2007年12月

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森田正光


明日(元日)の特番(05時開始)のリハがいま終わりました。


今日は西日本の平野部でも初雪を観測したところが多数あり、
冬型気圧配置がまだ弱まっていないことがわかります。


元日も冬型ですが、等圧線の形が縦じまになってきたことから、
これまでと違う場所でも雪が降りやすくなってきます。


気象庁全般気象情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/


今年一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

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森田正光             春一番供養の碑


前回、災害は想像性を失ったときに起きると書きましたが、
都市のような安全なところに身を置いていると、
その想像性が鈍くなっていきます。

元日のテレビ取材で、長崎県壱岐島に行ってきました。

1859年(安政6年2月)壱岐の郷ノ浦沖で、
53人の方が亡くなるという漁船の大量遭難がありました。
このときの突風が「春一番」の語源だとされています。

当時は気象情報もなく、経験的な知恵で身を守っていたわけですが、
現代はその気になれば、誰でも気象情報を手に入れることが
できます。あとは、少しの想像性を持って行動される事を
お願いします。


気象庁・大雪と暴風及び高波に関する全般気象情報 第7号
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_20071231043747.html


元旦は『森田さんの新春お天気 初日の出スペシャル!!』TBS系 元日午前5時~7時15分を
ご覧下さい。 <m(__)m>

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16時40分追記(森田)

壱岐の観光協会の方から「春一番」の資料をTBS気象班に
FAXでいただきました。ありがとうございます。

それによると、写真の碑は「五十三霊得脱之塔」といい、遭難の起きた
旧暦2月13日は、どんなに天気が良くても漁を休み、海難者の
冥福を祈念するそうです。

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森です。

土曜日の正午には-5℃ぐらいだった富士山頂の気温が、
日曜の夜には-25℃以下に。
確実に寒気が南下しています。

日本海側の大雪、太平洋側の積雪、暴風、高波…
気をつけて行動するのはもちろんですけど、
この際、行動しないという選択肢も考慮しませんか。

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増田雅昭です。


30日夕現在、全国的に風が強く吹き、内陸を中心に雪が積もっています。

ただ、寒波は大みそか~2日にかけてがピーク、これからです。
気温が低くなる今夜からは、一気に雪景色に変わる所が多くなります。
道路など交通機関が、大きく乱れるのもこれから。
移動は少しでも早く済ませておくのが安心です。



当然、山や海は平地以上に天気が荒れます。

今回は早くから各方面で、山での注意が呼びかけられていますが、
年末年始の登山を取り止めた人はどれくらいいるのだろう?と、
長野県のアルプス周辺の山小屋や宿に、いくつか問い合わせてみました。

予約をキャンセルした人は、私が聞いた限りゼロ。
「現地の天候の状況を見て判断する」方が多いそうです。


この状況で、山の天気が全く荒れないわけがありません。
たしかに、風というのは「息」をしていて、
暴風や吹雪の中でも、風の息づかいがおとなしくなるタイミングはあります。

でも、それは一時的です。
仮におとなしくなったタイミングで
希望を持って「行ける」と判断してしまったら、取り返しがつきません。
(ゲレンデでのコース外滑走も同様。吹雪で行方不明という事故が毎年のようにあります)



年末年始休みなど、数少ない出かける機会だと、
どうしても小さな希望に期待してしまうところがあるでしょうが、
そういう時こそ、客観的な判断が必要だと思います。

少なくとも、「年末年始の高い山は安全です」と言う気象予報士は誰一人いないはずです。

https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)4:30~5:30、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。
※30日20時、本文の表現を一部修正。

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森田正光         可視画像(30日13時)


今日(30日)午後になって、関東地方は急に曇り、
一部でにわか雨が降りました。冬型が強まるときは
前線状のものが、いくつも通り、その後に寒気が
断続的に入ってきます。

寒気の中心はまだ沿海州(ロシアの日本海沿岸域)のあたりで、
これから1月2日ごろまで、日本はこの寒気の影響を
受けます。

衛星画像では、日本海から東シナ海まで、びっしり雪雲が
広がっています。また、沿海州のすぐ沖から雪雲が筋状に
伸びており、今回の冬型が一級品であることを示しています。

年末年始、最新の気象情報を確認して、行動されるよう
お願いします。


気象庁全般気象情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/

過去の類似天気図です。
2005年12月22日 
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary/200512/20051222.php3
気象人(天気図一覧)
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary/200512/index.php3
運営会社:ウェザーマップ

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