2006年03月

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

森田正光

この時期、テレビやラジオの改編期でシュミレーションや
準備などで、皆さんそれなりに忙しい。

というわけで、相対的に時間のある私の書き込みが多くなっている次第です。
杉江くん、三ヶ尻さん、森さんも松並くんも、来週はいっぱい書いて下さいね。

実は、2001年に廃止された「筑波山地域気象観測所(旧筑波山測候所)」が
筑波大学の生命環境科学研究科のチームによって、復活されることに
なった。ニュースでも伝えられたから、ご存知の方も多いだろう。

ただ、当初の予定より若干準備が手間取り、実際にネット上でデータが
見られるようになるのは、あと一ヶ月程度(連休明け?)かかりそうだ。

筑波山頂のデータがなぜ重要か。

正直にいえば、翌日の予報にはあまり関係がない。
しかし、いま現在雪が降っていたりする場合は、山頂の気温が
上昇傾向にあるのかどうかや、その気温や風向風速で
関東南部の「雪予報」の精度は格段に良くなる。
またこれからの季節も、雷雲の発生や発達、進行方向などに
山頂のデータは有効である。

つまり誤解を恐れずにいえば、予報を迅速に修正するために
必要なのだ。さらにいえば、観測は観測し続けることに意味がある。

取材に協力していただいた筑波大学の辻村先生に、
気象の上での有効性と、そのデータの我々の使い方をお知らせしたら、
いたく喜んでいただいた。
筑波大学の研究に必要なデータが、天気予報にも具体的に
生かされて嬉しいと言われるのだ。
感謝するのは我々の方です。ありがとうございます。

追伸

写真は男体山頂付近と旧山頂測候所内部などです。
昔は、この建物の中に30人前後の職員が常駐していて、観測業務を
していた。

イメージ 1

森田正光


その昔、30年以上前に読んだ本だが、深沢七郎が

「テレビに出るやつは二流、出たがるやつは三流」と
書いていた。

当時は、銀幕のスターが映画を見切ってテレビに出ていた
という時代背景があっての発言だと思うが、
妙に納得して、テレビに出るようになってから、私のなかでは
時々この言葉が反芻して出てくる。

私は28歳のとき初めてテレビに出た。「土居まさるの30分」という
テレビ東京(当時は東京12CH)の番組だった。
土居さんの朝のラジオで評価され、土居さんがゲストとしてご自分の番組に私を
呼んで下さったのだ。

台風と防災の話しをして、初めてにしては「良かった」と褒めていただいた。

私はというと、別にテレビに出たかったわけではないが
これで自分は「二流になれた」と心底思った。
当時はキー局で一番若い天気キャスターだった。
それがいまでは、在京民放ではもっとも歳をとっている。


なぜこんな話しをするかといえば、ラサール石井さんが今週限りで
夕方のニュース(イブニング5)をおやめになるからだ。
私は二年前に朝の番組でご一緒してから、ラサールさんの
仕事ぶりを横目で(天気キャスターらしく)観察してきた。

とにかく、もの凄いのである。

仕事の量もさることながら、質においても妥協がない。
ご自身は「貧乏性なだけ」とか「では適当に」などと
おっしゃるが、眼は笑っていない。真剣勝負をいつも
なさっている。
傍から見ていて、このままやったら死ぬんじゃないかと
心配することもあった。

ラサールさんの今一番好きなものは、おそらく芝居(舞台)である。
何度もお酒の席で確認したから、間違いないだろう。
芝居、それも出る方だけでなく演出をするために毎日の出演をやめられたのだと
私は思う。(毎日の出演は想像以上にスケジュールが大変)

その芝居、もちろん役者としてもラサールさんは一流だが、演出は
本当にすばらしい。論評できるほど多く見たわけではないが、
ひとつあげれば昨年の「プレイバックPART2・屋上の天使」は
ブラボーものであった。

そこで「二流」にもどる。

ラサールさんと評論家の勝谷誠彦さんの共著で「1・5流が日本を救う」
という本がある。このタイトルに惹かれて、あちらこちらの本屋さんを
探したが見つからず、八重洲のブックセンターにも無かった。
どうやら古本屋さんにしか、いまは無い本なのかも知れない。
だから、この本を読んでいない。

しかし、このタイトルを見たとき、これは自分(私)の感覚と極めて
近いのではないかと思った。

ラサールさんは素直に、「自分は、たけしさんやさんまさんのような天才ではない」
とおっしゃっていた。

でも視点を変えてみれば、それって超一流だからこそ分かることではありませんか。
ラサールさんは、まぎれもなく日本の演劇界の重鎮になる。重鎮をさらにこえて
権威となるまで、ラサールさんの芝居を「観察」しつづけようと思っています。

そんなわけで、私はとりあえず「1・5流」をめざそう。


追伸
写真は日本に数体しかないラサール邸のミッキーである。
なお私ごとで恐縮だが、昨年末、スマトラ島沖地震津波のチャリティとして
気象予報士の芝居をさせていただいたが、その芝居をやる動機の半分は
森本さんとのラジオでのやりとり、もう半分はラサールさんの芝居を
見たからである。

イメージ 1

イメージ 2

松並です。

東京では、きのうソメイヨシノが満開になり
今週は、まさにお花見ウィーク。
私も陽気に誘われて、
散歩がてら近所の桜を見に行ってきました。

上の写真の公園は、それほど大きい所ではなく、
お花見している方達も、家族連れ2~3組ぐらい。
(お茶など飲みながらまさに花見をしていました。)
お花見客でにぎわっているというにはほど遠い感じですが、
桜並木は、
どの公園にも負けないぐらい美しく咲き誇っていました。

ぽかぽか陽気の中、本当に春を満喫させて頂きました。
(今年は、花粉症もあまり苦しくないですし)
今年は、各地平年より早く桜が開花して、
満開も、各地平年より早め、
散ってしまうのも…と考えてしまいますよね。

ただ、あさって金曜日ぐらいまで花冷えとなりますので、
今週末までは、
ほとんどの所で桜が散ってしまう事はなさそうです。
土曜日は晴れて、
冷え込みもゆるみ、絶好のお花見日和になりそうですよ。
(ただ、日曜日は西から雨が降り出す予想です)


ここからはタイトルのあ~恥ずかしという話。
実は、散歩に行ったのは、子供達と昼食を食べるためです。
上の写真は、その時、マックのハッピーセットに付いていたおまけ。
このセットを頼むと毎回キャラクターのフィギアがもらえます。
その時の店員さんとの会話
店員さん 
「おまけはこの中のお写真にあるものでしたらどれでも大丈夫ですよ」
そこには、私がよく知っているドラゴンボールのキャラクターの写真が並んでいました。
子供たちは、写真を指差し、
「コレが欲しい」とそれぞれ選びました。
私     「それじゃあ、このベジータとごはんでお願いします」
店員さん  「ああ・・・(少し笑い)、7番と8番ですね」
全ての写真には、大きめに番号が書いてありました。
そんなことには気付かず、普通にキャラクターの名前を言った私。
しかも、ベジータはスーパーサイヤ人になっているよ などと思いながら・・・
あ~微妙に恥ずかしい体験でした。

https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/matsunami_60.jpg松並健治(まつなみ・けんじ)                                         お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。テレビ朝日「ANNニュース&スポーツ」(土)「Get Sports」(日)などに出演中。趣味はスキー、バーベキュー、散歩、スポーツ観戦。

イメージ 1

森です。

日本列島の真上に、強い寒気が入り込んでいます。
東北から四国まで雷注意報が発表されていて、
今朝から、福岡では午前9時、広島で正午、神戸では午後3時に雷を観測、
今、午後4時前ですが、名古屋でもにわか雨が降っています。(↑写真は資料です)
今夜にかけて、この雷雲が関東地方にもやってくる見込み。
落雷や、突風、局地的な強い雨に気をつけて下さい。
また、積雪が多い地方では、昼間気温が上がって、その後雨がたくさん降るので、
なだれや雪解け水による浸水害が発生する危険もあります。

ところで、この寒気、日曜日にはすでに予想されていて、
その後、多少時間的には前後しただけで、コンピュータの予想も安定していました。
当然、各局の天気予報でも早め早めに雷雨の危険を伝えていましたが、
実は、気象庁が『暴風と高波に関する情報』を出してきたのは今日の午前10時半。
もう春休みで、仕事や行楽に出かける人は、すでに出かけた後のことです。
気象庁を批判するつもりもありませんし、
発表を見合わせる事情もあったことと思いますが、
なんとか、早朝の段階で情報を出せなかったものでしょうか。

今夜寒気が抜けた後、あすからは花冷えとなりそうです。
花が長持ちするのは良しとしても、
鼻風邪などひきませんよう…



https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/mori_60.jpg森 朗(もり・あきら)                                               お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。TBS『イブニング・ニュース』(毎週日曜日午後5時~5時半)、同『ニュースバード』(毎週月、水曜日午前4時半~5時半)に出演中。趣味は暖かい海、小さめの波でのサーフィン&昼寝。

森田正光

昨日、CBCテレビの「そらなび」には、私もゲストで出させていただきました。

森さんの開花予想(二週間前に名古屋26日を予想)はぴったり当たりました。
まぁ森さんがすごいというより、気象庁の開花予想式の精度があがって、
その成果を素直に利用したところが偉いのでしょうね(笑)

ところで、そのサクラ。なぜ名古屋のほうが東京より遅いのか。
「休眠打破」とかもっともらしい理由は置いといて、
実は、実際には暖かいと思われがちな名古屋の方が、東京より寒いのだ。
とくに最低気温は、あきらかに東京の方が高くなっている。
昔は地理的条件どおり、名古屋より東京の方が寒かったのに、
近年は逆転している。

1997年12月、京都で「地球温暖化防止会議」が行われた。
いわゆる京都会議である。
この京都会議に、私もある番組で取材に行った。

そのとき、アメリカの女性リポーターに逆取材を受けた。
彼女曰く「あなたは地球温暖化の理論を信じますか」と。


人為的温暖化懐疑論があることは承知していた。しかし当時の
私はIPCCのレポート以上のことを知らず、懐疑論は
アメリカの石油産業の代弁だろうというぐらいの認識で
あった。

ところが実際には、懐疑論にもそれなりの説得力があり、
とくにCO2は人為的起源だけではないというのは、
そのとおりだと思った。

だが環境の問題は「疑わしきは罰する」である。CO2や、その他の
温暖化ガスが増えているのは疑いようのない観測事実であり、
かつてないほどの速度で気温が上昇しているのもまた事実である。
CO2の増加も、人為的増加が自然増加に影響をあたえていることは
十分考えられる。

私の温暖化のイメージは、例えば閉鎖された東京ドームの
中に、大きなローソクや小さなローソク、まれにはガスバーナー
があって、火のついている状態である。

まず火のついているローソク(都市)のまわりが暖かくなって、
やがてゆっくりではあるが、ドーム(地球)全体が暖かくなっていく。
つまり、都市の温度上昇(都市気候)が地球温暖化を先取りして深刻になる。

そしてサクラ。

植物はそれぞれに適した地域に生息しているが、温暖化することによって、
気温の低い北方や、高地に移動しなければならない。
樹木が種子をとばして分布を広げる速度は、40m/年から最高でも約2km/年と言われている。
ところが温暖化の速度は約1.5~5.5km/年で気候帯が移動するので、植物は温暖化に(とくに
都市周辺では)追いつけない(絶滅する)ことになる。

サクラ(ソメイヨシノ)は沖縄には無い。やがて西日本の一部でサクラが
咲かなくなる可能性も否定できない。

東京のサクラは、昔は名古屋より遅く咲いていたはずだ。

↑このページのトップヘ