ジェフ・セッションズ

中央情報局(CIA)長官:マイク・ポンペオ

大統領補佐官(国家安全保障担当):マイケル・フリン

国連大使:ニッキー・ヘイリー

教育長官:ベッツィー・デボス

厚生長官:トム・プライス

運輸長官:イレーン・チャオ

財務長官:スティーブン・ムニューチン

商務長官:ウィルバー・ロス

国防長官:ジェームズ・マティス

エネルギー長官:リック・ペリー

国家経済会議(NEC)委員長:ゲーリー・コーン

国務長官:レックス・ティラーソン

中小企業庁長官:リンダ・マクマホン

内務長官:ライアン・ジンキ

陸軍長官:ビンセント・ビオラ

行政管理予算局(OMB)局長:ミック・マルバニー


国家通商会議:ピーター・ナバロ

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トランプ氏について何が言えるか?
(トランプ氏以外の政権メンバーは後半に書いてある。)

*アメリカ大統領選挙は白熱したし大接戦だった。

*約100年前に文部大臣尾崎行雄が「日本で共和制が実施されれば三井・三菱は大統領候補」と 演説したが、アメリカで大富豪が大統領になることになった。

*本来、ヒラリー・クリントン当選ならアメリカ史上初の女性大統領でガラスの天井を砕くことになるのだが、トランプ氏より予測可能で相対的に無難な選択だと内外で考えられていたので、トランプ氏優勢が伝えられた時点から株価や為替が大きく動いた。
 即ち、トランプ氏優勢を伝えられ、その懸念が拡がっため、株価は大きく下がり、為替はドル安円高に振れた。
 株価は昨日比プラスで始まり終値はー919円。
(但し、その後現時点で半分以上戻している。)
為替は105円台だったが、円高で一時101円台まで行った。
(①為替も現時点で104円台に戻している
②ミセスワタナベどうだった?笑い)

*トランプ現象は英国のEU 離脱やフイリピンのドナルドと謂われるドウテルテ大統領等とも共通する部分が有る。
 一種のBrexit(ブレグジット)である。
(英国のEU 離脱同様、トランプ現象を甘く見た人が多かったと思う。)
 諸外国にも一定の影響が有ろう。

*大統領選挙白熱の背景には、このままではいけないというアメリカ人の強い危機感が有った。
(経済的にも社会的にも政治的にも軍事的にも)
 強い危機感は、保守の共和党支持者もリベラルな民主党支持者も双方共に有った。
(1年で次々に首相を変えた日本も、このままではまずいという強い危機感が有った。
  強い危機感自体は悪くないが、1年で首相・外相を変えると諸外国から相手にされず外交実績が出せないので、自民党総裁任期延長してでも外交実績を挙げるべき)

*共和党は本来は相対的に道徳心を重んじるにもかかわらず、トランプ氏が流出動画の程度の人かも知れないというリスクも視野に入れつつ共和党の候補者にし、動画流出後も支持率があまり落ちなかったのは、アメリカがこのままではいけないという強い危機感が有ったからだ。

*民主党も社会主義者を自認するサンダース氏が高齢なのに最後まで大健闘したのも、アメリカはこのままではいけないという強い危機感の表れ

*大統領選挙恒例のOctoberサプライズでトランプの女性蔑視動画が出たが元々あの程度のコメントは有りそうだと思っていた人が少なくなく(笑い)、あまり支持率は下がらず、逆Octoberサプライズでメール問題も出たこともトランプ勝利に貢献した。

*但し、FBIは政治介入すべきではないと思う。

*トランプ勝利の背景にはアメリカの2大政党制も有る。
 即ち、オバマ大統領のチェンジに期待したのにチェンジがなかったし、悪くなくても国民が主権者であることを取り戻すために時々大統領の政党を替えた方が良いのだ。
(日本の民進党も選択肢と認められるように頑張るべき)

*トランプもニューヨーク出身だが、ヒラリー・クリントンの方がニューヨーク上院議員を務めてニューヨークに強い。
 ヒラリー・クリントンの敗北はニューヨークの相対的な地盤沈下とも言える。

*トランプ勝利の背景にはアメリカでも欧州でも日常化したテロも有る。

*民主主義において、討論自体は裁判所・国会・株主総会・その他でとても重要だが、一般人から見て模範となるような討論とは言えなかった。
(①但し、他人の討論は醜く見え勝ち、他国の討論は醜く見え勝ちの点は割り引くべき
②今後仮に全てを修復できれば、醜く見えた分逆に模範となる。)

*即ち、政策論争という感じではなかった。
(トランプは政治経験がなく、相対的に政策に通じていないので、これを狙った。笑い
ヒラリー・クリントンは政策論争に持ち込む必要が有った。)

*討論を罵り合いで見苦しかったと受け取る一般人が多かったのもとても残念だ。
 討論は甘いものではないが、言葉による解決を目指す平和的行為で、本来喧嘩ではないという観点、国会・裁判所・株主総会は喧嘩の場所ではないという観点からは、アメリカ大統領選挙の討論は一般人から見て世界の模範になるような討論であって欲しかった。
(しかし今後が大事で、ノーサイドが実行されれば、模範になる可能性が一応残されている。)

*トランプの反イスラム発言もユダヤ支援狙いの側面有り

*マスコミ批判も失うものが無いからした。
 歴史的にマスコミの多くは民主党寄りだからだ。
 それに加え、新聞・テレビがFacebookやTwitterに押され影響が相対的に低下したことも有る。
 トランプは特にTwitterを上手に使った。
(①マスコミの世論調査も時代遅れで実際の世論を把握していなかった。 即ち、固定電話で世論調査したが、今は携帯電話の時代なのだ。 日本の世論調査も反省すべき
②NY タイムズはメキシコの大富豪も大株主になっている。)

*不法移民・移民が多いからトランプが出て来た。

*黒人大統領が誕生したから、白人の利益を重んずるトランプが出て来た。

*女性大統領が誕生しそうになって来たから、男性の利益を重んずるトランプが出て来た。

*テロが多いからトランプが出て来た。

*米国の相対的地位が下がったので、「米国を再び偉大にする」という言葉が共感を呼ぶのだ。

*「メキシコとの国境に壁を作る」というコメントも、ヒスパニックが多いカリフォルニアは最初からトランプ陣営が捨てており失うものは無いので言ったという側面有り。
(但し、壁ならまだしも、仮に全米に1000万人以上いる不法移民を全て強制送還し始めたら、アメリカは銃社会でトランプ暗殺も有り得るのでそこまでしないだろう。笑い)

*日本への関税を2.5%から38%へ大幅に引き上げ、中国への関税も45%にするというコメントは、相対的に雇用を重んずる民主党の票潰しの側面有り

*アメリカ最高裁判事にユダヤ人とカトリックが増え、プロテスタントがゼロに近くなったこともトランプの言動の背景に有る。
(アメリカはプロテスタントが建国した。)

*トランプは昔は黒髪
 金髪にした理由は日本と違い(笑い)真ん中に歩み寄ったのだろう。
(ヒラリー・クリントンも元は黒髪。
ビル・クリントンも元は金髪ではなかった。)

*公職についていない初めての大統領だが有害な経験は不要と跳ね返したし、70歳という最高齢の大統領だがエネルギッシュで有権者に不安を抱かさなかった。

*トランプの短所は知っていると思うので
トランプの長所を挙げると

☆悪い人だと思われることを恐れないこと
(①戦争に勝つには相手を油断させることが肝要
②しかしアメリカだと暗殺の危険も覚悟しなければなるまい)

☆本音と建前のギャップを無くし正直に話そうと通常人以上に努力していること
(まゆゆの方が王道アイドルなのに、サッシーの方が票が多いのも同様。笑い)

☆多くの貧しい人々の一生懸命な仕事を考慮
(共和党候補なのに、しかも自分もイスタブリッシュメントなのにイスタブリッシュメント批判)

☆政府が対応せず気付かない無数の多くの人々の移民増加・テロの脅威・雇用減少等の不満や不安を考慮

☆米国の弱点・問題点を直視

☆問題解決策も具体的に提示

☆新しい時代への対応力

☆トランプは弁護士ではないが訴訟・討論にも慣れテレビにも慣れている

☆経営者で経済に強い

☆エネルギッシュなこと
(年齢は高いのにそう感じさせなかった)

☆熱心に訴えた

☆失敗に挫けず精神的にタフなこと
(私生活でも4回破産と3回結婚を経験し、その都度立ち上がった。
しかも今までの子供たちとの関係も良好)

☆無党派層を意識

☆自分の弱点に気付かないふり(笑い)

☆争点隠し・争点創り

☆本来は相対的に民主党の方が雇用を守るのに、トランプの方が雇用を守るイメージ付けに成功

☆投票動向を十分把握した上で効果的集票へ徹底言動

☆Twitterも上手に駆使
(フォロワーは二千万人を越えている)

☆修正能力

*ヒラリークリントンはとても素晴らしかったが、敗因を強いて1つ挙げれば男性への敬意が弱かった。
 もう少し謙虚に男性も重んずれば、もう少し男性からも投票して貰え勝てた。
(祝勝予定会場もガラスの天井の場所以外でやった方が票が入ったと思う。)
 男対女が争点の1つになったのもトランプの仕掛けにはまっての失敗。
 民主党対立候補サンダースの活躍をもっと直視し、反省し、米国民の不安不満を理解し修正すれば勝てた。
 オハイオ州やペンシルベニア州で負けたのだから反省が必要

*上下両院の連邦議会選挙も同時実施で上院も下院も共和党が過半数を握った。
(①ねじれ解消
②次期政権の政策遂行能力とも関連する。
一応やりやすいには違いないが、共和党主流派の協力必要)

*「貧しいものは幸い」と新約にあるし、旧約でも真面目に一生懸命働く貧しい人に公平に取り計らえと多くの預言者が旧約で共通に言っているが、ヒラリー・クリントンは既得権との結び付きが有るとされていたので(そういうイメージ化もトランプ陣営は図った。笑い)、トランプはその観点では良かった。

*因みに宗教はトランプ氏もクリントン夫妻もキリスト教だが、

トランプは長老派
①日本の大学では同志社(但し長老派の中の会衆派)その他
②歴代の他の大統領はアンドリュー・ジャクソン、ジェイムス・ポーク、ジェイムス・ブキャナン、グロバー・クリーブランド、ベンジャミン・ハリソン、ウッドロー・ウイルソン、ツワイト・アイゼンハワー、ロナルド・レーガン
ドイツ・メルケル首相は牧師の娘、イギリス・メイ首相も牧師の娘だが、トランプ氏は不動産業者の息子

副大統領のマイク・ペンスはカトリックの家系
①日本の大学では上智、聖心、白百合等
②歴代の他の大統領はケネディ
③ローマ法王から「壁を築くのはキリスト教徒ではない」と言われ、約8000万人のアメリカのカトリック・約3000万人のアイルランド人を敵に回さず分断・味方にするため副大統領に起用

ヒラリークリントンはメソジスト
(①日本の大学では青山学院、東洋英和、関西学院など
②歴代の他の大統領はユリシス・グラント、ラサフォード・フェイン、ウイリアム・マッキンリー)、

ビルクリントンはバプテスト
(①日本の大学では関東学院、西南学院など
②歴代の他の大統領はウオーレン・ハーデイング、ハリー・トルーマン、ジミー・カーター)

*目の前の謙虚しか念頭にない人にはトランプ当選は残念で信じ難いだろう。
 女性が男性を必要以上に軽く見る代表例だ。
ヒラリーも学んで出直したら良い。
(但し、年齢的にはもうかなり高くなるが・・)

*「私ならプーチンにも尊敬される大統領になる」というトランプのコメントが有り米国内で物議を醸したが、新思考でロシア、中国、フイリピンその他で関係改善が進むなら良い。

*ユダヤ人の好きなスポーツは選挙。
 ユダヤ人は他の大統領もよく登用したが、ビル・クリントンほど実力主義でユダヤ人を物凄く登用した大統領はなかったのでビルクリントン政権の一員のヒラリーで構わないし、トランプ自身はユダヤ人ではないが娘や娘の夫や孫がユダヤ人なのでどちらでも悪くなかった。
(①娘のイヴァンカはユダヤ人の夫と結婚する直前にユダヤ教に改宗(正統派)
②ユダヤ人とは母親がユダヤ人かユダヤ教改宗者なので娘がユダヤ人だと孫がユダヤ人になる。
 血は水よりも濃いとも言える。)
 
*アメリカ大統領は弁護士が多く、ヒラリークリントンは弁護士、ビルクリントンも弁護士だが、トランプは弁護士ではなく
(副大統領マイク・ペンスは弁護士)
 出身大学はMBAではハーバードと同率1位の名門のペンシルバニア大学
(2014年億万長者出身大学ランキング世界1位)。
 因みにトランプ氏の娘もペンシルバニア大学首席卒業を、娘の夫はハーバード大学卒業で選挙顧問。


 ヒラリークリントンもビルクリントンもエール(イエール)大学卒業
 エールロースクール大学は1701年組合派教会牧師らにより創立されハーバード大学に劣らず全米最難関でエール大学1位の統計も複数存在する。
 エール大学とハーバード大学は伝統有るボートの定期戦が有る。
(①因みに早稲田大学校歌とエール大学校歌は似ている。
②エール大学のエールとは固有名詞個人に由来するが、エールは元々神を意味。キリストも亡くなる直前に十字架上で大声で「エリエリ(マタイ)エロイエロイ(マルコ)」と叫んだ。 但し、ユダヤ人は2000年前も今も10戒の第3戒を重んじて滅多に口にしないので一般化されていない。)

*トランプの妻メラニアさんはスロベニア生まれの元モデルで英語、イタリア語、フタンス語、ドイツ語を話す。
(外国生まれのファーストレディは殆どない)

*金色が好きなようだが、触れるもの全てを金に変えるミダス王や深い関係に有るゴールドマンサックスを意識しているかも知れない。

*歴史は直線的に進むものではなく、振り子的に進むものである。

*私は以前、上院全議員及び下院全議員宛に手紙を書いた。
その骨子は
「日本人は毎日英語を一生懸命勉強しています。
 しかも英語は数学と並び最重要科目です。 
他の世界中の多くの国々の人々も日々英語を勉強しています。
 英語は尊敬されなければなりません。 
アメリカは尊敬されなければなりません。 
アメリカの大統領は尊敬されなければなりません。 
 実際リンカーンやワシントンは素晴らしい尊敬できる大統領でした。 
(ビルクリントン大統領は実力有る人を民族問わずに登用する点はとてもすばらしいですが、)妻がいるのに妻でない人と大統領はオーラルセックスをしてはなりません。 しかもホワイトハウスでしてはいけません。」
(①クリントン夫妻はとてもすばらしいがこのような問題点も有るのも事実。
②アメリカもビルクリントンを許したが、真剣に懺悔すればそれを許す風土がアメリカには有る。
 これは日本も見倣うべき。 そうすれば高水準で推移する日本の自殺も減るだろう。)


*政治の1つの要は人事で、新大統領の人事が注目される。
(4000ポスト超)
 ヒラリー・クリントンが選ばれたら前回黒人のオバマ大統領でも「チェンジ」しなかったので史上初の女性大統領でも期待値は低くリラックスして仕事に臨めたが(笑い)、トランプは正直を売りにしてたので実行が問われる。
(奇異な政策や通常の大統領より正直ということで当選したという観点からは通常の大統領よりハードルが上がることになるが、有権者の感情に訴えて当選したという観点からは感情さえ満足させれば良いことになるので見た目程ハードルは高くないはず。)
 しかしトランプの言ったこと、即ち壁作りや米軍駐留経費大幅負担増(日本は7割負担、ドイツ3割、韓国4割。 但し、日本54%の統計等有り。)やTPP脱退などが正直に実行されるとそれも問題だと思う日本政府・与党要人もいるだろう(笑い)。

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 トランプ氏以外の政権候補者について何が言えるか?

*娘のイバンカ・トランプの夫である娘婿クシュナー氏は政権入りしてもしなくても最重要人物の1人だが、上級顧問として政権入り内定。
(親族は入れない法律が有るが、大臣が入れないと解釈することになる。)
 クシュナー氏は正統派ユダヤ人でハーバード卒の大富豪。
イスラエルの米大使館もテルアビブからエルサレムに移すことになる。

*副大統領のマイク・ペンス氏は共和党主流派とのパイプになる。

*大統領首席補佐官のラインス・プリーバス氏も共和党全国委員長を務めた人で副大統領人事と共に共和党主流派を意識

*財務長官には勿論ユダヤ人の富豪ムニューチン氏
(①しかもヒラリークリントンとは異なり、ウオール街出身者を登用しても批判を受けない形で出来た。
②大統領選挙で財務責任者を勤めた論功行賞)
法人税下げ、ドル政策、経済成長率等が課題


*商務長官はユダヤ系のロスチャイルドに長年勤めたロス氏。
 知日派で著名投資家で大富豪。
TPP 、NAFTA 、国境税等が課題だ。

*国務長官はプーチン大統領の友人でエクソン・モービルのCEO テイラーソン氏。
 ロシアはトランプ大統領誕生の一方の立役者なので御礼人事。
   米露関係が改善する可能性がある。 
 メキシコに壁を築くのか、対中国強硬派が多いトランプ政権で「1つの中国」をどうするか、日本・韓国・ドイツ等の米軍駐留経費を増額するのか、イスラム国はどうするか、NATOはどうするのか等が課題

*国務長官等の候補だったミット・ロムニー氏も大富豪。
(①日本だと異端とされるモルモン教徒だが、ミット・ロムニー氏は保守主流派と認められ、大統領候補にもなった。
②ミット・ロムニー氏はトランプ氏を批判したが、トランプ氏はこだわらないタイプ
③トランプ氏はミット・ロムニー氏が就任要請を受けても断っても共和党主流派に配慮することになるので、会うことが報道されるだけでプラスだった。
④弁護士でタレントのケント・ギルバート氏もモルモン)

*司法長官セッションズ氏は白人至上主義者の団体KKK に肯定的なコメントをした点が民主党から問題視されている。
 約30年前に連邦最高裁判事に指名されたが、上院から人種差別主義者だとして拒否された。
 不法移民問題を厳しく行う人事と見られる。
(メキシコ政府は1/13にNAFTA の下で設立された北米開発銀行のトップを新駐米大使に差し替えた。メキシコに厳しいトランプ政権、経済重視のトランプ政権への対応と見られる。)

*女性軽視批判が有ったが、民主党政権とのバランスを図るためにも、国連大使ニッキーヘイリー氏等少なくとも2-3人は登用したい意向だ。

*その3人は少数民族出身で少数民族軽視批判回避の一石二鳥を狙っている。

*ファーストレデイ役はメラニア夫人がするのか、娘イバンカがするのかは今後明らかになるだろう。

*通商代表部代表には対中国強硬派

*厚生長官にはオバマケア廃止論者、
商務長官にはTPP 廃止論者、

*住宅長官に大統領選挙を争った黒人ベンカーソン氏起用は融和の演出と白人偏重懸念払拭が狙い
(①2043年には米白人人口が過半数を割るとの試算も有るし、非白人の教育レベルも経済レベルも上がったので無視はできない。
②ベンカーソン氏は
土曜日が安息日のセブンスデー・アドベンチスト教会所属。 重要人物クシュナー氏はユダヤ教だが、安息日が土曜日なのが共通)

*トランプ政権は大富豪・高額献金者と軍人とゴールドマンサックスと対中強硬派が多い。
(従来から大富豪は共和党の支持層だが、史上最高の大富豪政権だ。)

*トランプ政権は軍人が多い。
(①マテイスは狂犬とも戦う修道士・戦う哲学者とも言われる。しかし狂犬と言われても、国防長官の空白は避けねばならないし、幅広く支持されており、早々に承認されそう。
②従来から軍人は共和党の支持層で、好戦的だとか臨戦態勢に入ったと見るのは早計
③軍人は退役後7年間は国防長官になれないと定めた連邦法が有るが、免除を上院も下院も可決した。)

*トランプ政権はゴールドマンサックスが多い。
(①トランプ氏はヒラリー氏をウオール街癒着と批判したが、ウオール街のゴールドマン出身者多用。笑い。 5-6人起用か
②ゴールドマンサックスは昔から政治に強い)

*松下幸之助も政治と経営は基本的に同じと言っている。

*バノン氏は極右メデイアを主宰し、選挙戦中も論陣を張ったのが評価された。
 思想戦は重要だ。

*コンウエー氏は女性で弁護士
コミュニケーション能力その他とても評価されている模様

*ナバロ氏は対中強硬派、大学教授

*トランプ氏は聖書に手を置いて宣誓しアメリカ大統領に就任した。
(大統領就任式はプロテスタント牧師・カトリック神父・ユダヤラビも出席するが、宣誓は連邦最高裁長官の前で行う)
 トランプ政権はスタートから低い支持率・大統領就任式出席拒否続出・その他様々な問題を抱えるが、かえってハードルが低くなったとも言えるし、スキャンダルに免疫が出来た強い政権とも言える。笑い
 トランプ氏は自分の特技として
①困難の克服と
②優秀な人材が最高の仕事をするよう動機付けること
を挙げており、人材活用には自信が有るようだし、自分の会社からも離れ、自分の暗殺の危険も日々感じる中で真剣に大統領職務に取り組むだろう。
 「アメリカ第一主義」「偉大なアメリカの復活」を唱えるのも、アメリカが国際社会の中で嘗ての圧倒的地位を失い、限られた選択肢の中で必死だからだ。
 「一見して馬鹿げていないアイデアは見込みがない」(アインシュタイン)という視点も有り過度の警戒も禁物だが、一方、過度の楽観・期待も禁物、無関心も禁物だ。
 新しいアメリカであるトランプ政権を充分見極め協力して新しい世界を創って行こう。