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「福沢諭吉 大隈...」の画像検索結果
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[法に関する福澤諭吉のコメント集]

*天は人の上に人を造らず
 人の下に人を造らずと言えり。
 万人は万人皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく

*我日本の政風大いに改まり、外は万国の公法をもって外国に交わり、内は人民に自由独立の趣旨を示し

*人の貴きにあらず、国法の貴きなり

*法を正しうし罰を厳にして一点の私曲あるべからず。

*強訴一揆などとて乱暴に及ぶことあり。
 恥を知らざるとや言わん、
 法を恐れずとや言わん。

*愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。
 もしまた人民皆学問に志して物事の理を知り文明の風に赴くことあらば、政府の法もなおまた寛仁大度の場合に及ぶべし。
 法の苛きと寛やかなるとは、ただ人民の徳不徳に由って自ずから加減あるのみ。

*世に学問といい、工業といい、政治といい、法律というも、皆人間交際のためにするもの。
 政府何の由縁を以て法律を設くるや、悪人を防ぎ善人を保護し以て人間の交際を全からしめんがためなり。
 皆人間交際のために益をなさんとする志

*今の学者何を目的として学問に従事するや。
 不覊独立の大義を求むると言い、自主自由の権義を回復すると言うに非ずや。
 国中の人と共に力を尽くし、この日本国をして自由独立の地位を得さしめ、始めて内外の義務を終えたりと言うべし。

*もと同類の人間にして共に一天を与にし、共に与に天地の間の造物なればなり。

*同等とは有様の等しきを言うに非ず、権理通義の等しきを言うなり。

*志を高遠にして学術の真面目に達し、不覊独立以て他人に依頼せず、或いは同志の朋友なくば一人にてこの日本国を維持するの気力を養い、以て世のために尽くさざるべからず。

*政府は法令を設けて悪人を制し善人を保護す。 これ則ち政府の商売なり。

*人たる者は、常に同位同等の趣旨を忘るべからず。 人間世界に最も大切なることなり。

*政府は人民の名代となりて法を施し、
 人民は必ずこの法を守るべしと固く約束したるものなり。

*我国の形勢を察し、その外国に及ばざるものを挙ぐれば、曰く学術、曰く商売、曰く法律、これなり。

*法律議せざるべからず。

*国民は必ず政府の法に従わざるべからず。
 これまた国民と政府の役割なり。
 故に国民の政府に従うは、政府の作りし法に従うに非ず、自ら作りし法に従うなり。
 国民の法を破るは、政府の作りし法を破るに非ず、自ら定めし法に由って罰せらるるなり。

*文明諸国の法律甚だ厳重なり。

*人民ただ政府の貴きを恐れてその法の貴きを知らざる者あり。

*国法の厳なること斯くの如し。
 人々恐れざるべからず。

*農となり、商となり、学者となり、官員となり、書を著し、新聞紙を書き、法律を講じ、芸術を学び、工業も起こすべし、議院も開くべし、百般の事業行うべからざる者なし。

*如何なる苛酷の法に苦しめらるるも、その苦痛を忍びて我志を挫くことなく、一寸の兵器を携えず片手の力を用いず、ただ正理を唱えて政府に迫る

*理を以て政府に迫れば、その時その国にある善政良法はこれがため少しも害を被ることなし。

*天より定めたる法に従って分限を越えざること緊要。
 人たる者は他人の権義を妨げざれば自由自在に己の身体を用いるの理あり。

*法を立つるは勉めて簡なるを良とす。

*法となす上は、必ず厳にその趣意を達せざるべからず。

*我権義を害するを欲せざれば、我もまた他人の権義を妨ぐべからず。

*もし事実において不正不便の箇条あらば、一国の支配人たる政府に説き勤めて静かにその法を改めしむべし。
 政府もし我説に従わずんば、且つ力を尽し且つ堪忍して時節を待つべきなり。

*政府にては法律を設けて国民の生命と面目と私有とを大切に取り扱い、一般の安全を謀って保護の世話をなし、人民は政府の命令に従って指図の世話に戻ることあらざれば、公私の間、円く治まるべし。

*万国公法の説に権を得て、戦争を起こすこと軽率ならず、経済の議論盛んにして政治商売の風を一変し、学校の制度、著書の体裁、政府の商議、議院の政談、いよいよ改むればいよいよ高く、その至るところの極を期すべからず。



[法に関する大隈重信のコメント集]

*維新の大詔にもあるが如く、万国と併立せんとするの大方針よりして、あらゆる国家の組織を変更しなければならぬということが起って、廃藩置県となり、幣制の改革と為り、徴兵令等その他種々の法律の改正、新規な法律を拵え、あるいは地方の議会、地方に自治を与える等、ついに憲法を制定さるるまでに至ったのであります。

*最も善良なる外交は国際法の主義に密着するということである。

*国際法の主義に密着する外交は、則ち正理を土台にするということである。

*我が国は国際法の主義に従って同等なる待遇を受けるというまでに進んだのである。

*国家は皆自ら亡ぼす。
 他動的ではない、自動的に亡びる。
 亡ぼされるのではない、亡びるのである。

*立法者、道徳者達は、常に徴税を以て暴政の表象となし、これを以て上王者を諷し下官僚を戒めて来たものである。

*非凡人主義なる封建思想を破壊し、凡人主義の文明思想を国民に与えんと尽力したのは福澤先生と我輩と同一である。

*政党そのものは国利民福の発展を目的に存在しておるものである。
 然らば我々の地位は決して権力によって成り立つものではない。
 国民の意思に依って成り立つものである。
我々の土台が国民である。

*憲法を得た以上は完全に憲法を施行し、発達せしめようというのが我々の終局の目的である。
 然るに代表的政治、委任的政治なるものは決して国民を度外視して成り立つものではないのである。
 然らば我々は国民の信を得るということは最も必要である。

*我輩は国家に対し、畏れながら陛下に対して、死に至るまで政治を止めはしない。
 政治は我輩の生命である。
国家に対する大なる義務である。
 憲法の上から言えば権利である。
我輩は君主の命令に従い、法律の命令に従う以上、如何なる権力も我輩の個人の自由を制限する力は世界何処にもないのである。

*どうしても指導者が国民を教育し指導して立憲的国民を拵えなければ、真の立憲政治は行われない。

*選挙の弊害は立憲政治の根本を破壊する。

*如何に財産が有っても政治を理解するに足る教育無き者は参政の資格あるべからざる如く、たとい財産に乏しくても政治を是非するに足る教育ある者には参政権を与うべきである。
 教育がその標準になってこそ、初めて憲政の意義に適う選挙人を得能うのだ。

*選挙の堕落は法の不備にも起因しているが、その根本は法に非ずして人に存する。

*憲法政治は最も複雑な政治であるから、国民に相当の訓練を与えなければ、これを活用しその美果を収めることはできない。

*政府と等しく、国民も責なきにあらず。
 私は常に言うのである。
 「選挙権は陛下が国民に下し給える鍵である」と。 然るに国民はその鍵を放棄て顧みぬとは何事であるか。

*およそ国家の法律は一字一句といえども帝国議会の協賛なくしてはこれを発布することも、改廃することも出来ぬのである。

*法律は勿論、文学でも理化学でも、如何なる学問をしようとも、政治的団体の国民である以上は、この芝居を見て芝居の善悪位は評するということがなければ、真の国民とはなれぬ。
 その真の国民が集合して、初めて強い国家は成り立つのである。
 ところがだんだん専門的になって、自己の専門は学者だ、自己は医者だ、自己は弁護士だ、自己は商人だ、政治などは知らぬと言う。
 それでは誰が政治をやるか?
かかる結果として国民の批評がなくなってしまうから、到頭政治家というものは堕落して来て、政治屋となってしまうのである。

*予は第一に自由ということを根本にする。
 自由と言っても乱暴なことを言うのが自由ではない。
 根本の自由は思想の自由である。

*学校から出て新聞に行き、学校から出て役人になり、学校から出て商売人になり、その他弁護士、医者、技師、そういう人が皆同一の考えで公正なる政治的見解を持たなければならぬと思う。

*維新は何によって起こったか?
 700年の武断政治を廃する。
 全く世論の勢力である。
 400年の封建政治を廃して郡県制を起こし、4民平等の状態に変化したのは、これまた大なる世論の勢力である。
 しかして法律の編纂、地方自治、ついに憲法が発布さるるに至ったのも、これまた世論の勢力に過ぎぬ。

*憲法によって与えられたところの国民の権利と義務は重大なるものである。
 もし法律そのものが不完全であればだ、帝国議会は発議の権を以て、改正することも、あるいは廃することも、あるいは新たに法律を拵えることも随意にできる。

*個人の独立、個人の自由というものが集合して、ついに自治になる。
 帝国憲法は国家の自治である。
国民が集合して、しかして国民的勢力が議会に集注さるるのである。
 この世論の勢力が議会に集注されて初めて帝国議会の威厳、帝国議会の信用がここに成り立つのである。
 斯くのごとき憲政は世論によって導かるる。

*社会の統制力の最も大なるものは法制禁令。
 法制禁令は社会の表面に現れたる行為を支配するものである。
 その精神界に働くところの統制力は、宗教において、あるいは学者の議論において、ことに著しく統制力の盛んなるものは新聞において現るるのである。

*国家法を設けて、故なく人を殺したる者は罪の最も大なるものとしてこれを罰する。
 一人を罰するによって万人の平和を保つことができるならば、その一人は死刑に処しても万人の平和を保たんためにはやむを得ない。

*正義、人道が最後の勝利者

*憲法は紙上のものではない。

*戦争を避けて、各国武装を解き、万一国と国との間に衝突が起こったならば、国際仲裁裁判に付してこれを解決することにしたい。
(かく言えばとて、この理想を実現するために我が国の軍備を徹せよというのではない。)

*各国相互に有無相通じ長短相補うことあたかも全世界1国家の如きものがある。

*各個人が天賦の人権を完全に擁護せんと欲するの思想は、自ら神は愛なりという思想と抱合し、ここに自由、平等、博愛、正義というが如き諸観念を産出したもの、これによって仏国革命も米国独立も将来されたものであった。
(真理には国境なし)



 世界全体を強く意識し、しかも大いなる使命のために、日々命を張って生きた福沢先生と大隈
侯のコメントには現代にも生きるものが少なからず有る。