2008年07月

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西日本、特に九州や四国では、今日も体温並みの厳しい暑さになっている所があります。

7月1日からきのうまでの気温は、
統計が取れている全国804地点の99.4%、799地点で平年を上回り、
20%近い134地点で平年を2℃以上、
そのうち、福岡県太宰府の+2.9℃を筆頭に、12地点で平年を2.5℃以上上回っています。

最近、7月で暑かった年には、2001年、2004年などがありますが、
いずれも8月には暑さも多少おさまりました。
しかし、今年は目先の異常天候早期警戒情報や、
その後の長期予報の高温傾向などを見る限り、
まだまだ厳しい暑さが続くと覚悟しておいた方がよさそうです。
なんたってまだ7月ですから。

東日本では、今日は暑さも小康状態ですが、
今後、暑さがぶり返すときが要注意、かなり体に応えるはずです。

                          (森)

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今日も雨の降っている所があります。

まずは西日本。
高層を見るとすっぽり太平洋高気圧に覆われているように見えますが、
下層には台風8号から変わった『熱帯低気圧』を起源とする暖湿流が、
朝鮮半島付近から北周りで進入しています。

この暖湿流の窓口にあたる九州や中国地方で
今夜にかけて1時間に30~60ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

また太平洋高気圧と北の高気圧の間で、
潜在的な前線帯となっている東海や関東地方でも局地的に雷雲が発生しています。
この方面も油断出来ません。

さてあす(31日)とあさって(8月1日)は、
再び上空に寒気(真夏の場合は-6℃以下で不安定度増加)が流れ込んできます。

上空がリッジ場であるあすも広範囲で雷雨に注意が必要ですが、
上空が谷場に変わるあさっては、特に関東など東日本で雨や雷、突風などに警戒が必要になるでしょう。

そして上空寒気が抜ける今週末は、太平洋高気圧が本州付近で勢力を増し、
地上付近は沿海州付近にある低気圧の影響で、南高北低の気圧配置が卓越する予想です。


上空1500m付近には18℃以上の暖気が東北まで突っ込む予想で、
週末から週明けにかけては内陸やフェーンの利く所では記録的な暑さとなるかもしれません。

今季の最高気温は多治見(岐阜)と犬飼(大分)で記録した39.0℃ですが、
これを超えて40℃前後に達する高温が出現する可能性もありそうです!

(上図は気象庁発表資料 杉江勇次)

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増田雅昭です。


上の図は、昨日(28日)のものではありません。
今日(29日)午前7時のレーダー画像です。
昨日、各地で大雨のあった近畿や北陸西部に、また雨雲が迫っています。

雨雲は昨日ほどは組織化せずにバラつきがあって、
昨日のような広範囲での大雨はありませんが、部分的には活発。
雨雲が陸地にかかってくるタイミングで、
“山陰”~近畿北中部~北陸西部では今日日中、局地的に激しい雨や雷、突風のおそれがあります。

今回の大雨は、南海上の高気圧からの暖かく湿った空気が、
いったん北へ上がったあと南下し、北陸西部や近畿北部付近に集まっているため。
この辺りがちょうど夏の高気圧のふちで、それより北側は上空の寒気が侵入しやすい所です。

雨雲の背を高くする役割の上空の寒気は、昨日より今日、今日より明日と
東へ抜けていくので、徐々に雨雲は発達しにくくなり、
週後半にかけては、夏空の広がる範囲が増えていきそうです。



昨日、痛ましい事故の起こった神戸・都賀川で
ライブカメラに映っていた増水の様子は衝撃的でした。
「川は急激に増水するおそれがある」と分かっていても、
実際に目にしたものは、想像以上だったという方も多いのではないでしょうか。

技術の進歩により、今までは目にすることのなかったものを見ることが増えましたが、
それが少しでも防災・減災に繋がることを願います。

危険が自分の身に迫っているかをリアルに想像できるかが、
災害時には生死を分けることもあると言われます。
今回の映像を見て、改めて「川の増水」の本当の危険さを
頭に強く焼きつけておく必要があると思いました。


都賀川の事故のニュース(一部に増水の映像):
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C5%D4%B2%EC%C0%EE&b=1&st=v


https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)、「ピンポン」(金)、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

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増田雅昭です。


今日(28日)の未明から、北陸各地で1時間100ミリを超すような
記録的な大雨が解析されています。

雨雲を見る限り、非常に危険な形です。
個々の雲は概ね西→東に動いていますが、
後ろ(西側)から次々と新たな雲が発生し流れてくる
バックビルディング型と言われるもので、
過去、各地で甚大な大雨災害をもたらしたパターンです。


雨雲の帯は全体的に南下していますが、
今月はじめに北陸で記録的な大雨があった時(http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/53994432.html)
に比べるとゆっくりなため、同じ所で激しい雨が降るおそれがあります。

雨雲は徐々に弱まってはいるものの、
目先、午後にかけては、福井県・岐阜県・近畿北部は要警戒です。
万が一、雨雲が下がらず停滞してしまうと、非常に危ない状態に。

地元自治体から避難指示・勧告が出た場合は、速やかな行動を、
また、出ていなくても危険を感じた場合は、自ら避難をお願いします。



https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)、「ピンポン」(金)、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

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きょうも、西日本を中心に厳しい暑さとなりました。
大分県の犬飼で午後1時半に観測史上最高となる39.0℃を観測したほか、
愛知県の東海市や岡山市では38.0℃まで上がりました。

一方、上空には寒気が入り込んでいて、
各地で激しい雷雨に見舞われています。
特に、前線に近い北陸地方では雨雲が発達して、
一時竜巻注意情報も発表されました。

これから今夜遅く、あるいは明日の朝にかけて、
東日本を中心に、広い範囲で激しい雨や落雷、突風などに注意が必要です。
これから、気象警報や竜巻注意情報、
土砂災害警戒情報などが発表される地域もあるかもしれません。
今後の気象情報にご注意を。

                           (森)

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