2009年09月

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現在、広範囲に津波注意報が発令されています。十分にご注意下さい。
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津波注意報は午後3時に全て解除されました。
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http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/index.html

きょうで9月も終わりですが、
9月の最終日とともに、沖縄ではとてつもない暑さの記録が生まれました。

それは、9月の全日(1日~30日)、30℃以上の『真夏日』という記録。

この記録、いくら沖縄と言えども、過去にほとんど例がなく
気象官署で記録した事があるのは、2005年久米島の1回のみ。

今回記録した地点は、アメダスを含めると14地点もありますが、
気象官署(測候所)では、
那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島の5地点。

統計開始年は各地バラバラですが、
那覇では1946年以降、初めての記録になります。

また、石垣島では9月の全日、最低気温が25℃以上の『熱帯夜』という、
これまた統計史上初めてのおまけ付き。

更に、安次嶺(アシミネ:那覇空港測候所)では、
6月21日から今日まで102日連続で真夏日となっています。

この沖縄で暑さが途切れない要因の一つに、台風の接近がほとんどない事が挙げられます。

しかし、昨日相次いで、台風17号と18号が発生しました。

このうち、台風17号は週末以降、沖縄の南まで北上してくる見込み。
この台風で、沖縄の暑さも打ち止めになるかもしれません。

一方、台風18号は週明けに小笠原の南に達する見込み。

週末~来週の天気は、この二つの台風の動きが最重要ポイント。

互いに影響しあって、複雑な動きをするかもしれません。
また、来週の太平洋高気圧の予想から日本に接近する可能性もありそうです。
台風情報はこちら・・・
http://www.jma.go.jp/jp/typh/
沖縄の情報は、こちらのブログ・・・
http://ameblo.jp/sakihamaayako/

台風がまだ南に離れている週末も、台風の影響で南からは非常に湿った空気が流れ込み、
また北からは強い寒気が南下してくるため、本州付近の秋雨前線の活動がかなり活発となりそうです。

このため広範囲で雨量が多くなり、かなりの大雨を予想している資料もあります。

週末の運動会やレジャーなどを予定されている方、
今後もこのブログで最新情報を確認して下さい。

(上図は気象庁HPより 加工は了承済み 杉江勇次)

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岡村真美子です。

きのうから日本の広い範囲で雨が降っています。

雨の原因は
・日本海側では前線本体による雨。
・太平洋側では湿った空気の流入による雨。

三重県などでは きのうから今朝9時までの24時間雨量が
200ミリを超えている地点もあります。

さらに、太平洋側もきょうの午後からは前線による雨が降り始めます。
西日本などでは 前線に加えて湿った空気が入りやすいですので
短時間強雨、落雷、突風などに引き続きご注意ください。



さて、突然ですが、一年で一番降水量の多い時期、それはいつでしょう??

フッと浮かぶのはやはり梅雨の期間でしょうか。
確かに西日本では 梅雨に一番降水量の多い地域が殆どです。
しかし北日本や東日本の太平洋側・内陸部などは 実は、9月が一番降水量の多い時期なのです。
(もちろん全ての地域ではありません。。)



その理由は9月が「秋雨と台風のシーズン」であること。

今回の雨を考えるにあたって天気図と気象衛星画像を見ますと
まずは前線が目に入ります。
更にその南へ目を向けますと、雲の渦が4つ。

一つは台風16号。(西日本へ湿った空気を送り込むポンプの役目をしています。)

そしてその東側には3つの渦。
一番左の渦は、台風17号へと今朝変わりました。

そのとなりも台風の卵。。
きょうに加え、この先も雨を降らせる要因はたくさん揃ってはいるわけです。


今年の9月は少雨に関する情報が発表されるなど、雨の量は非常に少なくなっています。
農家の方からは、「もう少し雨が降って欲しい」 という言葉を何度も耳にしました。


ただ、秋雨前線+台風のセットは非常に怖いもの。
きょうの雨の降り方にも、南側の雲の渦も
こまめにチェックして頂ければ・・と思います。




http://www.etenki.net/web/morita/okamura_blog.jpg岡村真美子(おかむら・まみこ)                                    気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、静岡放送「SBS イブニングeye」、「総力報道!THE NEWS」に出演中。趣味はバレエ、水泳。特技はピアノ、書道。

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こんにちは、大阪から片平です。

こちら大阪は朝から雨が降ったりやんだり。
時折日が差すこともあるだけに、傘を持とうか悩む空模様です。

ですが、近畿のお隣・東海地方の三重県では、
朝から局地的に猛烈な雨が断続的に降っています。
尾鷲市など南部を中心に、大雨になっている地域があります。

 ×    ×    ×

いま日本海にある低気圧や秋雨前線に向かって、
雨雲のもとになる湿った空気が流れ込んでいるんですが、
これが「南西方向」と「南東方向」の2方向から流れ込んでいるのが問題…。

ちょうど三重県付近でこのふたつの流れがぶつかって雨雲が発達し、
それに加え、地形の影響で山にもぶつかってもっと雨雲が発達して、
その下で猛烈な雨を降らせている、というわけです。

しかも、雨雲の動きが遅く、同じような地域で長いこと強雨が続く悪循環。
県の観測では朝からの雨の量がもう300ミリに達した地点もあるようです。
気象台からは警報が発表されています。さきほど土砂災害警戒情報も発表されました。
近隣の方は、どうぞくれぐれも警戒を怠らないように…。

 ×     ×     ×

一方、前線自体はこれからあさってにかけて日本付近を南下していきます。
ひと足早く寒冷前線の雨雲がかかってきた長崎県でも、
1時間50ミリ程度の非常に激しい雨が降り出しました。

前線はゆっくりゆっくり南下するので、
これから少なくともあさってまでは太平洋側では雨の降りやすい状況が続きそう。
その後も秋雨前線は日本のそばに居座って、ぐずつく日が多そうです。

全国的に雨の少ない状況が続き、「恵みの雨」が期待されていますが、
降れば降ったで今回のような大雨のおそれ…。なかなかうまくいかないものですね。
くれぐれも災害のないように、十分な注意・警戒を続けてください。


  (※レーダーの画像は気象庁HPより転載)

 ■ 最新の気象警報・注意報: http://www.jma.go.jp/jp/warn/
 ■ 最新の土砂災害警戒情報: http://www.jma.go.jp/jp/dosha/

 
http://www.etenki.net/web/morita/katahira_blog.jpg片平敦(かたひら・あつし)                                       お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」(月~金)に出演中。埼玉県出身、O型。趣味は読書、マラソン、アメダスめぐり。「大阪を拠点に活動しています。わかりやすくて当たるだけでなく、見ていて楽しい愉快な天気解説が目標。お天気をもっと楽しく、身近に感じてもらいたいなぁと思っています。」

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森田正光       (上)中日新聞      (下) 旧名古屋地方気象台(昭23年)  



昨日は伊勢湾台風が上陸して50年とういうことで、東海地方では
様々なイベントが行われました。


私も名古屋に行って、シンポジウム等に参加させていただきました。


早朝、名古屋に着いて駅売りの中日新聞を見ると、
「堤防決壊 つめ跡鮮明」という大きな見出しが目に入りました。
東京の新聞は、伊勢湾台風50年の節目の日にも、そのことに
ついての記事はほとんどありませんでした。

新聞の記事からも、実際に災害を受けたところとそうでないところの
温度差を感じた次第です。


ところで昨日、CBCラジオの特番にも出させていただきました。


そのとき、沢アナウンサー(気象予報士)から、一枚の写真を
見せていただきました。なんと、昭和23年(1948年)
6月12日に撮影された名古屋地方気象台の庁舎です。


この、つっかえ棒のある庁舎は、旧海軍岡崎航空隊を移築したもので、
この建物で伊勢湾台風に耐えた(正確には破壊された)のです。


さらに驚いたのは、この写真の持ち主は当時名古屋気象台の
予報官、島川甲子三(きねぞう)さんだったのです。


島川さんは、名古屋の元NHK気象キャスターを長くやられ、
気象キャスターのまさに元祖とでも呼ぶべき方です。
実をいうと、私はこの島川さんがいなければ違う人生に
なっていたと思います。このあたりについては、
また機会があればご紹介したいと思います。

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増田雅昭です。


伊勢湾台風の上陸から、今日で50年です。

小学生の父は、三重県内で膝上まで水につかる状態だったこと、
母は滋賀県内で、家が暴風に破られて飛ばされないように、
戸を一晩中押さえ続けたことなど、小さい頃から聞かされました。

おかげで、「伊勢湾台風」という言葉が他人事ではなく、
報道や教科書など、興味を持って見聞きできたと感じています。


伊勢湾台風をきっかけに、法の整備や情報の充実がすすみ、
特に台風に関しては、劇的に犠牲者が減りました。
公・民とも、『災害の記憶』を、国全体で共有できた結果なのだと思います。


ところで、最近は「観測史上」「過去最強」「甚大」など
枕詞のつく気象現象や災害が、とても多いです。
その中で、50年後に取り上げられるものは、どれだけあるのでしょうか?10年後には?


これだけ、「観測史上」「過去最強」「甚大」な災害が多いと、
気象に詳しい人以外は、名前と災害がリンクしません。
災害の記憶に災害が埋もれ、
「そんな事もあったなぁ。で、どんな事が起こったんだっけ?」
となりかねません。

被災地だけでなく、幅広く共有しないと、別の所で同じことが起こります。
幅広く伝えるのは、報道・メディアの仕事です。
枕詞を次々に付けるだけでなく、付けたからには、
将来も、語り継ぐことを忘れないようにする必要があると思います。
毎年のように、「○○から50年」になってしまうかもしれませんが。


さきほど、台風16号がフィリピンの東で発生しました。
今後は西へ進み、日本への直接の影響はない見込みです。

来週前半は、本州付近を低気圧や前線が通過し、全国的に天気が崩れます。
このサイクルを繰り返すたびに、台風を流す上空の強風帯は南へ。
もし日本に近づく台風が発生しても、日本の南を通過しやすくなります。

2年連続上陸無しの可能性が、日に日に高くなってきています。


https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)、「ひるおび」(金)、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

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