2007年12月20日 16:55

続 -British Fair-

c99554a4.JPG こんにちは、前川です。時間が経つのは早いもので、今年も残すところあとわずかとなりましたね。みなさんやり残していることはございませんか?ちなみに私は読みかけの本が3冊ほどありますのでちゃんと読み切って、新たな気持ちで新年を迎えたいと思います。(正直、全部読めるかな…)

 さて、只今開催中の『British Fair』大変ご好評をいただいております。まだまだ生地のご用意はございますので(店長が気合をいれていつもより大量に仕入れしましたので)、是非この機会にご来店下さいませ。皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 そして今回も『British Fair』ということで、また英国がらみのお話をしようと思います!
 前回はスーツの発祥は英国であるというお話をさせていただきました。今回は、一般に英国調と言われるディティールについて少し紹介させていただこうと思います。

・『チェンジポケット』…みなさんご存知ですよね?英国調のスーツ特有のデザインで、本来は小銭(コインと言ったほうがいいですかね笑)を入れるために考案されたものなんです。

・『サイドベンツ』…英国調スーツといえばサイドベンツですよね。これは、昔に剣を吊り下げるのに便利なように両脇をあけたのが始まりとされています。(でも、センターベントも、もともとは英国人が馬に乗る際、裾を割って乗りやすくしたことに始まるとされていますが…?)

・『スラントポケット』…斜めにカットしたポケットの総称ですが、これも英国人が手を入れやすいようにということで考えたデザインなんです。

とまぁ、代表的なものだけご紹介させていただきました。(というより私がわかるものだけ。。)スーツのデザインには英国調の他に、イタリアやフレンチといったものもありますので、興味を持たれた方は是非調べてみてください。由来がわかると結構おもしろいですよ。
 それでは今日はこの辺で。


 写真は、『British Fair』用に店長が仕入れた生地の中から、私が勝手にピックアップしたものです。上はダンヒルのグレーのヘリンボーン(ちょっとわかりずらくてすみません)です。クラシカルな柄ですが、かなり上品な肌触りです!下はジョン・フォスターのブラックのシャドーストライプです。今年大人気だったシャドーストライプは1着持っておいて損はないです!ちょいとしたパーティなんかにも大活躍です。
 
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