やぁ、

 この記事は本来、writers' light代表責任者の沖田灯が書く予定だったが、本人が仕事などで忙しい関係上、急遽自分、誰彼が代打で書くことになった。

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 ブースはこのような形で来場者の皆さんを迎えたんだ、vol.00の白とvol.01の黒が対比としていい感じになったと個人的には思っている。自画自賛だけれど(お茶は酉野しっぽからの差し入れ、無駄に大きく使い所のなかったポスターを持っているのが自分)。

 さて、正直な話をすればこの他、特に書きたいことはない。色んなサークルさんとの出会いがあり、売り子をやっている時に気づいたことや、何十冊と売れ残り、後片付けうんぬんと楽しい思い出から愚痴までいくらでも書けるが、それは個々人の胸に秘めておけばいいもので、わざわざこのような場で公表することではない、と自分は思う。

 じゃあ今日は何を書くのか。このまま終わらせるにはあまりに中途半端、あまりにあっけない記事だ。だがvol.01が少ないながらも既に世の中に出回っているため、これ以上「書く・読む」について長々と同じことを繰り返すのは「今更」なことであり、つまらなく気が退ける。
 それでは未来について書くべきか。そうしたいのは山々であるが、残念ながら「これから」は、実のところまだ何も決まっていない。vol.02に相当する本を作るのか、特集は(もしやるのならば)何にするのか、誰が参加するのか、何一つ決定された事項が今のところはない。自分ももしかしたら今後writers' lightに関わることはないかもしれない。それも可能性として数えられるのが現状だ。
 vol.01の初めての打ち合わせをした時と同じく 、少なくとも自分は今、白紙の状態に戻っている。今後何について書くのか、何について語るのか、全く想像がつかないし、素描もない。ただ次はどうなるか分からないものの、その後には再び、白紙の状態が来るのではないか、という予感だけはある。
 作者という生き物が進歩することはないのかもしれない。全く違う毛色の作品を書き上げても、必ずその後には何も無い状態に戻る。連作や続編も一つの大きな作品であり、完結すればやはりゼロに戻る。
 もちろん書く能力に向上はあるかもしれないが、同じ行為を作者であることをやめるまで繰り返すという意味で作者に進歩という概念はない。だから、writers' lightの次回作を製作することが決まったとして、vol.01と同じ形に沿う本とするのか。それはとても楽なことだが、本当に表現したいことを考えた時、最も相応しい形で作ることになり、それは意識しなくとも全く異なる、突飛で脈絡より外れた、しかしwriterの作品であることには間違いない次回作となって表れるだろう。

 これは予言だ

 次の文フリか、それとも更にその次の何らかのイベントか、いつ次回作が発表されるか確約はできないが、その時が来たら、またこの記事を読み返してほしい。ぼくの言葉が本当だと、きっと分かるから


 誰彼夕ト