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【北京時事】
 中国が14日から2日間の日程で、シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議を北京で開催する。
 29カ国の首脳級を含め、130カ国以上から約1500人が集まり、習近平国家主席の主導で巨大経済圏の構築を話し合う。
 日本は自民党の二階俊博幹事長、松村祥史経済産業副大臣らが出席する。
一帯一路をテーマに各国首脳が参加する会議は初めて。
 一帯一路は2013年に習主席が提唱。
 かつての交易路シルクロードに沿う形で、道路、鉄道、港湾、通信網などのインフラ整備を進め、貿易の活性化を図る。王毅外相は「協力の枠組みを構築することが会議の目的」と説明する。
 既にアジアを中心にプロジェクトが進行し、日本を含む各国の企業が商機をうかがう。
中国主導で発足したアジアインフラ投資銀行(AIIB)などが資金支援を担う。
日米が率いるアジア開発銀行(ADB)にも中国が協力を呼び掛けた。
 中国の目的は経済分野にとどまらない。イタリアで今月下旬に先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が開かれることを意識し、国際社会での一層の影響力拡大を狙っている。
 一帯一路会議には、イタリアのジェンティローニ首相が参加する。
 しかし、英国、フランス、ドイツなど、AIIBに加盟しながらも、首脳の出席を見送る先進国も多い。
 王外相は「フランス大統領選と時期が重なった」などと釈明するが、各国とも、中国の覇権主義的な動きへの警戒感をにじませる。
 「一帯一路は中国の軍拡が絡んでいる」と分析する専門家もいる。
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何が言えるか?

*一帯一路は現代のシルクロードをイメージし、陸のシルクロードと海のシルクロード創設に関わるテーマである。

*元々シルクロードとはローマ帝国帝国、あるいはの時代の東西交易が念頭に置かれることが多く「絹の道」を意味する。

*一帯一路は重要な政治プロジェクトである。

*だが、一帯一路は大型経済プロジェクトでもある。

*一帯一路は中国が提唱し中国と最も関係するプロジェクトである。
 此処では共産主義の短所ではなく長所が出た。
①共通の利益・公益を重んずる点
②大型プロジェクトを考える点
③発展途上国の発展を重んずる点)

*一帯一路は中国との関係が大きいが、29カ国の首脳級を含め、130カ国以上から約1500人が集まるスケールのかなり大きなプロジェクトである。

*国連も勿論何もしていないわけではないが、目立った国連主導の大型プロジェクトがない中で国連を補うプロジェクトである。

*AIIB 銀行が一帯一路を後押しする。
 (加盟国数は77か国で、嘗ては日本主導のADB 銀行の加盟国数を下回っていたが、加盟国が増えて上回った。ADB は現在67か国)

*一帯一路は南北問題・格差是正に繋がる大型プロジェクトである。

*一帯一路はインフラに関わる大型プロジェクトである。
 (モンゴル帝国が覇を唱えることができた理由の1つは道路等の整備である。)

*一帯一路は多くの国に跨がる大型プロジェクトなので、現実問題として安全保障に無関係なプロジェクトではない。

*英国がEU 離脱し、米国も壁を築くことを公約とするトランプ大統領を選んだり、欧州でも極右が伸長する等の保護主義が強まる中で、一帯一路は反保護主義・国際連帯の動きである。

*首脳級だけで29か国参加。
(ロシア、イタリア、スペイン、インドネシア、スイス、フイリピン、ミャンマー、トルコ、ギリシャ、マレーシア、フイジー、モンゴル、パキスタン、ポーランド、セルビア、スリランカ、ハンガリー、カンボジア、エチオピア、アルゼンチン、ベラルーシ、チリ、チェコ、カザフスタン、ケニア、ベトナム、ウズベキスタン、ラオス、キルギスタン)

*一帯一路会議に二階幹事長が出席
(①2015年3000人の訪中団を引率した親中派。
②「政治家の話しをマスコミが余すことなく記録を取って一行悪いところがあったら、すぐ首を取れと。すぐ首を取れと、なんちゅうこっちゃと。      マスコミの首を取った方が良い、そんな人は初めから排除して記者を入れないようにすべき」というコメントは自派大臣をかばったことを割り引き、気持ちが分かる分を割り引いても良くなかった。 「一行」ではなく今村大臣はこれまでに何度も失言があったことを看過しているし、マスコミの重要性も軽視している。 二階幹事長には長所も有るので残念。
③経団連会長も出席)

*一帯一路会議は今後も2年に1回開かれる予定

[一帯一路の主なプロジェクト]

・中国・カザフスタン・ロシアを繋ぐ巨大鉄道網
・インドネシアの高速鉄道
・中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車
・ウイグル自治区とパキスタンを結ぶ経済回廊建設。 高速道路、鉄道、石油天然ガスのパイプライン建設。

・中国雲南省とミャンマーを結ぶパイプライン
・スリランカ・コロンボ港整備
・ラオスを南北に結ぶ高速鉄道
・バングラデイッシュのパドマ大橋建設



*一帯一路関係諸国の国内法・国際法の相応の整備も必要となる。

*一帯一路は中国の覇権主義の隠れ蓑的主張も有るだろう。
 しかし野心が多かれ少なかれ有るのは当たり前だ。
 一帯一路が多くの国々の利益に適うようなら、日本はメンツ・中国の影響力拡大その他を気にせず協力すべき。