2009年10月

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<-6℃:平地でも雪の可能性、0℃:標高1500mで雪の目安>



昨日(金曜)は、北海道の稚内と旭川で、初雪を観測。
いずれも、平年より少し遅い初雪です。


今回の寒気は勢いがあります。本州・四国・九州にも一気に南下し、季節を進めます。
北日本は、日曜の夜から本格的に流入。
東日本や西日本は月曜から、他の地域よりワンテンポ遅れる関東も月曜の夜から、寒気がやってきます。


影響は、昨日までの3つの記事にあるように、
・北日本日本海側では、平地でも雪(積雪の所も)
・東日本~西日本でも日本海側を中心に、標高1000m以上では雪の恐れ
・晴れる太平洋側も、木枯らしが吹いて寒い
……など。
衣替えがまだの人を、せかす寒気とも言えそうですね。


これくらいの寒気が冬に来れば、それほど声を大にすることもありません。
ただ、「季節先取り」の現象は、備えが出来ていない人がいるため、少なからず社会的混乱が出ます。
コンピューターは、精度高く気温などを弾き出してくれますが、
違う時期での同じ数字をそのまま読み取っていると、影響の大きさを見誤ります。


今回は「三日天下の冬将軍」で、長続きする寒気ではありません。
水曜の昼間以降は、また暖かさが戻って、
本州に雪を降らせるような寒気は、少なくとも11月なかばまでは来なさそう。
車を冬タイヤに換えたのに、しばらく雪が降らず、すり減るだけ…ともなりかねませんので、
「備え第一」ながらも、損をしない備え方をしたいですね。


これからの季節、寒気の前ぶれは雨、というのが一つのセオリーです。
日曜は列島の北と西から順に天気が崩れ、一番遅い関東でも夜には雨となりそうです。


https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)、「ひるおび」(金)、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

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(↑3日午前9時の1500m付近の気温)

三ヶ尻 知子です。

秋田県能代で突風が発生(竜巻かどうか現在調査中)。
東北は夕方にかけて寒冷前線が通過しますので、竜巻などの突風や雷雨に警戒してください。
竜巻注意情報↓
http://www.jma.go.jp/jp/tatsumaki/


ところで昨日、気象庁は早々と来週の「強い寒気に関する全般気象情報」を発表。

今回は強い寒気の南下が、飛び石連休とも重なっているので
早い段階から注意を呼びかけた方がよい状況です。

大陸には冷たい空気を持った高気圧がスタンバイ、
バイカル湖付近イルクーツクでは氷点下12度を観測。

この寒気が来週前半北日本中心に流れ込んできます。
来週にかけて空、気温共に目まぐるしく、天気のフルコースです。

30日(金)→夕方にかけて東北は前線通過で雷雨、突風のおそれ
       夜、北海道は第一弾の寒気で平地でも雪

31日(土)→一旦寒気抜ける

1日(日)→日本海低気圧が発達、暖気流入で南風強く大雨のおそれ

2日(月)~3日(火)
     →今期一番の強い寒気、冬型強く冬の嵐、「木枯らし1号」か
     (平地で雪を降らせる寒気が東北まで流入)


※今日に比べると来週前半は気温が5度~10度位下がります。
“3度下がると一枚厚着”と言われているので
 今日に比べ2枚~3枚くらいプラスした方が良いかもしれません。

※北日本では暖房器具や冬用タイヤの用意。

また、東日本や西日本は紅葉が標高1000メートル~1500メートル付近で見ごろですが
その付近では雪で吹雪の可能性も…。
紅葉狩りの予定がある方は今一度見直し&最新の情報を入手するようにして下さい。


最新の週間予報
http://www.jma.go.jp/jp/week/

17時追記
コメントにもありましたが、
高温に関して異常天候早期警戒情報(11月4日~13日)が出ていますので気温差要注意です。

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こんにちは、大阪から片平です。

こちら大阪も含め全国的に気持ちの良い秋晴れが続いています。
洗濯物も良く乾いて嬉しいですが、
火の取り扱いにはくれぐれもご注意を!

……とまとめて書くと、
関東南部・伊豆半島と北海道の皆さんには怒られてしまいそう。
北海道は寒冷前線(気圧の谷)の接近で、
関東南部は湿った空気の流れ込みで、それぞれ天気が崩れています。

北日本には明日にかけて、
前線が通過したあと一時的に寒気が流れ込む見込みです。
北海道や東北北部の日本海側では、明日にかけてにわか雨がありそう。
北海道は平地でも明日には雪の混じる所が出てくるかもしれません。

一方、関東南部・伊豆半島の湿った空気の流れ込みは、
今夜には弱まってくる見込みです。
明日には再び秋晴れが戻ってきますので、
洗濯物の外干しは明日までお待ちくださいね。

 ×    ×    ×

さて、きのうの杉江さんの記事にもありましたが、
来週は強い寒気が流れ込み、一時的ですが強い冬型になりそうです。

平地でも雪になる目安のひとつ「上空1,400m付近で-6℃」の寒気が、
来週には北陸~東北地方まで南下する予想になっています。

北日本は平地でも日本海側は軒並み雪、
北陸や西日本日本海側でも標高の高い所では雪になる所が多そうです。

来週初めには全国的に急激に寒くなりそう(一時的ですが)。
冬物の服を少し早めに数枚用意しておくと、
風邪を引いたりせずに寒さを乗り越えられそうですね。

そして、平地でもここまで寒くなるということは、
山ではもう真冬の寒さがやってくることになります。
登山やハイキング(紅葉狩りも)などはくれぐれも無理のないように、
今のうちからこまめに気象情報をチェックなさっておいてください。

 (レーダー画像は、気象庁HPから引用、加工)
 (週間予報の図は、気象庁発表・昨夜21時初期値数値予報資料を加工)


((16時50分追記))
 今夕、気象庁から「強い寒気の南下に関する情報」が発表されました。
 来週日曜~火曜にかけて、海・山を中心に荒れた天気になるおそれ。
 前線通過時には大雨や落雷・突風などのおそれがあります。
 通過後は、北日本や東・西日本の標高の高い所での降雪・積雪にご注意ください。

 ■ 気象庁本庁発表の全般気象情報
   http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/
  (各地方にも発表されていますので、適宜ご利用ください)  


http://www.etenki.net/web/morita/katahira_blog.jpg片平敦(かたひら・あつし)                                       お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」(月~金)に出演中。埼玉県出身、O型。趣味は読書、マラソン、アメダスめぐり。「大阪を拠点に活動しています。わかりやすくて当たるだけでなく、見ていて楽しい愉快な天気解説が目標。お天気をもっと楽しく、身近に感じてもらいたいなぁと思っています。」

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台風20号は温帯低気圧(956hPa)に変わり、カムチャツカ半島の南へ遠ざかりました。

きょうは全国的に穏やかな青空が広がっています。

ところで、皆さんのコメントにも多数ある通り、
これから来週にかけてのポイントは、
来週早々に予想される強い寒気と昨日発生した台風21号だと思われます。

まず、一つ目の寒気。

11月1日(日曜)~11月2日(月曜)にかけて、
低気圧が北日本を通過したあと、今季一番の寒気が流れ込みます。

その後、11月3日(火曜)にかけて、西高東低の強い冬型の気圧配置になる見込み。

この冬型でもっとも注目されるのが、上空1500メートル付近の気温でしょう。
今回は降雪の目安(平地)と言われる-6℃のラインが、北陸付近まで南下する予想です。

もしかしたらこのタイミングで、
北陸の平地でも記録的に早い初雪が降るかもしれません。雪は混じる程度だと思いますが。
また、平地よりも少し高い山沿いや山間部などでは積雪の恐れがあります。
場合によっては数十センチの雪が積もる可能性もあるでしょう。
北日本では山沿い以外の平地でも積雪の可能性があります。
また、風が強く、吹雪の恐れもありそうです。

時は紅葉が高い山からふもとまで下りてきつつある状況。
文化の日という休日にもかかるだけあって、紅葉狩りにお出かけの方は更なる注意を。

2002年の同時期にも似たような状況がありましたので、参考にして下さい。
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary/200211/index.php

あさって(金)は北海道限定で強い寒気が流れ込みます。
旭川や稚内では初雪の可能性が高く、札幌でもその可能性がありそうです。

二つ目は台風21号。

現在、東京の真南約2000キロにあって西進中。
今後も日本の南(沖縄付近)が高圧帯になるため西進を続ける見込みで、
その可能性は高く、気象庁の三日後の予報円も比較的コンパクトな円となっています。

ただし、台風20号や台風17号の例もあることから、
日本付近に全く影響がないとはまだ言い切れません。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/

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さて、先週ふれた沖縄の水不足。
台風20号が近海を通過したことで、100~200ミリのまとまった雨が降りました。

しかし、水不足がより深刻な座間味ダムの貯水率はわずかに10%程度上昇しただけ。
もちろん恵みの雨ですが、隔日断水は継続されており、解消される目処は立っていないようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000014-ryu-oki

(気象庁発表資料に加工は了承済み 杉江勇次)

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(気象庁HPより)
(台風一過の静岡県富士市より)


岡村真美子です。


現在台風20号は
三陸沖を時速100キロという速い速度で北北東に進んでいます。
温帯低気圧に変わる見込みとなっていますが
関東の東海上にあった低気圧を取り込み
現在も発達中です。

片平さんが昨日の記事に書かれていますように
「温帯低気圧に変わる≠勢力が弱まる」
つまり、温帯低気圧化しても
更に風が強まったり海がしけたりする恐れは十分に考えられます。
 
片平さんの記事↓
http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/archive/2009/10/26


再発達に伴い、最大風速は35メートルに達する予想で
北海道太平洋側東部や海上での暴風、
そして関東~北海道の太平洋側ではしけが続く見込み。

とくに船舶は厳重に警戒が必要です。


気象警報・注意報→http://www.jma.go.jp/jp/warn/



台風通過後の各地は冬型の気圧配置で
太平洋側では広い範囲で綺麗な青空となっています。
富士山では昨日の降水が雪となり
美しい姿を見せてくれました。

日本海側では雲が多めで
今日の午後も傘の出番となる時間帯があるでしょう。




http://www.etenki.net/web/morita/okamura_blog.jpg岡村真美子(おかむら・まみこ)                                    気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、静岡放送「SBS イブニングeye」、「総力報道!THE NEWS」に出演中。趣味はバレエ、水泳。特技はピアノ、書道。

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