2010年07月

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きょうで7月も終わり。

今月(~30日)の平均気温をみてみると、
関東以北では、平年を2~4℃も上回っており、
観測史上5位以内の高温となっている所も多くなっています。

●函館22.3℃(平年比+2.8℃)1873年以降5位
●青森23.7℃( 〃 +2.7℃)1882年以降4位
●仙台25.3℃( 〃 +3.4℃)1927年以降1位
●福島26.4℃( 〃 +3.0℃)1889年以降3位
●千葉27.7℃( 〃 +3.2℃)1966年以降1位
●東京28.0℃( 〃 +2.7℃)1875年以降4位
などなど。

今夏の予想は、当初、
太平洋高気圧の軸が日本の南~西日本にかけて強く、
この影響で、西日本ほど猛暑、
北日本ほど冷夏になる確率が高い予想でしたが、
途中経過としては、
まるで正反対の結果となっています。

これは、
●西日本で梅雨前線の影響が大きかったこと
●梅雨明け以降、太平洋高気圧の張り出しが東日本方面で強かったこと
●想定されていたオホーツク海高気圧の影響がほとんどなかったこと
などが主な要因と思われます。

今後はどうなるか?
一旦、勢力を落としている太平洋高気圧が息を吹き返し、
来週にかけて、
再び、東日本を中心に張り出してくる見込みです。

ですから、
少なくとも、8月上旬にかけては、
7月と同じような傾向が続くとみて良いでしょう。

もちろん、西日本も暑いことには変わりありませんが・・・。

また、注目するのは来週の後半(8月4日~7日頃)。
500ヘクトパスカル、5940メートルの等高度線がスッポリと日本列島を包み込み、
梅雨明け直後と同等か、あるいはそれ以上の高温になる可能性があります。

今回は北海道まで大きく張り出してくるため、
北日本でも多くの所で35℃を越え、
海水温の上昇やフェーンの効果などを考えると、
3年ぶりの40℃超えがあってもおかしくありません。

今夏は、
熱中症の死亡者がすでに200人以上に達しているというニュースも出ました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000009-jij-soci

とにかく、この先お盆の頃までは、
猛暑状態が継続する恐れがありますので、要注意です。

昨日の三ヶ尻さんの記事も参考にどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/59684999.html

(上図は気象庁発表資料に加工了承済み)
http://www.etenki.net/web/team_morita/sugie.jpg杉江勇次(すぎえ・ゆうじ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。日本テレビ「ズームイン!!サタデー」(土)、「NNN Newsリアルタイム・サタデー」(土)などに出演中。趣味はスキー、ドライブ、ドラム演奏。千葉県出身、B型。やってみたい天気予報は「ドラムで天気予報」。雷の時は激しくシンバルを打ち鳴らす!」切れ味鋭い気象解説にも定評アリ。

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一時の涼夏にほっと一息…三ヶ尻知子です。

今朝にかけて、低気圧と高気圧の縁辺流の影響で、
東日本と北日本では局地的に大雨(北海道では史上1位の記録も)となりましたが、
ピークは超えました。
最新の雨雲の予想→http://www.jma.go.jp/jp/radame/

この涼&雨から一転、明日は猛暑&夏空が復活します。
太平洋高気圧が日本付近で勢力を再び強めるためです。

来週にかけては高気圧の強い状態が続くので(上図参照)、
東北南部から九州にかけて、猛暑再来…。

太平洋高気圧よりもさらに背の高いチベット高気圧も勢力が強い予想なので
ダブル高気圧で35度以上の猛暑日になる所が続出しそうです
ただ、北日本で低気圧が通過しやすいので雲が多くなりそうです。


ところでことしの7月を振り返ると…
東京で7月としては史上初の4日連続の猛暑日になるなど
東日本と北日本で記録的な暑さになりました。

が、しかし、例年、暑さのピークは8月。
平年ですと猛暑日も7月の2倍近くありますから
8月に向けてさらに熱中症対策が必要です。

熱中症搬送者数の内、室内での発症がトップということで、
室内でも温度と湿度の調整に心がけて下さいね。

最新の1ヶ月予報でも8月(特に前半)は猛暑の可能性が高そうです。↓
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/
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あすは隅田川の花火大会ですが、花火大会でも熱中症対策を万全に。
花火は華やかな反面、一瞬にして消え去る姿をみると、なんだか切なくなったりもするんですよね…
皆さんのオススメの花火大会があれば教えて下さいませ。


http://www.etenki.net/web/team_morita/mikajiri.jpg三ヶ尻知子(みかじり・ともこ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。「TBSニュースバード」(CS)に出演中(木、金)。趣味は料理、食べること。大分県出身、A型。「舌、味覚。利き酒ならぬ利き水、利きみかん(?)など、どこの銘柄か当てることができます! また鼻も利きます。一日の半分は食べることか天気のことを考えています♪」ブログでもグルメ好きの本領発揮!?

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きょうは、気温が全国的に低くなっていて、午前10時に30℃を超えていたのは、西日本の日本海側の一部だけ。しかし、猛暑が収まったかと思うと、今度は大雨です。
きのうから九州や四国では大雨になっていて、すでに雨量が300mmを超えている所もあります。
また、北海道など北日本でも強い雨が降っていて、気象庁は、「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」を発表して、警戒を呼び掛けています。

大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号

平成22年7月29日11時15分 気象庁予報部発表

(見出し)
西日本から北日本では、30日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害、低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

(本文)
[気圧配置など]
 日本付近には、南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。このため、西日本から東日本には南から発達した雨雲が次々とかかり局地的に非常に激しく降っている所があります。また、北海道でも低気圧が接近し、局地的に雨雲が発達しており、非常に激しい雨となっている所があります。西日本から北日本の、大気の不安定な状態は、30日にかけて続く見込みです。

[防災事項]
 西日本では30日未明、東日本では30日朝にかけて1時間60ミリ前後の非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降るおそれがあります。また、北日本でも30日にかけて1時間50ミリ前後の非常に激しい雨が降るおそれがあります。大雨による土砂災害、低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意して下さい。
 
 30日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  東海地方                    200ミリ
  北海道地方                   180ミリ
  東北地方、近畿南部               150ミリ
  近畿中部                    120ミリ
 の見込みです。

この雨は、明日にかけても続く見込みですが、雨が止むと今度はまた猛暑がやってきそうです。太平洋高気圧が再び勢力を強め、この週末からは、再びあちこちで35℃を超えるような、厳しい暑さになる見込みです。モス歩と大雨がかわるがわる現れて、本当にほっとするタイミングがない夏です。


http://www.etenki.net/web/team_morita/mori.jpg森 朗(もり・あきら) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。1959年東京生まれ神戸育ち。鉄鋼メーカー勤務中に気象予報士の資格を取得した転職組。現在、TBS『ひるおび!』(月、火)、CBCテレビ「えなりかずき!そらナビ」(金)に出演中。趣味は暖かい海、小さめの波でのサーフィン&昼寝。スポーツは体力の消耗が激しいバンド活動。

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こんにちは、増田雅昭です。                     朝日新聞・朝刊 7月20日


7月20日の朝日新聞朝刊で、桑田真澄さんが提言されていた
「これからの時代にふさわしい野球道」に、共感しました。

(1)練習時間を減らそう、(2)ダッシュは全力10本、(3)どんどんミスしよう、
(4)勝利ばかり追わない、(5)勉強や遊びを大切に、(6)米国を手本にしない、
(7)その大声、無駄では?

選手へのアンケートや、自らの経験に基づいて書いてあり、説得力のある内容でした。
http://www2.asahi.com/koshien/column/kuwata/list.html


私が高校野球をしていた十数年前は
「水を飲むな」の野球道が、まだ生きていました。

ここ10年ほどで、熱中症の知識や対策などが広がりましたが、
それでも、まだ練習中・試合中の熱中症は起こっています。

どの指導者も十分に注意しているはずの全国大会(甲子園)でも、
試合中に熱中症が起こっていることを考えると、
生徒が対策を徹底できていない面もあるかもしれません。

一方で、未だに、指導者が対策を徹底しきれていない学校もあるのかもしれません。

その場合、指導者から逃れられない環境にある子供には、
正しい知識と身の守り方を、伝えておく必要があります。

桑田さんは、高校時代、指導者の指示した練習で
やりすぎてケガをして消えていった選手を見て、
自らの身体を守るために、自ら練習の量を減らしたこともあったそうです。


「どちらが」悪いではなく、「両者とも」熱中症へのケアをする。
これは高校野球での熱中症に限らず、
気象災害を防ぐために大事な考えかもしれません。


今日は宮崎大会決勝が雨天順延となりましたが、その雨雲が、
金曜日にかけて列島を横断し、高温に一旦ブレーキがかかります。

その後は、再び気温が上昇。
どれだけ・いつまでの猛暑になるかは、
全国大会が開幕する来週後半以降、北日本に横たわる雲の帯が
どこまで南下するかによって、変わってきそうです。


http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は的中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki

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きのうの片平くんに対抗して、積乱雲の写真を…

上の写真は、先週の土曜日、群馬県の館林付近から北に見えた積乱雲です。
積乱雲が発生していたのは福島県。100km先でした。でかいです。

それから1時間ほど後には、群馬県内にも雷雲が発生、
しかし暑いね~、などと、ちょっと立ち話をしているわずか10分ほどの間に、
頭上には下の写真のような雲が。
直前まで38℃以上の猛暑だったのですが、急にひんやりした風も吹いてきて、
こりゃ危ない、というので近くのレストランに入った途端に大雷雨。

その様子も写真に撮ってお見せしたかったのですが、
古くなった蛍光灯がチカチカするぐらいの間隔で発雷していたため、危険すぎて断念。

大規模な雷雨が発生しやすい状況は、一日だけでなくて数日続くのが普通です。
「雷三日」という言葉もあるほどですが、
今回はどうも三日では済みそうにありません。
上空には寒気が居座り、明日以降は太平洋高気圧が東に退いて、
南から暖かくて湿った空気が流れ込みやすくなります。

厳しい暑さと、激しい雷雨には引き続き注意が必要です。
なんて、まるで夏も終盤のような言い方ですが、まだ7月なんですよね。


http://www.etenki.net/web/team_morita/mori.jpg森 朗(もり・あきら) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。1959年東京生まれ神戸育ち。鉄鋼メーカー勤務中に気象予報士の資格を取得した転職組。現在、TBS『ひるおび!』(月、火)、CBCテレビ「えなりかずき!そらナビ」(金)に出演中。趣味は暖かい海、小さめの波でのサーフィン&昼寝。スポーツは体力の消耗が激しいバンド活動。

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