いやー。
多分ラッシュですね。
通勤ラッシュ? 美容院ラッシュ? らっしゅ丸?
違います。
怒涛の印刷ラッシュです。
(というか美容院ラッシュはともかく、最後の奴を覚えている人が今全国に何人いるのか……)
第十七回文学フリマが、11月4日(月・祝)に開催されるのですが。
その冊子をつくる全国の文芸サークルはぜいぜい言って編集作業していることでしょう。
そして多分、この一週間くらいが印刷所の印刷ラッシュなんだろうなー、と。
思いながらの編集作業を、いまネット上で我々writers' lightの面々もしているわけです。
ネットがなかったら、こういうこともなかなか難しいですし、いや便利な時代ですね。
我々のリーダー沖田さんによると、あさって(あ、日づけ変わっているからもう明日か)が本当に本当の締切ということで、みんな鞭打って頑張っています!(ちなみに本当は締切先週だったのですが、延びました。この辺りの采配は沖田さん、さすがです。)
で、ブログ担当田口も原稿に目を通して、かいているわけです。
かく? 何を? 原稿を書くってこと?
いいえ、汗をかいております。
それも冷や汗を。
「もし先週が本当の締切だったら……」と思うと、やっぱりちょっと汗が出てきますね。
とはいっても、一ヵ月以上前に本格的な会議をして、それより前に原稿を書いている人もいて、そしてここまで来ているのですから、大きなミスはそれほどありません。細かいミスなんですよ。
例えば田口のミスでいうと、
【大学という場所、および時代のイメージは……】
という文がありました。
「これ、『時代』でいいのかな?」とか、そういうレベルのツッコミです。こだわりです。
「おっちゃんとかが振り返っているなら時代でもいいんだろうけど、まだ卒業して数年の若僧が『大学という時代』ってどうなんだ? そもそも時代って大学に使えるのかね? ここは『期間』くらいがいいんじゃない?」
と、訂正。
あるいは
【僕は新幹線に乗るたびに、”decent”という単語を思い浮かべるのだった。】
を
【僕は新幹線に乗るたびに、”decent”という単語を思い浮かべるのだった。】
に訂正、とかですね。
「どこが変わってるの?」と思われるかもしれませんが、「decent」をくくっている「””」←コイツです。
上では全角ですが、下は半角にしています。
横書きだと違いがあまり出ませんが、縦書きだとかなり違うんです。
といったところですかね。
他の人の訂正を大きく書くのは気がひけるのでやめておきますが、そのレベル(緻密、小さなところ)でいま現在も推敲は続いています。
いいな、と田口が思うのは、そういうことに対してみんなが真摯に向き合っているという点です。誰一人「そんな細かいとこ別にいいじゃん」とは言わない。すごいことですよ、これ。
本当に、本当にいい冊子になるなという予感がひしひしとしています。
第十七回文学フリマに参加される方々、どうぞ『writers' light vol.01』をよろしくお願いします!
【書くことストック】
・表紙の素晴らしい画像の事前公開
・田口からみた同人の(面白い)紹介(自分でハードルあげるってどうなんだ?)
・冊子の作品の概要など、ちょこちょことした紹介
・幻の表紙(十柄さんの微笑ましい英語)の公開
(文・田口 )